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昨年新しい包装機を設置しましたが、デフォルトの印字装置は固定式です。しかし、機械のスピードを上げると袋がガイドに当たって印字不良が出たり、袋が暴れて文字の変形等が生じる事が有ります。さらに、2段印字だと能力的に文字の荒い7ドット文字しか使えず印字検査カメラのNG頻度が上がります。今回は以前の動画で紹介した様に、袋台で印字していたスライド装置を充填機の2工程に設置しました。前回の動画↓『インクジェット制御装置』2012年に作った、インクジェット制御装置です。プログラムの
2月にコンピュータースケールが壊れ、前回アップした動画の様に自作の計量器を使って対処してました。『機械改造:コンピュータースケールが故障したので自作の計量装置を作成;その②』前回は原料の脂分が金属面に付着する事で目方不良が出ていました。テフロン加工を施した丸型シュートの製作依頼をし、他の部品もテフロン加工にして脂の付着対策をし…ameblo.jp7月に新しい計量器が入って来たのですが、思わぬトラブルが発生して対策を取りました。①包装機と計量部品(計量ホッパー)の高差が前の装置
前回はリアキャリア自作の動画をアップしました。リアキャリア延長によって後ろからリアウィンカーのランプが見えなくなるのでリアウィンカーをナンバープレートの位置に移動しました。そのついでにウィンカーブザーの追加工事を行いました。C125は方向指示器のスイッチを入れても音が無いので付けっぱなし状態で走る事が有りましたがこれで安心して走行できます。リアウィンカーの移設後、DC12V用のウィンカーブザーを取り付ける前に念のため電圧をテスターで計りました。するとDC24V程度出
いよいよ冬本番を迎えましたね。スーパーカブC125の購入時のオプションで荷台用にエンディユランス聖のキャリアに入れ替えて大型ボックスを乗せていました。しかし、冬は防寒具等荷物が増えて容量不足になったのでオプションのキャリアの後ろに自作したキャリアを増設しました。さらに盗難対策の為に前のボックスを開けにくくしました。ところが一つ問題が生じました。C125はリアウインカー(方向指示ランプ)の位置が後ろの車の運転手から見にくい位置に有るのでウインカーをナンバープレートの位
検査工程で、製品の日付不良の見逃しが生じているので、キーエンスのカメラを導入し検査を開始しました。2022年7月、カメラIV3-G600CRとアンプの組み合わせでスタートしました。学習モードと共に、文字判別モード(OCR)を利用しましたが、文字の読み間違えによるエラーが出ました。数字の8を2や6と読み違える等。そこで、日付の数字だけ抽出して認識文字数の合格ラインを広げて(日付の6文字なら3~10文字が合格ライン)で対応しました。検査のトリガーは当初では印字完了時に行っていま
正月明けに20年位稼働してたコンピュータースケールの操作画面が出なくなり、電源ユニットの故障だと分かりました。メーカーの部品もとっくの昔に無いので、とりあえず廃棄予定の同社のウェイトチェッカーの部品を流用して復帰していました。しかし3月になって画面が真っ暗になり、操作自体が困難になりました。電源ユニットはDC5Vと24V出力が有るのですが、24Vに繋がっているプリンターのヒーターのショートでユニットが故障し、5V出力の方は2倍の10Vに上がってました。5V電源に繋がる
包装機で使用する包材はメーカーや品種によって上手く剥離しないものが有ります。袋が剥離しないと二枚重なりによるシール不良や位置ずれによる印字不良が発生します。袋の前の方は爪に引っかけて剥離しますが、後ろの方がくっ付いて下の袋をずらしたり巻き込んだりしていました。そこで、袋台の前にM5サイズのねじ穴を開けてエアー部品を取り付けて袋を持ち上げるタイミングで袋の間にエアーを吹き込む様にしました。この改造によって袋の後ろが上手く剥離して不良が出なくなりました。
当社の改善テーマのレビューで作成した動画なので説明不足ですが…。当工場の仕上部門の箱詰めラインで充填部門の生産状況を把握できるようにしました。充填部門の生産→1時間の殺菌工程→仕上部門の箱詰め、という流れなので前もって生産状況が分かると便利です。トラブルによる遅延状況が分かると共に、昼食のローテーションタイミングが分かるので作業計画の変更がやり易くなります。各機械の生産中の製品名とスタート、ストップ時間のデータをFTPサーバーに収集。グラフはマクロで4角形を描く様
1昨年、当社のシートシャッターの調子が悪くなり2重扉の外側のシートシャッターを新型に入れ替えました。ゴミや動物侵入、防虫対策の為に、宇宙船のエアーロックみたいに片方の扉を閉めないともう片方の扉は開かない様にしないといけません。これを行う制御回路を「インターロック回路」とします。業者はインターロック用の制御ボックスを用意して取り付けたのですが、何故か回路が働かず対策を打たないままに帰りました。後日に再訪する事も無しに放置状態でした。故障の原因も分からず、メーカーも来ないので工
