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【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月15日(祝月)晴、夕刻小雨6:00朝食、6:50小型バスでスタート、8:20根室着。しかし、これといった仕事が無い。標津からの「イクラを取り出したメスの鮭」が入荷したのも11:30で、それまでブラブラした。午後は背骨血の除去。夕食は17:45から30分間のみで、すぐにイクラ箱の日付の付替作業で20:00終了。21:30バスで標津の寮に戻る。朝、出がけにT君のゴム長服を間違って持ち出し、しかもそれに先
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月14日(日)曇、薄晴朝起きると両手が腫れている。指が10本とも丸々としている。握るのも痛い。今日は製品のみ操業。約半分くらいのメンバーが出勤していた。あの箱詰作業は誰がやっているのだろうか。朝食後1時間半眠って、10時より図書館へ。途中、標津温泉で入浴するも、再び図書館へ戻って手紙やハガキを書く。夜遅く突然「明日から月末まで、根室本社工場の応援に行ってくれ」との話あり。メンバーは9月末契約者が対象と
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月13日(土)曇、涼しい毎朝、海岸に出て秋鮭釣を見学するが、先日の2匹を釣った人のみで、連日成果ゼロ。今日も16:00まで、製品イクラ箱の箱詰作業。若いI君が楽な補助作業で、年寄の自分がどうしてあんな過酷な作業をやらねばならないのか、全く腹立たしい。いよいよ来週一杯、9/20で打ち切りたいと考える。本日は17:30終了。クタクタ。妻への葉書No.14北海道バイク旅行1997.09.17宝塚着
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月12日(金)曇、肌寒い、風あり今日の仕事は、製品イクラの箱を段ボールに3×4=12枚詰める初の作業。これも極めて厳しい。3箱をつかむので両手の指が麻痺してくる。前任者のイレズミのI君でも指が曲がらなくなってくるとの事。それにスピードに追われれて、猛烈な勢いでの単純作業の繰り返し。手前の釘打ち作業の青年5人と比較すれば、月とスッポンの違い。何度も何度も、恨めしくなってくる。こんな厳しい作業を8時から16
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月11日(木)薄晴、PMより曇今日も午前の4時間、筋子水流受け作業となる。スタート時にN君に「ハラワタ廃却ベルトコンベアの真下に、バッカンを置いてくれ。今の小箱経由では持ち上げるのが大変だ。」と改善を申し入れるもダメの一点張り。「文句ばっかり言わないで、、、」とN君の返答。午後はイクラもみ用のザル上げ作業。休憩時にN君に「2階のトイレ内の水バケツとヒシャクをなぜ撤去した?無ければ、便器の汚れた時の掃除
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月10日(水)快晴、涼しい日中は国後島がよく見える。今日も仕事は午前のみ。午後は掃除だけ。しかし、午前のザル上げ+もみ加工で相当くたばっていた上に、10:00~12:00は筋子水流受け作業。17歳の大阪のY君との交替だが、15~25kgの誠に重いカゴを、1分間に何度も持ち上げねばならぬ。それにハラワタ廃棄物カゴも処理しなければならぬ。これまでの作業で一番しんどい作業であった。午後の掃除当番の後、シャワー
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月09日(火)薄晴、風強し今日も午前のみの操業。イクラもみ作業をするも早さでついていけず、カゴ上げ作業をする。瞬時の休みも無く、疲労困憊。午前だけで精一杯、嫌気がさしてくる。食事も、昨日より専門のおばさん2人に変わり、途端に粗食となる。今日の夕食は、サバの焼き身とナスの煮付けのみで、全員より不平が出る。先が思いやられる。午後は図書館と散髪(3000円と高く嘆く)。妻への葉書No.13北海道バイ
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月08日(月)早朝濃霧で日の出が見えず、快晴、暖今日は、昨日の日曜日の分も含めて漁量が多いとのことであったが、やはり14時で終了。終日サイカツ(裁割)作業。8秒~10秒で1匹の処理速度。6匹/分ぐらいだろうか。仕事のあとの3時間を持て余し、ビールと読書のみ。早朝、宇治の妹より電話あり「その仕事、息子のアルバイトに如何だろうか」と。大学1年生には不向きと作業中に考える。読書に専心せよと。妻への葉書
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月06日(土)早朝は曇、日の出見えず、その後快晴午前は鮭の腹割き加工、午後はイクラもみ加工となったが、わずか30分で終わり。アルバイターの中に「これでは金にならない、困ったものだ、荷物を畳んで出ていくかなー」との不平を漏らす者も多い。自分は両手が痛く腰も痛いので、お金より休養というか、仕事が少ない方が良いのだが。風呂の掃除当番なので、一人で作業したあと、やはり今日もバイクで図書館へ。根室図書館から取り寄せ
