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「海の見える花屋フルールの事件記秋山瑠璃は恋を知る」清水晴木・作TOブックスお花屋さんミステリー第二弾は瑠璃ちゃんメイン。前回の語りは公英君だったけど今回は瑠璃ちゃん。トラウマを拭った彼女が自分の本当の想いに気づくお話。小学生にまで揶揄われてるのには笑った。周りから見れば一目瞭然だから仕方ないけど(笑)互いに抱く感情は同じ。でもくっつくのはいつになるやら…。公英君の家族のお話は素敵だった。彼も男らしさを見せてかっこよかったし、瑠璃ちゃんも可愛かった。さて、今後は…。次は出てる
「海の見える花屋フルールの事件記秋山瑠璃は恋をしない」清水晴木・作TOブックス千葉が舞台なので買った1冊。でもこれ買ったの何年前だったか……。忘れてしまうほど前だけどやっと読めた!超がつくほどドジっ子瑠璃と、超がつくほど不幸な青年浦田君。この二人のやりとりがなんとも微笑ましい。何でもポジティブに考える努力している浦田君が段々哀れになったけど(笑)道端に咲く花に目を向けるなんてあまりしてこなかったけど、今度から注意深く見てみようかな。知っている花言葉もあったけどほとんど知らないもの
10月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1792ナイス数:69インスタント・マギ(NOVEL0)の感想生々しい表現ばかり…。面白い…んだけど少し顔を顰めるところがあった。好きな人もいるんだろうけど、私は私はこういうの苦手だな…。人間関係は素直に面白かった。ただ、サミ先生の一人称がコロコロ変わって分かりにくかった。最初女の人かと勘違いするくらいに。もっとはっきりと違いを書いてほしいな…。読了日:10月07日著者:青木潤太朗七つの大罪(28)(講談社コミックス
「浜村渚の計算ノート8さつめ虚数じかけの夏みかん」青柳碧人・作講談社毎度毎度どこからこんな数学ネタを見つけてくるのか…。しかも面白いんだから本当に凄い。前回よりは理解出来たお話たちだった。前は流れに身を任せて読んでた節があったからな…(笑)二次関数は割と出来てた方だったし、わかりやすく説明してくれてたから読みやすかった。相変わらず武藤さんは読者目線で渚ちゃんに解説をお願いしてくれるから、ありがたい。渚ちゃんみたいな友達か先生が欲しかった……って毎回言ってる気がする…!!数学関
「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」石川善樹×吉田尚記・作KADOKAWA「なぜ楽」を読んで以来2作目のよっぴー本。いつも面白い視点から物事を考えるから新鮮。コミュ障の次は幸せ、とは。深く考えたことなかったけど、これを読んで色々と考えさせられた。感情的に動くことが割と多いと自負しているけど、感情をコントロールする修行はしていない。冷静に、と思えば思うほど怒りっぽくなってしまうのは修行不足か…。狭い範囲での行動、楽な方へ逃げる。私にとって耳が痛い話題が多くてグサグサ心に
「ルリユール」村山早紀・作ポプラ社夏の間だけ風早の街で過ごすことになった少女瑠璃が、不思議な洋館に住む女性クラウディアに出会い本を作り、人の心を垣間見る物語。本を直したいと願ってやってくる人たちの事情は様々だけど、みんな誰かを想ってクラウディアさんのもとにやってきている。そんな心温まるお話なのは、村山さんだからこそなんだろうな。猫が出てくるのもいつも通り。いや、今作は猫みたいだけど猫じゃなかったけど。でも可愛いから許す(笑)瑠璃ちゃんの抱えるものはかなり重いものだったけど、家族や周
9月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:900ナイス数:54皿の上の聖騎士〈パラディン〉3‐ATaleofArmour‐(Novel0)の感想フィッシュバーン姉弟の物語第3弾!今回はイザドラの葛藤をメインに描かれていた。霊獣使いと呼ばれ今まで以上に動きにくくなってしまったアイザック達。そんな中イザドラの父、ドラゴンが討伐されるかもしれないという危機に陥り彼女の心はさらに複雑に…。前回はアイザックの成長がメインだったけど、今回の主役はイザドラ!可愛いのにめ
