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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第55回試験・一般知識(a)まず初めは、850hPaにおける水平気圧傾度力の比較ですが、問題文の冒頭に、「北半球の同じ緯度にある」とありますことから、単純に地衡風速の大小を水平気圧傾度力の大小に置き換えて判断すればOKです。地衡風速の大きさがベクトルの長さで表現されていますので、地点A、B、Cのうち、地点Aが最も長く、すなわち水平気圧傾度力が最も大きいと判断されます。したがって、本文の内容は正しいということになり
こんばんは。今回の一般知識は、大気の力学から、北半球の同じ緯度にある地点A・地点B・地点Cそれぞれの850hPaと700hPaの高度の風をベクトルで示した模式図を基に、設問(a)~(d)の文の正誤を判断するという問題です。気圧傾度力の大小関係、温度移流、温度風の知識が問われていますが基本的な知識を押さえながら次回一緒に考えてみたいと思います。第55回試験・一般知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。8日分の考察編は次
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第13回試験・一般知識(受験時代のノートより)まず、問題の初めの部分を読んでみますと、「北半球の中緯度の大気中で、下図のように互いに気圧分布が等しい海上と陸上において、風が等圧線とそれぞれ30°と45°をなす方向に吹いている場合を考える。」とあります。そこで図の(a)海上と(b)陸上を見ますと、それぞれの風向は示されていますが、求めるのは風速の比(海上/陸上)であるにも関わらず、直接には風速が示されていません。そ
こんばんは。今回は、大気の力学から、気圧傾度力・コリオリ力・摩擦力が働く地上付近の風について、陸上と海上で図のように風が吹いているときの風速比を求める問題です。高校までの数学の知識が必要な少し難しく感じる問題を採り上げてみました。次回一緒に考えてみたいと思います。第13回試験・一般知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。15日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。いまあつです。今回から、「気象がわかる数と式」という書籍の内容を説明していきます。今回は、1章の「大気の運動」についてです。1章の内容は次の通りです。1.1運動方程式1.2仕事と運動エネルギー1.3重力加速度とポテンシャル(位置)エネルギー1.4遠心力とコリオリの力1.5極座標系の運動方程式1.6角運動量と角運動量の保存則1.7運動方程式と気圧傾度力1.8時間変化のオイラー的表現1.9地球の引力と重力1.10流線と流跡線1.1
こんばんは。早速ですが考えてみたいと思います。(a)はじめに、地点Aと地点Bとで傾度風が同じであるときの遠心力を比較してみます。遠心力はV2/rで表すことができます。Vは風速、rは中心からの距離すなわち半径となります。2地点とも風速Vは同じということですから、あとは距離を見てみますと、地点AはR(km)、地点Bは2R(km)となっています。そこで式に当てはめてみますと、地点AはV2/R、地点BはV2/2Rとなり、地点Aの方が分母が小さいですので遠心力は地点Aの方が
こんばんは。早速ですが考えてみたいと思います。(a)台風の特徴として、台風の中心に向かう気圧傾度力が地表面に近いほど大きいことから風速は高度が低いほど大きいはずなんですが、大気境界層では地表面による摩擦を受けるため、風速が小さくなります。一方、先ほどの逆のいい方をしますと、台風では高度が高くなるほど気圧傾度力は小さくなります。それではこれらの両者を考慮してどこで風速が最大になるかといいますと、地表面の摩擦の影響を受けない最も低いところにある気層ということで、大気境界層の
こんばんは。早速ですが考えてみたいと思います。(a)本文を読みながら考えます。まず、「総観規模の大気現象では静力学平衡がよい近似で成り立つ。」とあります。「静力学平衡」とあるので、Δp=-gρΔzという式が真っ先に浮かんできます。この式は気圧傾度力と重力(重力加速度)とが平衡、つまりバランスしていることを表した式なんですが、一旦おいて続きを最後まで読んでみます。「静力学平衡では鉛直方向の運動方程式において鉛直加速度と鉛直気圧傾度力がバランスしている。」とあります。
こんばんは。今日は(一財)気象業務支援センターから第47回試験の試験要項が発表されました。1月の試験の大阪会場は例年通り大阪産業大学でしたね。受験申請の受付は1ヶ月後の11月14日(月)からということですが、受験予定の方は後で慌てないように写真などは事前に準備しておきましょう。(大阪会場:大阪産業大学)ということで、今回は大規模な大気現象についての問題ということですが、実際は大気の力学の基本的な知識が問われています。明日の考察編で一緒に考えてみたいと思います。第46