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鎌倉山ロータリーへ続く道は桜が多い朝日に照らされた満開花の中を進んで行く稽古場は歴史的建造物に指定されてもいいような建物母屋は吉村順三茶室は中村外二吉村順三が手掛けた住宅を中村好文が改修したギャラリー「inkgallery」でモダニズムと和の様式美を体感日本とアメリカを行き来し、日本の建築文化をアメリカに伝えた建築家・吉村順三。帝国ホテルの建設にあたって、フランク・ロイド・ライトとともに来日したアントニン・レーモンドに師事。モダニズム建築の父とも呼ば...hash-casa.com
台湾には2ヶ月に一度来て稽古をしているほぼ毎回あるのが茶事稽古先日茶事に客として招かれた時に亭主自らの手で懐石を作られていた自分の家でも茶事をする時一番手間の掛かるのが懐石台湾でも自分たちで調理してくれている台湾は外食文化なのであまり家でご飯を作ることがないらしい懐石といっても献立はさまざま何を作ってもよいとしているただし刺激の強いもの、香りの強いものなどその後のお茶に響くものは外してもらっているどのようなものでも作ろうと思う気持ちが大切形式を整える必要はない濃茶の前の
3月28日は利休忌大徳寺聚光院で法要が行われる毎月28日行われるが今日は祥月命日毎年のことなのだがいつもと違う日になるこの日は私の入門の日でもあるもう何年になるのだろう改めてあの日のことを思い出す暗くて迷路のような茶室先輩に導かれてお参りした利休堂には厳しい顔の利休像がありこれからの修業の無事をお祈りした奥の仏間でチンと座っている年寄りだと思った家元は血気盛んでついていけないほどパワフル腹を立てているか腹を空かせているかそんな人聚光院の住職に挨拶をした時にとにかく忍
このところ更新がお休みでした今年の花粉症はひどく細い目のくせに花粉だけは入るようでさらに目が開かなくなっていますそんな季節ですが春になり茶の湯にはいい季節です先日千葉の野田に行ってきましたキッコーマンのお膝元ですここに茶事でお呼ばれでした(茶事なので写真がありませんタンクの中で茶事をした訳ではありません)お弟子さんに茶事稽古での亭主役をしてもらうことはあっても私が全くのお客になってのお呼ばれはなかなかありませんそれだけでも嬉しいものです今回は亭主は5人の連合軍ほぼ何十
3月に入り茶事が3回初回の亭主はお世話になっている茶道具商の方2回目は他流の学者の先生3回目はこれから伺うのですが私の古い社中が何人か集まって初めて茶事をしてお客で呼んでくれましたどの茶事もそれぞれ嬉しいです嬉しい方向性がそれぞれ違いますその人の茶の湯のカタチが1番わかりやすいのが茶事だと思います日頃の稽古は茶事の割稽古です点前はお茶を点てる手段その手段を使ってどう客を迎えるのかそれが茶の湯ですさて今日はどんな茶事になるのか楽しみ楽しみ
バレンタインジャンボ買った帰りに宝くじ売り場近くの神社ではなく、こちらの神社の方によって当選祈願をしようとしましたが、おばあちゃんに誘われてお茶をいただきました。因みに購入した場所は「大黒様の宝くじ」ちなみに一杯400円。いろいろお話をお聞きしました。写真は本人の許可を得て撮影しました。月1回で最初の日曜日に来ているそうです(要確認)。蛇足→流派は教えてもらいましたが、流派の看板は掲げていません。看板を掲げないでほしいとか?暖かくなったらテーブルを出すとか?
