ブログ記事84件
ブログを放ったらかしにしすぎてましたが、一昨年からの全国的なみかんの不作から今年に至るまでに思うことがあったので、書いておきます。一昨年の全国的なみかんの不作は、その前年の長期の干ばつによるところが大きいと思います。夏の干ばつは昨今は当たり前のようになってきましたが、その年は秋から冬にかけても干ばつでした。そのために根が傷み、花ホルモンであるサイトカイニンが減って花そのものが減ることになりました。根が傷むとこんなに影響があるのかと思わせてくれる出来事でした。不知火を栽培してる仲間は、「
前回の投稿で玉縄桜を見に行ったことを書きました。桜も綺麗だったのですが、数日たった今でも心に印象深く残っているお花はスノーフレークでした。あの日、スノーフレークに会えてよかったです。昨年に別の場所でスノーフレークに出会って、スノードロップだと勘違いしてインスタの方に投稿したら、「スノーフレーク」ではと教えてくださった方がいらっしゃいました。そこでやっとスノーフレークとスノードロップの違いを調べてみたのでした。スノーフレークはユリ目ヒガンバナ科スノーフレーク
ご覧いただきありがとうございます【振り返り日記】つれづれ季節は12月「DOHOSTYLE」とは植物ホルモンの力を最大限に発揮し、自然に出来るだけ逆らわずにせん定や水のコントロールで収量を増やす農法。作物自体が強くなるので自然と肥料・農薬を必要としなくなる農法。Dohostylelaboより引用12.10そんなDohostyle道法さんの講座に参加してきました『【果樹の無農薬への挑戦
2024年産りんごに向けて、剪定を進めている。細い枝を切るのは後回しにして、まずは太い枝だけを切る粗剪定から進めている。剪定は順序が出来の大半を決める。私の剪定は枝が上を向くように仕立てる。枝は、上に向けることで植物ホルモンすべてが活性化する。根を出す「オーキシン」発芽を促し元気にする「ジベレリン」花を着け、樹の若さにつながる「サイトカイニン」病害虫に強くなる「エチレン」など。もちろん、単一の効果だけではないし、その作用も複雑に絡み合う。まだまだ知らないことだらけ。
年内すべての発送が終わり、自分と向き合うことに時間を使っている。もっと喜ばれるために。もっと成長するために。どうありたいか。2023年も、おかげさまで貴重な経験をたくさんさせていただいた。ご縁があったすべてのひとに感謝。
以前10号鉢(一号は3cm、10号は30cm鉢のこと)に植えたイチゴの大株が枯れてしまったので、連作になりますがその株の孫にあたる株を植え付けました。ですが少し前に芯を害虫に食われ、何とか弱々しい脇芽を出していました。今日観察してみると元気にたくさんの脇芽を出していました。一つ一つの葉は小さいのですが、元気そうです。4つほどの脇芽を出し、一生懸命育とうとしていました。ちなみに、芯を害虫に食われたり人の手によって切除されたりしないと脇芽は出にくいのですが、これは頂芽がオーキシン(
〈あの頃のマッチは素敵でした。その1213〉植物成長調整剤ジベレリン協和#マッチ#燐寸#マルカ川島商店#マッチラベル#植物成長調整剤#ジベレリン協和#種なしブドウ#植物ホルモン
雫井香澄美臨床気療法士急に気温が下がってきましたね皆さま、暖かくしてお過ごし下さい先日見かけた、ご近所の柿の木あまりに、たわわに実っていて思わず振り返りました鳥が食べてないということは渋柿でしょうか渋柿には「なり年・不なり年」があり、専門用語だと隔年結実というのだそうこれは植物ホルモンによるもので沢山の実をつけた翌年はあまり実をつけないように成長を抑えるのだそうです植物の不思議
