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★★★sidejun嬉しそうに笑う翔くんの顔見てたら・・・・一緒に来て良かったな~って、思った。いつもはグイグイ自分のペースで行く翔くんなのに、なんかあの女の前では借りてきた猫みたいに、いつもと違う。それだけ彼女に本気・・・・って事か。「ねぇねぇ、マツジュン?どこ連れてってくれるのぉ~♪」背中で猫撫で声がして、甘えたようにオレの腕に絡みつく女。何で、こんな女があの純情そうな彼女の友達なのかねぇ・・・・・『ちょっ・・・やめろって!どこにも行かねぇよ?オレたちは、ここでバイバ
★★★『あ・・・・えっと・・・・、うち、この辺?』「えっ?あぁ、私・・・ですか?・・・・はい、ここからすぐです。」せっかくマツジュンが気を利かせて二人っきりにしてくれたのに、緊張してうまく言葉が出て来ない。なんでこんなに彼女の前だと、オレ、こんな風になっちまうのかな??「櫻井さんは・・・・、近くですか?」『あ、うん。オレは・・・・・・もう少し遠く。あんま詳しくはね・・・・ちょっと言えないんだ。』どうしても、なんかぎこちない会話。彼女に隠す訳じゃねぇけど、自宅を明かす訳にはいかねぇ
あれ?翔くんベット行っちゃった〜待ってね〜。水飲んだら行くからね〜寝室のドアを開けると肘枕してる翔くんと目が合う上は裸の翔くん。布団で分からないけど、下も裸だろう「翔くん、飲まなかったんだ?」「ビール1本飲んだよ」「そうなんだ…」ベットに入って頭の位置を整えてたら、翔くんの顔が目の前に…ドキドキめっちゃカッコいいうっとり見惚れちゃう「智、いいよね?」「(///ω///)うん」頬を撫でられ、唇が重なったいつも、翔のリードで事は進む偶には僕も…僕の首筋を楽しんでる翔
★★★『こんばんは~、すいません・・・遅くなっちゃって。』部屋の中に入ると、手前に例の司書さんと、奥に彼女がちょっと控えめに俯き加減で並んで座っていた。「いえ、私たちも今来たところなんで・・・大丈夫です。」チラッっと彼女たちがオレと、その後ろに居るマツジュンを見たのが解った。『あ、一人じゃなんだし・・・連れて来ちゃったけど・・・いいかな?』《・・・・どうも。》そういって、帽子とサングラスをしたままマツジュンが会釈した。「えっ!!!・・・あのっ・・・・・もしかして?!・・・・」
★★★―――20時渋谷「もぉ~!なんでオレが行かなきゃなんない訳~?今日はガッツリ、奢ってもらうからね?」オレの隣でブー垂れながらも、しっかりついて来てくれるマツジュン。こういうトコ、好きなんだよねぇ?…ってか、それ解っててお願いしてるオレって、相当な悪人か??『わかった、わかった!今日は特別!もう何でも頼んでヨシ!!』「おぉ!さすが翔くん♪話しが解るねぇ~」そんなオレの一言で、ご機嫌になっちゃうから、この人って扱いやすいんだよねw『…えっと…あぁ!ここだ、ここだ。何かね、
★★★次の日、オレは例の彼女と連絡を取って、会う約束を取り付けた。「…で?何でその約束に、オレも入ってる訳??」その日、楽屋で本を読んでいたマツジュンが驚きの声を上げた。『シーッ!声がデカイよ。いや、だって、そうしろって言ったのはマツジュンだし、最後まで見届けてよ、オレの勇姿!』「いやいやいや…言ったは、言ったけどさ?何でオレが翔くんのデートに付き合わなきゃいけないんだよ?」あの女は、今夜うまく彼女を連れ出してくれるって言う。まさか変な事に巻き込まれるなんて、そんな事はないと思う
最近の仕事はと言うと、ウエディングフォトの依頼がもの凄く多い。多い時は週に3日ある仕事終わりにカップルに聞いてみたどうして、うちの会社に依頼したのかを…そしたら、ウエディングフォトを検索。株式会社プレイフルがトップに出て来てクチコミも高評判それで依頼をした。とクチコミを見てみた「翔くん、見て?超イケメンカメラマンだって!」「はっはっ…ほんとだ!…こんなのも書いてある”アシスタントの方なのでしょうか?とても親切な方でした。疲れが出て来た私に、そっと、大丈夫ですか?少し休みま
