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読了。本書は、森絵都氏の6年ぶりの長編小説。デモクラシーのいろは(著)森絵都デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)第二次世界大戦後、GHQにより4人の若い女性に民主主義教育を行うという試みがなされ、その教師役となったのが日系2世のリュウ・サクラギ。民主主義を学ぶ4人の女性が個性派揃い、しかも登場人物全員に何となくユーモアが感じられ、楽しく読めた。物語は、教師役のリュウ・サクラギの目線で進んでいく。読者もその
カラフル森絵都カラフル(文春文庫)[森絵都]楽天市場あらすじ最善の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が、天使業界の抽選に当たり、人生の再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければいけないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる。老若男女に読み継がれる不朽の名作。感想犯罪を犯して死んだ「ぼく」が、真の体に魂が入って生きることに再挑戦する。誰か知らない体に入り、知らない家族と生活する。
読了。森絵都氏の短編集である。獣の夜(著)森絵都獣の夜Amazon(アマゾン)短編7作品が収録されている。(太字は本書からの引用)コロナ禍に、入社25年目の10日間の「リフレッシュ休暇」を与えられた男性が主人公の『雨の中で踊る』。近未来の日本が舞台だと思われる5ページほどの物語『Dahlia』。日本初の緊急事態宣言が発出された日に「奥歯に釘をねじこまれるような痛みに襲われた」主人公が訪れた歯科医院は摩訶不思議で、私も通ってみたいかも…と思った『太陽
図書館で本を借りて読んでいます。今回借りたのはこちら。「デモクラシーのいろは」森絵都著。デモクラシーのいろは[森絵都]楽天市場衆議院選挙の真っただ中に奇しくも読んでいました。ここから感想なので少しネタバレ含みます。====第二次世界大戦に負けた日本をアメリカが民主化するにあたり、「デモクラシー(民主主義)とは何か」を日本人の女性に教える事になった、外見は日本人だけど中身はアメリカ人である日系二世の青年と、いろいろな背景から実験的に民主主義の勉強を受
敗戦直後の日本。GHQ民政局が主導して、20歳前後の日本人女性4人に、半年間で民主主義を教えこむ、という架空の(実話じゃないはず)物語。それまで主権を持たず抑圧されていた日本の国民に民主主義が身につくかという実験だという。教師は、日系アメリカ人のリュウ・サクラギ。自身も差別を受けてきて、アメリカン・デモクラシーに疑問を持ちつつ、試行錯誤、七転八倒しながら、誠実に生徒たちと向き合い、民主主義というモンスターに挑んでいく。生徒たちは、皆家族を失い、家を失い、戦争でボロボロになった女性たちの代表。
みかづき/森絵都読み始め'26/02/02読み終わり'26/02/03親子孫3代に渡る、実に半世紀にも及ぶ壮大な群像劇。「教育」という、重いテーマを掲げてはいますが、先が気になって、ページを手繰る手が止まりません。文章構成が秀逸。学校、塾、そして、文部省(現・文部科学省)の官僚の思惑が絡み、時に腹立たしくもありますが、皆一様に、如何に子供たちに正しい教育を施そうかと奮闘努力する姿勢は、尊敬に値します。文中にある、戦後間もない文部省官僚の本音には、選民思想を感じて気
読了。久々に森絵都氏の小説も良いなーと思って手に取ったが本書。6つの短編が収録されている。出会いなおし(著)森絵都出会いなおし(文春文庫)Amazon(アマゾン)森絵都氏の作品は、「いつかパラソルの下で」「風に舞いあがるビニールシート」など大人が主人公の小説も読んでいるが、中学生が主人公だと思われる「カラフル」「ゴールド・フィッシュ」、高飛び込みの選手が主人公の「DIVE!」を読んで、青春小説に強い(?!)というイメージだった。これらの小説は2008年と2
デモクラシーのいろは森絵都KADOKAWA2025年10月デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)「うち、知りたいんです。民主主義って何なのか」東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。GHQの一声で、彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた“民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、この実験を発案した仁藤子爵夫人
