ブログ記事115件
(S/N20260331/Studio31,TOKYO)かつて、植草甚一さんが『ユリイカ』のインタヴュー(孤島へ行くとしたら本は何をもっていきますか)に答え、「そのとき吉田健一全集三十冊が出つくしていたら、それにしようかと思うでしょうが、結局は何でもいいわけで、さしあたり今なら...」なんて答えていたのを覚えている。そもそも吉田健一は嫌いなわけじゃないし、むしろ、そこで言及されている吉田健一全集全三十巻は、ぼくの本棚にも並んでいて、結構小まめに引っ張り出しては拾い読みしている。だ
今日はコーヒーのお話しを“ぼくはコーヒーの知識はないけれど、飲みだしたとき、もう一杯飲んでもいいと思うのに、飲み終わったとき、それだけでよくなってしまうのが、おいしいコーヒーだ。どっさり材料をつかっているからだと、カウンターで眺めているときわかった。”「どっさり珈琲の粉を」1972年浅煎りよりも、深煎りを薄いのよりも、しっかり濃いやつを焙煎後45日目タンザニア16.5g使用植草甚一スクラップブック10JJ氏の男子専科2004年新装版第一刷晶文社よりオ・シ・マ・イ
人通りの多い駅前で文庫専門の小さな店を出せたら楽しいだろうなと(中略)空想することがある。そうなると殿山泰司や植草甚一の街歩きのものがピッタリとくる。読めば、珈琲を飲みたくなるし、本を読みたくなるし、喫茶店へ入りたくなるし、散歩したくなりますね。(山本善行「古本屋から見たちくま文庫」webちくま)古本屋から見た「ちくま文庫」|webちくま(筑摩書房の読みものサイト)✑山本善行ちくま文庫は2025年12月4日に創刊40周年を迎えます。ここまで来られたのも、ひとえに読者のみなさま、そして書店さま
年末最後の「徹子の部屋」にはだいたいいつもタモリが出演することになっていて、ある時期までは、タモリが「密室芸」の新ネタを披露する場になっていたが、ここ数年は普通にトークをしている。「新しい戦前」という言葉が妙に流行ってしまった年もあり、タモリの発言に過剰反応するのは要注意なのだが、それでも今年は新鮮に思う話がいくつもあった。たとえば、福岡から上京したとき(大学時代のことだと思うが)の東京の第一印象を訊かれたタモリは「ビルが高い」と答えた。東京にはすぐになじめたというタモリだが、「東京のひとってな
寒くなってくるとブラブラ散歩しながら(中略)ちょっとシヤレた感じの喫茶店が目につくと入って暖まりたくなるだろう。そうした時飲むコーヒーは普通飲んでいるコーヒーと味は同じでも、外の寒さと部屋の暖かさとが関係し合ってずうっとおいしくなってくるものだ。(植草甚一「ライターとボールペンと絹スカーフ」晶文社)
植草甚一の編集する大型雑誌――。昭和48(1973)年12月、この年7月に創刊(※創刊時の雑誌名は「WonderLand」)されたばかりの月刊誌宝島(晶文社)の新聞広告。横尾忠則の新連載がスタートしたり、意外や綴じ込み付録として「きみの演歌」なる歌本がついていたり、中山千夏がファンタジーを語っていたり、“幻のジャズ・ピアニスト”守安祥太郎の記事があったりと、かなりバラエティに富んだ内容に感じられる。アングラ雑誌であり、サブカル誌でもあり、音楽誌のイメージを貫
(S/N20251031/Studio31,TOKYO)植草甚一が生前、『ユリイカ』のインタヴューで、「孤島へ行くとしたら本は何をもっていきますか」と聞かれ、「そのとき吉田健一全集三十冊が出つくしていたら、それにしようかと思う」と答えている。
NHKの朝の連続ドラマ小説の「あんぱん」が好評だったようですが、私にとって漫画家と言えば、「赤塚不二夫」か「ジョージ・秋山」です赤塚不二夫は守備範囲が広く「天才バカボン」に代表されるギャグ漫画から「ひみつのアッコちゃん」に至る少女漫画に近いものまでありますジョージ・秋山はあの「浮浪雲」の作家でこの漫画がテレビ化された際に渡哲也が主役で登場し、何とも言えないいい味を出されていたのを今でも覚えていますさて、赤塚不二夫さんが亡くなった時、葬儀の場であの「タモリ」さんが弔事を読まれていますタ
今日は、お気に入りのアメリカファッション雑誌、(正確に言うと、婦人雑誌)“マッコールズ・マガジン”をご紹介。60sMagazineChronicles“McCall'sMagazineDec1964”ArtDirecter/OTTOSTORCHCoverPainting/NormanRockwellひとり寂しそうに大人たちのクリスマスパーティーを眺める少女。ノーマン・ロックウェルの傑作。マッコールズは60年代のアメリカ家庭で最も良く読まれた雑誌で、当時
