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風薫る5月になりましたね。改めて大臣賞受賞水墨画家、樋口鳳香でございます。年に一度の個展【墨美神®︎展】は、4/20に終了しましたが、期間限定オンライン販売は銀座画廊美の起原HPにて5/4(土)まで開催しています。創作活動の支えとなりますので、ご高覧、ご検討いただければ嬉しく存じます今年の墨美神®︎は、春のうねりや躍動感を表現した充実したラインナップとなっております。VR展示も楽しめますので、どうぞ、よろしくお願い致します。↓☆銀座画廊美の起原VR展
墨で描くかぐわしき美神たち〜『墨美神®︎』は水墨画家樋口鳳香の登録商標です。『墨美神®︎』を展示&展開するにあたってオリジナル創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』や、新作『墨美神®︎着物カルトナージュ額装』など展開しています。『墨美神®︎きもの掛軸』とは、訪問着や紬、帯など美しい着物を使った樋口鳳香のオリジナル創作掛軸です。裂が着物のため、従来の掛軸と違ってたいへん華やかな仕立てで、掛軸そのものが作品を構成するものになっています。2024年
以前も触れたことがあるのですが、樋口鳳香は、水墨画家ですが、ものを書くことが好きで文筆でいくつかの賞をいただいたことがあります。主な受賞歴として公開しているので、画廊でお会いする方々は周知のことと思っていたら個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】の折にそのことをお話して、かなり驚かれていたコレクターさんもいたので改めて記しておこうと思い、過去の表彰式の集合写真をまとめてみました。独りで絵を描く日々を送っている私には、憧れの作家さんにお会いできたり、授賞式で行ったことのない土地に招
【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】展示は終了しましたが、5/4(土)まで『銀座画廊美の起原』特設ページにてバーチャルギャラリーと共にWEB展示・販売を行っております。本日ご紹介するのは『水なき空に立つ波』2023年12月〜2024年1月にかけて開催された、夢美術館主催『夢美エンナーレ』の入選作です。夢美術館に出品したのは80号の掛軸で大きなものでしたが、その元となった作品で6号サイズ。額外寸は、512×397mmでお部屋のどこにでも飾りやすい大きさと思
一昨日の4月20日、土曜日になりますが、銀座の画廊「美の起原」で開催されていた「樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て」に行ってきました。この日は会期の最終日でした。樋口鳳香さんは、伝統の水墨画技法を独自に発展させた『墨美神®︎』を描かれており、以前、画廊「美の起原」で打ち合わせをされている際、ご挨拶を申し上げ、今回初めて、個展で作品を拝見し、ご本人にも再度お目にかかることができました。まずは、作品を一点、紹介します。「ほどける眉」墨画淡彩<墨美神®︎着物カルトナージュ額装>越前鳥の
今回の個展、毎日同じ時間に画廊に通いましたが画廊への行き来で感じたのは人の流れが増えたこと。その主な流れは外国人。ランチタイム以外ですれ違う人は、ほぼ外国人でした。画廊の窓から眺める景色で感じたのは16:30あたりから銀座がコロナ前のように活気付いてきたこと。10センチヒールを履いた爪先立ちのお嬢さんたちがドレスの裾を脇に抱えて歩き始めます。ドレスの色が鮮やかでひらひら泳ぐ熱帯魚のようでした。髪を結うのが最後なのか、ボサボサ頭にドレス、お着物という裏
2024年の【樋口鳳香・墨美神®︎展〜春の果て】の展示は終了しましたが、5/4(土)まで『銀座画廊美の起原オンラインショップ』にて作品を扱っております。本日ご紹介するのは『龍姫~aged21years』龍姫さまはシリーズ展開して描き続けている画題です。今年はaged21years。ウィスキーのように熟成され、醸されてゆく、21歳の龍姫さまです。龍姫さまの身体に溶け込みながら立ち昇る龍と、支持体である正絹着物の熨斗模様織りが絡み合って、立体的で複雑な作