★★★その日は結局、一日中なんだか苛々して、仕事にもあんま集中出来なかった。何なんだよ!オレ。ガキでもあるまいし、一人の女に何振り回されてんだ?!あ――――、もぉっ!!頭ん中から、彼女の事を消そうとすればするほど、グルグルする。情けねぇ~~・・・・・・!「お疲れ~~っ!!」何とか仕事もサクサクこなして、終わったのは深夜遅く。シャワー浴びて、楽屋に戻ると、携帯に着信が二件。濡れた髪をタオルで乾かしながら、携帯開いた。『・・・・・・・・・・・あっ!!』思わず声に出てしまう。
★★★「何なら私、協力してあげても、いいですよ?」彼女の不敵な笑みに、一瞬ゾクッとした。『いやっ…!いい、いい!この件に関しては、自分でちゃんと、したいから。…じゃ、オレ急ぐから!』オレは借りようと手にしていた本を本棚に戻すと、逃げるようにその場を立ち去った。帰り際、カウンターで電話してる彼女に、ちょっとだけ会釈して、そのまま図書館を出た。…それにしても、とんだ邪魔が入ったな。結局、今日も彼女からの返事…聞けなかったし。借りたかった本さえも、借りられなかった。はぁ~~…何やっ
★★★「あのっ・・・・・ちょっと・・・離して・・・下さい・・・///」掴んだ手が、ちょっと震えていた。『デート、してもらえる?ちゃんと返事もらえるまで、今日は離さないからね?』そう、今日こそはちゃんと返事もらうんだ。「ホントに・・・・あの・・・・私・・・・・・・・・・・・・・」俯いたまま、オレと目を合わせようともしないで、真っ赤に頬を染めている。―――***さ~ん?!***さん、どこですか~?お電話で~す!静かな館内に響き渡るような大声が、耳に飛び込んできて、その声に驚い
ある日、俺のこっそりな趣味を智に見られた俺とした事が、なんと、フォルダをそのままにしてしまった。その状態で智にメールチェックするように言ってしまった「…えっ?はっ?何これ?僕がいっぱい…翔くーん、来てー。早くー。今すぐー。」「はいはい、どうしたの?」「画面見て?…何これ?」「…あっ💧💧💧やっちまったよ…そのままだった💧💧…」「これ全部僕。しかも着せ替え人形ねえ、何やってんの?」「はっはっ…😅これ、最近見つけた俺の趣味ほら、この前、友達の結婚式行ったじゃん、俺。その影
★★★オレの言葉に、彼女はちょっと微笑んだあと、う~ん…と考えるポーズをして、おもむろに席を立ち上がった。「ちょっとお客様、ご案内しますので、カウンター、お願いします。」彼女はもう一人の司書にそう告げると、図書館の奥へとオレを誘導した。「どうぞ、こちらへ……」本の焼けた匂いと、新しい木の匂いが混じる、何とも言えない香り。この独特の香りも、図書館が好きな理由の一つかもしれない。BGMも何もない、ただパラパラと本をめくる音や、筆記用具がノートを滑る音。こんなに静かな空間は、あまり家で
★★★マツジュンに背中押されて、図書館に来たものの…10時開館なのに、10時ジャストに来るって!!どんだけガッついてんだ?…どうしよっか??せめて30分くらい、どっかで時間つぶす?いや、そんな事してる時間はねぇよな…さすがに仕事抜けてきてっから。あ~…やっぱり仕事、終わってからにすりゃ良かったな。やっぱ出直すか?そんな問答を繰り返しながら、図書館の前でウロウロ…もしかして完全にオレ、不審者…だよな?「…櫻井…さん?」『ぅわぁっ!!はっ、はいっ!?』突然、背中に声かけられて
★★★あ~ぁ、どうすっかなぁ~・・・・??オレはさっきから机の上に置いた本をパラパラと開いたり閉じたり・・・何度も意味なく同じ事を繰り返していた。まさか、デートの誘いを断られるなんて、思いもしなくて・・・・いや、正確にはまだ断られた訳じゃねぇけど。考えさせて・・・・って、そういう事なんでしょ?!で、今日が借りた本の返却日なんだけど・・・返却当日の午前中に返しに行く、ってのも、なんかガツガツしてる気がして何かヤだ。はぁ~~。・・・・・・・・何なんだ?!コレ。「あれ??翔くん、それ今
僕は髪を切った。スッキリ翔くんがジムから帰って来るまで時間があるから、そのまま買い物に行っちゃおう何がいいかな…みんなキャベツ買ってる…安いのかな?…タイムサービスだ!買わなきゃ損側に春キャベツのレシピがある。1枚取った…春キャベツのポトフか…これ作ろうかな…材料は、春キャベツ、ジャガイモ、人参、ベーコン、コンソメ…ベーコンないや…買わないと……こんなもんでいいな…あまり買うと重くなるし…のんびり歩いて家に着いた支度にはまだ早いな…ゲームやってようかな…あっそうだ!