病院ネタは明日にまわしてしまおう!(^^;大手出版社が近年電子書籍のセールに積極的に取り組んでいることはご存知のとおり。今回目にとまったのは、ちくま文庫のキンドル本で、紙書籍価格の半額程度に下げるものが出てきた。以下はその一例。【注意:以下の価格情報等は次の瞬間には新たなものに更新されているかもしれません!】※ラブレーのガルガンチュア/パンタグリュエル物語の邦訳といえば、長らく岩波文庫の渡辺一夫訳が唯一無二の存在だった。ラブレー第一之書ガルガンチュワ物
映画から文学、ジャズなど多彩な分野で、エッセイを書いた植草甚一。神保町あたりの映画専科の古書店へ行くと、植草本がないかと探してしまう。(@ワンダーなど)植草本で一番ポピュラーなのが「スクラップブック」シリーズ。まさに植草さんらしく、映画から文学、ジャズ、風俗などを素材に書かれたエッセイシリーズ。(全40冊)その4作目「ハリウッドのことを話そう」を見つけて購入した。このシリーズの1作目は「いい映画を見に行こう」2作目が「ヒッチコック万歳!」3冊目が「ぼくの好きな俳優たち」。そして、この
AdieuRomantiqueNo.665『僕は喫茶店とコーヒーと雑誌が好き』休日の朝には、いつもより少し遅めに起き出して。天気がいいので散歩にでも出かけようと思う。軽い朝食を済ませて本棚から適当に抜き取った古い雑誌を1冊(最新の雑誌はもうあまり買わないけど、古い雑誌なら僕の本棚には結構、たくさんある)リュックに詰めて出かける。道すがら僕は目に付いた喫茶店の前で足を止め、ひと呼吸おいて扉を開けて中に入る
ジャズを聴く人なら、アルトサックス/バスクラリネット/フルート奏者のEricDolphyの名前は聴いた事が有ると思う…と書きたいところだけど、今はどうなんだろうね?私がジャズを聴き始めたきっかけは、アルトサックス奏者のJohnZorn…というより彼が率いていたNakedCityだった。日本のBoredomsのEYEがヴォーカルで参加していたからで、当時の私はインディーロック好きの若造だった。そして出会ったのが、清水俊彦の『ジャズ・オルタナティヴ』と『ジャズ・アヴァンギャルド』だった…
昔なら(中略)イエナで新着の洋書を眺め、バーゲン本を漁るのが最大の楽しみだった。バーゲンセールではしばしば植草甚一さんと言葉を交わした。面識はなかったが、植草さんの隣に陣取ってどんな本を購入してゆくのかを眺めるのが楽しかった。(鹿島茂「銀座を歩く口実がほしい」「銀座百点11月号」銀座百店会)
す“2024年、読書と勉強!そして自分の出来ることを最大限アウトプットしたい言魂セラピストのHanakoです💕今回の、東京出張は、*ヒーリングのスキルアップ*深い学びが出来る為に人に会う*出張&継続セッション*ご縁のある神社・パワースポットへ行く!という目的がありました。時間合間に、初、新宿御苑❗️短い時間だったので、余りゆっくり過ごす、という感じでは無かったが、セッションもできたので、土地のエネルギーを使った心地よいセッションが出来ました。2日目も空いた時間に
亡くなった植草甚一さんが、よく、私にいったものだ。「どうして、イノダのコーヒーは、あんなに旨いんでしょうね?」(池波正太郎「イノダコーヒ」いそっぷ社)
書店で良書復活というコーナーがその中で植草甚一氏の書籍発見学生の頃この生き方に本気で憧れ全作読みましたそろそろやれそう
〈本棚から一掴み398〉植草甚一スクラップブック15マイルスとコルトレーンの日々#マルカ川島商店#植草甚一#スクラップブック15#マイルスとコルトレーンの日々#マイルス#コルトレーン
2月8日木曜日〜その37時半から11時まで二度寝。『地獄の観光船−コラム101−』小林信彦(S59年5月25日集英社文庫)を読了。(写真)『私の書斎』〜「植草甚一どうやって整理したらいいのやら」(S53年8月10日地産出版)だけを抜き読みする。
