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山奥で発見された遺体は、顔が潰され、手首が切断され、歯が抜かれ、髪も切られていた――まるでホラーのような衝撃的な幕開けである。崖下に遺棄された身元不明者の発見から事件は始まる。死体の正体は誰なのか。犯人は何者なのか。その答えに至るまで、数々の要素が絡み合い、地道な捜査が積み重ねられていく。地方新聞に掲載された声掛け事案への警察対応を批判する投書、失踪した父を探す少年等々――こうした断片が少しずつ集まり、終盤で驚くべき真実へと収斂していく。畳み掛ける展開は圧巻であり、伏線と思われた細部が見
●失われた貌櫻田智也さんの『失われた貌』読了いたしました。このミス2026年、日本のミステリでは第1位の作品です読みやすく、ミステリを初めて読まれる方でもチャレンジしやすい感じが良いのかなと思いました本格ミステリー倶楽部の皆さま方のように、本格ミステリの世界を味わい尽くしておられる方々向けではないです社会派ミステリという感じもしますし、ドラマや映画になったら面白そうなイメージです観たいですね複雑に入り組んだ人間関係も魅力的なのですが、今回いつもほどは感情移入できずに終わっ
櫻田智也さん著【失われた貌】完読初めて手にした作家さんです。新聞掲載の紹介広告を見て読んでみました。あらすじ山奥で見つかった死体。顔を潰され歯を抜かれ手首から切り落とされ・・・。報道後、男の子が「お父さん(10年前に失踪)かもしれない」と警察にやってくる。その後、さらに殺人事件が発生。そこから顔を潰された死体の身元が判明。人間関係が複雑に絡み合って、話が進んでいく警察ミステリ。読んでる最中から。話の流れ方とか、登場人物の行動や感情から。「2時間ドラマを読
●このミステリーがすごい!2026今年も立ち読みしてしまいました今年は買おうかどうか迷っています日本のミステリ第1位の櫻田智也さんの『失われた貌』を絶賛拝読中です初読の作家さんです文章の感じにまだ慣れませんが、これからどんな風に展開していくかが楽しみです毎日が最高に嬉しい幸せな奇跡の連続ありがとう愛してます強運HIROKO☆
99.失われた貌櫻田智也最初は顔が潰され手首が切り落とされた遺体がみつかる。生活安全課に1人の少年が「殺されたのは自分のお父さんかも」とやってくる。彼の父は10年前に失踪していた。その後、アパートの部屋で大家の男性が殺されているのが発覚。部屋主は行方がわからなくなっていた。なんでこの本を読もうと思ったんだろうと思いつつ読んだが、この本も警察署間の抜けがけや検視官の横柄さに辟易。元探偵の男は殺されて当然と思うし、不倫されてこんなふうに巻き込まれるって不幸だわ。少年親子の未来に思い
櫻田智也さん本年度ミステリー三冠達成、おめでとうございます!!今年のミステリー界の話題をカッさらった「失われた貌」(新潮社刊)が、「このミステリーが読みたい!2026」をはじめ三冠!!初長編が戴冠とはすごい!!本書は櫻田智也が第一歩を記した記念すべき短編集。未読の方はぜひ櫻田ワールドをお楽しみください!!No.0462024.4.13(土)サーチライトと誘蛾灯/櫻田智也/創元推理文庫/2020.4.24第1刷720+10%第10回ミステリーズ!新人賞受賞作「サーチライトと誘蛾
