文化大革命の影響は監獄にも及んだ。しかし、たとえ毛主席の号令であろうとも無批判に盲従はしない。看守が党委員会書記や所長と口角泡を飛ばして激論をしているのを何度も見た。まもなく所長、党委員会書記、医者など従来の看守全員が消えてしまった。人民解放軍に排除されたのだ。そしてかわりに人民解放軍の兵士が表れた。私は北西の独房に移され待遇も極度に悪化した。閲覧は人民日報のみになり、入浴もほとんど停止。食事は2食に減らされた。彼らの態度は、監獄に入れられている奴は社会主義の敵だから生かしておく必要はないという