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柳川市図書館あめんぼセンターで水の会が開催した映画鑑賞会に参加しました10時間超えのフィルムを4時間に編集しさらに2時間45分の作品にされた物です宮崎駿高畑薫両氏の作品です利便性ばかり追い自然との関わりから遠ざかってしまい、、、(水との付き合いを忘れてしまい、、、)それに気づいた人たちの物語1985〜86年に撮影されたものです間2ページは省略読んでみたい方はメッセージください当初はアニメでの計画だったらしいけど柳川にこられたお二人が「これは実写で
く兼題掃部けいじ①冬のスポーツ・遊び一切。②口語体(話し言葉)で一句。例、●たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ坪内捻典●じゃんけんで負けて蛍に生まれたの池田澄子*方言・訛り・こてこて関西弁全てO.K.(難解語は総評欄に※注記を)水の会参加ご希望の方は最下段補遺をご覧ください。タイトルは公開年月、句会は夏雲システムにて一年前です。投句一覧1.山雀のわが手に乗りぬその軽さ2.羅漢さま毛糸の帽子似おてます3.鳴く声の合ひかさなるや冬の虫4.CTの断層図梟の顔5.
兼題小川浩志水の会参加ご希望の方は最下段補遺をご覧ください。タイトルは公開年月、句会は夏雲システムにて一年前です。投句一覧1.いちまいを脱ぎ十月の坂登る2.もみじ葉の風に戯る黄色かな3.山彦の遊び呆けし紅葉かな4.前翅を擦り合わせてチンチロリン5.あちこちで乾杯の声袴田さん6.真昼間のどこか寝不足ざくろの実7.秋は夕暮れシャム猫と鉄亜鈴8.遊動の先祖森出る曼珠沙華9.この坂の勾配受けて立つ清秋10.秋風の三叉路にとまどうてをり11.水槽の魚は寝て
兼題白浜和照切れ字「や」「かな」「けり」に限定し一句に二字使い。但しや→けり、や→かなは不可。「降る雪や明治は遠くなりにけり草田男」この句は、や→けりの構造。や→けり、や→かな、は初心の頃良くやる表現ですが、物や情景を見て触発される感慨は我々の自然な感情の動きです。草田男の句に違和感を覚える人は少ないと思います。「や」には七つの働きがあると俳句入門書で読んだ記憶があります。内容は覚えておりませんが多様な働きの内の一つにこの触発があると思います。切れ字二つ使いの禁忌は、原則十七文字でしか
兼題さとうかしこ終戦記念日一切。(敗戦日、八月十五日、等。)新米。文字は黃。水の会に参加ご希望の方は最新句会最下段補遺をご覧ください。タイトルは公開年月、句会は夏雲システムにて一年前です。投句一覧1.あちこちの戦争を見る戦後っ子2.四十年(よそとせ)の平和学習広島忌3.盆棚や昭和を遺すマッチ箱4.夏陰にリスとヤマガラ黒揚羽5.干乾びたとかげの様な私の死6.越前の新米届く里の味7.霧秘めてなほたふとしや山の湖8.田にそそぐ水の勢ひ雲の峰9.八月や
兼題安達潔七月の兼題、「涼」「棚」、あと、文字ではないのですが、何となく現代風の「スマホ」はいかがでしょう。タイトルは公開年月、句会は夏雲システムにて一年前です。投句一覧1.短夜や少し冷たきキーボード2.今日も我生きているよと鳩が啼き3.瓦礫積み上げ重機行く能登の夏4.ねじ花を探して若い蛇に遭う6.涼風やこつりことりと杖の音7.郭公や普段どほりの昨日今日8.こりこりと鱧の落としの梅酢出汁9.また会いましょうと声のするお命日10.夏服はビスクドールの白レ
栗島弘の句の発表に就いては、夫人の寛子さんより全面的な許可を得ております。全句をテキストで表記しております。お持ちのワープロソフトにコピペし、お好きな書式書体に変換なさってください。(白浜和照)水の会百回〜一回の栗島弘の記録です。句会参加者は概ね十二人~十八人、投句は五句~七句だった記憶です。兼題だけでなく席題もありました。これは会報の記録ですが、会報をA4一枚に収めるため特選句以外一点句時に二点句は掲載しませんでした。白浜の担当は三十回前後より、それ以前は梅村達子さんが水の会の前身「ね