先日茶会のお手伝いをした長い付き合いの茶道具商の方が亭主だったこの茶会はある茶道具商が主催しているその茶道具商で修行した人が持ち回りで亭主となっている茶会自分が修行した場で茶席の亭主をするなんとも重い茶会自分の先輩、後輩たちも客としてやってくる主催者の茶道具商は先代が亡くなりその息子さんが新たな当主となっている今回席主を務めた茶道具商は自分が教えを乞うた師匠に晴れの舞台を見てもらうことはできなかった残念な気持ちはあるだろうがもし先代の主人がいたら感極まって亭主が務められた
千宗旦(ソウタン)の次男は誰か?千利休の孫となる千家3代・宗旦の次男は一翁宗守(イチオウソウシュ)。一翁は一時「吉岡甚右衛門」と名乗り、塗師となったが、のち千家に復し、讃岐高松・松平家の茶頭(サトウ)として活躍した。晩年、京都・武者小路小川東入の地に、1畳台目に5寸1分の半板を入れた茶室「官休庵(カンキュウアン)」を創建し、武者小路千家の起源となった。「宗守」の号は、一翁の参禅の師・大徳寺185世玉舟宗璠(ギョクシュウソウバン)より授かったもので、代々武者小路
移動の多い仕事柄関西に行く時もできるだけ飛行機で移動したいかえって時間がかかるのだがアンポンタンな移動と言われるが普通に考えるとその通り馬鹿な移動方法だと私も思うこれは移動ではなく趣味の結果移動しているのだ趣味と実益を兼ねていると言ってもいい茶席は非日常といわれるしかし私にとっては日常の場私にとっての非日常を探していますそれこそが飛行機の中なのだ修業中に師匠がよく飛行機の中が1番落ち着く誰からも連絡が来ないから色んな心配をする必要がないと良く言っていたことを思い出
2月28日の戦国歴史天正19年(1591)2月28日千利休切腹千利休が豊臣秀吉の命により京・葭屋町の邸で切腹織田信長、豊臣秀吉と2人の天下人に仕え天下一の茶人となった利休織田家でも利休から茶の湯を学ぶ者も多くいた細川忠興、織田有楽斎、古田織部など秀吉と対立し切腹となるまで天下一の茶人であったのです千家の開祖であり表千家・裏千家・武者小路千家となり現在でも利休の茶の湯は続いてます豊臣秀吉が利休に激怒するきっかけとなった大徳寺の三門2
おはようございます。いつもの年ならば、今日で2月も終わりと書くところですが、今年は閏年。1日プレゼントをいただいたような気分です。今日は「織部の日」です。岐阜県土岐市が1988(昭和63)年に制定しました。1599(慶長4)年のこの日、千利休亡き後の豊臣秀吉の茶頭・古田織部が、自分で焼いた茶器を用いて茶会を開きました。この器が後に織部焼と呼ばれるようになりました。織部扇形蓋物東京国立博物館蔵2024/01/02から2024/03/10まで本館13室で展示されていますそして、本
熱海、MOA美術館にてこれから準備落ち着かないので朝早く家を出て集合の2時間前に着いてしまった珈琲を一服して展示を見るもこれからの茶会が気になりただ見ているだけ入ってこない外は雨松林図のような曖昧な景色を見ながらの珈琲師匠のなかではこの茶会日露戦争から関ヶ原の戦に変わったらしい今日からいよいよ関ヶ原の合戦だぞ!と朝から電話が来た関ヶ原なら地元みたいなもの熱海も慣れた地さて関ヶ原の戦いだと誰の役になるのかなとりあえず無事に生き延びよう笑
光琳茶会が来週に迫ってきました去年の光琳茶会の折家元がMOA美術館館長に自分が元気なうちにここで釜を掛けたいMOA創始者の岡田家と武者小路千家の関係を知らせていくために掛けたいと直訴したこの茶会は美術館が主催ではなく東西の茶道具商が光琳茶会世話人会という組織を作りそこが主催となっている世話人会の役員会で早速議題になりでは来年に若宗匠とご一緒に掛けて頂きましょうということになったその時からこの茶会はお前に任せると言われお手伝いのお願い宿や食事の手配、美術館との相談、茶
先日あるところでの初釜でした私の力ではまず揃えられない道具組みでした茶席を整えるとはよくいいますが整うとどう感じるのかが実感できました非常に心地よい空間ですそこで点前をするのですがこれもまた心地よい借り物とはいえ非常に心地よい茶道具は使うものです形が整っていてもそれだけではいけません使いやすい、扱いやすいものそれが茶道具してのいいものこの日の茶碗は樂の古いものでしたがお茶がよく錬れました勝手にお茶が錬れていくそんな茶碗でした形は優美かつ繊細私は樂茶碗にこのように