【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】2024年4月20日、会期終了となりました。墨美神®︎と御縁を紡いでくださった方々へ、改めて深く御礼申し上げます。さらに会期中は多くのお客様にご高覧いただきまして有難うございました。展覧会を支えてくださった関係各位にも、深く感謝申し上げます7回目となった今年の個展。訪問着など美しい着物裂地で仕立てる樋口鳳香のオリジナル創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』に西洋発祥の額装を融合させた新作『墨美神®︎きものカルトナージュ』や表具師さんと取り組んだ現
銀座画廊美の起原で開催中年に1度の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】4/20(土)は最終日。16:00までの開催です画廊初めての方もぜひどうぞ。作家、樋口鳳香は終日在廊して、皆さまのお越しをお待ちしております。お気軽にお声かけください。個展ポスターは直筆サイン入り。『限定1枚』作品ご購入者様で希望される方にプレゼントします。(先着です)水墨画の多くの表現は、無作為な偶然が織りなす芸術です。AIがどんなに発達しても世界に2
【樋口鳳香・墨美神®︎展】銀座画廊美の起原にて、20日(土)まで開催です。(※最終日20日(土)は16:00迄です)樋口鳳香の描く『墨美神®︎』華やかな着物を使った創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』の支持体はほとんどの場合、正絹きもの地を使っています。紙に描く場合は麻紙。麻紙は、繊維が長く粗く、薄墨がランダムによく滲んでいく和紙です。墨美神®︎の異空間的な空気感を表現するのによく使います水墨画の醍醐味といえば、やはり墨の滲み、ダイナミズムです
【樋口鳳香・墨美神®︎展】銀座画廊美の起原にて、20日(土)まで開催です。東京都美術館で開催された『現水展』(2023)にて『現水展賞』を受賞した画像の作品は『美貌の天瑞シリーズ』として以下の3つの展開にして個展のために北陸の『越前白麻紙』を用いて描き下ろしました。・龍飛鳳舞(画像の画題)・風美神雷美神・黒獅子白獅子現水展では120号と大きなサイズでしたが、少し構図を変えて画幅60cmで描き下ろし、表具師さんと相談しながら現代的な掛軸に仕立てました。
【樋口鳳香・墨美神®︎展】は4/20(土)まで、銀座画廊美の起原にて開催です今回、表具師さんと取り組んだ大きめの掛軸『美貌の天瑞シリーズ』3幅そして定番となった『墨美神®︎きもの掛軸』の新作と華やかで現代的な掛軸を数点展示しています。掛軸の軸棒につけられている左右の装飾は『風鎮(ふうちん)』と言いますこの風鎮、中国発祥の掛軸にあったパーツのひとつですが、字の如く風を鎮めるためのもの。風にはためく掛軸の重しです。日本では室内にかける掛軸になぜそんな道具が必要となっ
【樋口鳳香・墨美神®︎展】銀座画廊美の起原にて開催中です作品の一部はオンライン販売も始まりました。遠方の方にもご活用いただければ幸いです。気になる作品がございましたら、お気軽にお電話又はお問い合わせフォームで画廊にお問い合わせください。☆銀座画廊美の起原VR展示&オンライン販売ページhttps://銀座画廊.jp/sumibishin2024/ネット販売期間(予定):4/16(火)~5/4(土)までSomeoftheworksfromtheSoloExhibi
年に一度の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】本日4/15(月)12:00から開催ですOnce-a-yearSoloexhibition[HocaHiguchiSUMIBISHIN®︎]Itwillbeheldtoday,April15th(Monday)from12:00.今年の墨美神展は、きりりと喉越しのよいサイダーのような空間になっています副題が『春の果て』ですもの。とろける甘さもありますぜひ初日にお出でくださいね作家、樋