1998年頃に作ったものです。玉の数不良や割れ玉混入を防止するために、重量を検出して分別します。タッチパネルで製品毎の重量選別幅を記憶しており、10回正常値をカウントすると、平均値を計算、基準値が校正されます。玉の重量が時間とともに変動するので、上限下限の選別値が校正値に追従するようになっています。ホッパに玉が入ると、しばらく振動するので、重量が安定しているホッパが開く直前に計算します。できるだけ長く保持したいので、前の玉が落下してホッパが閉じるタイミングで次の玉がホッパに到達
2番目の事例はコンピュータースケールの供給フィーダー制御回路の改造です。この装置はダンパーやフィーダーはAC200Vで動くのでリレー関係も200Vで構成されてます。だだ、センサーはDC12~24Vだけど制御回路は200V仕様なのでセンサーの信号をコントロールユニットで200Vに変換してました。コントロールユニットも頻繁に故障するし、部品点数が多いと故障診断に時間がかかる。ダンパーのソレノイドバルブも普通のDC24Vタイプにしたかったのでフィーダー以外の部品は極力DC24Vに
我々機械メーカーの宿命としましてメーカーの機械停止中に、機械改造をさせて頂く事が多いです。昨日、2021年のお正月工事の受注をさせて頂きました。今回は、新規機種も生産できるような簡単な改造工事ですが、機械事業部にも年末が来たなって感じです。お陰様で2021年の機械部門も良いスタートが切れそうな予感が漂います。
普通は部屋の入り口にセットされてるエアーシャワー室ですが、スペースが無い為に部屋内に片扉型で設置されました。イレギュラーな設計なので電気代が2倍かかる為にメーカーに改造見積もりを出してもらったら20万円以上かかるとの事。工場長から何とかならないかと相談を受けたのでセンサーとリレーのみ1万円程の出費で改造しました。詳細は動画内の図解入りで説明してます。
他の部署で生産していたサラサラタイプの液体の製品を作る事になりました。製品の重量がバラつかないようにカットノズルと言う装置が必要なのですが、高価格で納期も1か月程かかる為に別の用途で使用していた装置を改造しました。
前回アップした液充填機の制御回路を作りました。実際には他の機械で5年ほど前に同様に改造しています。製品の種類ごとに製品重量とソース重量を設定しています。タッチパネルでの製品切り替え時には自動的にソース重量を変えてます。10個の正量製品重量の平均値を算出し、フィードバックにてソース重量を修正して製品重量が規格内に安定する様にしました。修正は30回に一回で、差分の半分だけ修正するのかキモです。改造前の製品重量のバラツキの状態です。時間帯によって玉の重量やソース量が
今回の動画は搬送コンベアのガイドの改造です。包装機から製品が排出される際には勢いでベルトの端に寄ってしまう事が有ります。特に平たく無いミートボールや2個入りのハンバーグは転がるので顕著です。端に寄った製品がウェイトチェッカーを通過する際に正常な重量を示さずに誤作動して落下します。これを解消するために、改造を行いました。1:目的目的:①ウェイトチェッカーの誤作動による製品落下防止。②落下製品処理の作業ミスによる数不良発生防止。2:問題点。1年前充填機のウェイ
購入した包装機に搭載されている液充填機には色々な欠点が有る為に独自に開発した液充填機に入れ替えました。改造を始めたのは20年程前からですが、以前はシンクロナスモータを使用していて、手動操作で動かしてました。ただ、色々な原因で製品重量がばらつく為に目方不良も多く、自動制御で製品重量を一定化したいと思っていました。その為にモーターをステッピングモーターに入れ変えて数値制御を出来る様にしてきて今回全機の入れ替えが完了しました。主要な目的は以下の通り:①装置の分解掃除を簡単にす
これは18年程前に構築したものです。当工場の真空包装機は20台程有り、50年前の機械5台も改造して現役で動いてます。こちらの方が新しい機械より生産性が高かったりしますw。しかし、機械の不具合が有っても1時間3000個程の1ロットに1個、2個とかの頻度で不良製品出た場合は1台に12個有るチャンバーから目視で原因を特定するのは困難です。不良品の状態が深刻だった場合は機械を止めて生産をストップする必要が有ります。以前はトラブルが発生すると生産が止まるので、メンテ要員の僕が休
こんにちは。機械修理のゴウウェルです。今日はお問い合わせ件数の多いパッキンについてお話しさせてください。パッキンとは、、シリンダー等でよく使われている下の写真のような物です。パッキンが劣化してしまったら、当然新しいパッキンに交換しなければならないですよね。でも型番がわからない。規格の物がない。