おはようございます🌞風がつよく寒い朝です😥昨日、何気に本を整理していたら、2冊の絵本が出てきました。🩷〈きもち〉がいちばん好きなもの。ポーランドの児童文学作家の作品を小説家の森絵都さんが訳した絵本です。ポーランド発、「きもち」を描いた人気シリーズ。心の中にある、言葉にならないたくさんの感情。〈こいしさ〉〈かなしみ〉〈がんこ〉〈悪意〉無駄なものなど一つもない事を教えてくれる。🩷ほしがりやのクジラ英国のレイチェル・ブライト作、宮沢氷魚さんが訳した絵本です。広い海の中くじらのハンフ
寒さに心身が堪える今日この頃、暖房を入れて乾燥しきった部屋の中にいても身体はひどく縮こまっていて「パトラッシュ、ぼく、とってもねむいんだ…」というネロのセリフが耳元で聞こえてきそうなほど。否、誰もいない部屋の中でつい、ぼそっと私が呟いてしまうだけ。とにかく寒い。寒くて意識が遠のいていく中で、季節外れの小説を読む。主人公たちと共にまだ行ったことのない佐渡へ。いつかパラソルの下で(角川文庫)Amazon(アマゾン)主人公たちの父親はTHE毒親だった。
デモクラシーのいろは[森絵都]楽天市場2,310円みかづき(集英社文庫(日本))[森絵都]楽天市場1,375円風に舞いあがるビニールシート(文春文庫)[森絵都]楽天市場803円永遠の出口(集英社文庫(日本))[森絵都]楽天市場792円クラスメイツ〈後期〉(角川文庫)[森絵都]楽天市場616円宇宙のみなしご(角川文庫)[森絵都]楽天市場484円ラン(角川
こんにちは。普段、物語を書く仕事をしている者です。今日ご紹介するのは、森絵都さんの名作『カラフル』です。映画化もされ、多くの読者に愛されているこの作品。主人公(魂)が、自殺未遂をした少年の体にホームステイする——という設定はあまりにも有名ですが、今日はその「体」の持ち主である少年、小林真(こばやしまこと)というキャラクターに焦点を当ててみたいと思います。プロの書き手として、そして一人の人間として彼を見たとき、そこに浮かび上がってくるのは「恵まれた不幸」という奇妙な皮肉でした。
今回、紹介するのは作家・森絵都の「カラフル」です。自死した人間が主人公。天使によって現世に蘇り、他人の体に入り込む話。その転生先の人物は自殺未遂をしている。その人物が死のうとした理由としては、不幸に遭ったから。と漠然としたものにしてあった。何故、自殺未遂をしたのかをミステリー要素として、読者の関心を惹きつけている。この先、少しネタバレあり(自殺未遂をした理由のみ掲載)転生先の少年が自殺未遂をした理由は下記初恋の人が中年男性とラブホに入っているの目撃。母親が不倫しているの
身体能力にも体力にも個人差があるが、走って全く疲れない人間はいない。42.195km完走してしまうオリンピック選手だって休まずにもう1往復しろと言われてもできないだろう。マラソン素人の人間にとって、42.195kmは未知の距離である。2kmだって競争して半分より前の順位でゴールしようと思えば息切れするしお腹が痛くなることもある。(この程度の距離しか真面目に走ったことがない)義務教育の一環で走らされるのではなく、自らの意思で走る人のきっかけや目的は何だろう。
下は、森絵都の「デモクラシーのいろは」を読み終わって、本好きの友達に送ったライン。『超おすすめ本「デモクラシーのいろは」読み終わりました。600ページあるのに3日かからないくらいで読み終わりました。尻窄みにならずにどんどん面白くなっていきました。カフネの時の「本屋大賞はこれでいい」から、「本屋大賞はこれがいい」になっています。アイディアと構成力抜群!ストーリーは言えません。私の予感が当たるといいな。』森絵都は好きな作家でたくさん読んできた。直木賞の「風に舞
年明け、体にやさしいもの食べた?▼本日限定!ブログスタンプうどん根野菜中心の煮物たけのこ入れるの度忘れした気分上々(角川文庫)Amazon(アマゾン)森絵都さんの文庫買ったけど読んでないのあるから目の前にあったやつ気分上々(短編集)を読み始めたけどコレ、一度読んでる全く覚えていない話もあったけどところどころ薄っすらコレなんか知ってる気持ちになる話もある17レボリューション東の果つるところはなんとなく知ってる覚えがある感多分、心惹かれたんだろうね完読してないけど
ブックレビュー609カラフル/森絵都著こちらも初めて手にする作家さんです。本作はアニメ化、実写化で何度か映画化されたようです。物語は死んだはずの僕の魂が自殺した少年にステイし、輪廻転生の機会を掴もうと人の心の美点、欠点、奥深さ、機微を改めて知ろうとその少年を通して経験というか一種の修行に励む。アドバイザーは天使のパラパラ。このキャラがなかなか、なかなか、、、なかなか、結構オモシロかった(^-^;(^-^)(^^)/猫の目はカラフル!?
