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近年、国際情勢は大きく変化し、日本を取り巻く環境も緊張を含んだ局面が続いています。奈良を訪れ、歴史に触れながら、改めて「日本はどのように平和を守るべきか」――そんな問いを抱きました。今回は、旅先で感じたことを皆さんと共有したいと思います。11月の初め、共生社会特別委員会の一員として県外調査のため奈良県を訪問しました。早朝6時前に目が覚め、散歩をしながら天平文化に触れ、日本の歩んできた歴史に思いを馳せました。663年の白村江の戦いに始まり、唐の動向を警戒しつつ、遣唐使を派遣し交流を続け
たくさんの方々にお世話になりながら、神奈川県議会議員としての歩みも十一年目を迎えようとしています。当選一期目のころは、「子どもたちの輝くみらいのため」というキャッチフレーズで、小児医療費の拡充、中学校の給食、保育園の無償化などを訴えてまいりました。時代の要請を受けるかたちで、子どもたちに対する政策に多くの光が当たり、幼稚園や高校の実質授業料無償化などの福祉政策が、私の目指していた当初以上に充実してきたことを改めて感じます。(1期目の街頭活動の様子。初心を忘れずに参ります)その一方で、
9月2日から5日まで、台湾を訪問いたしました。今回の視察は、台湾における憲法改正や選挙制度改革の現状を学び、少数民族の文化や自治の在り方を知り、さらに台日間の交流や災害対応の仕組みについて理解を深めることを目的としたものです。神奈川県議会議員として、こうした学びを県政にどのように活かすかを意識しながら臨みました。初日は、台湾の五指山軍人墓地に眠る李登輝先生のお墓を訪れました。民主化を切り拓き、日本の将来をも憂慮された先生の墓前に立ち、胸が熱くなると同時に大きな緊張を覚えました。李登輝先生
8月19日、建設企業常任委員会の視察で石川県七尾市を訪問しました。現地では、国土交通省北陸地方整備局・能登港湾空港復興推進室から、能登半島地震の対応状況について説明を受けました。推進室では、石川県や七尾市の要請を受け、七尾港・輪島港・飯田港・小木港・宇出津港・穴水港・和倉港の7港湾と2つの海岸、さらに能登空港について、大規模災害復興法の適用に基づき、自治体に代わって本格復旧を進めています。能登半島地震は2024年(令和6年)1月1日16時10分に発生しました。翌2日には国土交通省T
最近とみに感じる、わが国を覆う閉塞感――これは政治の力で打破すべきものだと考えていますが、ではその正体は何なのか。自分自身でもうまく言語化できず、「壁打ち」のごとくAIに疑問をぶつけてみました。何度かやりとりを重ねつつも、ほぼ私の予想に近い分析が返ってきましたので、以下ご紹介いたします。1.経済の長期停滞(「失われた30年」)1990年代のバブル崩壊以降、賃金は伸び悩み、将来に希望が持てない若者が増加。消費は低迷し、企業も投資に慎重になり、経済全体が委縮した印象です。2.人口減少と
戦後80年という節目の年、各地で様々な追悼の催しが行われています。その多くは戦争の怖さや愚かさ、平和の尊さこそ掲げられていますが、その一方で戦陣に散った方々、戦禍に斃れた方々など当時を生きていた人の「想い」が抜けた展示が多いと感じます。当時子どもだった人に戦争の体験をインタビューしたところで、大筋は「戦争は恐ろしい」ということしかわからない。幼い記憶ゆえ、その点は無理もありません。然しながら、当時の児童たちにとってのお父さんやお兄さんは何のため、そして誰のために、その恐ろしい戦いに立ち向
ITの発展とともに、世の中は本当に便利になったなと感じます。食事の注文も、スマホやタッチパネルで簡単にできる。移動も車を使えば、すぐに目的地にたどり着ける。以前と比べて、驚くほど効率的な社会になったと実感します。(imagefrom"iStock")でもその一方で、少し立ち止まって考えてみたいことがあります。たとえば、私自身が選挙期間中などで地域を歩いて回っていると、「あ、こんなところにお店があったんだ」とか、「この季節にはこんな花が咲くんだな」とか、普段は気づかないような発見が
先日、家族とともに米国・ロサンゼルスを訪れました。人生初の留学地でもあるこの場所を再び踏みしめたのは、実に約20年ぶりのことです。日本を離れての留学は刺激に満ちあふれる日々でしたが、当時は異国でふるさとの良さを改めて実感しました。「いつか、日本の未来のために政治に携わる仕事がしたい」。そうした素朴な思いを胸に帰国してからずいぶん経ちますが、思い出の地を家族とともに訪れることができたのは実に感慨深いものでした。日本の日常的な光景ですと、歩きながらや電車内でのスマートフォン操作は当た