いよいよ明日4/15(月)12:00から【樋口鳳香・墨美神®︎展】開催です2024年『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、刻々と過ぎてゆく『春』を惜しむ気持ちを込めて、副題を『春の果て』としました。花弁をゆらす風、うねる空の水、芽吹きの雨、うららかな光と影、息遣いと気配。墨のにじみという偶さかの中に、この刹那の墨美神®︎の眼差しの速度と、春の濃密な息吹を感じていただければ幸いです。展示総数は大小合わせて20点ほど。葛飾北斎『蛸と海女』のオ
今年の墨美神®︎展は、ほとんどの作品に震災被害にあった北陸の『越前和紙』を使いました。その中でも墨美神®︎を表現するときによく使うのは麻紙です。麻紙は繊維が長く粗く、ダイナミックにランダムに薄墨が滲んでいくのが特性です。北陸、越前の麻紙は、紙そのものに強靭さもあり、また水を含んだ墨を受け入れるとふんわりと漂うように滲み広がっていきます。もちろん筆に含む水分のコントロールで、抑揚のあるキリッとした線も表現できます。『越前白麻紙』こんなに薄いのに、調墨(墨のグラデーション)がとて
描くきっかけは、世界の小澤征爾がご逝去されたことでした。小澤征爾といえばノーベンバーステップスで、Novemberstepsといえば武満徹で武満徹といえば勅使河原宏で勅使河原宏といえば安部公房で安部公房といえば砂の女で映画『砂の女』を初めて見ました。若き頃の岸田今日子の肌が、砂の乾いた空気の中でひときわ艶かしく妖艶で美しかったです。TheimpetusforpaintingwasthepassingofSeijiOzawa,oneoftheworld
4/15(月)から開催の個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】今回は、定番となったモチーフ『龍姫』を華やかな『墨美神®︎きもの掛軸』に仕立てて出品します。龍の化身である龍姫の寿命は分かりませんが、今回は7歳と21歳を描きました。時を経て豊潤になるウイスキーのように『龍姫〜Aged7years』『龍姫〜Aged21years』と名付けています。掛軸には、美しいピンク系の蘭模様の訪問着を使いました。蘭のうねり反った葉の流れが、空駆ける龍の動きを想起させます
4/15(月)12:00~『樋口鳳香・墨美神展~春の果て』開催です。墨美神®︎とは樋口鳳香が水墨で描く、女神や精霊のような存在をいいます。(墨美神®︎は、樋口鳳香の登録商標です)From12:00onApril15th(Monday),SoloExhibition"HocaHiguchiSUMIBISHIN®︎"willbeheld.SUMIBISHIN®︎isabeautifulbeinglikeagoddessdrawnwi
個展【樋口鳳香・墨美神®︎展】はいよいよ来週15日(月)から開催です。会場となる銀座画廊美の起原に伺いましたらDMがなくなっていたので、わずかですが手持ちの10枚を置いてきました。少ないですがサインと落款が入ってます。お世話になっている銀座1丁目奥野ビル6階のギャルリーラーさんにもわずかですがサインと落款入りDMを預けてきました。来週からの個展は、多くの方にご来駕いただけますように墨美神とともにお待ちしております。
4/15(月)12:00より個展『樋口鳳香・墨美神展~春の果て』開催です。作品の一部は開催2日目以降にオンライン販売も並行して行う予定です。その際は特設ページに公開されますので、遠方の方にもご活用いただければ幸いです。☆個展特設ページ:https://銀座画廊.jp/sumibishin2024/From12:00onApril15th(Monday),SoloExhibition"HocaHiguchiSUMIBISHIN®︎"willbeheld.