まだ5日だけれど、夫は今日から仕事始まり。娘はまだ冬休みだけれど一緒に起きて朝ごはん。休みモードから切り替えてお家で冬期講習。勉強はお正月休みモードだったけれど、大晦日、元旦も欠かさず鍵盤ハーモニカの練習を続けてきた娘。歌は4年以上習っているけれど楽譜は全く読めなくてリズムを全く刻めないのがピアノ、吹奏楽経験者の私には理解できずつい鬼コーチになってしまう。メトロノームをかけて無心で基礎練習をする時間は気持ちが落ち着いて好きだった。その感覚を思い出せる本がこち
12月の読書メーター読んだ本の数:46読んだページ数:12129ナイス数:529ブレない人の感想この方を存じ上げなかったのですが、こういう使命感を持った方がジャーナリズムを担っていってくれると、私たち一般人ももっと政治に関心をもってしっかり監視していけるようになるのになぁ…と思う。読了日:12月02日著者:望月衣塑子給水塔から見た虹はの感想しんどい現実…。いろんな立場の人がいるけど、誰もそれを否定したりできないんだよなと思う。だけど、違うからと言って争うのはいかんと思う。読
2025年の大きな出来事と言えば、まず、数年ぶりにブログを再開したこと。毎日1記事を目標にしていたけれど、ほぼ2記事書くことができた。最初の頃は何度も推敲していたのに、次第に雑になってきて読み返すと恥ずかしい。いつか推敲しようと思いつつ、記事がたまるとますます読まなくなるので来年も書きっぱなしになりそう。2025年の思い出と言えばレゴランドの年パスを買って、2回レゴランドに行ったこと。バースデープランのレストランでのプロジェクションマッピングに感動!かたち
今朝の空4日振りに友達と会えた。nhkfmの朗読『錦繍』がとても良かったので朗読を聴き逃しのお気に入りに入れた。錦繍の後の、井伏鱒二は頭に入ってこなかったので聞かなかった。週に一回、4回だけの短編森絵都『青空』高速道路で前の車からベニヤ板が飛んでくる1秒もあるかどうかの時間に走馬灯のようにいろんな思いが語られる命の危険ほどのことは経験がないけれど孫を抱いていて階段から転けそうになった時スローモーションに感じたのでわずか一秒の間に走馬灯のようにというのはわ
『つきのふね』(森絵都)製品詳細講談社自分だけがひとりだと思うなよ!死ぬことと生きることについて考えてた。どっちがいいか、どっちがらくか、どっちが正解か。今までずっとそういうこと、考えてきた気がする。あたしはちゃんとした高校生になれるのかな。ちゃんとした大人になれるのかな。ちゃんと生きていけるのかな。www.kodansha.co.jpつきのふね/森絵都著講談社(1998年)小学生ぶりに読みました。この物語は私が生を受けた1998年が舞台なのですが、今思えばこの本
中学受験にチャレンジしたことで、よかったなあと思っていることの1つ。それは、読書の世界が広がったことです。なんというか⋯この本、国語の問題に出そうだなと、だんだんわかってくるよね表紙?装丁?でわかるこれ、何小説?何文学?なんていうジャンル?児童文学にしては少し大人だと思うのですが⋯辻村深月さんこの夏の星を見る[辻村深月]楽天市場2,090円${EVENT_LABEL_01_TEXT}受験が終わったら映画化されたものも見たいそうです。かがみの孤城(一般書113
前投稿「デモクラシーのいろは」【その1】の続きです。【あらすじ】【登場人物の特徴】【思わず笑ってしまった面白かった箇所】は、【その1】に記載しました。【感想】主な参考資料33冊、その他、多数の史料・資料を参照されて書かれた本でしたので、私自身、アメリカン・デモクラシーや戦後の民主義が定着する過程について、とても勉強になりました。新しい時代に新たな物語を紡いでいく女性たちの、笑いあり涙ありの活躍が描かれており、楽しめました。全609ページ、読み応えありましたが、内容は思っていたより