さる3月26日、神奈川県議会の令和7年第1回定例会において令和7年度予算案が可決されました。このたびの予算総額は総額4兆6637億円となり、過去2番目の規模となります。その重点は子ども・子育て支援を筆頭に、共生社会の実現に向けた障がい児・者の生活を支えるサービスの充実強化、「災害に強いかながわ」に向けた新たな神奈川県地震防災戦略等に基づく取り組みの推進など、多岐にわたります。私の重点政策「少子高齢化対策」については色々と思うことがあり、直近の県政レポートでも触れたばかりでした。駅頭や
米・トランプ大統領が再選を果たし、就任から早くも1ヶ月が経過。不法移民の問題や関税の引き上げなど、署名した大統領令は100本を超える勢いです。その内容や是非はともかく、この馬車馬のごときスピード感こそが今の日本の政治には圧倒的に欠けている。そのように痛感しています。(画像出典:ABCNewshttps://abcnews.go.com/)また先週2月24日は、ロシアがウクライナに侵攻を開始してから3年の節目を迎えました。トランプ大統領とロシア・プーチン大統領は直ちに停戦交渉を開
神奈川県の偉人といえば、皆様は誰を思い浮かべるでしょうか。私にとっては米国の大学図書館で再発見した二宮尊徳が真っ先に浮かびます。過去の寄稿でも触れましたが、米国留学の際にも大学の図書館で同書に触れ、誇らしい心持ちになったのを今でも思い出します。【「代表的日本人」二宮尊徳から考える、わが国の教育政策】https://shotakeda.com/contribution.html現在も機会があるたび、尊徳翁の遺徳に触れようと心掛けています。そうした折、友人から教えていただいた書籍に「これ
能登半島の震災や海上保安庁の航空機接触事故から始まった2024年。被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々、ご遺族の方々を思うと本当に胸の痛む一年であったことと思います。特に発災から丸一年が過ぎようとしている能登半島の皆様におかれましては、復興に向けての新年となることを願ってやみません。私自身の一年を振り返りますと、2024年も多くの皆様に助けていただき、また様々な教えをいただき、お陰様で充実した一年でありました。まず2月ですが、歴史ある地元の商店街
将来の日本を担う若者が希望を持てる政策を、国の権限、県の権限、市の権限、それぞれの持ち場を超えて、いかにして作っていくか。超少子高齢化の激流の真っ只中にある現実を直視し、改めて痛感する日々です。毎月はじめの雑記帳、今回は自民党のブロック会議でも話題に上がった事項について自分の考えを書き留めたいと思います。これは必ずしも「かくあるべき」というものではありません。賛否両論を前提に、皆様一人一人が考える材料にいただけたらと思います。1全国の最低賃金をどうするかつい先日ですが、朝のNH
去る10月27日、第50回衆議院議員総選挙の投開票が執り行われました。わが自民党神奈川県連においては、多くのご支援、そして多くのお叱りをいただいた選挙となりました。終盤の2000万円問題がにわかに浮上した際、実は私自身、即座の政権交代を覚悟しておりました。しかしながら開票翌日から本日までの趨勢を見る限りでは政権維持のいかんに関わらず、「自民党、しっかりしろ」という声も少なくなかったのでは。そう感じています。国政や自治体、それぞれの持ち場で深く反省し、永田町のルールで動く自民党ではなく、真に
2024年も早いもので4分の3が過ぎ、にわかに慌ただしさと少しばかりの肌寒さが訪れました。9月25日は今年初となる、一般質問の機会をいただきました。質問を練り上げるにあたり、個々の課題に関する要望をいただいた皆様、幾多のヒントを与えてくださった皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。今回、黒岩知事や関係当局には以下の質問を行ないました(括弧は質問先)。1県政の諸課題について(1)働きがいのある職場づくりについて(知事)(2)子育て支援の充実について(知事)(3)消防の対応力