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月05日(金)4:50日の出快晴今日は61歳になる誕生日。夕刻、娘より電話あり「61歳おめでとう。いつ帰ってくるの?赤ん坊ができた。来年3月の出産予定」と。終日快晴。仕事は15時までで、鮭の腹切りのみ。妻への葉書No.11北海道バイク旅行1997.09.08宝塚着
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月04日(木)小雨が残り曇、PM快晴早朝、小雨が残り、朝の散歩に出られず。今日は、初の鮭の腹割き加工に加わる。メスは、筋子を取り出し、内蔵物を捨てて、内背膜を切り裂いて終わり。オスは、内臓物を取り出し、内背膜を切るのみ。初めの1時間、ナイフの切れが悪く、左手で鮭の尾部をつかんでいてもスルスルと滑って、手に力が入って大変であったが、そのあとの休憩時間をはさんでの後半は、ナイフを替えると切れ味が良く作業が楽
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月03日(水)曇、PMより小雨、夜雨今日は8時よりイクラもみ作業。ザル洗いもあったが鮭の入荷がわずか16tとかで、またも13:30で終了。イクラもみで腰が痛く、あの作業を長く続けるわけにはいかないが、13:30で終了とは唖然とする。すぐにシャワーを浴び、顔や首筋についたイクラを洗い流してすっきりするも、小雨ではバイクで外出すること出来ず、半日読書等でブラブラする。困ったものだ。夜、北海道旅行写真24枚×
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月02日(火)薄晴、AM一時小雨、PM晴初のイクラもみ加工をする。今日も鮭の入荷がはっきりせず午前中は待機。午後は1時より、わずか30分のみアルバイターだけでイクラ加工をする。女性パートは全員休み。同僚2年生のS君に習って網皿で筋子をイクラにする。軍手をはめるが、わずか30分でも掌が少し痛むし、それに何よりも腰が痛い。後始末の掃除をしていると、リーダー格のT君から「掃除は当番で決められた人のみ。他の人に
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年9月01日(月)薄晴、朝夕濃霧今日から朝食は7:00。漁連協定の開漁日が今日で、道東では一斉に鮭漁に入るのだが、大手の前川商店の立場は難しいそうで、いきなり市場介入・買入れをすると、鮭価の値が高価安定となってしまうとかで、毎年のことながら初日の買入れはないとのこと。それで今日は10:00まで待機、13:00まで待機と曖昧な就労計画となり、結局、終日仕事は無いとなってしまう。仕方なく午前は薫別川へ鮭の遡上
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月31日(日)曇、薄晴、夕刻より濃霧朝食後1時間半眠る。食べすぎた感じ。昼食後バイクで標津の図書館へ。囲碁の本を交換し、次は中標津へ走って、ここでも図書館へ。深田久弥の「日本百名山」を探すも蔵書なし。仕方なく「北海道百名山」より斜里岳のコピーをとってもらう。16:30標津に向かうと、濃霧で視界200mぐらいで走りづらい。明日からいよいよ仕事だ。テレビのニュースで、英国ダイアナ元妃の交通事故死の報道あ
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月30日(土)曇のち薄晴休日。一部のアルバイターは出勤、女性パートさんは全員休み。朝食後2時間も熟睡した。1週間の疲れがたまっていたのであろう。昼食抜きで標津図書館へ。司馬遼太郎「街道をゆくオホーツク」住井すえ「わが生涯」灰谷健次郎「兎の眠」沢木耕太郎「深夜特急」を借りる。16:30まで長居する。夕食には、アルバイター全員20数名が集まり顔合わせ会。ご馳走にビールも沢山出て賑やか。大部屋でも千円コンパ
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月29(金)曇、PM薄晴今朝も国後島が見えない。寒さはますますで、足の先が冷えるくらい。今日も終日イクラ箱の準備のみ。鮭の入荷はゼロで仕事も女性パートは15:00、男性アルバイターは17:00までペンキ塗り、草引きで時間をつないで終わる。明日土曜日も仕事は少なく、一部アルバイターのみペンキ塗り、大工仕事に出勤、他は休み。夜、数人で飲物を囲んで懇談。「アルバイターでも、残業を望む人と定時終了を希望する
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月28日(木)晴今日も終日、イクラ箱の準備作業。しかし鮭の入荷はゼロで、パートタイマーも含め全員15:00で終了。急いでアルバイターはバイクで外出。自分も野付半島へ。天気が良く気持ちも良いが少し肌寒い。そのあと図書館へ。夕食はカレーとサンマの刺身。まことに美味であった。「明日も鮭の入荷無し」との噂に、関係者ホッとする。漁量少なく仕事が早く終わって、PM野付半島へツーリングする。北海道バイク旅行
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月27日(水)曇、PM薄晴今日も終日、イクラ箱の準備作業。パートのおばちゃん連中の口のうるささに、ホトホト参る。作業中の私語だけでなく、自分に名指しで「そこはあかん、あっちへ置いて、製品を運んで」と、次々と使わないと損とばかりに云ってくる。全く困ったものだ。今日も魚はわずか2tのみで、全員定時で終了。昼休憩時にバイクで郵便局へ金をおろしに行く。帰路ウィスキーとビールを買い込む。夜、ウィスキーを大いに飲