このブログは公開の句会記録です。句会は「夏雲システム」で行っております。毎月17日23時に投句(5~7句)締め切り。同月24日23時に選句・選評の終了。1年後同月末、このブログに結果を掲載します。水の会では参加者を少数募集します。会員をご存知の方はその人を介してお申し込み下さい。知人の居ない方は今月の選句選評の下段の補遺をご連絡ください。投句一覧1.青梅雨やふと見る路地の深くして2.街路樹に紫の花梅雨晴間3.金山の今は昔や蕗を刈る4.それぞれの窓にともしび梅雨の星
兼題「薔薇」「風の名前」「万」。とことん薔薇を詠み尽くしてみませんか。風の名前は、季語や季語にないもの、どちらでも可。出題、半田真理。投句一覧1.千枚田水の匂ひの植田風2.コスプレの貴婦人日傘にもフリル3.薔薇の門潰えし辺り鬱蒼と4.棘のない薔薇は匂ひも棘がなく5.汗にじむ額や神田財務官6.つくづくと芍薬の白深淵な7.過去の罪一切合切科戸の風8.百本の薔薇を贈りし母亡くて9.フォービズムは夏だ万(よろず)鉄五郎だ10.緑風やどこに立ちても香ぐはしき
4月の話になってしまいますが、4月29日に見学させていただいた展覧会です。「第3回水の会かな書展」会場:ふくやま美術館会期:4月27日~29日代表:中室舟水先生5年ぶりの開催です。確か前回の時は銀座でしかも中室先生の初の日展特選ご受賞と重なっていて懇親会で先生が着物姿でカッコよかった記憶があります。今回はその時の巻子作品も展示されていました。日展会場では、作品が全部見ることが出来ないのでこのような場で見ることが出来て多くの方が喜ばれたのではと思います。
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題出題武内投句一覧1.行く春や皮をなめして革を搏ち2.ほととぎす緑は空と陽を混ぜよ3.花冷えや戦さのできる国となり4.甘茶を幾度も掛けられ花まつり5.濃き色に秘めたる想い紫木蓮6.淡雪や馴れし眺めを絵のやうに7.埋もれて嬉しそうなる甘茶仏8.春の塵硯に渇く海と陸9.老い深き団地の桜並木かな10.奥を訪(と)はば人目を忍ぶ山桜11.竹筒にただ一輪の白椿
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題出題紫苑投句一覧1.指触れて水面揺らめく春灯し2.春灯この世あの世をつなぐ道3.わたくしで系譜は終わり春灯4.薪燃えつきて春燈を消し眠る5.春灯工業地帯琥珀色6.春灯や影の揺らめく有楽窓7.紅梅の散り残る空昼近し8.朝の水のむヤマガラの口に春9.水かげろふ隠れて蛇の枝を這ひ10.句会開始の春の鐘12.一連の目刺今朝二尾夜三尾13.種浸し星満天を見開ける14.
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.また一羽飛び立つ水鳥減つてゆく2.冷さまじきもの炎上の航空機3.突然の息子の彼女雪の夜4.幽明のけぢめ畏し雪明り5.町中の木の葉巻き上げ冬将軍6.雪霏霏と素足に草鞋托鉢す7.どうされたふらつく文字の年賀8.カラフルな積み木の街並み雪の朝9.汲みたてと申し寒九の水を母に10.寒林に忘れないでと風泣きて11.ワイパー急速バラバラと霰12.冬銀河経由のごとく夜汽車の
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「千両」「新聞」出題、きなこ。植物の千両は勿論、褒め言葉としての千両も可。投句一覧1.武家滅び庭は残りぬ実千両2.石段の濡れて千両紅深め3.野放しを克ち得てあはれ虎落笛4.仮名の句を友と交わして冬の虹5.花びらも香りもやさし薔薇のジャム6.啄めばどこかで芽生え実千両7.天国の杏子と悦子おでん酒8.突っ張りの相撲鮮やか冬麗9.裏千家家元挿花実千両10.悔恨のしずかに湧いて
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「季重なり」「たこ焼き」出題、白浜和照。意図的に季重なりを行なった人は少ないと思います。冬の季語で一句だけでも挑戦してみましょう。たこ焼は日本食の代表の一つだとか。偉くなったものですね。俳句でも詠んであげなくちゃ。水の会に参加ご希望の方は24-06の回、選句・選評の最下段「補遺」をご覧ください。投句一覧1.漱石忌坂を上って霧の奥2.伊豆の鄙浅黄斑は旅途中3.冬麗のどこを切つても好き日かな4.立冬
