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原則1回の問題数は2問。アトランダムに出題する。センター試験前日まで、できるかぎり連日出題する。問37日本の木造建築に関して述べた次の文Ⅰ~Ⅲについて、古いものから年代順に正しく配列したものを、下の➊~➏のうちから一つ選べ。Ⅰ書院造と呼ばれる住宅様式がみられるようになった。Ⅱ奥州藤原氏によって、平泉の地に中尊寺金色堂が建てられた。Ⅲ富や権力を象徴する、豪華な日光東照宮が完成した。➊Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ➋Ⅰ-Ⅲ-Ⅱ➌Ⅱ-Ⅰ-Ⅲ➍Ⅱ-Ⅲ-Ⅰ➎Ⅲ-Ⅰ-
読者の皆様は、「正長の徳政一揆」という大規模な一揆をご存知ですか❓大学受験では、センター試験でも出題される、高校生にとっては標準的な歴史事項になります。正長は「しょうちょう」と読み、当時の元号のことを指します。徳政一揆は「とくせいいっき」と読み、徳政令の発布を要求する土一揆を指します。少し補足が必要です。「徳政令」についてです。徳政令は、中世(主に鎌倉時代・室町時代を指す)に行われた債権・債務の破棄を命ずる法令のことをいいます。鎌倉時代に出さ
お知らせ「教科書の研究」シリーズは、電子書籍になりました。どうかこちらをご覧ください。よろしくお願い申し上げます。http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg948459
21-4惣村の形成と土一揆中世は、社会の様々な階層に位置した人々が急速に力をつけていった時代だといってよい。その際しばしば、日常では達成できないような目的に到達するために、人々は、同じ気持ちを共有して一体化(一味同心(いちみどうしん))した集団を結成した。これを一揆(いっき)と呼んでいる。農民たちも、鎌倉時代後期以降の農業生産力の向上を背景に、みずからの手で、地縁(ちえん)にもとづく自治的な結合をつくりだしていった。これを惣(そう)(惣村(そうそん))といい、中世後半、畿内と