先日の道法さんの農法講習会資料として、高校の生物の教科書を扱っておられたので一冊950円で購入これが教科書ってビックリしつつ中をパラパラって見てスゲ~の一言よ高校生だなんて、あ〜たもう30年以上前のことでアノ頃の教科書から比べたらそりゃあ様子も違うよねニュートンやらに書いてあるような内容が丁寧にびっしり書かれててめっちゃビックリしたコリャ合間に眺めちゃ楽しもうちょっとは賢くなれるかも先日聞いた「植物ホルモン」についても記載があり道法さんの農法は
お友達繋がりでもあり慧一之水の愛用者さんでもあるエリさんに「道法正徳さんの農法講習会」行きませんかと誘ってもらっていたので面白そうだから行ってみよう~と、出かけてまいりました北広島町の美和公民館にて午前中は座学・午後は実践「植物ホルモン」に着目した農法とにかく、目からウロコというか常識がぶっ壊れるスタイルでこれは・・・ど素人が学ぶ方が上手くいくカモと、いうくらい常識を置いていかないといけないでも、理にかなっていて素晴らしかった~●日当たり関係ない●風
10月上旬にひろさきふじを、中旬には昂林を収穫した。早生ふじと称されるこれらだが、収穫時期が10日ほどズレているのは魅力的。昂林はひろさきふじより栽培しにくく、やめようかとも思ったけど、この味が好きなので残している。同じ早生ふじといっても、ひろさきふじと昂林は味が違うからどっちも食べたくなる。いまはまだどちらも全然足りないので、育てている苗木が大きくなるのが楽しみ。
ただただ、感謝✨ありがたい✨今年の猛暑下でのサンつがる栽培。これまでの積み重ねが全て活きた。もちろん、これで十分と言うわけではないけれど、いただいたお客さんからの感想からは及第点は取れたのかな、と思う。軟質果が最大の弱点のサンつがる。硬さと味を両立させて仕上げるためには、落果防止剤はヒオモン一択となる。剤の選択と栽培管理はなんとかなる。最大の課題は剪定にある。結果枝を揃えることができれば、品質も熟期も揃いやすくなる。道法さんの切り上げ剪定がそれを可能にする。この剪定に私
当園はこれからがサンつがるの葉取り。気温が高く夜温も下がらないことで着色が始まらなかったため、葉取りを見合わせていた。それが数日前から夜温が下がり始め、赤みが差すようになってきた。並行して、光を乱反射するシートを敷いた。それぞれの葉に届く光量やりんごの成る位置が異なることで、りんごの着色は揃いにくい。それを底上げする役割をシートが担う。経験したことのない今年の猛暑高温は、日ヤケ果や品質変化などを学ぶ上で大事な経験になるはず。つがるというりんごを、納得できる品質で栽培し続けるためには
今年も宅配、産直を通じてすべての恋空を皆様にお届けすることができた。おかげさま。樹が枯れたことで半分以下になった収量をまた盛り返せるように、すべきことを頭の中で整理している。恋空は優秀なりんごだと思う。だけど、品種特性を理解しきれていなかった。極早生種たる恋空のホルモンバランスを意識しなければならない。恋空にデメリットに働くわい化栽培を持続させるためには、ジベレリン活性がカギになると思う。ジベレリンを高めるために、今年の剪定では枝の先刈りまたは高刈りを一部に取り入れた。道法さんの
(葉取らず栽培)16日を最後に、今年は計3回のすぐりもぎで恋空の収穫を終えた。葉取りをした樹葉取らずの樹どちらも良い状態で収穫できたと思う。去年は8月3日、9日の豪雨により、樹体バランスが大きく乱れた。雨による変化を見通すことができずに軟質化させ、恋空の多くを廃棄した。だから、順に収穫できた今年は、それだけでありがたい。そして、召し上がったみなさんからいただくお言葉に、今年も報われている。ちなみに、うちの味を決める上で重要なポイント。そのひとつに無肥料栽培がある。しか
今年の恋空は成熟が早い。まとまった収穫は例年13日からだったのが、今年は10日に大方の収穫ができるほど。冬の剪定や樹勢、着果量に収穫前の乾燥などの影響が絡み合ってこの早さだと思うのだけど、よくわからない。だから、味見しつつ収穫を合わせにいく。恋空など早い時期のりんごほど1日ごとの成熟が早いので、収穫には味が乗り鮮度(硬度)を残した状態に最も気を遣う。ちなみに、一部の樹の管理を葉取らず栽培にした。贈答用には葉を取り全面に赤く着色させたものを使用。家庭用には葉取らずのものを中心に使った