2月7日水曜日〜その58時半から11時35分まで二度寝。小林信彦著『地獄の観光船−コラム101−』を読む。P256では『植草甚一日記』に初めて収められた〈一九四五年の空襲〉に感服したと書いておられる。(写真)全40巻+別巻1『植草甚一スクラップブック』。私のコレクションは復刻版。(写真)奥付に、H27年7月25日付、朝日新聞・朝刊「よむよむ花小金井駅前店矢部潤子さんに聞く日記・手紙でわかる戦争再読こんな時こんな本」の記事を切り抜いて挟んでいます。
昭和ニ、三年ごろ東京で一番おいしいのは日比谷公園の入口近くにあった「ジャーマン・ベーカリー」で(中略)飛び切り熱いコーヒーが出てくる。その縁にミルク入れをつけて斜めにしていくとミルクが浮かんでそれをスプーンで掻き回すととてもいい色になった。(植草甚一「東京に喫茶店が二百軒しかなかったころ」中公文庫)
植草甚一の本からつながるある方がnoteのプロフィール欄で植草甚一さんの『ぼくは散歩と雑学がすき』(1970、新装版2009)がバイブルのように書かれていたので、手に取ってみました。ぼくならどんな2つのことばを入れるだろう。【ほりぴ〜】Noteほりぴ〜|note本のこと。“まち”のこと。気ままにつぶやいています。座右の書『ぼくは散歩と雑学がすき』植草甚一(昌文社)note.com【プロフィールの自己紹介より】勝手に師と仰ぎ(笑)座右の書としている本ちくま文庫の同じ本を持っていま
植草甚一を読む『僕は散歩と雑学が好き』植草甚一著晶文社(1970.10.15.)新装版勝手に師と仰ぎ(笑)座右の書としている本ちくま文庫の同じ本を持っていますが、この本は「堀江さんに一番ピッタリ」と、古書店主から薦められて購入しました。【朝読み】@Starbuks®
『植草甚一コラージュ日記』東京1976『植草甚一コラージュ日記』東京1976平凡社ライブラリー(2012.08.10.)1976年1月1日から7月31日まで植草甚一氏自らの手書きの日記活字の本には無い魅力がある。本の後半にある注記より会った人・喫茶店で一服・映画や演劇やアート・歩いた街etc.
AdieuRomantiqueNo.559『映画と映画音楽について語るときに僕が語ること』【懐かしの名画編③】僕自身の映画的記憶を呼び覚ますように。断続的に書いているシリーズ記事『映画と映画音楽について語るときに僕が語ること』。その【想い出の名画編】の3回目。📖まずは。(いつも都合よく)今、手元にある映画について書かれた一冊の本のことから。前々回は村上春樹と川本三郎の「映画を
秋の彼岸も過ぎ、朝、夜涼しくなってきました。皆様、いかがお過ごしですか?今日は雨降りです。小生の若かれし頃、ジャズやミステリーの評論家「植草甚一」、文章から垣間見るライフスタイルがかっこいいおじさん(風体は単なるひげオヤジですが失礼!)が活躍していました。彼の著書「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」は熟読しました。今でもその影響でミステリー好きですが、最近はもっぱらオーディブルで楽しんでいます。以前から「雨降りだから・・・・でも勉強しよう」このフレーズを一度使って
いいモダン・ジャズをきいていると、あとでまたすぐ何かいいのがきいてみたくなりますね。それに、ふしぎなくらい時間がはやくたっていって、日曜の午後など、おや、もう夕方になってしまったのかと思うことが、よくあるのではないでしょうか。(植草甚一「モダン・ジャズにシビれるとき」晶文社)
AdieuRomantiqueNo.527『雨の日にはこんな音楽でも聴いてみよう』よく冷えたオリジナルのカクテルをテーブルに置いて。軽さの美学とダンディスムを併せ持つ、J・J氏こと、植草甚一のエッセイでもパラパラと読みながら。☔今日の大阪は朝から晴れている。だけど、夕方くらいからまた雨らしい。ほんとよく降るよな。気圧は下がってくるし、しとしと降り続く感じが何とも鬱陶しくってさ。今日は七夕だというのに。梅雨だから仕方がないかと思う
白靴や謎を演じるロビーかな
⠀⠀「地下鉄のザジ」レーモン・クノー/生田耕作訳なんじゃこりゃ、である。紀伊國屋書店本店に平積みになっていて、ル・モンド20世紀の100冊に選ばれていて(何と36位!ちなみに1位は「異邦人」8位に「誰がために鐘は鳴る」88位が「ライ麦畑でつかまえて」)フランス前衛文学の名作、とうたわれていたら、まず読まねばと思うだろう。パリへ遊びに来たザジと、ザジの面倒を見るよう頼まれたガブリエル伯父さんの二日間が、テンポよく小気味よく斬新に、ユーモアたっぷりに語られている。はずなのだが…1