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最近山口恵以子氏著『毒母ですが、なにか』を読んでいます。16歳で両親を亡くし、疎遠だった財閥家の祖父母に育てられた主人公が我が子のお受験戦争の中で狂気の母に変わっていくその様子を読んで娘が幼い頃の自分の姿と重なり胸が締め付けられるかのようです。私は娘をお受験させた訳ではありませんが、この本の主人公りつ子と重なるのは他人の目と自分のプライドだけを気にしてまったく娘の事を見ていないそんな姿です。私も娘を見ていなかった。娘の声に耳を傾け、感情を汲んであげる
怖ろしいわな本を読みました。主人公のりつ子は、誰もが認める美人で、東京大学を出て、誰もが羨む出自の良い優しい夫と男女双子の子どもを持ってそれでも、お受験の沼にはまり、出来の良い息子を溺愛し、要領の悪い娘を傷つけていく様とその後が描かれます。努力家なの。一生懸命なの。夫はその道から修正しようとするのですね。でも、見返したい、誰かより上に立ちたいとの思いがとても強くて。でも、彼女自身は、16歳で父母を無くすまで愛情に満ちた家庭で愛されて育てられたのになあ。でね、この人、他人によって、
長男8歳10ヶ月(小3)次男5歳5ヶ月(年長)わざわざ有休取ったのに、どこへも出かけず、なにもしなかった三連休予定を立てていたのですが、悉く台風で流れ今日はいいお天気だったけど、国葬も近いから厳戒態勢だろうし、なんだか人混みも怖いので、近所の公園へ行っただけです。*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。..。.:*・゜゚・*金曜に行ったいつものIKEA。IKEAに行くと食べたくなるサーモン*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。..。.:*・゜゚・*さて、そんな
この表紙と題名で、面白いお話かと思ったのですが、、。まず設定が、我が身と格差がありすぎて理解がおよばないのでありんす。高校教師の父と看護師の母を持つりつ子。両親が、昭和38年の鶴見事故と呼ばれる列車脱線多重衝突事故に巻き込まれ死亡。親類のないりつ子は16歳で天涯孤独になってしまったのだ。ところが初七日に、父親の両親と言う老夫婦が訪ねてきた。なんとりつ子の父は、母と駆け落ちしたために廃嫡された、玉垣財閥の御曹司だったのだ。シンデレラか小公女か、りつ子は大金持ちの祖父母の家に引き取
2022年度の小学校受験が終わりましたM子と申します受験記・子育て・日常を書いています。受験記は年少時から遡って書いていますのでこちらからもどうぞ〜小学校受験まとめページ〜▶︎年少▶︎年中▶︎年長こんにちは。タイトルにドキッとされた方、本のタイトルですご安心下さい。今日はこのお受験小説のブログです。この小説、小学校受験の年中位にフラっと見つけて何気なく読んだのですか衝撃でした【あらすじ】幼○舎、国立小、女子校、熊
山口恵以子さんの作品は昨年読んだ『トコとミコ』以来であの作品はなかなか皮肉が効いている作品でした。そして、今回読了したこの作品も皮肉が効いた・・・というかAmazonの紹介では「ブラックコメディ」とありましたが確かにあまりの醜さに思わず笑ってしまう場面もありました。毒母ですが、なにかAmazon(アマゾン)38〜4,785円受験校全てが実在する学校だし小学校お受験成功組が塾の指導に従った面接の姿の裏はこんなドロドロの醜い姿に描いているのは著者の皮肉も入っているの
皆さんこんばんは。また梅雨らしい雨降りに逆戻り。嫌な季節です。さて恒例の夜中の本紹介。「毒母ですが、なにか」山口恵以子TVでお顔はよく見かける山口さんですが、小説を読むのはこれが初です。タイトルに惹かれて読んでみました。さてどうでしょうか?主人公は16歳で両親が事故死し孤児となったりつ子はと言う女性。絶縁状態だった父の生家・財閥の玉垣家に引き取られるのですが、育ちの違いもあり疎外感を日々感じていました。そんな状況から脱する為に勉強
