機能的財政論

京都事務所のくまプーです。本日も昨日に引き続き、良書をご紹介させていただきます。MMTのバイブルとも呼ばれ、西田議員が推薦するランダル・レイ教授の『MMT現代貨幣理論入門』を、日本で監訳した島倉原氏の『MMT〈現代貨幣理論〉とは何か日本を救う反緊縮理論』は、レイ教授の『MMT入門』のエッセンスを凝縮し、MMTの根底となる貨幣論から米国MMT派の政策ビジョンまでを非常に分かりやすく解説しています。「第1部MMTの貨幣論」の「第1章貨幣の本質」では、MMTは主流派経済学が支持する

京都事務所のくまプーです。寒空を眺めつつ、ただひたすらに春の待たれる今日この頃です。『週刊西田』最新号では、「財務省は真面目で頭が良さそうなのに何故間違った政策を推し進めるのですか？」と題し、「通貨は何か」という根本的問題について、信用貨幣論と商品貨幣論、管理通貨制度と金本位制を比較しつつ説明しています。その上で、間違った経済政策を推し進める根底には誤った通貨観があるとし、通貨の本質を知らず、財政再建やプライマリーバランスを訴えるのは非常に愚かな行為であると訴えています。是非ご覧くだ

京都事務所のくまプーです。今日は冬晴れの空が清々しく、寒いながらも気持ちのよい朝を迎えました。『週刊西田』最新号では、「借金1000兆円を超えたからと政財界や学者の大多数が不安を煽り立てていますが？」と題し、国債発行が民間貯蓄を増加させる現実を説明することで、通貨の本質は負債であることを喝破しています。その上で、財政政策によってインフレ率を安定させ、日本経済を持続的成長路線の乗せることを訴えています。是非ご覧ください。日本のような変動為替相場制で、自国通貨を発行できる主権通貨国では

今回の女性にもわかりやすい経済のホントのお話第㊽話は、㊼話から引き続き、現代の主流派経済学（新古典派経済学）の矛盾、ダメ学問ぶりをひとつずつわかりやすくお話しています。専門用語も登場しますので、一つずつ時間をとり、事例を挙げながらゆっくりとお話していますので、老若男女問わず学歴不問で誰にでもわかりやすい内容にしています。そもそも「経済」とは「経世済民（人々の暮らしを豊かにする）」の略語であり、ごく特定一部の少数の方がだけが富み続ける理論や学問ではありません。過去400年以上、現代の主流派経

例のサイボーグのように、幼少期からビンボウに育ってしまって、精神的価値観が『カネカネカネ』となる、根本原因を根絶せねばならない。showmore"now"[feat.SIRUP]サテ・・・。散々言われてる公務員の非正規化だが、私が着目したのは採用担当者の一言だ。ここに解決策が存在する。（引用開始）非正規公務員が急増公共サービスがなくなる！？https://www3.nh

目からウロコが落ちる奇跡の経済教室【基礎知識編】1,728円Amazon今年9月に本家L・ランダル・レイの「MMT現代貨幣理論入門」の邦訳版(ハードカバー500頁超のゴツい本！)も出版され、何かと話題になっているMMT(ModernMonetaryTheory)。まずは、もっととっつきやすそうな日本人が書いた本を先に読もうと探して見付けた本です。著者の中野剛志はMMT派の日本での第一人者のようです。本書を読まれる方は、おそらく、本書のページをめくるごとに、衝撃的な体験を

政府の財政政策、支出と課税、債務と償還、新規通貨の発行と通貨の回収は、こうした行動が経済にどのような結果をもたらすかという目だけでみるべきであって、健全か不健全かという確立された伝統的な教条に従うべきではない。効果だけで判断するというこの原則は、人間活動の他の領域にも適用されてきたものであって、それはスコラ主義に対抗するものとしての科学的方法として知られている。財政政策が経済の中でどのように作用し、あるいは機能しているかによって、その是非を判断する原則のことを、我々は機能的財政と呼ぼう。

「現代貨幣理論（MMT）と信用創造について色々熱い議論が続いていますが、そもそも現代貨幣理論とは何か？信用創造とは何か？を解説致します」『貨幣負債論こそ国の借金問題の解決策だ』消費税廃止＆移民禁止の保守政党が必要です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『正月休み返上で風邪引きプラマイゼロ』昨年末から私はナゼか猛烈に忙しく、大晦日も元旦も無く、正月休み返上で仕事をしていたのですが、逆に疲れが溜まっ

「今年１０月に消費税１０％の増税が控えていますが消費税ほどの悪税は存在しません。消費税廃止を夏の参院選の争点にし安倍政権の暴走を止めよ」『天下の悪税＝消費税を廃止の貨幣負債論』消費税廃止＆移民禁止の保守政党が必要です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『ナゼ消費税廃止を唱えないのか？』昨年末に参与を辞した藤井聡さんですが、私は以下の様な質問をした事があります。「日本には財政問題は無いのだから、消

