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翔「あの・・あの、お兄さんは大事なヒト、というか大切なヒト、いらっしゃるんですか?」翔は半分くらいモヒートをゴクゴクと飲んで思い切って言ってみた。*「オレ?オレはぁ・・・」マスターが男をギロリと見てまた直ぐにグラスを洗った。*「いるよ・・・。」翔「あの・・ケンカとか、一旦離れたりとか会えなかったりとか、した事ありますか?」*「・・・。フフ・・まぁ今がそんな感じだな・・。っていうかずーっとかな・・。」翔「ずーっと?ああ、海外とかの遠距離とか?」*「遠距離・・海外・・
翔「よくないんです・・。よくないんですよ、こんなの・・・」翔は注がれたグラスを今にも割りそうな勢いで握っている。*「よくないって?何がよ」翔「櫻華が、、櫻華が櫻華じゃないんです。あれは、櫻華じゃない・・外見は櫻華の人形だ」*「あの、あのさ・・その・・おう、櫻華ちゃん?とは会ってないわけ?」翔「はい・・・。俺・・仕事してるんで・・いや、仕事ってかこつけて、櫻華に会ってない、が正しいのかもしれない・・会ったら、そのまま奪って、誰も知らない所に連れて行ってしまいそうで・・。」*「じ
*「これ、美味いだろ?」翔「あ、はい・・」*「これ、今の俺の女。」翔「え?お、女?」*「ああ。淋しい時つーか、慰めて欲しい時、起こって欲しい時、褒めて欲しい時、どんな時でもいてくれる。ははっなーんてな。何があったのか知んねーけど、イケてる顔がブサイクにになってんぞ。」翔「・・・。」**「おい、なーにが俺の女だ。ただのアル中の言い訳だろ」マスターが帰って来る。*「アル中じゃねーだろー」**「おんなじ事だ」翔はマニュアル通りの笑顔しかできなかった。*「で?どった
窓を少し開けて煙草に火を点ける。外は冷たい空気と少し暖かい混ざって少し春めいてきたなと感じる。翔は、波打ち際近くに車を停めた。23:08『櫻華、寝た?今日は月が綺麗だよ。三日月だけど、折れそうに細くて綺麗だ。櫻華、会いたい・・。会いたいよ・・・。櫻華の顔が見たい。櫻華の声が聞きたい。櫻華のその小さな手をギュッと握りしめたい。柔らかな髪。指を入れて、そのままギュッと抱きしめたい。櫻華?思い出してくれなんて言わない。会いたいんだ。顔が見
A「翔さん、もう出れますか?先方から来社対応ってメールきてますけど」翔「ああ、もちろん。すぐにセッティングして」A「その後もアポ入ってますけど、直行します?」翔「うん。そのまま詰めて」朝のオフィスはテンポ良く、電話やメール、スピーディな会話が飛び交っていた。9:00『櫻華、今日はどうだい?俺は朝から忙しくしてるよ。いや、忙しくしてないと、今すぐにでも櫻華に会いに行きたくて、なんだか仕事っていう抑制もたないと、いられないんだよ。櫻華、櫻華の顔がみたい。』
カ「何だか切ない夜になっちゃったわねぇ。」カズはグラスを片手にソファに深々と腰を掛けた。リカは外を見たままグラスを握っていた。カ「リカ、幸恵の事、理解できなくても、解ってあげましょ。悩んでもがいて、リカは直ぐにキッチリハッキリケリつけたい、ケリつけるタイプだけど、幸恵は自分で納得して、自分のタイミングで消化しながらも納得していくタイプじゃない。私達の中では超頑固なんだから。リカもそれはわかってるでしょ。」リ「・・・。」カ「でも、こうやって言い合えるのは私達だから、解り合えてるか
幸「あ、斗真が来ちゃった。櫻華?私達は、解ってるから。一人で抱え込まないで。私達はいつでも櫻華を守る。いつでも受ける覚悟はできてるからね。忘れないで。」波を真っ直ぐ見ながら、ハッキリとした口調で言った。櫻華もまた、真っ直ぐ波を見ていた。幸「さてと。」幸恵は二人で見ていた波を背に、車椅子をくるりと駆け寄って来る斗真へ向けた。斗「ハァッハァッハァ・・お、櫻華、幸恵さんッ・・ずいぶん・・来たんだねぇっ・・身体冷えちゃうよ・・ハァッ・・」幸「あはは!ちょっとーそん
