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知り合いの女性の方から、ちょっとびっくりする話を聞きました。「実は、今家を出て別居中です。実家にいます」「娘たちは私をたよってばかり。食事の片付けもしない、お掃除もしない。新しい服もすぐおねだりするのに大切にしない。お金の大切さがわかっていない。」「旦那は旦那で、何も手伝わない、仕事もすぐ変わる、私に頼ってばかり」家を出て今日で三日になるそうです。必要なものを取りに誰もいない家にそっと行けば、「テーブルの上は食べたまま、誰も片づけていない」どうしようか相談されたわけで
「軽やかに暮らす」の中で「三つのしあわせ」を提唱しています。三つのしあわせとは・自分のしあわせ・相手のしあわせ・仕合わせ(めぐり合わせ)きょうは「相手のしわせ」についてです。悩む人間関係の話です。「相手のしあわせ」を願う。これはとても大切なこと、もちろんです。自分の子どものしあわせを願わない親はいません。でも私は願わない、と決めました。「願う」ではなく、相手がちょっとでもしあわせに近づいたとき、いっしょに「喜び」ます。「相手のしあわせを願う
その日、感じたことや気づいたこと、思ったことをノートに記している。「書くこと」が、書いて残しておくことが必要だと思ったからだ。そして、そのメモが新しいブログ記事を生み出してきた。ところが、どうしたことだろう。こんなシンプルな言葉にハッとさせられた。「書くこと」と「書き出すこと」は違う。今まで私は書いてきた。でも書き出してはいなかった。自分の心の内を書いていた、それは間違いない。感じたことや気づいたことの感情を表す言葉を探して、声に出すように文字を綴っていた。書き上がった
世の中に綺麗なものやこと、そして綺麗な人は沢山いる。でも美しい人は少ないと思う。美しい人はその生き方が美しい。僕は美しい生き方をしているだろうか?美しい生き方ってなんだろうか?こんな言葉が頭に浮かんできました。悪いことはしない人の悪口は言わない清く正しく生きるこれは、きれいな生き方かもしれない。でも生きている躍動感や内面的な感動につながっているんだろうか「怖いくらいに美しい」という言葉があります。人の身体は極度に興奮すると鳥肌が立つ。鳥肌が立つ状況や
自分の心の中に失いたくない言葉の蓄え場所をつくりだすのが、読書です。(長田弘著「読書からはじまる」ちくま文庫より)2023.4.02中日新聞女優美馬アンナさんの記事より三歳の息子は、四肢欠損症で右手首から先がありません。出産直後に「手がない」と私が言って、医師たちも気がつきました。四肢欠損症に対する知識が全くなく、衝撃を受けました。入院中、何をやっても涙が出る。世界が真っ暗になるというか、闇に包まれるというか。そんな思いでした。そんな私を見た夫(千葉ロッテマリ
読み終わって感動した小説を人に伝える時、「こんな恋の話です」とか、「世にも悲惨な事件の話です」とか、まずは物語のあらすじを話さなければ何ともならない。でも本当に伝えたいことは別にある。ストーリーの中に埋め込まれた登場人物の感情だ。その場面で描かれた感情を伝えたかった。誰かを好きになった、でも好きになるまでには行ったり来たりの感情が流れていた。小説はそれを文字で巧みに表現する。読者は主人公の恋の流れとその時の感情を疑似体験している。でもその感情を人に伝えることはなかなかむず
いま伝えたいことがあります。気になったタイトルを見つけて興味のあるものから読み進めていただきたい。気になった言葉にマーカーで色をつけて、そのとき思いついた言葉を書き込んで欲しい。私が書いた文字と文字の間には、書ききれなかった私の想いが隠れている。その余白は、読者が読者の言葉で埋めて欲しい。そうすることで書かれた文章が自由に歩き出し、読者の世界と繋がる。文章ってそんなものだと思う。コラムのひとつひとつはパズルのピースのようなものです。ピースは、形も大きさもばらばらで、隣り合わせに繋が
