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ノンフィクション作家、梯久美子(かけはしくみこ)さんの著作『昭和の遺書』の「補論」を読みました。この本は、昭和を生きた日本人に影響を与えた日本人の遺書を取り上げたユニークな著作で、その取材力と人間性への切込み及び分析は、いつもながらとても鋭いと感じました。本論は、数年前に読んでいます。芥川龍之介、太宰治、山本五十六、円谷幸吉、三島由紀夫、石原裕次郎、美空ひばり、昭和天皇などを取り上げられています「補論」に取り上げられたのが4人。①中川智正:オウム事件死刑囚②中野孝
天才であるより、いい人である方がずっといいNHK朝ドラ「あんぱん」モデル!法人会全国大会高知大会の参加の折、入った書店、金高堂のアンパンマンコーナーで買った本。今年の朝ドラの主人公、やなせたかしの生まれ故郷高知、とても辺鄙な地域だが、素晴らしい人材を輩出した県です。やなせたかしはもちろん坂本龍馬、板垣退助、ジョン万次郎、濱口雄幸、後藤象二郎などなど、他にもたくさんいたけれど・・・・アンパンマンといえば、やはり子供が大好きで親が一緒に楽しむ、そしてまたその子供が成長して、子供ができて、ア
当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます社会人8年目の長男25歳、新社会人の長女23歳、大学3年生の次男21歳をもつシンママ歴16年目のゴマです。何気ない日常と夕食メモ(写真付き)をメインに、趣味のお菓子作り、燻製作り、写真撮影など徒然なるままに綴っています。いいねやコメント、ありがとうございます。とても嬉しく、ブログを続ける励みになっています今日は週末の買い出しに出掛けた時にカーラジオから流れる番組が気になった。それは伊集院の百年ラヂオ。虎に翼の
今年の3月に文庫版書き下ろしで発刊された、ノンフィクション作家の梯久美子さんによる「やなせたかしの生涯~アンパンマンとぼく」(2025)を読んだ。NHK朝ドラで4月から放映の始まった「あんぱん」に合わせたタイアップ作品と見えるが、さすが良質のノンフィクションを世に出してきた梯さんの取材力と筆力は、アンパンマンを生み出した柳瀬嵩さんの人生にぴったり寄り添い、気楽に読み始めた年寄りを最後には涙させた。これからも、アンパンマンのマーチを聞けば、涙腺がゆるむにちがいない。嵩さんが創刊し、
朝ドラ『あんぱん』も、後追い動画アプリで観ていますこちらの本は、ドキュメンタリーなので内容は史実に基づいています。読んでみて、ドラマの主要なエピソードは、ほぼリアルな物語なのだと分かりました。ドラマの主要なキャラクター設定も、本物のやなせたかしさん、のぶさん、千尋さん、伯父様ご夫婦に近いですね(私が大好きな釜じぃは、本には出て来ません)幼くして実のお父様を亡くされたことお母様がその後再婚されて、伯父様ご夫婦に引き取られたこと戦争に5年も行かれていたことのぶさんとの出会い漫画家を
こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ→プロフィール“リアルなアンパン”の絵をChatGPTにお願いしたもの天才であるよりいい人であるほうがずっといいこの文章に惹かれて『やなせたかしの生涯』を読みました『本のご紹介〜『やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく』その1』こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ→プロフィールChatGPTにアンパンマンふうキャラクターを描いてもらいました著作権侵害にならないのか?と尋ね…ameblo.jp朝ドラの「あんぱん」を
こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ→プロフィールChatGPTにアンパンマンふうキャラクターを描いてもらいました著作権侵害にならないのか?と尋ねたら侵害しないように配慮して描いたそうです今期の朝ドラ『あんぱん』を楽しみに見ているのですがやなせたかしさんの伝記を読むほどまでのめり込んでいるわけじゃないなのにこの本を買ってまで読みたいと思ったのは、基本図書館で借りるようにしています本の帯に書いてある文章に心惹かれたからですやなせたかしの生涯アンパンマ
本日はいつもと少々毛色の違う内容を。というのも昨日放送されたNHKラジオ第2『保阪正康が語る昭和人物史』で取り上げた池田武邦の語りの中で、本人が口にした言葉のひとつが非常に印象的だったので、せっかくなのでブログに書き留めておこうかと。この池田武邦氏、建築家としてその道では大変有名な方で、霞が関ビル、京王プラザホテル、ハウステンボス等々、その実績には誰もが知る有名建造物がずらりと並ぶ。また池田氏は、戦前は海軍軍人として最終階級は大尉だった方でもある。番組の特性上、先週・今週共に戦時中の話が
散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道(新潮文庫)Amazon(アマゾン)何年か前から夏、8月は戦争関係の本をと思っている。とはいえ、いつも8月中に読み終えないから、ダラダラ9月10月と持ち越したり投げ出したりしていたから、今回は早めに読み出してみよう、と思ったら読みやすくてすぐに読み終わってしまった。「散るぞ悲しき」これは硫黄島で指揮を取っていた、栗林忠道氏の話。5日で落ちるという米軍の予想を大幅に覆し36日間持ちこたえた日々を、妻や子に当てた手紙や、帰還兵