失われた貌櫻田智也新潮社2025年8月失われた貌Amazon(アマゾン)山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。不審者の目撃情報があるにもかかわらず、警察の対応が不十分だという投書がなされた直後、上層部がピリピリしている最中の出来事だった。事件報道後、生活安全課に一人の小学生男子が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。間を置かず新たな殺人事件の発生が判明し、それを切っ掛けに最初
今年読んだ国内ミステリのマイ・ベスト5です☆⚫️1位松城明「探偵機械エキシマ」https://ameblo.jp/erroy3911/entry-12948808713.html『松城明『探偵機械エキシマ』⭐︎不気味なAI探偵の見事な本格ミステリ⭐︎本年度マイベストワンの傑作☆』松城明『探偵機械エキシマ』、昨日も書きました通り、今年の国内ミステリのマイベストワン作品です⭐︎https://ameblo.jp/erroy3911/ent…ameblo.jp⚫️2位川瀬七緒「18マイル
櫻田智也さんの『失われた貌』を読みましたこの方の本は初めて読んだのですが引き込まれるようでした読んでる内に頭の中で映像化される感じ最後のページまで緊張感がずっと続きます顔の潰され手首から切られた死体が見つかるところから始まりますそこへ10年前に失踪した父を探し続けてきた子どもが現れ「もしかしたら父かもしれない」と名乗り出たところから物語が思いもしない方向へ動き出します一見バラバラに見える出来事が少しずつつながっていく感じがとても心地よく気づいたらページをめく
大失態を犯しました図書館が長期休暇に入ることを失念していて来月のクリスマスイベントで借りる予定の本が貸出中になってしまい返ってくるのは3週間後間に合いません絶望という言葉が久しぶりに頭をよぎりましたすぐにメンバーにラインして近隣の図書館で借りられそうなところがあるかどうか確認こういう時はひとりで頑張らないで助けてもらうことを年を重ねて学びました結果すぐに反応してくれたMさん隣の市のカードを持っててそっちで借りられそうです良かった
ようやく読み終えました。帯で推薦している伊坂幸太郎、恩田陸、米澤穂信が全員好きなので気になって読みました。作者は櫻庭智也さんという方。が、これは曲者でした。2つの殺人を巡る物語。正統派殺人ミステリーすぎるミステリーでした。途中までひたすら、刑事2人による地道で地味な関係者への捜査描写がひたすら続くんです。この人誰だっけ?えーと、みたいになり、仕方なく登場人物一覧をメモにして読みました。頭が悪くなったのかと思いましたが(そうだったりして)、他の方の感想でもおまじような意見が目立っ
ここ最近はまっている作家さん、櫻田智也さんの最新作…じゃなかった、ひとつ前の最新作、「六色の蛹」を読みました。虫好きの一般人(?)、魞沢(えりさわ)さんがあちこちで出会う不思議な事件シリーズ。魞沢さんが主人公の短いお話がまとまって1冊になるスタイル。の、3作目。六色の蛹[櫻田智也]楽天市場お話の1つめが、なんともタイムリー、猟友会がらみのお話で。我が家周辺、タイムリーどころか、生活にちょっと支障をきたすんじゃないかと思うようなクマの危険度で。(ちょ
連作ミステリと紹介されており手に取ったが警察でも探偵でもない鈍感力が高く空気を読めない虫好きの優しい青年が主人公。事件、はたまた日常の謎を解きほぐす。最終章で、六編が優しく収束して見事!