ふと見た言葉や聞いた言葉が過去の言葉と自分に繋がることがある。世の中は球面であり、私は縦に切ってその断面で物事を感じていた。ある人は球面を横にその断面を見ていた。斜めに切って見てる人もいる。見える断面は違う、でもその中身は同じだった。そして、発見した言葉で私の中で何かが繋がった。2023.1.20中日新聞「だだくさをひとさじ」(吉川トリコ)よりいまより少しでも社会を良くしたいと願うこと。そのために知らない世界を知ろうと努め、正しい知識を得ること。自分に出来ることを正確に把
ライフスキルを高める行動は、「感情を記録する」という日課から始まる。子どものころ、途中でやめた日記帳は何冊あっただろうか?もうどこに仕舞い込んだかも分からない。それでも「感情の記録」だけは、100円ノートで細々と続いている。まあ、元々日記はその日の出来事とそのときの感情で出来ているから、これが日記のようなものだ。日記の効用は、書いてそのときの感情を吐き出すこと。嫌な感情はその日の夜に全部吐き出したい。それでも書きたくないときもある。「ああ、めんどうくさい
社会が新たなステージを迎えようとしている。今までの経済成長優先社会は、豊かになるということは幸せになることを意味していた。GDPの数値は豊かさの指標だった。しかし今の日本経済は伸び盛りの成長期にあるわけではない。もうその時代は卒業したと言っていい。今はとても大きくて、とても豊かな成熟社会の中にある。こんな文章を書いてみた。でも自分で書いていてどこか府に落ちない。どこかの学者が書いた論文の端のようで、これを読んで誰が希望を持てるのかとどこか落ち着かない気分だった。何故だろう?・・・
自分は寛容で、どんな人の意見でも受け入れられると思っていた。でもそれは勘違いだったようだ。今は、それを正直に認めよう。私はそんなに出来た人間ではない。自分の提案が否定されれば、まるで自分自身が否定されたような気分になる。だから相手の意見を受け入れず、意見ばかりか相手そのものも否定しようとした。相手はそこまで考えて言っていないのに・・・。「私の意見は否定された」「私は嫌われた」「私は大したことないと思われている」。そして「あの人は間違っている」「あの人も大した人
2022.10.05『名もなき毒、そして、私の怒りはこころに盛る毒になる』「名もなき毒」(文春文庫宮部みゆき著)2013年にTBSで放映されたドラマの原作です。小泉孝太郎主演のミステリーでした。「誰かsomebody」も原作…ameblo.jpこのブログ記事の中でこんなことを書いている。そして、「私の怒りはこころに盛る毒」だった。だから、気づいたら思うことをやめる。楽しいことを考える。便利なことに、ひとは怒りと快楽を同時に持つことはできない。外から持ち込ま
「名もなき毒」(文春文庫宮部みゆき著)2013年にTBSで放映されたドラマの原作です。小泉孝太郎主演のミステリーでした。「誰かsomebody」も原作ですが、私はこのタイトルに惹かれます。嫉妬、怒り、傲慢など、人は誰でも毒を持つ。世間に大きな影響を与えなくても、誰でも、小さな、名もなき毒を持つ。「名もなき毒」は「名もなき家事」と同じように、完全に無くすことはできない。毒と言われても、生きていくには必要なものかもしれない。だって、誰にも嫉妬しない、誰にも怒らな
凪良ゆう著「流浪の月」を読み終えた。この文庫本を本屋で手に取ったのは、「映画化決定」の文字からだった。どうも私はこの謳い文句に弱いようだ。そのとき私は映画のスクリーンを前にしていた。物語はまだ始まっていない。帯裏を見ると出演者名に広瀬すずの名前があった。思い出す。「三度目の殺人」で見せた、足と影を引きずる少女の演技に魅かれた。この女優は何処か不幸で訳有りな役が似合うと、勝手な妄想を広げていた。そういえば、映画館入り口のポスターで「流浪の月」を見た覚えがある。それでもその時はそのままスル
からまりは小さな糸のダマから始まる。さまざまな色の糸がダマをつくり、ダマとダマが絡まってやがて大きな糸の塊になる。赤色、黄色、青色は、それぞれ同じ量が混ざると黒色になるという。だから、この塊も徐々に黒くなるかもしれない。汚れて埃をかぶれば気味悪い黒色に成長する。ややこしく絡み合った糸の塊は、人のもたらす利害関係のようだ。困ったことに、絡み合ったままの方が安定したりする。小さなダマを大きく成長させたのは、「忖度」かもしれない。他人の心中をおしはかる「忖度」も、本当は