★★★「えっ…?!あのっ…私と…デート……ですか?」勢い余って、デートして下さい…!なんて言っちゃったけど、あまりに唐突すぎて、オレの目の前で目をパチパチさせて驚いてる彼女…『いやっ…その…なんつぅか…ゆっくり君と話してみたいって言うか…変な意味じゃなくてね?純粋に。…ダメかな?』「…………えっと…あの…私…、全然、楽しくないですよ?たぶん。いっつも退屈な女だって言われますし…真面目だし、堅いし、…その…櫻井さんみたいな方とは…不釣り合いだと…思います。」彼女が、真面目な顔して一
★★★「さっ・・・・さく・・・櫻井・・さん?!」ゆっくりと近づいていくオレに、驚いたようにちょっと慌ててる彼女にそっと会釈した。『どうも。ここ、いいかな?』「えっ?!・・あっ、どっ、どうぞ・・・」テーブルの上には数冊の本とノートが並べられていて、彼女は慌ててそれを右端に寄せて場所を空けた。オレは彼女の向かい側の席に腰を下ろすと、その中から一冊の本を手にした。『へぇ~・・・・、休みの日まで仕事してんの?・・・・熱心だなぁ・・・』そこには図書館関連の本が数冊と、最新刊と思われる本が数
★★★あの日から、オレは彼女の事が頭から離れなくなっていた・・・真っ赤になって恥ずかしそうにオレを見たあの潤んだ瞳。何してたって頭ん中にちらついて、しょうがねぇの。ついにオレは、本の返却の2週間を待てずに図書館を訪れようとしていた。ってか、考えたらまだ10日も経ってなくねぇ?他に借りたい本がある・・・・とか?もう全部読んじゃった・・・・とか??まぁ言い訳は何でもいいんじゃね?!図書館までの道すがら、そんなどうでもいい事を考えていた。あーーーー!!ってか、なんなんだ?これ!自
今日も智の目を盗んで合成作り堪んねーな、おい!やべ…ヨダレ出ちった…あっ、出て来る続きはまた明日「翔くん、仕事?」「ん、ううん。明日の天気見てた。晴れだって」「うん。ニュースでも晴れって言ってたビール飲んでいい?」「いいよ。俺も飲むよ」🍻「あ〜、美味しい…」「美味い…智の髪、サラサラ…」撫で撫でクルクル「伸びたから切り行かないと」「このくらいが俺は好きだな…でも、いいよ。切って」「切るよ。予約空いてるかな…📱」…切っても可愛いけど…襟足、最高なんだよな…
★★★『・・・・・ねぇ・・・・キスしてくれたら・・・・・・・・・離してあげてもいいよ?』本の上に重ねた手をギュッと握りしめたら、ちょっとだけ彼女がビクッと動いた。自分で言っておきながら、よくもまぁ大胆な事を言ったもんだ・・・と、ちょっと反省した。ちょっと、いきなりやりすぎたか?!『なぁ~んて・・・ね』そういって、本当は手を放そうとしたのに・・・・耳まで真っ赤にして、頬を赤らめてる彼女が真っ直ぐな瞳で、オレを見た。「ごめんなさい・・・・あのっ・・・・・・・ホントに、離して下さい。・
★★★それから2週間後、オレはまた図書館に来ていた。自動ドアを通って中に入ると、いつものカウンター席に彼女の姿を見つけた。ドクン・・・・と心臓が波打つのを感じて、ちょっとだけ焦る。『ども。これ返却おねがいします。』スッと本を数冊、彼女の前に差し出した。「はい。・・・あ!・・・櫻井・・・さん。こんばんは。今日はお早いんですね?」パソコン画面に向かったまま返事をして、本を受け取って、ふいに見上げてオレを認めた彼女がちょっとだけ微笑んだ。『今度は覚えててくれたんだ?ふふふ・・・』「あ
★★★《へぇ~~・・・・・・翔さんを知らない子がねぇ~。いまどき、そんな子居るんだ??》「それにしたってさぁ~、記者かライターって!!翔くんがだよ?超ウケる~~ww」楽屋でさっきの話したら、すぐこれだよ。[そんな図書館があるならオレも行ってみたいな~。ねぇ、紹介してよ?]『えっ・・・?いや・・・ダメダメダメダメ!!もしそれでバレたりしたら、オレだって行けなくなるわ!絶対~ダメだかんな!特にマツジュンには教えない!』本好きなマツジュンがみんなとは違う所に喰いついてきて焦った。[なん
