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注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ニュルっと蕾の周りを翔くんのきれいな指がマッサージする。翔くんの指先が触れた瞬間・・・体の奥に走ったのは“不安”ではなくそれを静かに溶かしていくような温度だった。「ゆっくりするからね?」その声が、胸の真ん中にすとんと落ちる。俺が小さく息を吸うと、翔くんは手を止めて、まるで俺の気持ちを読むみたいに目を合わせてくる。「ニノが怖くないように、ちゃんと感じられるように、丁寧にやる。」その囁きだけで、さっきま
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「もぅ、バカ!しょーくんのばか」「ニノ・・・」「もーやぁ」「ごめん無理させた?」「違う」「嫌だった?ごめん」「違うってば」「やめてほしかったんだよな?ごめん」「だから違うって。もぉー!」「ニノ」翔くんが俺をなだめるようにして頬やおでこに優しいキスを落とす。「嫌とか無理とかじゃなくて自分の身体がへんで怖くなっただけだから・・・」「ニノ、怖くなんてないよ。へんでもない。かわいい。すごく。」そう
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ランダムに与える刺激によりビクビクと全身をくねらせ身体の熱を上げていくニノ。やっとディープキスを解放すると「はぁ、はぁ、はぁ」と艶めかしく呼吸を整えるニノを目の前に俺のブレーキがどんどん効かなくなっていくのを自覚した。両方の指で刺激してた手を片方にし片方の乳首に唇をそっとあてると「はぁあ!」ってそれだけで息が高くなる。それがあまりにもかわいくてふぅ〜〜〜っと息を吹きかけたり上唇でちょんとし
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。胸を外側から優しく揉みしだくように触り離すときはフェザータッチ。優しく優しくさわってまたゆっくりと外側を揉みしだく。そうしてだんだん乳輪の周りを指でタッチ。完全に焦らしながら乳輪の周りを撫でまわすとニノの呼吸が熱いものに変わっていった。それを確認してから焦らしに焦らしたご褒美みたいにして親指の腹でそっと乳首に触れた。「はあ・ん」ニノの甘い吐息に満足してまたディープキスをし今度は大人が子
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ニノの両手を縫い付けたまま首筋に唇を這わす。初めは唇を使ってソフトに吸うようにしてちゅっちゅっと動かしていたけれどもそのうち少し舌を出してツツーと流していく。「ふ、・・は・・・ぁ」小さくピクリピクリと反応しながら顔を反対向きにしたから今度はそっち側の首筋を丹念に舐めていく。耳の後ろも、首筋も、喉仏のあたりも、鎖骨も舌で旅行するみたいにゆっくりと時間をかけて、愉しむ。顎が自然に上がって
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「ニノ・・・ニノには、無理させたくない。つらかったり、怖かったりしたら言って?」耳元でそっと言うと、ニノは俺の胸の中で小さく首を振った。「無理なんかじゃないよ。喜びでどうしていいかわからないくらい戸惑ってる。」その素直さが胸に沁みて俺はそっとニノの頬を片手で包み込む。「・・・俺も。」ニノの手が俺の腕に触れ俺の手がニノの腰に触れ互いを確かめるように、ゆっくりと距離を詰めていく。キスは自然と深くなり呼
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。チュッチュッ、チュク深く重ねたキスを一度ゆっくりとほどくとニノはとろんとした目で俺を見つめてきた。その視線に射抜かれたように、喉が鳴る。「・・・そんな顔で見られたら、めちゃくちゃに抱きしめたくなる。」苦笑しながら俺がそう言うとニノは恥ずかしそうに微笑んでそっと俺の胸に手を置いた。「あんたの言う『めちゃくちゃ』って、きっと・・・俺には『まだ足りない』なんだ。」「そんなあっさりな感じに見える?」「そう