六十歳(還暦とはいわない)を過ぎたら決めていたことがある。「それまでの八割で生きる」仕事を8割に減らして、残りの2割は趣味の時間に当てる。そう思っていた。よく本で紹介されてるようなお洒落な老後を想定していた。しかし事件は還暦前に起きた。がんを発病し、5年と決めた再発・転移猶予期間に心筋梗塞も発病した。六十歳からの老後計画が見事に崩れた。「もう、ダメだ」、「もう終わり」とあきらめ、六十歳からの未来絵が頭の中から消え始めていた。でも不思議と冷静に受け入れていた。
「執着」という言葉の響き好ましい場面もあれば、自分を苦しめる言葉になることもあります。「執着」と書くと、何かオドオドしいイメージがありますが、そんな恐ろしくなくても自分を苦しめることがあります。特に厄介なのが、ひとに対する執着です。想いを寄せる大切な人への執着です。そのとき、心がけていることがあります。助けを求められたら助けてあげる。でも求められなれば助けない。求められない助けはあなたの自己満足です。自己満足はやがて、「助けてあげたのに…」と相手に対する不満に変わ
ライフスキル:自分を好きになる方法SNSで見つけたものです。“精神科の先生に自己肯定感を高めるにはどうしたらいいのかと質問したところ・・・”自分を認めたり、褒めたりするってあまり簡単なことではないですよね。自分に自信があるというよりは自信がないという人の方が圧倒的に多いように思います。とある女性は精神科の先生に自己肯定感を高めるにはどうしたらいいのかと質問したところこんな回答が返ってきたそうなのですが、その回答がとても考えさせられると話題になっています!「そもそも人間は自分
以前、「最後から2番目の恋」というドラマがありました。覚えてますか?古都・鎌倉を舞台とした45歳独身女性と50歳独身男性が繰り広げる恋愛青春劇。小泉今日子と中井貴一が共演、続編も作られましたが、私は前作が好きでした。コミカルな展開の中で、ちょっといいセリフにはまりました。最終回で小泉今日子がナレーションで言った言葉「淋しいから恋をするのはやめよう、前を向いて生きていこう。その方が人生はファンキーだ」何故だかこの言葉、今でも頭の中に残っています。脚本は岡田恵和、さすがですね。fu
同じ世界がこんなにも違う。一番上は子供の頃始めてみた世界、日本が世界の中心と思っていました。2番目ははヨーロッパを中心とした世界地図、なるほど日本は極東です。下の地図はオーストラリアの世界地図、日本はどこにいってしまったんだろう。人は自分中心で考える、と言ってしまったら当たり前。でももっと分かりやすく言えば、この地図を使って考えるということ。「話せば分かり合える」というのもうそ。分ったのは、相手と自分は違う、ということ。だから、相手がどんな地図を使って考えているかを知ることが大切
自分の心を安らかにするために・・・とにかく人のことが気になってしょうがない。それが物事にとらわれている心です。そういう心を無くさない限り心は安らかになりません。(瀬戸内寂聴)確かにそうです。他人の行動が気になって仕方がない。こんな感情を持ったとき、「これは良くないこと」と思い、単順に直すことばかり考えていました。しかし変わりませんでした。今は・・・私は・・・「自分の感情に気づく練習」(心の見える化)から始めています。自分の感情に気づく力を養
「気づくこと」と「なりたい自分になること」これのどっちが大切なのか、こんなことを改めて考えることがあります。生まれ変わりとか輪廻とか、100%信じてるわけではありません。スピリチュアルな話は好きですが、それを考えたとき、現実からの逃避をしているんじゃないかと自分を責めることもあります。「気づくこと」は「学び」であり、これが生まれてきた目的であると、言葉にすれば何かわかったような気がしますが、「生まれ変わり」や「輪廻」を100%信じていない以上、「わかった」ことになっていません。
原作吉野源三郎マガジンハウスこの本の中に、こんな一節があります。肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えていくことだと思う。君が何かしみじみ感じたり、心の底から思ったりしたことを少しもゴマ化してはいけない。そして、その場合に、どういうことについて、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。毎日忙しく過ごしていると、やること、やり方に注視してしまいます。本を読んでいても、内容から情報を入手することばかり考え、そ