稽古とは一より習い十を知り十よりかえる元のその一利休百首の中の有名な一首です先日の稽古いつもならこの時期は長板総飾紹鴎棚台目棚など重めの取り合わせでの稽古なのですが今月は盆点前にしました私は普段は点前の流れを重視していますですので特に点前の始めの頃は言いたくないのです流れが切れるのが嫌なのですなので点前の動作の許す範囲が広めなのですしかし今回は盆点前で許容範囲をごく狭くしました盆点前は点前の骨格なのでこの点前が基本中の基本です歩く、座る、割稽古の部分などいつも言
昨日は立春昔の暦ではこの日から新しい年が始まります前の日の節分が歳の最後の日になります家元に修業中の時には節分の夜には吉田神社にお参りに行きます古いお札をお返しして新しいお札を頂きますこの神社には大元宮といい日本諸国の神社を集めたお宮がありますご縁のある国のお社にお参りをしますそうするとその国のなかのお宮全てにお参りしたことになるようですそして温かいお蕎麦を食べてるとそれが年越し蕎麦です御神酒も頂いてしっかりと温まって帰路に着きます長老の先生が吉田神社のお札を表具して
利休の孫・元伯宗旦(ゲンパクソウタン)には4人の男子があった。長男・閑翁宗拙(カンオウソウセツ)は、故あって家を出たが、次男の一翁宗守、三男・江岑宗左、四男・仙叟宗室がそれぞれ「官休庵」「不審菴」「今日庵」として初祖・利休以来の道統を受け継いだ。茶室の基本は四畳半だが、「直心(ジキシン)の交わり」を求める利休は、主客の距離をなるべく縮め様とより極小の空間である小間(コマ)の茶席を重んじ、その思いは「三千家」それぞれに継承された。不審菴・官休庵今
鎌倉にある稽古場の長老が考えて自ら作ってくれた立礼卓がある一緒に稽古をしている人が足を痛めて正座ができなくなったためお点前ができなくなったそれでも稽古に来てくれるのだがやはり寂しいそこでこの長老は自分で考えて椅子でも畳と変わらず点前ができるようにしたいとの思いで作ってくれたいつもこのお爺には頭が下がりますたまたまその稽古に台湾の人が遊びに行ってその棚を見た時にとても感激した台湾で茶の湯の稽古を始めるにはとても勇気がいる正座をしなければいけない正座をしたことのない台湾の人に
台湾に来ています今日は稽古の合間に盆点前と立礼の資格審査試験武者小路千家では入門をしていなくても盆点前と立礼の点前には修了証をお出ししますしかしそのためには審査を受けて合格する必要があります今回は高校生の男の子とそのお母さん、去年の秋に茶会をさせていただいた施設の女性3人の盆点前の審査と高校生の男の子は立礼の審査も受けてくれました思い起こせばもう30年以上前大学2年の頃私も盆点前の審査を受けましたお茶をしたことがなかった私にはハードルは高かったですがお世話をいてくれた方
京都の初釜を終えて久しぶりに家に帰ると二通の便りが来ていたそのうちの一通今年初めに終えた初釜のお礼の便りでした果し状か?!と思いましたが巻紙に綺麗な毛筆でしたためた手紙でした私は色々とお弟子さんには言わない方だと思っていますあんなに細々と言ってるのに?!と思っている方もいるかもしれませんが。。。できれば自分で気が付いて欲しいのですやろう!と思ったときその時がその人のいいタイミングだと思っていますそれを待っていますだからできるだけ長い茶の湯のお付き合いがしたいのです
今年の雅茗会の初釜は濃茶を飲み回しています久々に主茶碗で濃茶を練りました5名前後の濃茶を練りそのまま飲み回すのは久しぶりですあの茶筅から指に伝わるお茶の感触香ってくる香ばしいお茶の香練れてきた時の少しずつ重くなる抵抗お茶の艶が出た光沢お茶を差し上げる醍醐味ですまた点て際を見てとろっとしたお茶が薄くついている茶碗を見た時の安堵この上ない充実感ですお客が美味しそうに飲んでくれているのを見るのは嬉しいものですほぼ一年に一度の皆さんの前での点前です丁寧に懸命に練ります美味しいお
家元東京初釜が始まりました初日は少し時雨ましたが無事に終了しましたお越し頂きました方々、ありがとうございました東京では薄茶席にて皆さまにお会いできると思います久しぶりに半床庵を開けていますここの畳は日本一の畳です作業風景です一枚ずつ畳表を縫っていました最高の畳表に最高の技術でできた畳です久しぶりに日の目を見ています初釜に来られた方はご覧になって撫でてみてください