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。寝室へと入ると真っ暗な室内。ライトをつけるとニノがクイッと俺のシャツを引っ張った。明るすぎるのは嫌なんだ?ーーー言葉にはしないけどそう問いかけるように顔を見合わせるとコクンと頷く。「わかった。」そう小さく言うとベッドの近くにある丸い形の間接照明を付けてニノをベッドに座らせそうして、ライトを消した。「これでいい?」「ぅん」丸い形の間接照明はこのマンションに引っ越した時ショッピングに行った時にニノが気
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。唇が触れた瞬間、俺の世界はニノでいっぱいになる。ニノの手が俺の背中に回り、そっと引き寄せられる感覚に心臓が跳ねた。「・・・ニノ、いいんだな?」小さく確認する俺に、ニノは恥ずかしそうに頷き、目を閉じる。その息遣いが、胸に直接伝わってくる。互いに戸惑いながらも、手探りで少しずつ触れ合う指先。肌と肌が触れるたび、温かさがじんわりと心に染み渡る。「好きだよ、ずっとこれから先も。ニノの事が好きだ。」「俺も///」
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「・・・ごめ、ん。気づかなくて」ソファーで2人で座り俺は小さく呟き、ニノの手を恋人繋ぎで繋いだ。ニノは一瞬戸惑ったようにちょっとだけ目を背けたけどすぐに静かに答える。「・・・別に。大丈夫」恋人繋ぎで繋いだニノの手をそっと指でツツツと滑らせるとその瞬間、いつも通りの柔らかい空気が俺達を包んだ。「イチャイチャ・・・ってさ?要するに・・・そういう意味だと思っていいんだよね?」「・・・」「ニノ?」「遅
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「あのさー!」「ん?」突然ニノが風呂上がりに座ってたところ勢いよく立ち上がり、そう言った。『あのさー』なんてニノが勢いよく言う事が珍しくてちょっと驚きながら見てた。「翔くん、松潤呼ぼうかなんて・・・なんなの?」「え・・・?」それはお風呂前に会話したことなのに今頃?聞く・・・?「いや。単にせっかく休みだから楽しむ事ある方がいいかな?って」「翔くんにとって楽しむ事って・・・ほかにないの?」「ほかに?
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ジニーのデビューを終えて生活は一変した。でも翔くんの態度は何も変わらなかった。いつも通り優しくていつも通り俺を第一に考えてくれてあまりに元貴と正反対だから戸惑うことばかりだった。常に俺を気遣う。そして常に俺の心を読んで疲れてる時は1人にしてくれるし一緒にいたい時は甘やかしてくれるし迷ったり悩んでる時は癒やしてくれる。だけど・・・そんなに俺の心を分かってくれてるのに唯一とにかく鈍感な事があっ
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。明日から2日間久しぶりにニノの仕事が休みになった。俺はそれに合わせて休みを取った。だけど何度ニノに旅行や日帰りを提案しても却下された。じゃあデートでも・・・と言っても『家でゆっくりしたい』の一点張りで俺の提案はことごとく消えていった。せっかく2人で休み合わせてんのに・・・そう言ってもニノは出かける気はなさそうだった。じゃあせめて夜は高級レストランでも行く?なんて言うけどそれも断られてしまった。「
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。松潤にはお礼を言って車から降りた。玄関に入ろうとするとニノが俺を引き止める。「どした?」「今日はありがとう。・・・なんか色々と吹っ切れた気がする。仕事どうするか決められそうだ」「ふふ。そっか。よかった。俺はニノがどんな道を選ぼうともこの先ずっとそばにいるから」「わかった」ニノは可愛らしい笑顔を向けて家の中に入って行った。月夜が綺麗。月明かりは周りを照らしていてこんな風に明るい未来がこの先待ってい
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ーーー帰りの車の中。松潤が鼻歌、うたいながらご機嫌に運転していると突然、ニノが口を開いた。「今日さ?仕事の事を言われるのかと思ってた。」松「・・・え?」「そのための食事会なのかな?って。」翔「そんなんじゃねぇよ。単にニノとご飯行きたかったんだ。」「そうみたいね。」潤「そうだよ。」「で?聞かないの?」潤「何を?」「だから『どうするか決めたの?』って」潤「聞かねぇーよwww仕事の話とかしたくねぇもん