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月26日(火)快晴久しぶりに良い天気。風呂の敷マットを陽に干す。仕事はここ数日同じイクラ箱の開梱包作業。開梱作業は、右手にナイフを持って手先を酷使するためか、かつての腱鞘炎の再発のよう。それで午後には梱包作業に移る。ここもイクラ箱105箱の段ボール、持上げ積立作業があって大変。残業で昨日に続き焼却作業。夕、風呂に入ると昨夜のままの湯でプーンと異臭がする。昨夜最後の入浴Y君に罵声を浴びせてしまった。夜、悔
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月25日(月)曇終日曇天だが、就労中は全く気にならぬ。屋内で超多忙のため、外の天気など一向に気にならぬ。パート中年メガネのゴッツイおばはんから、新品のゴム手袋について「せっかくのイクラの箱布の白が、黒っぽい汚い手袋で汚れる」との物云いに、「新品だよ」と言ってもすかさず反撃を食らって沈黙す。不快なり。終日イクラ箱の準備作業と、残業で野外ゴミ焼却作業。妻への葉書No.08北海道バイク旅行1997
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月24日(日)曇、肌寒し初の休日。噂では9月に入ると日曜日も操業で、休みは無いとのこと。全員(8名)9:30になっても眠っている。その中をバイクで標津囲碁同好会の月例大会に出向く。参加者はたった6名だけで総当たりとなる。第2位となってカルピス詰合せセットをもらう。ほぼ全員、半目ではなく1目は甘いようだ。帰路、閉店している衣料店を無理に頼んで、スウェットというかジャージというか、高価なので上下別売りの物を
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月23日(土)朝のうち小雨、曇、夕より濃霧操業日、鮭は1tのみだが、今日も終日イクラ箱の準備作業のみ。仕事割当て者(後頭部に髪を結んだ小柄だがプロレスラー風の男)は、小生が年をとっているために無理をさせないのか、鮭のハラワタ、イクラの取り出し作業はさせず。イクラ箱の準備作業のみとはいっても、両手の指先が痛い。作業開始時のアルコール噴霧(スプレー)の吹付けで傷部がシミる。今日は土曜日のせいか4時で終了。
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月22日(金)久しぶりに霧無し、しかし肌寒い結局終日曇、18:30頃より雨就労2日目。自分は昨日と同じようなイクラ詰箱の梱包関係であったが、アルバイター8人は、半日が初の秋鮭の筋子取り出し作業。作業台が高さ合わず腰が痛いと嘆いていた。自分も地味ながら休みなく、連続の立ち作業でクタクタとなる。しんどい。朝昼夜と大食す。夕、天気予報を無視して、本を買いに約3km歩いて行くと途中より小雨。帰寮時には随分濡れる
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月21日(木)曇、濃霧のち快晴夜小雨初就労日。8:30、長ゴム靴、ヤッケ、ゴム長ズボンの支給を受ける。今日は終日イクラ用1kg木箱の容器準備作業。単純な仕事だが動き回り、綿布敷作業では作業台の高さが合わず腰が痛い。パートのおばちゃん連中より「オジチャン、名前は?」としきりに声をかけらるのは、アルバイター計8名が全て(7名)若い男の子で、1人のみ年配者がいるからであろう。夕食、すき焼きを大食いする。
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月20日(水)曇、9:00頃から晴れ、久々の快晴8:30、寒さを恐れ雨衣上下を着てバイクで斜里へ遊びに、というか、今日一日の時間つぶしに行く。16:00まで図書館に在館する。深田久弥「日本百名山」他を読む。第3番目の斜里岳へ、標津に居る間に登りたくなる。夕食もやはりご馳走。1名A君が加わって計5名となる。夜はそう寒くなくストーブつけず。今夜もバナナ等を寄付して麻雀。妻への葉書No.07北
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月30日(土)明後日9/1から正式操業開始(鮭漁解禁)ということで、会社主催の発足会があり、その二次パーティー。北海道バイク旅行1997.08.30(土)この頃、早朝の海岸散歩でコンブを拾い、1日日干しにしてその後部屋で陰干しする。後日、結構たまって郵パックで宝塚へ送る。北海道バイク旅行1997.08.31(土)8/24(日)に標津の囲碁同好会の大会があるとの話で初参加。なんと8人が
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月●右:Kさん大工出身11月末まで働き、あとは越冬するという●中:M君旅行中京都の女性に一目惚れして熱にうかされていた長野県出身●下の写真の手前:ラーメン屋K君島根出身自衛隊出この4人で2、3晩マージャンをやったが、お金を賭けるのは一切イヤという。仕方なく、バナナやタバコ等を寄付して、それを取り合うという何ともミミッチイマージャン。北海道バイク旅行1997.08
【改訂】北海道バイク旅行目次1997年8月29(金)連日、仕事は厳しいが就労時間は短く、読書とビールで明け暮れる。住井すえ「わが生涯」灰谷健次郎「兎の眠」沢木耕太郎「深夜特急」司馬遼太郎「街道をゆくオホーツク」北海道バイク旅行1997.08.29(金)