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「稲妻」「地名」出題、掃部けいじ。①「稲妻」天地にダイナミックに展開する「稲妻」。イメージは恐怖から美しさまで広い振れ幅。その風景は現実から心象までシームレス。②地名を入れて詠んでみよう。標準的に誰でも知っている地名が”肝要且つ無難”と言われてますが、実在の珍しい地名とか面白い表記の地名(この場合はふりがなが必要。)も効果を発揮。例:みちのくの淋代の浜若布寄る山口青邨1.唐辛子エナメルの
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.八月や水音聴こゆ地下深く2.ぶら下がる瓢箪棚から青瓢3.雑草と云われ鮮やか山牛蒡4.爪切ってやおら野分の朝支度5.なるようにしかなるまいぞ青瓢6.こびりつく飯粒こそぐ終戦忌7.青瓢ぬぐひし尻の重かりき8.金平糖ぽりと齧りて今朝の秋9.盆花や鶏頭足せば華やぎぬ10.今もなほ亀の子束子墓洗ふ11.蝶々も風もひそやか今朝の秋12.原子雲郵便夫の背中忘れまじ13.今は
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「半夏生」「光」、「光」の漢字、または部分に「光」が含まれる漢字、例えば「洸」「晃」「輝」、等を使った句。出題文代。投句一覧1.あなたなるコンチキチンやカーラジオ2.ぶなの森青水無月の光射し3.冷し酒さうかさうかとしか言はず4.山車を押す男たち顔は動かず5.折り返し少し迷ひて蛇消ゆる6.おじぎして笑ふ山の子夏の空7.行水を子につかはせる土不踏8.半夏生湯船に長き手足をたたむ9.湯
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。6月の兼題は、「螢」「雨の名前」しばらくお目にかかれていないのですが、螢には思い出があるのです。また雨は身近だけあって、雨を表す言葉はたくさんあります。荒梅雨、緑雨、群雨など。おもしろい名がついた雨にも挑戦を。出題半田真理。投句一覧1.五十年の物ため込んで蜘蛛もまた2.海鳴りのリズムに揺られ梅雨の月3.金輪際の蛍合戦夜が白む4.いつまでも聞いていたい声天気雨5.会はずゐて遠く郭公鳴くころか6
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.夏めいてひと口の水を飲み2.女王も女優も薔薇に名を残し3.夏めいてなにごともなく第二子を4.ほたりほたり躑躅の花落つる午後5.聖五月らくに楽にぞなられしか6.香を放つ薔薇に故国の記憶かな7.山躑躅前に据え置き雲の山8.トラクターの人影小さく夏地平9.更衣そろり流るる雲一重10.葉桜の影にかくれし祠かな11.先生は我を置き去り青時雨12.詩織もう帰るよしおり青葉風
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「無季定型句」「片足立ち」。「無季定型句」厳密には兼題とは言えないかも知れませんが是非、意識し詩として作句してみてください。作句、鑑賞と異なる立場で対峙する事で、あなたの俳句観を深めると確信します。「片足立ち」この状態は誰もご存知と思います。状態のイメージが出来れば片足立ちの語は必要ありません。出題、白浜和照。水の会に参加ご希望の方は24-06の回、選句・選評の最下段「補遺」をご覧ください。投句一覧1.たゆたう
出句一覧1.花のこゑ韋駄天のごと失せにけり2.さよならができてよかった鳥雲に3.地唄舞「椿の海」の花落つる4.行く手には友が待つのか引鴨よ5.西風の丘山茱萸に夕陽佇ち6.真砂女忌や面影白き割烹着7.大詩人来て音大に吹くしやぼん玉8.花咲くやオオタニサンは二刀流9.木蓮の下端正に座している10.「春雨だね」「うん」と言ふ二人連れ11.餌やりて馴染みし真鴨引きにけり12.コロナ去るラブゲリオカプセルという薬13.サイレンや不安不安の春の宵14.