幸「櫻華?櫻華さ、いつか翔君と1+1=1になりたいね。って言ってるんだぁって言ってくれた事あったよね?私ね、あれ、ずーーーっとわかんなくて。まぁ、今でもわかんないんだけど。ふふっ。私さ、やっぱりさ、自分が可愛いんだよねー。だからさ、けっこーんとか、こどもーとか、自分以外?自分の事以外てーんで考えられないっていうかさ。そこまでまわんないんだよねー。そう考えるとさ、櫻華と翔君はすごいわよねー。だってさ、自分の事以上にお互いの事想っててさ。いっつもいっつも一生懸命で(笑)。」幸恵は波を見ながら、
幸恵が櫻華の車椅子をひきダイニングへ戻って来る。櫻華の表情は無くなりただただ前を見ていた。幸恵は、3人の何か殺伐とした空気を感じた。幸「櫻華?寒くない?少しだけ、外付き合ってくれない?少し酔ったみたいで、外の風に当たりたいのよ。ね?」幸恵が櫻華の肩辺りに顔を近づけながら言った。櫻華は、何も言わず頷いた。幸恵はゆっくりと車椅子をひいて、外に出た。リ「あーゆーのはいいんだ?」リカは意地悪気にグラスを持ちながら斗真に向けた。斗「あ、あれは・・・。」斗真も慌て
「櫻華、ごめん!遅くなって!皆さん、すみません。」斗真が慌てて入って来た。カ「あっ・・・あ、おかえり!」カズは斗真の視線を独り占めできる様駆け寄った。幸恵はパウダールームへ駆け込んだ。リカは、窓の外を見たままだ。櫻華は、ソファに座ったまま、ゆっくりと足元に転がったコルクに目をやった。斗「僕も一杯頂いちゃおうかなぁ~」斗真がグラスを取りにキッチンへ向かった。カズは櫻華の背中をポンポンと撫でて、斗真を追った。リ「斗真ぁ~1杯じゃ済まなくなるわよ~。今日
カ「ちょ、ちょっとー!落ち着いて。そんな投げやりにならないの!」幸「・・・。」カズは幸恵の隣に座った。カ「さっきからアンタが言ってるその、癒し?とかやらをケンちゃんは持ってたんでしょ?寡黙で優しくて穏やか。力強くて暖かい。そう言ってたじゃない?アンタが一番解ってるはずなんじゃないの?年上?アンタの年上って、いっつもアンタが仕事で頭固いだの、古いだの、柔軟性0だの言ってる年代じゃないの?稀に、稀に特殊な人がいても、その人と出逢える確率は?出会えとしても上手くそこま
カ「幸恵、迷ってるって事?」幸「・・・・。」カ「迷ってるうちはしない方が・・・」リ「いや、もう覚悟決めて、飛び込めばいいんじゃないの?」カズとリカのグラスが進む。リ「なによ、何で迷ってんのよ?」幸「・・・・。ケンちゃんがさ・・・ケンちゃんが、子供が欲しいって・・。ハッキリは、ハッキリは言わないのよ?ハッキリは言わないんだけどね・・・。この前さ、店の前の海辺で遊んでる子供達と一緒に、一生懸命砂のお城をケンが作ってて・・。」幸恵がグラスを持ちあげて一口ワインを含
おはようございます.気持ち良いお天気ですね.わんちゃん達をベランダで、遊ばせて、今日のお家ご飯.感謝で、いただきます.今、私に出来る事.StayHome.櫻華さくら.皆様も身心共に健やかで、また、笑顔で、お会い出来る日まで…
今夜のお家ご飯.あぁ〜お腹すいた.時期外れの湯豆腐.感謝でいただきます.皆様も身心共に健やかで、また、笑顔で、お会い出来る日まで…今、私に出来る事.StayHome.櫻華さくら.
おはようございます.良いお天気ですね.今日は朝から、シャワー浴びて、お家で、DIY?キッチンと冷蔵庫の野菜を立てるのに小物入れが、欲しくって…ペットボトルと納戸から、グルーガンとハサミとテープを取り出して、小学生以来の工作…あっちこっち、傷だらけで…途中経過.上手く出来るかしら?(笑)皆様も身心共に健やかで、また、笑顔で、お会い出来る日まで…今、私に出来る事.StayHome.櫻華さくら.