2月22日、23日熱海MOA美術館にて光琳茶会が行われます濃茶席を武者小路千家家元不徹斎宗匠薄茶席を若宗匠隨縁斎宗屋宗匠美術館席点心は広尾のびおらさん武者小路千家づくしになります広尾のびおらさんは家元の妹さんの後藤加寿子さんのお店です今回の家元が茶席を担当するのは異例のこともう十数年先まで席主は決まっているのですが去年の光琳茶会の時に家元が茶会関係者の方に近いうちに自分が席を掛けたいとお願いしたために実現しました武者小路千家とMOAの創始者岡田家とのご縁は深く先々代
茶の湯の要素は茶事に全て詰まっているその要は濃茶この一服のために全てはあるただ濃いお茶を飲むだけではない一碗を飲み回して分け合うことで連帯感を持って一座建立するそれで亭主と客が一つになる茶事だと連客がわかった上で招かれるので抵抗感は少ないが大寄せだとどうだろう今茶の湯の世界では飲み回しがほぼなくなっているコロナ禍によって飲み回しがよくないとされたから世の中がコロナ以前にほぼ戻っても飲み回しは戻っていない点ててみても1人分の濃茶はなかなか美味しく点てにくいトロッとした
今日から京都での家元初釜が始りました初日無事に終わりましたお越しいただきました方々ありがとうございました今年の役割は濃茶席ですこの数年薄茶席を担当して点前、席主役と交代で勤めていましたが今年は久しぶりに濃茶席家元、若宗匠とご一緒で緊張感漂っています朝一番で炭を入れて釜を懸けます一日の始まりですその中でも私の役割は水屋です一番若手が茶碗洗いをするのですがメンバーの中で私が一番若いのですもうどのくらい振りかわからない茶碗洗いをしています特に濃茶席で使う茶碗は間違いがあって
今年の雅茗会の目標を『一碗を大切に』としましたこれは年末に私のお弟子さんではありますが年長であり人生経験豊富な尊敬すべき爺が言ってくれました「新しい人が入ってくる。一年や二年黙ってお茶を飲んでもらってもいいと思うそうするとたくさんの物事が見えてくる点前はそれからでいいのではないか」「この一碗のお茶を飲む。このことに集中することが大事じゃないのか」その通りだと思います昔は一年お茶を頂くだけという稽古場もあったでしょう今でもあると思いますしかし私の今の稽古ではそのようなことは
年が改まり色々なものを新しくします私は点前帛紗を新しくしました家元のお向かいの大阪有香さんのものです茶道帛紗大阪有香poweredbyBASE1945年から70年以上、京都西陣にて茶道用の帛紗や袋物を販売しております。表千家流・武者小路千家流、お使い帛紗・出帛紗・染帛紗・数寄屋袋・懐紙入などお取り扱いしております。長い歴史を経て受け継がれる文様、美しい織物をお楽しみくださいませ。shop.osakayuko.com今では一番重くなった40号です引染十匁です武者小路千家で
明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いしますと例年はおめでたい言葉で始まる新年ですが年明け早々に能登で地震が起こり羽田空港では航空機事故が起こりどんよりとした気分で始まる新年になってしまいましたしかし時はそれでも進みます予定していた初釜が始まりました今日は岐阜稽古場での初釜でした先代家元夫人の澄子先生の陶額でお出迎えです私はあだ名が『ぐじ』でした魚のプリンスらしいです笑亡くなったもうすぐ20年になるでしょうか今でも変わらない存在感ですみんなが集まって色んな
【食育クイズ:Vol.1461】「京都府」の「有名茶室」おさらいクイズ!「茶室、今日庵」がある事で知られる「京都」の「茶道、家元」名とは?↓↓↓↓↓↓問題は下記から↓↓↓↓↓↓∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞大豆コーヒードリップパックAmazon(アマゾン)コッチラボ国産大豆100%大豆ミートプレミアムソイミンチ粗挽き鶏ミンチ風サラダ・スープに大容量サイズ1kgAmazon(アマゾン)
お社中さんと銀茶会へ。銀座のメイン通り1〜7丁目をぶっ通しで歩行者天国にし、道路でたくさんの流派が野点するんです!武者小路千家のお席が抽選であたりました。私達は表なので、表以外で、、と色々模索したんですが、見たことないお点前に目が釘付けです。別の方は煎茶道、これまた、全く違う頂き方でびっくり!とても充実した1日でした。お着物の方たくさん居て、それも見応えありました。少し遅いお昼、海鮮丼♡̆̈1万歩も歩いたのでお腹ペコペコで、すぐ平らげてしまいました。