「神様の御用人7」浅葉なつ・作KADOKAWA今回も長編。表紙が綺麗な満月だったから何か関係があるとは思ってたけど……これは…イイ!!御用人としての力が試された今巻。いつも助言してくれる黄金は一歩後ろに下がり良彦の動向を見守るかたちに…。そうとは知らずに突き進む良彦。彼の曲がらない性格と相手を思う心。これがどう神様に影響するのかワクワクしながら読んでいた。三兄(姉)弟の神様がそれぞれ抱える想いが切なくて、もどかしくて。互いに互いを思っているのに上手くかみ合わない…。それを繋げた
「宝石商リチャード氏の謎鑑定祝福のペリドット」辻村七子・作集英社やっとリチャード氏シリーズ最新刊を読めたーー!前回はかなりドロドロしてたけど今回は通常運転に。前よりも距離が縮まった正義君とリチャード。でも二人の関係性はまだふんわりとしていてハッキリしない。いつかちゃんとした結果が出るのか否か…。ずっとこのままな気がしなくもない(笑)そんでもって相変わらず天然タラシな正義君に振り回されるリチャード…。あんなこと他人が聞けば誤解されるのに……必死に弁明するリチャードが可愛かった…
「博多豚骨ラーメンズ7」木崎ちあき・作KADOKAWAまさかこんなに早く読み終わるとは思わなかった……ページをめくる手が止まらなかったよ…そして……ば、ば、馬場ぁぁぁ!!?な終わり方であった…終わってない…終わってないぞ!!話が!!今までは1巻完結型だった。登場人物に大きな変化はないけど、事件は毎回一つの巻で解決してた。なのに…今回は終わってない。消化不良のまま。しかも…馬場が…ッ!!はよ8巻プリーズッ!!!щ(・д・´щ)そんでもってアニメ化決定おめでとう!!第1巻が発
「筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。鎌倉の花は、秘密を抱く」谷春慶・作宝島社第2巻を読んだ勢いそのまま、第3巻も読み終わったーー!!書店のポップ、御朱印帳、小説、少年が書くしたメモ。みんな心の中にある想いを、文字に載せていた話だった。松岡先輩が予想以上に良い人だったのには笑ったけど(笑)活版印刷の話は前に母から聞いていて、曽祖父がその仕事をしていたらしく、妙に感情移入した。判子を大量に並べて作り上げるのって大変だよな……今じゃ信じられないや。清一郎と美咲の距離がまた
「筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。鎌倉の猫は手紙を運ぶ」谷春慶・作宝島社最近ブログ更新してなかった………(忘れてた())今回は筆跡鑑定人シリーズ第2弾!ようやく明らかになった主人公清一郎の過去。書が好きなのに書かないのは何故か。いつか彼の傷が癒える日が来るといいな…。きっと美咲ちゃんと一緒に乗り越えていける筈…!次の3巻も読もうっと\(´ω`)/
「皿の上の聖騎士1-ATaleofArmour-」三浦勇雄・作KADOKAWA王道の騎士物語。のようでそうでない。優秀過ぎる姉が疎ましく、でも完全に嫌いになれない主人公・アイザック。そんな彼が人間らしくて、応援したくなる。人間が到底勝てる相手ではない霊獣に立ち向かうシーンはテンションが上がった!あんなのに気に入られても嬉しくない…と思うのはアイザックの姉・アシュリーだけじゃないね…。あの場面はキモかった。次の巻も買ったし、読むのが楽しみ!
「Φの方石骸のまほろば魔石奇譚」新田周石・作メディアワークス文庫冒頭を読んでから、予感はしてた…「これは…泣けるぞ」読んでみると…やはり、泣けた。瑛介の持つΦの方石、そして似た力を持つXの方石。それを持って現れた幼馴染みの繭子。死んだ筈の彼女と共に現れたのは、宵子の母、朝香。ああ、…ドロドロしていく……死んだ筈の人達と、今を生きる人達。生きるとは、死ぬとは、何か。そんなことを問い掛けているような物語だった。だからあの決着の仕方は、一番良い方法だったのだと思う。はっき
「カカノムモノ」浅葉なつ・作新潮文庫nex「神様の御用人」と同じ作者さんなので購入!こっちの神様(とは少し違うけど)は、とても悲しい運命を背負っていた。誰もが目を背けたくなる負の感情、それを呑み込まなければ魚に還ってしまう。見たくない、触れたくない、けれど、逃げられない。そんな複雑な感情を抱えている主人公・碧が切なくて、切なくて。いつか彼が救われたらいい、と思った。続いているみたいだから、次巻が出たら是非読みたい!