今日、翔くんは大学の友達の結婚式に行ってるさっき、「もうすぐ着くよ」って、連絡があった「ただいま…電車は疲れるな…」「おかえり〜どうだった?結婚式は?」「まあ、良かったよ…」「二次会も行けば良かったのに」「明日早いし、酒が抜けなかったら運転できねーし、今度飲もうぜって約束してきたからいいんだよ…着替えて来る」スーツからスウェットに着替えた「智は何してたの?」「えーと、洗濯して、買い物して、小分けして、昼食べてから普段あまりやらない所の掃除。サッシも拭いた」「1日家の
★★★「では、こちら2週間後の返却でお願いします。・・・・・・あ、もし期限内に返却がご無理なようでしたら、お電話かネットで申し込み頂けば更に2週間延長も可能です。」そういって予約していた本と一緒に、図書館のパンフレットが差し出された。それにしても-----相変わらず堅苦しい喋り方だなぁ・・・・・『へ~~、そんなシステムあるんだぁ?ありがとう、助かるよ。あっ!ごめんっ、時間外だけど、ちょっとだけ見てっていいかな?調べたい事があって。今、ちょっと探してる本があるんだよね?」こんな機会
★★★彼女の後に続いて、薄暗い図書館に入る。もう誰も帰った後で、閉館後の図書館は、いつもに増して静か過ぎるくらいシンとした空気に包まれていた。この図書館の何とも言えない懐かしい匂いが好きなんだよな~。「あ…、こちらへどうぞ。」彼女の言葉にハッとして受付カウンターへ向かう。「えっ……と」彼女はチラッとオレの顔を伺うように見たあと、少し考えるようなそぶりを見せた、なぁ、ホントにオレの事、知らねぇの??マジで?『あっ……、さく…』…言いかけて、ちょっと意地悪したくなり、飲み込んだ。
…ん…腰が…いたた…よいしょ…やっと、起きれた自分の身体を見るとキスマークだらけ夜を想い出し赤面(///ω///)パンツを穿いてTシャツを着て寝室を出たリビングに行くと、翔くんは仕事をしてた「智、起きた?」「うんふふやっと起きられた…よいしょ…」ゆっくり椅子に座った「智、椅子よりソファだよほら、ゆっくり立って…大丈夫か?」「んふ…ありがとう」「コーヒー淹れるな」「うん」「熱いから気を付けろよ」「ありがとう」「今日はゆっくりしてていいからな」「大丈
★★★図書館での出来事なんて、とっくに忘れ去って、オレはまた慌ただしい日常に戻っていた…「翔さん、携帯…何度も鳴ってましたよ?」楽屋に戻るとニノがゲームしながら、顎で携帯を指した。『おぅ、サンキュ。』見ると携帯に見た事のない番号からの着信が、何度も入っていた。『誰だろ……?』その中にひとつだけ留守電が入っていて、再生してみる。--ピーッ…○○図書館です。先日、ご予約いただいた本がご用意出来ました。それから…貸出中の本の返却日が過ぎておりますので、至急ご返却下さいますようお願い
翌日、僕は1人で現場に向かった肩の痛みは、昨日と変わらず痛いけど、仕事が出来ない程でもない何の影響もなく、仕事は終わった帰りはタクシー使っていいよ。って、翔くんが言ってくれた。でも、もったいなくて、電車とバスに乗って帰って来た「ただいま」「おかえり。痛み大丈夫だったか?無理してないか?」「うん。痛いけど、なんとか大丈夫」「そっか…でさ…メーカーから返事が来たよ直るか保証は出来ないけど、みてみますって」「まじ?良かった〜」「じゃあ、コンビニに出し行こう。丁度いい箱があったか
女の子が電話を切った女の子「あの…今、お母さんが来ます」智「…わざわざ…」女の子「でも、大事なカメラ…壊しちゃった…怪我もさせちゃった…ごめんなさい」智「大丈夫…痛っ…」翔「…あの方かな?お母さんって…」女の子「はい」女の子のお母さんは自転車に乗って来たキキーッ母「あの、うちの娘が、大変申し訳ございませんでした。お怪我は大丈夫でしょうか?それと、カメラを壊してしまったと…本当に申し訳ございませんでした」智「思いっきりぶつかって来たので、打撲だと思います」母
雷が遠ざかって、雨も土砂降りから小降りになった「はあ…やっと遠くへ行った…」「はっはっ…」「笑わないでよ。雷は苦手なんだから…」「確かに怖いけどな…よし、行くか…」「はい」仕事は昼前に終わった「思ったより早く終わったな」「ね。」「久しぶりにジムでも行こうな…」「うん。行って来なよ僕はどうしようかな…ぶらぶら散歩でもしようかな…」「それもいいな……でも俺はジムに行く」「うん」スタッフさんから貰った弁当を食べて、僕は散歩に出かけた「いってきまーす」「いってらー。気