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理趣経第六段金剛拳理趣品本文[不空訳]時薄伽梵得一切如来智印如来復説一切如来智印加持般若理趣時に薄伽梵、一切の如来の智(=一切の如来の身口意金剛)印を得たまう如来は、復た一切の如来の智印の加持なる般若理趣を説きたまう。[栂尾・泉]athabhagavānśāśvata(tib.debzhingshegspartagpasyang)-sarvatathāgata-jñānamudrā-prāpta-sarvatathāgata-muṣṭi-dhara
光明真言の読誦にあたっての心得光明真言について、ここでは、どのような認識をもってお唱えすればいいのかということについて記してみます。まず、頼富本宏先生の見解をご紹介します。「常用真言の解説」『現代密教講座』第四巻、大東出版社1975を参照します。梵文、およびその和訳を以下の通りとします。Oṃamogha-vairocanamahāmudramaṇi-padma-jvalapravartayahūṃ/オーン、不空遍照尊よ、大印を有する尊よ、摩尼と蓮華の光明をさし伸
和訳には、中村元『密教経典・他』現代語訳大乗仏典6、東京書籍2004と、岩本裕『大乗仏典(二)』仏教聖典選・第四巻、読売新聞社1975などを参照しました。またさきの投稿した梵文に少なからずの間違いがあることにも気づきましたので、それを訂正し、再度梵文を記載いたします。こんかいは韻文ですので、少なからず読みに迷いもあるのですが、中村元・岩本裕博士の和訳にたよっています。義浄訳の本文とともに、『合部金光明経』の対応箇所も記載し、必要に応じて、チベット訳文を参照にしました。【梵文】śṛṇ
先に投稿した「サンスクリット文・弁才天女尊に対する二種の経文」(2025-04-03)のうち、『金光明経大辯才天女品』に相当する部分の梵文の和訳を試みてみました。すでに中村元『密教経典・他』現代語訳大乗仏典6、東京書籍2004と、岩本裕『大乗仏典(二)』仏教聖典選・第四巻、読売新聞社1975などの和訳があります。和訳を考えながら、さきに投稿した梵文に少なからずの間違いがあることにも気づきましたので、それを訂正し、再度梵文を記載いたします。大変申し訳ありません。こんかいの和訳にも間違いを犯
「世尊偈」『観音経』を、『仏教漢文入門』伊藤丈(つかさ)、大蔵出版1995を参照して、訓読を示します。対応するサンスクリット文は、荻原雲来・土田勝弥校訂本(1934-35年)をもって示しています。現在では、『法華経』の梵文校訂は、もっともっと厳密に行われているのですが、参考程度として添えておきます。なお、ところどころ和訳を示していますが、それは辛島静志「法華経の文献学的研究(二)―観音Avalokitasvaraの語義解釈―」『創価大学国際仏教学高等研究所年報』平成10年度第2号1999に