「時をかける眼鏡華燭の典と妖精の涙」椹野道流・作集英社オレンジ文庫前回、元いた世界に帰れるチャンスを棒に振った遊馬。戻れなくてもいい、と思ってしまうのは分からないでもない。皆いい人だし。そんな中、お転婆姫のキャスリーンに試練が!勉学に励んでたおかげか、以前よりも姫としての自覚が芽生えて少しだけ、物分りが良くなってた。結果的に嫌味な王子のせいで揉め事に発展しちゃったけど、本人は国や家族のために精一杯やってるから可愛い。最後は成長した姿を国王夫妻に見せられて大団円!良いお話だっ
「バチカン奇跡調査官黒の学院」藤木稟・作KADOKAWAいやはや…読むの大変だった。2週間超かかったぞ……_(」∠)_難しい言葉(宗教の)とカタカタの名前の登場人物のオンパレード。おまけに分厚いと来た。「これは読むの大変そうだ」と思ったけど、予想以上だった…いや、面白いよ?面白いけど、ね?これは文章だとキツイけどアニメだったら苦痛じゃない金田一少年パターンかな(分かる人には分かってもらえる筈)2巻以降は……買うかどうか保留中。
「天久鷹央の推理カルテⅤ神秘のセラピスト」知念実希人・作新潮文庫nex今回も難問だらけで謎解きが始まるまで、全く展開が読めなかった。難しい専門用語が出てくるけど詳しく解説してくれるから、知らなくても充分読める。最後の「聖者の聖痕」は感動した。預言者を信じてやまない母親を説得する天久先生…カッコ良かった…!途中でバチカン奇跡調査官が出てきて、「あ、これ次読もうとしてるやつだ」ってなって思わず笑ってしまった(笑)先にバチカン奇跡調査官の事を知ることが出来て良かったけど(笑)
「浜村渚の計算ノート7さつめ悪魔とポタージュスープ」青柳碧人・作講談社文庫この作品を読むと、毎回数学が好きになる♪武藤さんは読者目線で、その疑問に答える渚ちゃん。こんな先生か同級生欲しかった…数学苦手だけど、分かりやすく説明してくれるから最後まで読み切れる!数学苦手な人、苦手じゃない人。どんな人でも楽しく読める筈!
「博多豚骨ラーメンズ6」木崎ちあき・作メディアワークス文庫(KADOKAWA)いやはや…最高でした!斎藤君がチラッとでも出てきてくれたのも嬉しかったし、マルティネスは格好いいし、榎田はなんだかんだ優しいし、馬場と林は阿呆で格好いいし!もうなんなの君達!最高か!?w早く続き読みたい!!
「宝石商リチャード氏の謎鑑定導きのラピスラズリ」辻村七子・作集英社オレンジ文庫今回は、突然店からも正義の前からも消えてしまったリチャードを追っかける話。リチャードの師匠が出てくるは、因縁ありまくりのリチャードの従兄弟が出てくるわ、初登場キャラのオンパレード。しかも舞台はイギリス!!そんでもってリチャードの抱える因縁は想像を絶するほど泥沼。頑張れ正義!結局、【元鞘に収まる】な終わり方。でもリチャードの為に無茶した正義も、正義の為を思って離れたリチャードも大好き。2人の愛が勝
「情報系女子またたびさんの事件ログ暴走ロボットアームとひきこもり少女の相関」日野イズム・作TO文庫相変わらず研究室に引き篭もってる「またたびさん」。パシられる相川君が可哀想wそんなまたたびさんの過去が絡む今回。あんなに辛い過去があったとは驚き。読んでるこっちも胸が痛んだ。犯人を論破するシーンは物凄く格好良くて、スッキリした!頭の良い人が論破するところは気持ちがいい!!