拝読していて、思わず「わが意を得たり！」と深く同感したブログを下記に引用させていただきます。上記の論考の中でうずらさんは、《「貨幣は投資や借金によってのみ生み出される」という論は正確性を欠いており、「貨幣は通常の場合、投資や借金から生まれるが、通貨発行権を有する政府がその権限において自由に創造することもできる」と説明すべきだ。》と書いておられますが、まことに卓見であると感服いたします。政府は通貨を発行することによって何らかの債務を負うわけではなく、それどころか単純素朴に自由かつ無

「米朝首脳会談が間近ですが、朝鮮戦争終結と在韓米軍撤退が実現しそうな予感です。日本の自主独立の好機ですが緊縮財政では何も出来ませんね？」『政府債務を増やして国民を豊かにしよう!』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『積極ＤＶ宣言！』今年も１／３が終りましたが西部邁さんの自決と三橋貴明さんの逮捕のインパクトが大きかったですよね？面白いのは貨幣論の議論で「貨幣

国定信用貨幣論とは国定信用貨幣論は、機能的財政論の理論的支柱として、機能的財政論者に引用されています。論者によっては、その理論的根拠が国定貨幣説にのみ基づくものとして論じられることもあり、厳密に言えば国定信用貨幣論と言えないスタンスであることがあります。国定信用貨幣論の大元は、中野剛志氏が大著『富国と強兵』の中で述べているもので、以下のように説明されています。レイは、貨幣とは負債であるという「信用貨幣論」と、貨幣の価値の源泉は国家権力にあるという「表券主義」を結合させたのである。このよ

本日は、有閑爺い様の寄稿コラムです！私(ヤン)にも耳の痛い言葉ながら、経済への主張が理路整然と語られており、言葉がすっと入ってくる心地よいコラムです。そういえばGDPという定義自体、第一次世界大戦の国家総力戦の際に「何がどれだけ生産できているのか？」を把握するために作られたのだそうです。「目的(上記の例では兵站、平時は豊かさ)」のための「測る手段(GDP)」であった、と考えると・・・有閑爺い様が何を強く主張したいのか？が理解できる気がします。現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集してお

わたしは、どちらかというと、あんまり頭のいい方ではありません。ですから、頭のいい人たちがすんなりと理解できることでも、わたしには、なかなか理解に苦しむもの、容易に納得できないものがたくさんあります。その一例を以下にお示しして、「頭の悪いやつってのは、こういう思考をするのか」と頭のよろしい方たちにご理解いただいて、わたしのような頭の悪いやつを理解と納得、同意と合意に導くにはどうしたらいいのかをお考えいただく際のご参考にしてくだされば幸いです。《財・サービスの移転と決済の間には、時間差というもの

「アバ・ラーナーが１９４３年に書いた「機能的財政論」が静かなブームですが実は日本語に翻訳されていません。一体どこで読んだのでしょうか？」『本当は誰も読んだ事が無い機能的財政論』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『機能的財政論とは何なのか？』ケインズの弟子の経済学者アバ・Ｐ・ラーナーが１９４３年に書いた１４ページのエッセイが「機能的財政論と連邦債」です。こ

本日は、ポルシェ万次郎様のアイドル新党なでしこ！です！冒頭からの政治番組における討論の内容は、非常にまとまっていて漫画としても面白く読めます！ぜひとも機能的財政論の取っ掛かりにもなりますので、熟読がおすすめですっ！現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！アイドル新党なでしこ！完全版第36話衆参同日選挙～ポルシェ万次郎様(了)発信力強

本日は、holyfirework様の寄稿コラムです！ハイパーインフレンなんて心配ない、というのは本来常識的な回答のはずなのですが、未だに日本のメディアではその事を唱える有識者が存在します。いま一度、どうして心配ないのか？という復習のためのコラムかと思います。現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！初心者向け進撃の入口vol.12]政府紙

本日は、望月夜様の寄稿コラムです！ビル・ミッチェルという現代貨幣論(MMT)の記事を主に翻訳されて、ご紹介いただいているのですが大変興味深いです。『自国通貨をもつ政府がその貨幣を貯蓄するという考えが無意味。貯蓄とは将来の支出を確実にするための支出行動で、金銭的制約を持つ政府ではない存在に適用されるもの。政府は支出のための資金をあらかじめ用意しておく必要がないので”貯蓄”の必要性は全くない。』「政府が貨幣を貯蓄する=緊縮財政的強迫観念」と解すると、思わず「おおっ！確かに！」です。この記事で幾

