ブログ記事5件
大津秀一幻冬舎タイトルのとおり、本書は旅立ちを前に気づかれたエピソード33編が記されています。著者は、緩和医療医の大津秀一さん。終末期(読む限りほぼがん患者さん)から亡くなるまで濃厚な時間をともにした患者さんは、優に2000を超えるそうです。がんの体験本は、これまでサバイバーさんのものを手に取ってきました。なぜ私がこの本に関心を持ったかというと、自らの心が己の心身を縛っていることに、もっと早い段階で気づき軌道修正したなら、その人の人生や病は異なる道を歩んだかもしれない
『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』が産経新聞の書評コーナーで紹介されました。http://www.sankei.com/life/news/170723/lif1707230009-n1.html死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33Amazon一般的な「こうあるべき」「こうしたほうが良い」と見える・思えるものとは逆のように見える33項目が並んでいることが特徴です。重い病気や人生との向き合い方は人それぞれ。それらとは幅
週刊実話7/13号にて『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』が話題の1冊として紹介されました。本日19時半からNHK『金曜イチから』(関東甲信越にて放映)もぜひご覧ください。死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33Amazon
旭屋書店の本TUBEのインタビューを受けました。2000人以上の終末期がん患者に寄り添った医師による『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』、執筆にかけた想いとは?死ぬ前ではなく、“今”生きるヒントに気付ける至高の一冊に迫る(以下引用)旭屋書店による1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画として、大津秀一著・『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』発売を記念した著者インタビューを実施!大津さん自身に、今回の新刊についてじっく
「死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33」が夕刊フジで紹介されました。「死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33」の紹介3歳の娘さんを残して旅立った30代女性のがん患者さんの話を取り上げてくれていますね。そしてまた、周囲が妬ましかった40代女性の例も。様々な感想も頂戴しています。感想をお寄せくださった皆さん、ありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。死ぬときにはじめて気づく人生で大
たまたま感想を書いてくださっている方のブログを見つけました。土曜日の読書「50代でがんで亡くなった両親を思いながら本を閉じました」と言葉を締めておられ、感じるところがありました。先日もネット上で、その方のお母様は自分の出産後(出産後の急変で)数日で亡くなり、母の顔を私は知らない、けれども医療者は一生懸命母が生きられるようにと手をつくし、力が及ばなかったと父に詫び、父はその時の医療者の姿勢を後年まで自分に語ってくれた、というものをたまたま読みました。病院には
新刊『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33Amazonブログ『ロッキングチェアに揺られて』さんがご紹介くださっているのを見つけました。2017.5.28執着を手放すこと~死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33~こうして感想を頂戴することは、うれしいことです。お読みくださった皆さんはぜひ、感想を教えて頂ければ幸いです。私たちを強くするのは、誰かや何かとの関係で
多くの終末期の患者さんは、家族に迷惑をかけることを恐れます。本心では在宅療養をしたいのに、家族の負担を考えて、気持ちを押し殺している……そんな方も少なからずいます。中には、そういう本心を一切、家族に言えない人もいます。ただでさえ、迷惑をかけているのに、これ以上わがままは言えない……と。最近、症状緩和の技術が進歩し、特に症状緩和医療を受けていれば、余命が短い週単位くらいになるまでは、比較的穏やかに生活できる方が増えています。ですから、病院にて、症状
小林麻央さんが在宅医療を開始したと話題になっています。現在は在宅医にも緩和ケアができる先生が増えていますから、症状緩和は病院と変わらず行うことが可能です。生活環境の中で、家族とともに過ごすことは、多くの恩恵があります。もちろん在宅療養が誰にでも向いているわけではありませんが、選択肢の一つとして「誰でも」検討する価値があると考えます。家族に迷惑をかけたくない……と在宅を望まれない患者さんもいますが、総合的な大変さが家での療養が上回るか、というと全例が全例そう
小林麻央さん、顎にがん転移海老蔵さん「日々戦ってる」という記事を読みました。私はアメンバー申請していないのですが、痛みにまつわるものだと読んだ方が記しているのを拝見しました。顎の転移、正確に言えば顎骨転移、これは骨の転移であり、骨の痛みの特徴があります。そもそも、首より上の腫瘍や転移は、痛みだけではなく不快感・異和感を伴うなど、自覚的には大変な症状となりえます。健康人でも、鼻や耳、喉の症状は不快なものでしょう。頭頸部の病変は、自覚症状が強く
今月27日に、ZARDのボーカル・坂井泉水さんが10回めの命日を迎えたということで、語られていないエピソードの記事が紹介されていました。ZARD坂井泉水を救急車で運んだ時、スタッフが本名、年齢を知らず…〈dot.〉坂井さんの仕事に臨む姿勢や、周囲のスタッフがそれを支えたことがわかる記事でした。25日に上梓した『死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33』の項目23で、ある50代の患者さんとZARDの歌詞について交わした言葉のエピソードを紹介しました。坂
先日診療実績の一端をお示ししましたが、現在の病院に勤務してからも、生命に関わる状態の方を最低2000人は拝見していることになります(拝見している方のすべてが高度進行がんの方であるわけではないため、診療者総数からは少し減じたのが実際となります)。それまでのキャリアでも、お看取りをした患者さんは1000人を超えていましたから、重いがんの患者さんは最低でも3000人以上拝見しています。どのような方が印象に残っていますか、と尋ねられることがあります。確かに、長期間、あるいは
「重なる時は重なる」そうよく言います。ただ、どちらかと言うと、「良いこと」が重なるよりも、「大変なこと」が重なるということで表現される場合が多いかもしれませんね。明日幻冬舎から発刊される「死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33」死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33Amazon死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33終末期がん患者2000人に寄り添った医師が知る...1,188円楽天は久方ぶりの完全な新刊です