この所なんだか酷く疲れていて…昨日は朝子どもを送り出してから二度寝…このままうだうだしてたいなぁと思ったけど、なんかこのままだと気持ちも落ちてしまいそうで本のために出かけることを決意🫡まずは図書館!!読みたかったまさきとしかさんの【レッドクローバー/まさきとしか】借りれた🙌でもその分厚さにたじろぐ…😂429ページもあるー!でもまさきとしかさんの作品はどれも面白いのできっと読み切れるはず🙌その後ロフトと本屋さん見たかったのでショッピングモールへ。ロフトでは
櫻田智也さん失われた貌先月末に放送された5時に夢中のコーナー、中瀬親方のエンタメ番付9月場所でも紹介されていました。なるほど、と思わず唸りました。無関係に思える事件や人間模様が繋がっていく感じ。自信を持ってお勧めですよ。
『失われた貌(かお)』著:櫻田智也発行所:株式会社新潮社2025年8月20日発行P303顔を潰され、手首を切り取られ、身元不明の男性の遺体が見つかった。不可解な事件に隠れている真相とは?【王様のブランチ】で紹介されていたのかな?面白そうと思ったので購入しました。遺体発見から犯人逮捕の8日間のお話でした。小学四年生の男の子が「死体はほんとにぼくのお父さんじゃないんですか?」
先日読んで、いいなと思った櫻田智也さんの本。いいなと思った方は「蝉かえる」で、その前に書かれていた本でした。因みに「蝉かえる」はこっち。2020年の作品のようです。蝉かえる(創元推理文庫)[櫻田智也]楽天市場登場人物のうちの一人が、ああ、このときのあの人だったかー、になりました。(本筋とはほぼ関係ないので、この人だったかー、の繋がりが見えないままでも問題なく読める内容ではあります。)サーチライトと誘蛾灯(創元推理文庫)[櫻田智也]楽天
櫻田智也さんの新作長編「失われた貌」を読みました顔を潰され、歯が抜かれ、手を切断され、という徹底的に身元を隠した遺体が山で見つかりますただ、その身元がすぐにわかってしまうのはどうなのかその後も、「顔のない死体」の意義がいまいち感じられませんでしたタイトル回収のためのレッドヘリングということなのでしょうか?もともと作者の持ち味は派手さにはないわけですが、個人的には本作は合いませんでしたトリックの派手さではなく、人間くささに焦点を当てるというやり方は、短編の方がいきるのかな?
サーチライトと誘蛾灯櫻田智也短編集でなかなか面白かったです。虫好きの青年が、最期の章では月日を思わせるような内容になってましたね。大人になったのかなぁ〜と。青年の頃もいい齢の大人なんですけどね。こちらの作家さん初読みでして。まず、新刊が出てて「失われた貌」を図書館から借りて読みまして。後半、ちょっとこれは、、、とミステリ好きなら、という展開があったんですが他のも気になって、サーチライト⋯も借りて読みました。図書館にシリーズが揃ってるのでボチボチ借りて読もうかと思います😊
おはようございます。昨日もかなり暑かったけど今日はだいぶ気温が下がりますね。ちょっとは過ごしやすくなるかな。さて9月読了本5冊目それはこちら『失われた貌/櫻田智也』話題になってたので割りと早く読んでみたけど自分にはちょっと合わなかったかなー登場してくるほとんどの人に感情移入出来なくてなかなかその人を覚えられなくていちいち誰だっけの繰り返しでちょい疲れましたね😅ま、でも回収の仕方もなかなか良く出来てて、面白いですけど、絶賛されてるほどではないような気もしちゃう
前回書いた通り夏休みの課題が結構出ていたので結局ぎりぎりまでやってた娘また、学校のいわゆる文化祭が9月に行われるためその準備で結構登校。まぁなんだかんだで楽しそう。今度友達とちょっと遠出するとかなんとかウキウキしてる。(つなり勉学に励む気配なし)『娘の読書(25年7月実績)』盆も終わって夏休みも終盤。娘の学校は普段宿題がほとんど出ないくせに夏休みの課題は結構多い。まだまだ管理が自分で上手くできない感じでこれは最後の1日まで慌てるこ…ameblo.jp8月・バッ
ここ1週間、少しずつしか読み進めなかった本がこちら。「令和元年の人生ゲーム」令和元年の人生ゲーム[麻布競馬場]楽天市場とてもよく考えられている人物像、背景、今の世相…が、ぎっしり詰まった本(お話)なのだけれど、私にはどうにも読んでいて疲れる内容でした。好き嫌いが分かれるのだろうな、と思います。就職したばかりのひとたちの、気ぜわしい、消耗するお話というか。最近の都会の若者は大変だよなあ、と思いながら、寝る前に少しずつ読んだのですが、感情移入ができない(当然ですね