お盆に収穫を迎える、恋空。だいぶ、見た目がりんごらしくなってきた。この品種の栽培は、毎年ドキドキする。というのも、恋空の樹は芽(枝)が出にくく花芽が着きやすいため、衰弱しやすい。極早生種ゆえジベレリン活性が弱いのかもしれない。さらに、根域が浅い「わい化栽培」で育てているので、いかに元気に保つかが課題となり事実、衰弱による枯死で樹が減ってきていた。それに昨年8月の豪雨が追い討ちをかけた。今春になると、ふらん病が多発。根傷みからくるものと想定されるが、幹に発症する「胴ふらん」に
摘果(幼果の間引き)を中断して、「ふじ」への袋かけを開始。湿気ある暑さのもと、妻も汗だくになりながらがんばってくれている。袋は「いっぱつ」を使用。秋に二回に分けて袋はぎをする「二重袋(にじゅうたい)」では管理が間に合わないので、一回はぎできる「いっぱつ」を使う。遮光率の違いから二重袋より着色が劣るというが、私には違いがよくわからない。キレイに色づいていると思う。翌春に売るりんごとして欠かせない有袋ふじ。そのための袋かけは、秋の袋はぎから逆算して限られた時間しかできない。だから、い
前年に引き続き当園を選んでくださった方、そして新たなご縁となった方とりんごを通じてたくさんのやり取りができました。「おいしい」はもちろん嬉しいし、新たな気付きが成長につながるから、ご指摘も嬉しい。みんな、いい人ばかり😂ありがとうございました❕
農協の肥大調査によると、各品種の肥大率が平年の130%くらいになっている。ふじはこんなカンジ。開花の早さに雨量と気温が後押しした結果ではないか。また品質面では春先の凍霜害も見られているものの、支障のない範囲。立枝を使う仕立て方に変えたことで、品質も良くなってきた。主観だが、凍霜害も受けにくいようにも見える。また被害を受けても、必要な分の中心果がその枝にちゃんと残るようになっている。一方、側果しか残らない枝もある。これはおそらく、その枝は本来は剪去されるべき枝。開花ではなく発
シーズン最後の定期便が発送された。長期貯蔵を可能にする有袋栽培によって栽培した「ふじ」無袋栽培なのに貯蔵性バツグンの「シナノゴールド」、「シナノスイート」。今の時期に送れる品種は限られる故に、どれもエリート✨技術が未熟ゆえに生産が安定しない私は、みなさんからいただく喜びの声に励まされている。「おいしい」は全てを超越する。一歩踏み出すチカラを、ありがとう。
5月4日、満開のふじの花。植物ホルモンが充実する立ち枝を活かす剪定に変えて7年。憧れの道法正徳さんの仕立てに近づくよう、映像と本を繰り返し観ては見よう見まねで試行錯誤した7年でもある。うまくいかない分だけ樹への理解が深まり、ここまできた。それっぽくはなってきたけど、まだまだ見当外れの剪定をしている。それは、樹が出すメッセージからわかる。例えば、ふらん病という病気。樹皮が腐ってはがれる病気だが、どの場所が罹病したかを観察していると、その見当外れがわかる。病気はその樹に必要だから起こ
直販、産直で当園をご利用くださっている皆さま、いつもありがとうございます☀️おかげさまでりんごを育てる喜びを感じながら、仕事の励みになってます☺️さて、8月~翌年5月までの「りんご定期便」はあと2回。先日発送した今月号は。。。鮮やかな有袋ふじと眩しいシナノスイートの詰め合わせ🙋どちらも冷蔵中の変化で、より甘さを感じられる味になっていてとても旨い😋同じ赤でも、並べてみると割と違うもんだね。届いた皆さまに気に入ってもらえると信じてお作りしています⤴️さらに今月は、こんなのを忍ばせてい