墨美神展記念アートカードが、刷り上がりました。今年も2種類×オモテウラで4種類の墨美神が印刷されています。アートカードは個展のたびにその時々の出展作品で制作しているので、制作する側としても積み重なっていくのが楽しみなんです。このアートカードは作品をお求めくださった方へ、ほんの気持ちとして添えたいと思っています。アートカードのみの物販も予定していますさて、個展開催まであとわずかとなりました。皆さまにお会いできることを楽しみにしております。樋口鳳香は会期中終日在
東洋画の代表である『水墨画』は、日本の軟水と墨によって、濃い墨色から地色である和紙の白に至るまでの、無限延長の濃淡と抑揚によって表現されます。軟らかな水を含んだ墨は、幾重にも重なる和紙や生地の繊維に絡みながら縦横に滲み、元に戻ることをしない。それは刻々と変化する心の有り様にも、前にしかない人生の時間のようにも感じられます。また画面を構成する要素である余白部分は何も描かれない『無』ではなく、気配や、時間や、心を映す『有』であり、水墨画は色彩の持つ感覚性を離れながらも、色よりも
4月になり、個展開催まであとわずか2024年の個展『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、4/15(月)〜4/20(土)、銀座画廊美の起原にて開催です。さて、ここで改めて樋口鳳香の描く『墨美神®︎』と、作家、樋口鳳香についてご紹介させてください。【樋口鳳香プロフィール】・現代水墨画協会参事・すみeパフォーマンス墨美麗組伝統の水墨画技法を独自に発展させて『墨美神®︎』を描く。墨のにじみという偶さかに悠久の美を見つめ、かぐわしき美神たちを表現。着物を着付
2024年の個展『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、4/15(月)〜/20(土)銀座画廊美の起原にて開催です。画像は『クレマチスの風』(F5号)2024年『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、刻々と過ぎてゆく『春』を惜しむ気持ちを込めて、副題を『春の果て』としました。花弁をゆらす風、うねる空の水、芽吹きの雨、うららかな光と影、息遣いと気配。墨のにじみという偶さかの中に、この刹那の墨美神®︎の眼差しの速度と、春の濃密な息吹を感じていただければ幸いです。展示総数は
北斎『蛸と海女』をオマージュした作品を正絹本泥染西陣織を使ってタペストリー軸装にしてみました。これも着物裂地を使った『墨美神®︎きもの掛軸』です。全体図は4/15からの個展会場にてお愉しみくださいませ額装がお好みな方は、画材屋、額装屋などで天地の軸装部分をカットしてもらって20号の額に納めることもできます。さて明日から4月。いよいよ会期が迫ってきました。多くの方にご高覧いただけますように。墨美神とともにお待ちしております。画廊初めて、と
今年の『墨美神®︎展』は、ご好評をいただいている『墨美神®︎きもの掛軸』に加えて、額装を好まれる方のために新作『着物カルトナージュ額装』を発表します『墨美神®︎きもの掛軸』とは、訪問着など美しい着物裂地を使った樋口鳳香のオリジナル創作掛軸です。従来の掛軸と違ってたいへん華やかな仕立てで、掛軸そのものが作品に組み込まれています。新作『着物カルトナージュ額装』は西洋発祥の額装と、『墨美神®︎きもの掛軸』を融合させた形で美しい着物地が、墨美神の作品世界を
きっかけは世界の小澤征爾がお隠れになったことでした。小澤征爾といえばノーベンバーステップスで、Novemberstepsといえば武満徹で武満徹といえば勅使河原宏で勅使河原宏といえば安部公房で安部公房といえば砂の女で映画『砂の女』を初めて見ました。若き頃の岸田今日子の肌が、砂の乾いた空気の中でひときわ艶かしく妖艶で美しかったです。画像は映画『砂の女』のイメージで描いた素描です。snsにアップしたら「これは出展しないのですか?」と問い合わせがあったので、オリジナルの「
画像は『残花薫風』最後の一枚と一気呵成に描いたら、思いがけず墨と和紙の神様が味方してくれました。2024年『樋口鳳香・墨美神®︎展』は、刻々と過ぎてゆく『春』を惜しむ気持ちを込めて、副題を『春の果て』としました。『春の果て』俳句の季語でもあるこの言葉から何を思い起こしますか?花弁をゆらす風、うねる空の水、芽吹きの雨、うららかな光と影、息遣いと気配。墨のにじみという偶さかの中に、この刹那の墨美神®︎の眼差しの速度と、春の濃密な息吹を
美術の窓掲載してくださり、関係各位に深く感謝申し上げます。偶然にも4月号は『髪と毛攻略のヒント』特集号樋口鳳香の墨美神®︎は、髪の流れが画面を流れる空気や気配を表現する重要な要素なんです。また、以下は島尾新さんの連載『墨縁談議』の冒頭です。『水墨が難しいのは、実物を見ないとその魅力が分からないところの多いこと。(中略)墨や紙の織りなすテクスチャーや微妙な墨色の変化による表現は、高精細のデジタル画像でも「感じて」もらうのは難