おはようございます.今日も良いお天気.私は、起きてから、お掃除して、お花に水やり、わんちゃん達にご飯を食べさせて、お風呂にそして、今日のお家ご飯.パンとクラムチャウダー感謝で、いただきます.今、全世界で、不安と未知とのウイルスとの戦いの中、早くコロナウイルスが収束する事を願いワクチンが急速に出来ますよぅに❗️皆様も身心共に健やかで、また、笑顔で、お会い出来る日まで…StayHome.櫻華さくら.
さくらです。ここ数日、学業事としては、Eスクを聴いたり、卒論のための参考文献(論文)読みをしたりしています。「卒論を書くためには、絶対に読まなければならないだろうな」と思われる本(論文が27本収録されている)があるのですが、現在21本目にさしかかりました。ここまで読むと、テーマに関する核となる部分と、研究者独自の論と、専攻研究を踏まえて賛否を論じているものがあることに気付けるようになりました。読んだ論文は、論文ごとに、タイトルと重要な箇所をルーズリーフにまとめ、ファイリングしています。でも
洲崎灯台をあとにしまして所々の渋滞の中【道の駅きょなん】へ寄り道旬彩櫻華(しゅんさいさくら)さんにて子供たちはソフトクリーム私はクリームあんみつ(アイスがさくらのアイスでした)とあげもちを購入いつものことですが写真撮り忘れです食い意地には勝てないそして、道の駅きょなんのすぐ近くの【ばんやの湯】でラムネの湯に浸かるほっかほかお風呂から上がると素敵な夕陽がお出迎えしてくれましたそして、ただひたすら走りに走り途中で魔法のシールが貼ってある夕食を仕入れつつ...たどり着
「櫻華・・・。どうして・・・。」リカは小さく呟いた。櫻華は・・・櫻華は少し首をかしげて、少し微笑んで、自分の右肩にあるリカの黒くて長い髪を撫でた。「リカ・・・・」「リカ・・バカだねぇ・・・」ドアの向こうでカズと幸恵は声をひそめて聞いていた「でも、今入っていかないと・・」「そうよね・・」2人は思い切ってドアを開ける「ごめんごめん!遅くなっちゃった!」幸恵が一声を投じた「美味しいワインがさぁ~なかなかみつからなくて」カズも声をかけ
「さ、櫻華ここ座って。疲れただろ。」斗真は櫻華の手を取り、ソファーにそっと櫻華を座らせる「櫻華、今ハーブティー入れるね」斗真はキッチンに向かう。櫻華は窓から入る日の光を眩しそうに見つめていた「櫻華、ここ置くよ」斗真の言葉は聞こえているが櫻華はあれから全く言葉を発した事はなかった「櫻華?ここで、俺と櫻華は暮らす事になってたんだよ。この真っ白な家で、二人でずっと。櫻華は俺が守るからね。何も心配しなくていい。俺が全ての事から守ってあげるから」斗真は櫻
「櫻華?ほら、あそこに花が咲いてる。きれいだね」「・・・。」「櫻華?今日は風が気持ち良いね」「・・・。」斗真は車椅子を押しながら櫻華に話しかける。櫻華は言葉を無くしたかの様に何も返事をしない。「櫻華?ちょっとここで待っててくれる?」斗真はコールを受けて櫻華を置いたまま院内に戻っていった日差しは穏やかに櫻華を照らし、風は櫻華のふんわりとした髪と遊んでいる様に吹いていた櫻華は少し微笑みながら、空を仰いで目を閉じ、日差しを風を感じていた「いい天気だね」「!!・
【星読み会☆自分のキャラと進む道】前から知ってた星読み会。https://www.facebook.com/events/1196125313891728/?ti=icl気になりつつも参加するには至らなかったのだけれど。このところ、仕事のことも、仕事じゃないことも、やりたい事が溢れてて、でもどれにもいまひとつ自信が持てずどう進んだらよいものかと迷っていて。たまたまそこの時間は空いてるし。「めっちゃ良かったよー」って友達の後押しもうまくはたらき、あ、星読み会行ってみたい