8月19日から23日までの5日間、自民党青年局の有志約70名で台湾を訪問しました。私自身にとっては実に20年ぶりの訪台となります。台湾をめぐる議論では、よく「中国からの独立か、それとも合併か」そのような二者択一の論点が多く聞かれますが、実際には「現状維持」という観点が最も大切だと思っております。また日本は1972年(昭和47年)、日中国交正常化の際に「日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約」を締結しており、台湾の独立を助長するような行いは同条約の不履行につながるという側面をあわせ持っていま
私たち神奈川県議会議員は、それぞれが常任委員会と特別委員会に所属し、互いに切磋琢磨しながら予算や議案の審議を行なっております。その中で私は現在、「防災警察常任委員会」と「安全安心特別委員会」に所属しています。どちらも県民の皆様を危険から守ることにつながる委員会であり、これまで以上に知見を高めていかねばと奮闘の日々です。(委員会でのひとコマ)神奈川県警では防犯や安全のための情報ツールとして「安全メール」の配信サービスを行い、県民の皆様に注意を呼び掛けています。つい先日ですが、港北区
さる5月27日から31日までの5日間、中国の北京と天津へ行政視察に訪れました。直前の5月20日には頼台湾総統が演説の中で「新たな二国論」を持ち出し、中国は台湾周辺で報復的な軍事演習を始めました。また中国は、日本の国会議員が台湾総統就任式に31名が出席したことに不快感をあらわにし、呉江浩・駐日中国大使が「日本の民衆が火の中に」と発言するなど、複雑な思いを抱えながらの出発となりました。また帰国後早々には、靖国神社に対する中国人観光客の非常識な行動が報じられました。たとえ国籍や文化の違いはあ
いつも支援者の皆様からは様々なアドバイスや教えをいただき、その積み重ねが私自身の活動の源泉となっています。『表現者クライテリオン』という保守思想誌を読むようになったのも、とある支援者の方からの助言がきっかけでした。このクライテリオン(=Criterion)とは判断・評価の基準や標準,尺度といった意味があり、私自身も同誌に刺激をうけ「基準の高さが評価の高さ」という信条を掲げています。(「クライテリオン」5月号)最近の号をめくると、藤井聡・同誌編集長の「クライテリア日記」と題された記事の
新年度がはじまった4月、最初の衝撃は3日に起きた台湾東部沖地震の発災でした。亡くなられた方に哀悼の誠を捧げますと共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。台湾東部の宜蘭(ぎらん)県は1897年(明治30年)、西郷隆盛の長男・西郷菊次郎が初代庁長(現在の県知事に相当)を拝命した地として知られています。当時は台湾人に対して差別意識を持つ日本人が多い中、西郷は河川工事、農地改良、教育など産業の発展を目指して辣腕をふるいました。彼の地では今でも西郷菊次郎を偲び、その功績を称えた石碑が立って
昨年に新型コロナウイルスが五類に移行してから、もうすぐ1年。これまでの行動制限が大幅に緩和され、停滞の一途を続けていた経済にも好転の兆しが見え始めてきました。そうした矢先、折からのわが党派閥によるパーティー収益の取扱いでは区民、市民、県民、そして国民が不振をいだく事態となっておりますことに対し深くお詫び申し上げます。またつい先日も、和歌山県での不適切な懇親会が報じられました。このことに対してはもはや弁解の余地もなく、自民党所属議員の一人として心より申し訳なく恥じ入る次第です。もはや
2月上旬から、神奈川県議会では令和6年第1回定例会が開催されています。通常、役所等は4月を基準とした年度で物事が進みますが、議会は新年1月からの起算となります(もちろん、審議対象の予算などは年度単位となります)。(画像出典:神奈川県議会フェイスブック)その神奈川県予算ですが、現在審議中の令和6年度予算は約4兆5千億円が計上され、その中で医療や福祉、国民健康保険などを所管する厚生常任委員会関係の予算は約1兆4千億円となっています。非常に莫大な予算ですが、実際にはほとんどが法律(政府から地方
2023年に厚生常任委員長を拝命して間もなく丸一年が経とうとする中、2024年は能登半島地震による被害の甚大さに心を痛める幕開けとなりました。亡くなられた方々のご冥福と、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。また翌日には羽田空港で海上保安庁機とJAL旅客機の接触事故が起き、海保機の乗員5名が亡くなりました。乗客が全員無事だったのは不幸中の幸いでしたが、神奈川県民の安心と安全をいかに守るか、覚悟が問われると改めて感じております。能登の地震で被害がもっとも甚大な石川県には、神奈川県から