追記:メイキング動画を追加しました。今回は、ポテトサラダの定量充填機の改造となります。既存のノズルピストンには細かな穴が開いており、充填後にエアーが出て付着物を吹き飛ばす装置が作動しているのですが、ポテトサラダの粘度が強くて落ちきれません。なので、袋のヘリが汚れて噛み込みやシール不良が発生する為に作業員が1人付いていてヘラで拭き取っていました。工数削減と不良削減の目的の為に今回は新たにノズルの横にステンレスのチューブを取り付けてエアーを吹き付ける装置を取り付けました。
みなさん、こんにちは。機械修理のゴウウェル、Мです(*^_^*)さて、本日の社内ミーティング中で最近ご依頼いただく仕事の「共通点」の話になりました。それは、「なくなった会社の機械の修理」でした。意外だったのはたった10年前の機械なのにもうメーカーさんが無い。というものでした。購入した機械のメーカーさんが無くなっていたら
みなさん、こんにちは。機械の修理ドクターゴウウェルのМです。弊社の業務内容はザックリと1機械の修理2機械の改造3機械の設計この三つを柱に頑張っております!今日は2の改造のお話をさせてください。機械における改造とは動きが十分でなくなったものを(また、本来の用途から別の使い方ができるように)つくり変えること。と認識いたしております。2機械の改造の一例〇油圧シ
みなさん、こんにちは。機械修理のゴウウェル、Мです。(*^_^*)今日はお問い合わせを頂いてから修理にお伺いするまでの流れをざっくりではありますがお話しさせてください。・お問い合わせ(お電話でも、メールでもOKです)↓・状況をお聞きいたします。(場合によっては写真の添付などをお願いします。)↓・修理可能かどうか判断し、
みなさん、こんにちは。ゴウウェルのМです。(*^_^*)工事のお見積りの注記欄にはそれぞれのケースにおける不測の事態の場合に関しての記載がございます。弊社には長年機械の修理・改造を第一線で行ってきたエキスパートがおりますので、その経験に基づいて工事をいたしておりますが機械を分解してみたら、とんでもない状態(通常再起不能)だったことも多々あります。機械の修理と
こんにちは!機械の事ならゴウウェル!のMです(*^_^*)先日のことです。。。お客様「会社の規則により、決まった機械のみ使用し製品を作るという状況の中、その機械が故障してしまいました。どうしてもその機械でないとダメなんです。。メーカーはもうなくなってしまいました。」→弊社にお問い合わせ企業秘密の過程を経て代替できる現行品を探し当て、交換いたしました。(かなりざっくりな説明とさせて
こんにちは。ゴウウェルのMです。(^-^)さて弊社によくお問い合わせがある「シャーリングの刃交換」ですが、〇以前は刃交換をしてくれる業者がいたのに廃業してしまった。〇近くに業者が見つからない。などの理由が多いようです・・・もし、そのような理由でお困りでしたら弊社は、シャーリングの刃交換のご依頼も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせく
皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になり誠にありがとうございました。(株)ゴウウェル代表の小山です。有難いことに弊社ではお正月早々にお問い合わせいただいております。順番にお返事いたしておりますのでよろしくお願いいたします。以下弊社の仕事内容をPRさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。【会社PR】貴社の機械で調子が悪くて修理したいけど〇機械
こんにちは。(株)ゴウウェルのМです。早いもので、今年もあと残すところ15日ですねおかげさまで今年もたくさんのパッキンをオーダーメイドで作らせてただきました。パッキンのオーダーメイドはメールと電話のみでオーダーが可能な場合もございます。その条件といたしましては1取り付け部分の寸法(形状)が分かる図面などがある2使用用途が分かる3使用圧力が分かるまた、もし上記のことがお分かりにならない場合でも一度ご相談頂け
こんにちは。ゴウウェルのMです。さて、弊社によくお問い合わせがある「シャーリングの刃交換」ですが、☆以前は刃交換をしてくれる業者がいたのに、廃業してしまった。☆近くに業者が見つからない。などの理由が多いようです。もし、そのような理由でお困りでしたら弊社は、シャーリングの刃交換のご依頼も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください!【会社PR】貴社の機械で調子が悪くて修理したいけど〇機械のメーカーがもう無い。
こんにちは、ゴウウェルのМです。(^-^)/東北地方のお客様より、油漏れを起こしてしまった油圧シリンダーのパッキン交換修理のご相談をいただきました。現地調査をさせていただかないとはっきりしないことも多々ありますが、こちらのお客様の場合は、ご相談の元、以下のような手順で対応させていただきました。【お客様】シリンダーの写真をたくさん送っていただく。【弊社】写真をもとに、シリンダーの分解方法を