今夜のぷらりん子は💫🌟あやちゃん🌟ママさん🌟みくちゃん🌟ななちゃん遅くなりました〜今月の平日サービスをお知らせします📢月曜日〜木曜日19時〜21時迄。カラオケ無料サービス🎤今月は、早い時間に来店で、お得なサービスです沢山カラオケの練習?沢山カラオケの本番?して下さいねさて‼️昨日のブログに載せた、ぷらりん星YouTube観て頂けましたか❣️YouTuberのマコちゃん。彼の正体は、、、スナック【櫻華】のマスターなのでした。櫻華は朝まで営業で有名なスナックです。
「ねえ、櫻華どうなっちゃうの?どうしてこんな事に・・」「カズ、落ち着きなさいよ。私達だって混乱してんだから。とっくにバンビは幸せになってると思ってたのに。ねえ幸恵」「そうよね・・なんでこんな事に・・・」カズ、リカ、幸恵はカズの店に集まっていた「ねえ、カズつっよいの入れてよ」「ちょっとーリカやめなよ、こんな時に飲んでも味もしないわよ」「そうよ、幸恵の言う通りよ!今入れられないわよ」「なんでよ!いいじゃない!飲まなきゃやってられないわよ!」「リカ!」リカはいつもの冷静な
道の駅三芳村ビーフ100%ビンゴバーガー窓の外は田園風景が広がりますのどか〜ビンゴバーガーはいかがですか?玉ねぎが生だったのでちょっと辛かったけどパテは100%ビーフなので食べ応えありバンズは軽め大きいけどペロッとご馳走さまぁ道の駅おおつの里切り花を販売していましたゴクラクチョウカだらけ黄色オレンジ白デカッ!帰り道ぶらっと立ち寄ったお店に心温まるお気遣い☔️で今日は寒いので私はおしるこを注文彼はコーヒーセット他のメニューも美味しそうです
2019年1月22日に立ち上げた水槽は、1カ月と1週間たちました。コケもなく、スタートプランツもしっかりと育つようになってきましたが、なかなか水の透明感が出てきません(左の水槽です。濁ってるでしょ)あせってはないのですが、生物兵器を投入することにしました。ジャ~ン!ピンク色のラムズホーンです。主人には前々から「残りのえさとかコケとか食べてくれるから入れた方がいいよ」と言われていたんですが、どうもあのくねくねしたのが気持ち悪くてでもこれなら綺麗だしかわいい~新しいお
「今日はお天気が良いですね~」「・・・。」車椅子を押された櫻華の反応はない冬なのに暖かな風が吹いている「まだ少し風は冷たいかしら」「・・・」「なあ、斗真、教えてくれよ。どうして、どうして櫻華はこんな風・・・」「兄貴、ちょっと落ち着いて。」「落ち着いてられるかよ!どうして櫻華がこんな目に遭わなきゃならないんだ!なあ、斗真、教えてくれよ!」「兄貴・・・。何日も眠ってないんだろ?少し部屋で休んで。じゃなきゃ今度は兄貴がダメになっちまう」斗真は翔の背中に手
「あれ・・」真藍の空に三日月が浮かんでいた櫻華はゆっくりとが起き上がる自分の手を握りながら伏して眠っている翔がいた「・・・。」じっと翔の寝顔を見つめる櫻華その翔の寝顔は頬がこけ、珍しく髭も疎らに生えていたじっとじっと翔の顔をみつめ優しく微笑むそして櫻華の瞳からは涙が一粒、二粒「・・・ごめんなさい・・・。」そう一言呟いて櫻華はナースコールした。「あの・・・」「櫻華!櫻華!良かった!目が覚めたんだな!」目を覚ました翔は櫻華の手を握り今
櫻華・・目を覚ましてくれよ・・なんで・・なんでなんだよ・・どうしてこんな事に・・・翔は真っ白な包帯にキレイに巻かれた真っ白な顔をした櫻華の手を握り締め真っ白なベッドにずっと寄り添っていた「兄貴、もう一回帰った方が・・」「・・・」「なあ、兄貴」斗真が後ろからそっと声を掛ける翔は櫻華が運ばれてからずっと片時も離れず櫻華の手を握っていた「兄貴、着替えだけでもしてくれよ。それじゃあ部屋の外にも出られないじゃないか」「・・・」翔は斗真の声には何も反