「ふらん病」という、樹皮が腐ってはがれる病気がある。ふらん病により樹皮がはがれることは養水分の通路がそれだけ狭まるということで、生育にも影響する。枝と根は連動するため、樹皮がなくなった部分と連動する枝の伸びが劣る。でも、そんな樹も通路を再建する方法がある。それが、ひこばえを幹へ直に接ぐ「バイパス」。根から地上に生えてきた「ひこばえ」が樹皮のかわりとなる。苗木の作り方とやり方は同じ。わたしは接ぎ木の成功率が6~7割だから、もしうまくいかなかったらまたトライする。ひこばえは樹が必要だ
数日前、当園地のりんご樹も発芽。去年より一週間ほど早い。これから、みるみるうちに葉が生い茂り、一面が鮮やかな新緑に変わる。私の剪定が変わり、枝が揃うようになったら花芽もしっかり着くようになってきた。花芽はりんごの量に直結するが、花が咲きすぎると発芽しないため樹は弱る。だから元気な立ち枝を使い、芽も出ながら花も咲くような樹に仕立てる。今年もいい花を咲かせてくれるはず。
「トキ」という黄色いりんごを剪定。黄色いりんごは他にも王林、シナノゴールド、ぐんま名月、金星などいくつもあるが、共通して「枝が立ちやすい」という特徴がある。上を向いて伸びようとする勢いが、赤い品種のそれよりも強い傾向をもつ。トキはその最たる品種のようで、勢いがありすぎるため水平に誘引したり弱い台木で栽培するなど工夫がされてきた。私はもともと、上向きの枝や立った枝を活かす剪定をしているので問題ない。そう思っていた。ところが剪定してみると望む結果に程遠く、私の理解度の低さを気付かせてくれ
おはようございます。2月28日のブログを書かせていただきます。今年もあっという間に終わりそうな予感です。すでに、12か月のうち、2か月が過ぎようとしています。今年の目標のうち、1/6は終えていなきゃならないのに、何も達成できていない・・・・・。でも、昨日ブログに書かせていただいた、5時半起床はクリアです。現在、5時19分です。福寿草のブログを書く前に、まだ少し時間があるので、『植物の不思議』と題して、岩手に移住してからのあれこれ疑問に思ったことを書かせていただきます。①山野
あちこちで梅の花が咲き始めたようです一般的には啓蟄過ぎ頃から咲く花は白い花が多いと言えるように思いますこれは白い色が吸収されず、反射されていることを意味しています白は可視光線全てが合わさった時に人間に見える色です具体的には人間の見ることができる三原色、「赤」「青」「黄」が適度な比率で重なると「白色」に見えるわけですと言うことは春先に咲く花はこの三原色すべてを反射している・跳ね返していることになります光は波長が長いほど反射されにくく、また波長が短いほど反射され安く、長波長の代表が赤
生物である以上何もかもがホルモンに支配されているので、ホルモンの事を多少かじっておくと、植物の変化が科学的に理解できるようになっていきます。(もちろん、見た目で元気そう。元気なさそう。という判断も大事で、よく分からないけど、経験則で対応できてしまう人も凄いと思っています)最近、参加しているコミュニティで植物ホルモンの科学という本を読もうか悩んでいる人が多かったので、この本について、少し書いていきます。新しい植物ホルモンの科学第3版【CDなし、DL情報つきバージョン】(KS生命科学専門書
菌ちゃん先生こと吉田俊道さんは土づくりの人https://ameblo.jp/okiraku3232/entry-12717230778.html『菌ちゃん先生の新しい動画』↑これは10月に『菌ちゃん先生の畑作り体験』した時の写真その内容とほぼ同じ事をまとめて下さってる動画が出来た模様♪めちゃくちゃわかりやすい!✨面白おかしくイメ…ameblo.jp『マル農のひと』の道法正徳さんは植物の本来の力を引き出す人2つ合わせたら最強タッグでしょ☺️✨来年の春が楽しみ楽しみ♪『いつだっ