【あらすじ】日本は敗戦後、アメリカの占領下になったが、食糧難に住居不足、失業者の急増など問題は山積しており、民主主義はなかなか根付かなかった。日本民主化政策の成果を焦るGHQは1946年11月、“民主主義のレッスン”として半年間の特別民主主義教育を行うことにした。教師役を務めるは日系アメリカ人の軍の通訳で日系2世のリュウ・サクラギ。この実験を発案した仁藤英範子爵夫人。実験のための生徒として選ばれ、東京の下落合にある戦火を逃れた邸宅に集められた個性豊かな20歳前後の4人の女性、真島美央
こんばんは~。今日は森絵都さんの「獣の夜」の感想です。装丁だけみて、獣たちが描かれていて、少しダークな感じがしたので、今回の作品は森絵都さんの動物のファンタジーなのかなと勝手に思っていましたが、全然違いました~。短編小説で、コロナ渦の時の物語だったり、ジャンルは様々です。その中でもタイトルの「獣の夜」はどんなお話かというと、女友達の誕生日を女友達の夫がサプライズでレストランで祝うという計画。そこで友人の夫のことも知っている主人公は、うまく彼女をレストランへ誘導する係になります。
何冊目なのかな、森絵都さん才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり難民を保護し支援する国連機関で夫婦のあり方に苦しんだり自分だけの価値観を守りお金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編あたたかくて力強い器を探して犬の散歩守護神鐘の音ジェネーションX風に舞いあがるビニールシート第135回直木賞受賞作きょうも、皆さまとともに”いい日”でありますようにcori
解説で阿川さんも書いていたが、物語の展開や結末はわりと平凡。だけどスッと心に残る話だった。ああ、この後の真の人生が波乱に満ちてかつ平凡でありますようにと願わずにはいられない。早乙女くんと同じ高校に行けただろうか。唱子とは打ち解けることができただろうか。ひろかに完成した絵を渡せただろうか。満は医学部に行けただろうか。お父さんは素敵な仕事に恵まれただろうか。そして、お母さんは指人形がうまくなっただろうか。いや、きっとお母さんはまた何か別のことに夢中になっているのでしょう。
「カラフル」森絵都あらすじ死んだはずの「ぼく」の魂が、ゆるゆるとどこか暗いところへ流れているといきなり見ず知らずの天使が行く手をさえぎって「おめでとうございます」「抽選に当たりました!」と、まさに天使の笑顔を作った。前世の記憶を失った「ぼく」は自殺した少年(小林真中学3年)の体にホームステイ。自分の前世の罪を思い出すまで真として生きる物語。1998年初版なんですが読んだような読んでないような😅初版は黄色い表紙なんですが…https://books.rakuten.c
「デモクラシーのいろは」森絵都作角川書店不思議なもので、全く違う作品でも、いつも作家の匂いを必ずまとっているものです。作曲家がいろんな音楽を作っても作曲家の匂いをまとっているように。久しぶりに森絵都のワールドに浸った感があります。とにかく、面白い作品でした。本を読んでいて、笑いのツボにはまり、涙が出るほど笑ったのは初めてかもしれません。【帯】東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。GHQの一声