「盟神探湯」とは古代日本における裁判方法。「正邪」を裁く時、神に誓って熱湯に手を入れ、正しき者はただれないが、邪(よこしま)な者はただれたとされる。大和朝廷ではある「罪」を犯したとされる「容疑者」が二人、連行されて来ていた。互いが互いを罵り、「罪」のなすり付け合いをしている。「悪いのはアイツだ!」「いや、アイツの方こそ嘘をついてる!」食い違う証言。どちらも「正しく」聞こえるし、どちらも「嘘をついている」様にも思える。真偽の程はいかに?「判定者」を努めるのは現在の「裁判官」にあたる「審神者(さにわ