「先日、若手官僚の方と意見交換した際に、日本で積極財政を広めるにはＭＭＴのペーパーを作って配布するしか無いのでは？との話しになりました」『現代貨幣理論（MMT）とケインズ革命と』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『ベーシックインカム＝１億総生活保護』前回のエントリー「ベーシックインカム論」に関連し、フリーランスの若手言論人の高木克俊さんが『ベーシックイン

本日は、holyfirework様の寄稿コラムです！通貨発行権やインフレ、乗数効果などを通じて「政府の役割とは何なのか？」を論じられております。非常に分かり易いでの、ぜひとも経済初級者の方は読んでいただきたいコラムです！現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！[初心者向け進撃の入口vol.8]政府紙幣と財源について～holyfirewo

「日本の様々な諸問題は、結局は対米従属路線に繋がると考えますが、この永続敗戦国体制からの脱却は、積極財政が出来るか否かに掛かっています」『グローバル化や新自由主義と闘う貨幣論』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『国の借金問題の素朴な疑問』前回のエントリーにて以下のコメントを頂戴しました。恐らく国債発行残高が１千兆円を超え、それを政府が返すどころか逆に増え

「日本の様々な諸問題は、結局は対米従属路線に繋がると考えますが、この永続敗戦国体制からの脱却は、積極財政が出来るか否かに掛かっています」『無駄な公共事業の最たるモノが軍事費？』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『日本が自主独立を果たしていた頃』旧石器時代時代から人類最先端の地域としての歴史が続く日本ですが、敢えて一番輝いていた時代を挙げるとすれば、安土桃

本日は、holyfirework様の寄稿コラムです！機能的財政論の総まとめと、緊縮財政の危うさ、危険さについて言及されておられます！わかりやすい解説で、大変にありがたい！お得なコラムです！現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！[初心者向け進撃の入口vol.6]機能的財政論の無き時代、財政健全化論の天下～holyfirework様さて

本日は、バケツリレー様の寄稿コラムです！本日はバケツリレー様から臨時寄稿でお金と国債についていただいております！わ、わかりやすい！主に「お金ってどうやって発生するの？」というプロセスについてでありまして、ぜひともお読みくださいな。現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！オカネとは国民の努力～バケツリレー様臨時寄稿最近、この進撃の庶民の中

「日本の諸問題は全て対米従属路線に繋がると考えますが、この永続敗戦国体制からの脱却は、究極的には積極財政が出来るか否かに掛かっています」『借金に怯える輩に積極財政を薦める方法』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『国は死なない、お金は刷れる』緊縮財政を招く財政破綻論ですが、これを打破るには幾つかのステージが有ります。一番シンプルな説明は、『国は死なないし、

「円などの法定通貨は「価値の尺度」つまり円など価値の単位、「価値の交換」つまり同じ価値の交換手段、「価値の保存」の三つの機能があります」『財政破綻プロパガンダは借金恐怖症から』安倍総理を保守だと思う人は、何かが変です！とのお方は、発信力強化の為に以下のリンクをクリックにて、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。人気ブログランキング『借金が怖い理由は、利息に尽きる！』財政破綻論者が吹聴する「国の借金」問題が、一般国民に広く支持されている理由として、「借金」そのものに対するネガ

本日は、holyfirework様の寄稿コラムです！お金とは何か？について論じてくださっております！機能的財政論からみた”お金”とは何なのか？非常にわかりやすく説明してくださっております1現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！[初心者向け進撃の入口vol.5]機能的財政論と、お金の価値～holyfirework様えーと、実はこの記事

本日は、holyfireworks様の寄稿コラムです！本日は「クニノシャッキンガー」「財政健全化！」という一般に蔓延る論に対して、強烈な一撃を入れられております！ぜひとも皆様も理論武装をしていってくださいまし！現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！[初心者向け進撃の入口vol.4]機能的財政論と、財政の健全化について～holyfire

本日は、holyfirewor様の寄稿コラムです！財政健全化という美名のもとに、一体何が行われているのか？プライマリーバランスという議論の本質は何なのか？一刀両断に論じてくださっております！現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。※アメーバアカウントが必要です⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援！[初心者向け進撃の入口vol.3]機能的財政論の有りと無し、その結果～holyfirewor様いきなり三連

本日は、holyfirework様の寄稿コラムです！今後、毎週金曜日はholyfirework様が受け持ってくださることとなりました！本日は初心者の方向けにアバ・ラーナーの機能的財政論の解説をしてくださいます！また経済において非常に大事な「不確実性」という点にも言及されておられて、非常に秀逸かつわかりやすいと思います。ぜひとも経済初心者の方は一緒にholyfirework様のコラムで学んでいきましょう！人気ブログランキングへ[初心者向け進撃の入口vol.1]機能的財政論につ