「役に立たない思い出や風景」とは、心が疲れたり悩んで嫌になったとき、そっと心に寄り添うバラードのようなもの。すぐには役立たない、でもすぐ役立つノウハウはすぐに役立たなくなる。「役に立たない思い出や風景」を書いてみたい。読後に掃除機を掛けたり、カーテンを洗濯してついた埃を洗い流したり、ただ黙々と身綺麗にしたいと思う、そんな本を読みたい。感動しても落ち込んでもすぐに身体は動かない。だからせめて身の回りから空気を変えたい。蝶の羽ばたきが嵐を起こすようにいづれ世の中が変わるかもしれない。
気づくことはとても大切だと思っている。それでも、思っただけでその後がない。そんな人が多い。どうしてだろうか?ひとつは、気づきを形にする方法が分からない。そのためにお勧めするなら、思いついたことをどんどん書いていくことだ。頭の中だけに置いておくと、その置き場所ばかりが気になって居心地が悪くなる。そして5分後には消え去ってしまう。そんなことを私も繰り返してきた。だから今は、「これが何になるんだ」と思っても、とにかく書いて残すことにしている。そして次の日、1週間後に書いたものを
自宅近くにあるコンビニを数えてみた。いずれも歩いてちょっと・・・という距離ではないが、車で数分の場所にある。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート・・・何処に行こうかと考えあげるだけでも数店はある。「コンビニは高いのが当然」とあきらめて、今必要なものだけを買う。週間で使うものは、「少しでも安いものを」と思い、スパーやドラッグストアを使う。コンビニで買い物かごをレジにいくつも並べるのは変だしスーパーで、500mlのペットボトル1本を片手に順番を待つのも嫌われる。器用
セミナー「ちょっとの気づきであなたが変わる」より軽やかに暮らす・本当に大切なものを思い出すとき・好きなこと、やりたいことをする・生きる理由はわからないけれど、生きたいと思う理由はわかる・生きたいと思う気持ち・パズルのピース・軽やかに暮らすとは「軽やかに暮らす」いい言葉だ。これは所ジョージさんの言葉。軽やかに暮らすとは、何も感じない、考えないことではない。泣いて恨んで失望して、それでも笑って軽やかに歩くことだと思う。気づきの点と点がつながり線になる。それが三本
ダーウィンの名言「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」私たちは「生き残る」という言葉を何の抵抗もなく使っているが、「なぜ生き残らなければいけないのか?」という問いに明確に答えることはできない。「そんなの当たり前」と済ましてしまう。誰にも反論できない言葉だ。「生き残る」とは、常に環境の変化に対応するもので、「生きる目的」と言うような自発的なものとは違う。動物や植物は、それを淡々と行ってきた。しかし「生きる目
「ちょっとの気づきであなたが変わる」より軽やかに暮らすために・本当に大切なものを思い出すとき・好きなこと、やりたいことをする・生きる理由はわからないけれど、生きたいと思う理由はわかる・生きたいと思う気持ち・パズルのピース・軽やかに暮らすとはある方が書いた文章です。「ひとに誇れるようなものは何もなくても、好きな料理を作るとか、美しい景色に触れるとか、好きなひとと手を繋いで眠るとか、それだけで充分に幸せを感じることはできるのだと思う。」「生きる理由はわからないけ
ジョージア山田孝之「世界は誰かの仕事でできている」この世に必要ない職業など存在しないのだwww.youtube.com「この世界は誰がつくってるの」、と子どもが父親に聞いている。「誰って?」「この国を支えるひとを支えたい」GEORGIA(ジョージア)の広告コピーです。オリンピックを控え、40周年記念としてこんなCMコピーが流れていました。私にもこんな経験があります。ある日、高速道路のサービスエリアで半日を過ごす機会がありました。早朝、サービスエリアにある飲食