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「うんめー!!!ほらやっぱここ最高だわ!マジ美味えだろ?!」「美味ぇーーーっ!」「翔くん頬張りすぎだってwww」「いや。マジ美味しいわ」「で?ニノどうなの?」「・・・美味しい。」「ははははっ。そーだろ?絶対ニノの好きな味って思ってたんだよ。いや〜!良かった!気に入ってもらえて!」「美味しいレストランに無駄に詳しいもんな?」「無駄ってなんだよ!」「褒めてんの。」「ほんとかよー」笑って食べて飲んで
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「いや〜!嬉しーな!」松潤と3人で飯に行く日が来た。松潤は車で迎えに来てレストランまで運転してくれている。車内で松潤がずっとご機嫌に『嬉しい』を連呼してる状態だが、ニノはずっとだんまりを決め込んでいた。「マジ久しぶりだよ。ニノと飯行くなんてさ!それも仕事抜きだぞ?卒業後、1回だけ内々の集まりがあってその時以来かな?それだってニノはすぐに帰っちゃったし。」「無理矢理元貴に連れて行かれただけだから。」「
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。あの日から一週間が経った。元貴くんのお相手さんにも会わせてもらった。ニノはびっくりするくらいビジネスモードの対応してた。お相手さんに何も勘付かれないようにニノなりに全力を出したのだろう。きっと疲れたよね・・・?そう思ってその日はニノを抱きしめて眠った。なんで疲れた事を察知してんの?とかなんで甘やかしてんだよ離れろよ。とか憎まれ口叩くわりには結局最終的に照れながらボソっと「あんた、・・・色
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ニノがふっと笑った。そして初めて発言した。「結婚相手の事は、好きなの?」「あ、うん。それは・・・好きかな///」元貴くんは照れるようにしてそう言った。「初めてなんだ、こんな気持ちになったの。出会ったその日から一目惚れというか・・・まだ出会ってそんなに経ってないんだけどね。」「そっか。良かったね。元貴にもちゃんと好きな人が出来て。」ちゃんと好きな人が出来たのにその人と結婚まで決めたのにニノと体の関
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「俺さ・・・調子に乗ってたんだと思う。」「・・・」ニノは驚きながらも無言だった。「学生の頃はさ。音楽も上手くいって。なんてゆーか、モテたし。」元貴くんはニノに持ってきてもらえたお水を時々口にしながら話す。「ニノとの関係は・・・うーん・・・楽しんでたというか。思い通りになんでも俺の言う通りにするニノに、どんどん甘えて・・・王様にでもなった気分でいたんだと思う。」・・・王様そのひと言で片付けられない
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。リビングのほうに3人で移動するも元貴くんはすぐに口を開かなかった。・・・沈黙が流れる。こういう時沈黙を破るのが自然でうまい奴もいるだろう。でも俺はそういうタイプではなかった。無言の時間だけが過ぎていく。それを破ったのは意外にもニノだった。正確に言うと言葉を発することはなかったが、キッチンに移動し元貴くんにコップにミネラルウォーターを入れて持ってきて、それを出した。二日酔いの元貴くんへの気遣いが明ら
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「2人で運んでくれたんだろ?・・・悪ぃ」「いいよ。暴れたりはさすがにしてないんだから。」「ホントに?」「覚えてないんでしょ?」「なんも覚えてねぇ・・・」朝、元貴くんが俺とニノに謝った。昨日の事は覚えてないらしいが、とにかく酒をたくさん飲んだ事は自覚があり、何か迷惑を掛けただろうと言うから、少し会話した後泣き出して、その後部屋に運んだ、と言ったら「マジで?ぅわーうざ絡みしてるじゃん。悪ぃ〜」と驚きながら謝
