ブログ記事3件
このお話の始まりはコチラ前回のお話はコチラ本多正信は、家康の目も見ずに『我が徳川勢は、戦上手でならす勇猛な三河武士に、ございますな~』と独り言の様につぶやくと、ゆっくりと家康の顔を見てほほ笑んだ。そのほほ笑みを見て家康は、自信を無くしかけていた心の中で、戦国武将としての血がたぎり出すのを感じていた。『動き出した雲は、一度は大雨を何処かで降らせる物ではございませんか?そして全てを雨に変えずとも、頃合いを見て小さくなった雲はもう脅威には感じない物にな
自民党西尾市支部総会が盛大に開催されております。胡蝶蘭、洋蘭の日本一の産地であり西尾の抹茶は全国の20%を生産し、一色うなぎで有名な西尾市は自動車関連産業も盛んな地です。支部長の山田県議は私の大変お世話になった川上先生の後任であり、榊原市長も県議の先輩です。衆議院議員の青山周平代議士は若手の代表です。西尾市のために一層恩返ししなくてはと改めて感じました。
『少し陽の落ちるのも、お遅うなってきたが、まだまだ寒いのう数正よ』手あぶりの上にかざした両手をこすりながら、呟くように家康が言葉を発した。手あぶりを挟んで向かいにいる数正は、小さくうなずいて『昼間の時間が長くなるのは、良いことにございます。今後の秀吉殿への対策で、やらねばならぬことが山積みとなっておる為、動ける時間が延びることは、ありがたきことでございます』と答える。数正のその答えを聞くと家康は、手あぶりにかざしていた右手を懐に忍ばせて一枚の書状を取り出し『その事だが、少し急がねばな