「花咲家の怪」村山早紀・作徳間文庫今までのシリーズの中でも異色な怪談話。怪談、とだけあって怖い話が目白押し。でもどこか温もりが残る話。そのあたりが、流石村山先生のお力と言ったところ。「火車」の話が一番強く印象に残った。読み終わって泣きそうになったのは、久しぶり。
「呪症骨董屋石川鷹人3」鈴木麻純・作アルファポリス文庫前回からより仲良くなった鷹人、九雀、律華。3人のコンビネーションが最高に面白いw律華はどんな時もブレないし、九雀はヘタレの癖にたまに格好良い、鷹人はチャラい感じだけど頼りになる。人魚のミイラ事件では3人の動きが面白かった。最後は、みんなが鷹人のことを忘れてしまった話。でも律華だけは何か違和感を感じてて「あー!流石は律華さん!」そんでもって思い出す切っ掛けが……_人人人人人_>律華の荒業< ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄いや
「時をかける眼鏡王の覚悟と女神の狗」椹野道流・作集英社オレンジ文庫今回は家族愛。前回もそんな感じだったけど、それをさらに深めたお話だったと思う。お転婆なキャスリーンと遊馬の関係。ロデリックとフォークナー、フランシスとの関係。それぞれが信頼関係を深めたお話だった。ロデリックさんが死んじゃった!?なシーンは「死んでない…筈」と思ってはいたけど、やっぱりちょっと不安だった。犯人を追い詰める時、改めてロデリックさんって愛されてるんだなー。と思った。次回作が何時出るかわからないけど、
「幻影の手術室天久鷹央の事件カルテ」知念実希人・作新潮文庫nex推理カルテとはまた別の天久鷹央シリーズ第二弾!前回は天久先生の過去だったけど、今回はお調子者な女医、鴻ノ池先生が容疑者候補になり大ピンチ!なお話だった。いつも明るい鴻ノ池さんがすっかり落ち込み、ボロボロになってしまっていたシーンは心が傷んだ。そこをいつも通り助ける天久先生!カッコイイ!いつになくカッコイイ!!()小鳥先生も必死になって無実を証明しようとしていて、とても心が温まった。やっぱりこの人たち大好きだ!
司書の授業で習ったビニールカバーで本を補強する方法を、紹介しようと思います(*´︶`*)①用意する物*カバーしたい本*カバーフィルム(写真以外のものも含め、フィルムはホームセンター等で売られています)*30センチ定規(短いものでも可。ただ長い方が使い易いです)*ハサミ②メモリに合わせ、必要な分(縦横3~4センチほど空けて)だけ切ります。大きめに切らないと、後で折り込んで貼ることが出来ないので要注意。③いよいよ貼る作業です。まず最初に角をこのように貼ります。この時、角を三角
2017年2月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:888ページナイス数:13ナイス呪症骨董屋石川鷹人〈2〉(アルファポリス文庫)の感想今回は鷹人、律華、九雀の仲が深まるお話だった。九雀が予想以上に女にダラしなく、阿呆だった。でも律華に慕われているのだから、今後も大丈夫だろうと思えた。みんな不器用すぎるけど、何だかんだいってもお互いを信頼してるのが、凄く羨ましい。***読了日:2月22日著者:鈴木麻純迷宮庭園:華術師宮籠彩人の謎解き(新潮文庫ne
「呪症骨董屋石川鷹人2」鈴木麻純・作アルファポリス文庫2巻も物凄く面白かった!今回は主要メンバー3人の絆の物語だったと思う。男勝りな律華。イケメンだけど人に無関心な鷹人。チャラい先輩刑事九雀。それぞれの思いが打つかって、交差して。時に擦れ違ったけど、着地点はハッピーエンド。最高に面白かった。3巻も絶対読む!
「迷宮庭園華術師(かじゅつし)宮籠彩人の謎解き」篠原美希・作新潮文庫nex……うーーん。外れ、だったな…。途中までは謎がいっぱいあって面白そうだなー、と思ってた。けど……あれで解決といっていいのか。消化不良だった。