句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.戦火に祈るキーウの鶴の歌2.天神に梅綻びてフリマ立つ3.合格子広がる海は春の色4.街明かり灯りて幾つ雛明かり5.春浅き野川の水辺戦車果つ6.春浅し耳にあてたる砂時計7.春だ春だワニ亀少し嬉しかり8.懸想文売り呼ばれて枝の梅ふるえ9.イチニッサン手先冷たく春浅し10.梅咲いてどこからかメジロ早春賦11.鶯の出づる声なし春浅し12.春落葉流れゆく今ひるがへり1
句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。◎兼題1.「初鴉](「寒鴉」も可)普段は何かと邪悪視される鴉ですが、雀と同様日常の環境にいつもの奴。お正月には、季語「初鴉」の栄誉を得ております。とにかく身近な鳥です。是非、目視嘱目の句を。◎兼題2.「オノマトペ」を入れて一句。一句の成功・失敗はすべて「オノマトペ」に懸ります。通常罷り通っているものは駄目。あくまでも独創的であり且つ、成る程と思わせる説得力を要します。本来、音を持たぬものにも与える事が出来ます。
す句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。出句一覧1.今生をまづ生きてみる冬の星2.ガマズミや古き指輪のルビー色3.冬木陰古書店めぐる神保町4.古き手袋手に馴染みけり悦に入る5.短日の今日の命をいとおしむ6.凍土の底に古の鼻がある7.風吹けど網戸にとどまるクヌギの葉8.風花や風鐸揺れる影と音9.山茶花の我が喉に咲き岬に咲き10.十二月八日何の日暮れにけり11.小春かな卵ボーロを舌に置く12.りりりりり尻声
句会は夏雲システムを利用させて頂いております。このブログは公開の句会記録です。出句一覧1.自転車のカゴに二枚の落葉かな2.ひなたぼこ秋の陽ざしに猫伸びる3.冬うらら解脱参りへ行くといふ4.北風に立ち向かう民ウクライナ5.冬の日を招き入れたる喫茶店6.朝焼けの空白鳥は染まらずに7.坂道をのぼる海風石蕗の花8.キュッキュッと落葉をみんな詰め込んで9.じやんけんの子ら手袋を脱ぐきまり10.白き紙差し込みしごと山茶花11.小鳥寄るブルーベリーの葉
す句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。兼題「新蕎麦」「声」出題、半田真理。栗島先生の歌声を聞いた方はいますか。この頃は、句会の後は懇親会つまり飲み会が多いのですが、以前はカラオケによく行っていたと、先生がおっしゃっていました。果たして、どのようなお声だったか。持ち歌はあったのか。どなたか教えてください。という思い入れの「声」です。出句一覧1.子が何か浸せる秋の流れかな2.身に沁むや化野過ぐる声明僧3.『ありがとう』感謝の声を伝えよ
出句一覧1.柱列の裏前世と萩の気配かな2.高千穂の神に感謝す収穫祭3.思うまま言えぬを言って酔芙蓉4.スポとまた時間が抜けた秋なのか5.到来の葡萄マニキュアもその色に6.雨音を聴くと虫の音遠くなり7.茶聖(ちゃせい)人守破離(しゅはり)の教え利休や8.いざよふ月あなたに言わないことがある9.曼珠沙華雄蕊とらへる天青し10.三日月の輝き三銃士のマント11.秋草を挿して小さな酒の壜12.ひとむらの中の一花や曼珠沙華13.柿の葉のすこし色づき風匂う
2022年9月24日18時迄に、6句選内特選1句と選評、質問句等をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の3分の1程を、選句選評の集計に加えさせて頂きます。出句一覧01台風の目に真向かいぬ団結のデモ02虫の音を聴きわけてゐる二人かな03虫の夜ゆるりと月見うさぎ餅04蜩のふところゆるきひと処05テレビ無し庭と小鳥と本と友06十六夜や西湖に舟を旅の果07虫のこゑ靴屋の靴のほの光り08仲秋や団子が一つ欠けてゐる09川風やすつと抜
2022年8月23日18時迄に、6句選内特選1句と選評、質問句等をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の3分の1程を、選句選評の集計に加えさせて頂きます。出句一覧01蟬殻を脱ぎ片翅ののびきらず02炎昼や墓石に水湯気あがる03走馬灯抱へて軽き常寂光04夜鷹鳴く鎌倉七口切通05スカスカと庭木剪定風渡る06残暑続くたった一人のクーデター07網戸入れます歓待します女房どの08西瓜切る大きいものを父へ09走馬燈赤い霧雨降る世にて