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。翔くんが優しくて困る。翔くんが本当に大切にしようとしてくれてることが伝わってきて困る。「じゃあ、ニノ、おやすみ。ゆっくり寝てね?」「翔くん、おやすみ。」お互いカップラーメンを片付け歯磨きなどの寝る準備を済ませたあと挨拶をしてそれぞれの部屋へと行った。・・・ドキドキした。翔くんから舌を差し込まれてどうしようもなくドキドキした。ドキドキしすぎて心臓が破裂するんじゃないかって思うほど・・・俺・・・
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。チュク・・・チュッチュ・・・チュク舌を差し込むとニノの舌に触れその温度を感じると体中が熱くなるのがわかった。深く触れ合うたびにお互いの呼吸が混ざり合う。まるで言葉の代わりに、想いが唇から伝わっていくように・・・深くそして温かく絡め合う。ニノの口内を愛していくとニノが何度も俺のシャツをぎゅうぎゅうに握ってくる。愛おしくて愛おしくてそして舌の熱がすべての熱へと流れていく。「はぁ、ぁ、・
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。震えながら静かに泣くニノに胸がキュンとする。傷付きながらも必死に元貴くんに恋してたニノ。尽くして尽くして・・・でも振り向いてもらえなかった過去。その過去があるからって『今』も苦しまないで?「セフレだった過去を持っている今のニノのことも含めて、まるっと好きだよ。」「お人好しばか。」そう笑いながらまだ震えながらニノは泣いた。きっと勇気がいったんだね。俺にセフレのこと怒ってないのかを聞いたこと。
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「抱かれてたこと・・・怒らなくていいの?本当は・・・怒ってるんじゃ、ないの?」「ニノ・・・」「セフレなんか・・・サイテーだと・・・怒ってもらっても・・・いいよ。本当にサイテーなことだし。」震えてるニノを思わず抱きしめた。ああ。一番傷付いてるのは過去も今もニノなんだ・・・って今更ながら思い知る。「怒ってない。ニノは今も過去も一生懸命だっただけ。その時その時で、ニノは一生懸命だった。その時その時にめー
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。嬉しかったけど?なに?何かまた不安になってる?「ニノ?」「なんでもない」「なんでもないことないだろ?なにかあるだろ?」「ないよ。」「ニ〜ノ!」黙ったまま下を向くニノ。言いたくない事を無理矢理聞き出そうとするのは良くないと思いながらもニノの心をどうしても固まらせたくない思いのほうが強かった。「元貴くんといるときは、ずっと言いたいことも我慢してただろ?俺とはそうじゃない関係築くんだろ?」「・・・」
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「もうホントあり得ない」「悪い・・・」「止めててもすげー力だし」「うん。悪かった。」「ホントに殴ってたら『顔』だからね?『顔』!!!」「だよな。」なんとか号泣しながら謝り続ける元貴くんを部屋のベッドに運んで寝かせたあと遅めの晩御飯(もうカップラーメンにした)を食べながらニノから説教を受ける俺・・・「ストップしてくれて感謝してる。」「わかればよろしい。」「ニノは冷静だったよ。すげーよ。」「相手は
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。ニノが全力で俺を止めてても俺はやめるつもりはなかった。一発殴っておかないと気が済まない。だけどニノのひと言で身体はストップした。「ジニーの元貴を殴るならこの仕事はクビだからね!!!」完全にストップした俺をニノは追い打ちをかけるようにして言う。「昨日今日撮影した写真もお蔵入りにするから!」「ご、めん・・・」「わかったなら馬乗りから降りろ。」渋々元貴くんの体から降りるとニノからめっちゃ睨まれた。そ
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「2人して浮かれて帰ってきてさ。なんなん」ソファーに体を投げ出すような形で元貴くんが俺達2人を見上げる。ニ「酔ってんの?」「そ。酔ってる。」ニ「飲んだんだ?」「別に1人で飲んでもいいだろ?」ニ「悪いとは言ってない。」2人の空気が多少ピリついてて少し様子を見てたけど酔ってる相手に様子を見るも何も・・・意味がない事に気付いて口を挟んだ。「元貴くんも昨日は発表とかあって色々疲れたんだろ?もう今日は寝たほ