山口恵以子毒母ですが、なにか娘を愛しているという気持ちにも娘のために一生懸命やってきたという言葉にも嘘はないと永子は思う。ただ娘にはそれが伝わらなかったのだろう。娘の考える愛とりつ子の与える愛は形が違っていたのだ。血液型の合わない血を輸血したようなものかも知れない。永子はふとトイレの洗浄剤の注意書き〝混ぜるな危険〟を思い浮かべた。どちらもちゃんとした製品なのに混ぜると毒ガスが発生してしまう…ちょうどりつ子と星良のように。16歳で両親が事故死
図書館本の記録です✧「毒母ですが、なにか」山口恵以子濃いお話でした。主人公としては、子どもに幸せな人生を歩んでほしいという気持ちがあるのよね。それは分かる。でも、それが行き過ぎて、自分の価値観や理想を押し付けるだけになっていて、子どもを苦しめていることに気付いていない。小学校受験のあたりは特に、読んでいて辛かったな…正直、娘にはこうあってほしいと思ったりもするし、ちょっと才能を感じることがあると期待してしまったりもする。でも、子どもは自分自身でも所有物でもない。個人として尊
久しぶりに書籍のご案内『毒母ですが、なにか』山口恵以子著十六歳で両親を亡くしたりつ子は持ち前の闘争心で境遇に逆らい、猛烈な努力で自らの夢を次々実現してきた。東大合格、名家の御曹司との結婚、双子誕生。それでもなお嫁ぎ先で見下される彼女は、次なる目標を子どもたちの教育に定めた。あなたたちにも幸せになってほしいから――。努力と幸福を信じて猛進する女の悲喜劇を描く長篇。GoogleBooks一言感想:下手なホラーより怖かった・・・この本の全てはラ
山口恵以子さんの毒母ですが、なにか読むの疲れたな。そしてこの親子は絶対に分かり合うことはないのだろう。実際にありそうなリアルな話で重く読むのが疲れる本でした。
今年の15冊目は山口恵以子さん毒母ですが、なにか山口恵以子さんの作品は初めて読みます。まだ第一章を読み終えたばかりです。こちらは図書館でお借りしました土曜日の図書館混んでました~💦💦💦
君が代を聞いて感じること、思い出すことを教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【君が代記念日】だそうです。君が代を聞いて感じること、思い出すことを教えて!“君が代”ってどのタイミングで歌ってましたっけ?って忘れちゃってるほどきょうみがありません。ごめんなさい。でも歌えますよ。一部の教師の方が式典で“君が代”を歌うことをボイコットしたニュースを見て『そんな主張する人がいるのね』と思うだけでした。ムキーッ許せない!という感情もなく、
昨日車に乗り込みあまりの灼熱に温度計みたら、車外温度40℃40℃ーー実際名古屋最高37℃7出歩く気温じゃありません、危険⚠️そんななか向かったBOOK・OFFみなさん涼みながらの物色中&立ち読み中にて結構な人出狭い通路であんまりゆっくり見て回れなかったなか、2冊購入まずは山口恵以子さん。毒母ですが、なにかって母親側からみたブラックユーモア的なコメディか?ぐらいの軽い気持ちで、タイトルに惹かれたし、母子ものは読んでみたく購入。ところが、中盤から終盤の展開に泣きました。軽くないし、
山口恵以子さんの「毒母ですが、なにか」(新潮社)向上心の強い美女、りつ子。両親の死後、絶縁中だった大金持ちの祖父母に引き取られて成長、東大を卒業します。東大をでていても女性では社会人としての限界が見えていると知ったりつ子は、今度は玉の輿に乗ることを目指します。そして結婚したのが、名門の御曹司、迪彦(みちひこ)。幸いにして、りつ子は肥満体で風采のあがらない迪彦を愛していました。流産を繰り返したのち、りつ子は双子を出産。兄には倫太郎、妹には星良(せいら)と名付けます。
山口恵以子新潮社2017STORY:双子の母となったりつ子は、姑や小姑に虐げられていた。小学校受験の塾に通い始めた日から、りつ子は娘・星良に過度な期待をかけるようになり…。感想:最近何かと聞くようになった「毒母」という言葉。これは、子供のことを考えずに自らの希望を子供に押し付けたり、子供の言うことを否定したりする母親のこと。母親の言う通りにしていれば間違いがないと信じており、子供の気持ちなど全くお構いなしなのである。りつ子は、もとは事故で両親を突然亡くし、愛のない親