激動の2023年も、多くの方に大変お世話になりました。謹んで御礼申し上げます。4月には統一地方選挙があり、事前の感触が非常に思わしくなかったことから多くの方にご心配をおかけしました。そうした中で沢山のご支援を賜り3期目の職責をお預かりできたことは、今年を振り返って一番思い出深い出来事です。また今年は先輩や同僚、友人、知人が鬼籍に入られ、命には限りがあることを痛感させられる年でもありました。日々を丁寧に生きなければ、改めてそう思います。経済に目を向けますと、世界経済のインフレにより、
令和5年も残すところ一か月、今年も沢山の出会いがあり、そして学びがありました。出逢った皆さま、多くのことを教えてくださった皆さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。わが国には素晴らしいところが沢山ありますが、そのひとつには「たどる事のできる歴史の長さ」、そして、その歴史が断絶せず「繋がっている」ことにあると思います。たとえば、地域の自治会の活動でもお祭りでも、時代の変化に応じて現代まで続いてきました。また県内には江戸時代よりも前から続く伝統行事がたくさんありますが、その節目には社
ドル換算における名目GDPで、日本は世界第4位に転落をする。そんなショッキングなIMFの予測が、つい先日報じられました。日本のGDP、ドイツに抜かれ世界4位にIMF予測(10月24日、日本経済新聞)同予測によると、日本は近々インドにも抜かれるという非常にきびしい内容となっています。約14億人という一桁ちがいの人口を抱えるインドならいざ知らず、人口約8000万人のドイツに人口約1億2000万人の日本が抜かれる。近ごろは大学などの研究機関でも研究開発費の右肩下がりが続き、教育にも影を落と
近年のテクノロジーで量子コンピュータと並び、世界中で注目を集めるのが、AI(人工知能)に関する技術です。その中でも「生成AI」の分野は、日進月歩という言葉が陳腐に思えるほどの革新が進んでいます。ひとくちに生成AIといっても文章や画像、動画に3Dモデル、さらには音楽など様々な生成AIが存在します。(画像出典:https://www.techjockey.com/)神奈川県横須賀市では全国に先駆け、今年4月に行政として初の文書生成AI「ChatGPT」活用に取り組んでいます。私も先日視察
昨日9月14日、神奈川県議会第3回定例会において、自民党代表質問をする機会に恵まれました。湘南港を基点とした海洋ツーリズムについて、これから具現化してきます。また、大型ビニールハウスの建築確認は市町村に相談をし、撤廃の方向となります。武田が行なった質問項目は、以下のとおりです。1地域の活性化につながる取組について(1)県西地域活性化プロジェクトの改定について(2)今後の観光の核づくり事業について(3)本県の海洋ツーリズムの今後の展開について(4)アーバンスポ
8月28日(月)から30日(水)までの3日間、厚生常任委員会の視察で岡山県を訪れました。28日は、岡山大学「山里海医学共育プロジェクト」と岡山市「健康ポイント事業」について視察しました。〇岡山大学の山里海医学共育プロジェクト岡山大学、島根大学、鳥取大学、香川大学では、令和4年度から、文部科学省補助事業ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業に選定されました。海に近い地域や山に近い地域、山間部など、地域によって生活習慣や食べ物が異なり、かかりやすい病気の傾向がそれぞれあります。そのよう
先日閉会した神奈川県議会定例会で、わたくし武田翔は厚生常任委員会の委員長を拝命いたしました。重責を担う立場として身の引き締まる思いとともに、いかに先輩たちの伝統を受け継ぎ、自分が任に当たる意義を添えるか。日々想いを巡らせています。厚生常任委員長に就任すると、慣例として「神奈川県戦没者慰霊堂奉賛会理事会」の副会長も拝命します。このたび就任後初の理事会が開催され、私からもご挨拶申し上げました。理事の多くは遺族会の方で構成されており、また遺族会では長年にわたる戦没者への慰霊顕彰、遺骨収集事業な