読了しました。今回は櫻田智也さんよ「失われた貌」です。今回は帯を見て様々な作家の先生たちが絶賛されてるのを見て読んでみることにしました。帯で期待値が高かった分、読んでみて「そこまでかなぁ?」と思うのが正直な気持ちです。伏線がありすぎてどこまでが伏線で、相関関係や時系列が少し分かりにくくて、もう少しそこの描写が欲しかったなって言うのが正直なところです。ただ、からくりが分かるとこの本も面白くなっていきます。まさかそんなに細かい設定だと思っていなかったので、こんなところに話が繋がるんだなぁ
こんばんは今回は、夫が好きな作家・櫻田智也さんの単行本(2025.8月発売)+α(オススメのシリーズ)を紹介しますますは、単行本から山奥の崖下で、顔が潰され、歯も抜かれ、手首から先のない死体が発見される捜査にあたるのはJ県警媛上警察署捜査係長・日野雪彦👮♂️その頃、姫上警察署内では〈不審者への対応が不十分だ〉という投書を受けた直後で、上層部はピリピリモードだった早期解決の圧力をかけられながら捜査を進める日野たちだったが、更に新たな殺人がそして、事態は思いがけない方向
おはようございます。今日から土曜日まで最高気温も30℃いかないのでちょっとは涼しく感じるのかな。過ごしやすいといいんだけどね。でも日曜からはまた30℃超えるってホントまいりますね💦さて購入本シリーズ今日はこちら『失われた貌/櫻田智也』SNSやテレビで紹介されててかなり面白いみたいなので買ってみたメルカリなんかでも一時値段が釣り上がっていたのでAmazonで急いで購入してみたけどそこまでしなくても今は普通に買えるぽいな最近はまた読書が出来る感じなんでこ
「失われた貌」を読む。顔を潰され、歯を抜かれ、手首が切り落とされた死体が発見される。ここで、おや、と思った。最近、同じように、顔が潰れ、歯を抜かれた遺体の話、川瀬七緒さんの「18マイルの境界線」を読んだばかり。ま、もちろん、まったく異なる物語だが、こういう、似た要素を、時を同じくして見かけたり、なんて話は結構ある。この物語に登場する刑事は、なんか、素直で善良な雰囲気。これは、魞沢シリーズで感じたものと似ている。身元を隠す手立てがされていると、そこに謎が集約されてい
櫻田智也『失われた貌』読了。不審者の目撃情報があるのに警察の対応が不十分という批判的投書が、地方紙・北光ウィークリーになされ、警察上層部がピリついている時に、山奥で、顔を潰され歯を抜かれ、手首を切り落とされた死体が発見される。異動してきたばかりの日野係長と、部下の入江は捜査に乗り出す。事件報道後、日野とは因縁の関係にある生活安全課の羽幌課長のところに一人の小学生男子がやって来るが、少年は、死体が自分の父かもしれないと言う。少年の父は10年前に失踪し、すでに失踪宣告を受けていた。その後、
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スーパーで、とうもろこしを見つけて購入。とうもろこしご飯にしてみました。(芯にカリウムが豊富だとかで、血圧に良いかと)料理苦手な私が、そんな気になったのは「しあわせは食べて寝て待て」のおかげ。気が向いた時しか、影響は受けないのですが…(笑)(2025/05ヒガラ)作品紹介・あらすじより昆虫好きの心優しい青年・魞沢泉(えりさわせん)。行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。ハンターたちが狩りをしていた山で起
蝉かえる櫻田智也函館が舞台だったり出身・在住作家さんの作品を読んでます。前回の小説記事から半年も開いてしまった・・・・たまたま次に読んだのが、1月に記事を出した作家さんの続編です。※内容に触れますが、ネタバレしない様に書こうと思ってますが、久々の小説記事なのでネタバレを書いちゃうかもしれませんので「読むから余計な事言うな!」って方はこのままそっと移動をして下さい。続編って事なので、主人公は魞沢泉(えりさわせん)なんだろうなと読み始める。もし