副題「アンパンマンとぼく」。現在放送中の朝ドラ「あんぱん」、読み進めるとドラマで再現されたことや、今まさに進行中の「のぶさん」との結婚に至るまでなど、大変興味深く読みました。子どもが赤ちゃんの頃に始まったTVアニメ「それいけ!アンパンマン」。それ以前から、やなせたかし氏の作詞「手のひらを太陽に」も、雑誌「詩とメルヘン」も時折読んで、なんとなく知っていたつもりでした。しかしこれを読むと、アンパンマンは今の形になるまで、けっこう長い年月が必要だったし、「逆転しない正義」
こんばんは。今日も暑かったですね〜。今日は朗読の日だそうですが、NHKラジオで戸田恵子さん朗読の『やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく』が聴けるんですよ。(”らじる★らじる”で8月まで)朗読してほしい人物は?▼本日限定!ブログスタンプ戸田恵子さんが読む『やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく』|読むらじる。|NHKラジオらじる★らじる2025/06/13「らじるからのお知らせ♪」www.nhk.or.jpノンフィクション作家梯久美子さん
6月2日(月)九州南部の梅雨入りが早かったから、今年の梅雨入りは早いのかな?と思ったが、天気予報士さんが遅くなると言っていた。( ̄O ̄)ホーって感じです。5月に読んだ本は、読みやすいものが多かったので10冊でした。5月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2006ナイス数:0コンビニ兄弟4:―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫ま60-4)読了日:05月03日著者:町田そのこ「おひとりさまの老後」が危な
朝ドラみてますか朝ドラにはまってしまい毎日必ず録画してますとどうしてもフィクションとノンフィクションの違いが気になり始め買ってしまいました著者の梯久美子(かけはしくみこ)さんとやなせたかしさんの深いつながりを知って驚きました梯久美子さんとは11年前にとある授賞式でお会いしたことがあります当時「原民喜」の評伝を執筆されていて「このところ広島にしょっちゅう行ってるんですよ」と話しかけてくださったのです昨年の夏戦争シンポジウムのパネラーとして来られたときも
新年度が始まって2か月がたった。よく聞いていた番組が変更され戸惑いの2か月だった。カルチャーラジオの保坂正康さんと宇田川清江さんの番組もR2のげつようからR1の土曜日午後1時20分にかわった。長年親しく聞かせていただいた宇田川さんも90才となられ、交代された。まだまだ明るいきよらかな声は現役時代と変わらない素敵な声でした。長年ありがとうございました。新しい方はノンフィクション作家の「梯久美子さん」でした。硫黄島の激戦の総指揮官栗林忠道中将を書いた「散るも悲しい硫黄島」の作家です。い新版久美は
NHK第1「やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく」(朗読:戸田恵子)アンパンマンの声でおなじみ、戸田恵子さんのブログより【放送日時】NHKラジオ第1昼12:45〜13:006月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)の4回朗読:戸田恵子「やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく」(梯久美子著)
5月12日(月)とっても気になるから図書館で順番待ちして借りちゃった。まだ読み始めたばかり、先が楽しみです。********病院での思い出ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう最短2泊3日のポーリープ切除から、最長1か月の肺炎まで5回入院しているから、思い出はたくさんあるよ。だけどさー私の病気の話なんて聞きたくないよね。今はそこそこ元気なので暗い話はやめにしまーす。
2025年4月16日(水)/オンラインで参加しました。NHK朝ドラ「あんぱん」は毎回見ていますが、そのずーっと前からやなせたかしさんの大ファンです。『アンパンマン原作者の展覧会を観てきました♪』2013年8月3日(土)漫画家・やなせたかし氏が編集を担当した文芸雑誌『詩とメルヘン』創刊初期の掲載作品に焦点をあてた展覧会。やなせ氏の故郷高知県香美市に…ameblo.jp■イベント情報日時:2025年4月16日(水)19:00~20:00場所:オンライン(Zoomウェビナー)
4月Aprilノーランズの曲が聴きたくなる季節、到来TheNolans-I'mIntheMoodforDancing(OfficialVideo)保阪正康さんと梯久美子さんのやり取り、面白かった。やなせたかし(1)-放送100年保阪正康が語る昭和人物史-NHKプレーヤー|NHKラジオらじる★らじる保阪正康-Wikipedia梯久美子-Wikipedia梯(かけはし)久美子さん渾身の文庫書き下ろし『やなせたかしの生涯アンパ
また,新聞からの引用です。朝日新聞,「折々のことば」読んでいて,唸ってしまいました。梯久美子『やなせたかしの生涯』から敵とのたたかいで家をこわされた住人に,ヒーローが謝りにくる場面を,嵩(やなせたかし)はいちども見たことがない。漫画のヒーローは街や森を平気で破壊するが,修復はしない。同じく戦争で家を焼かれ家族を失った人に,敵国はおろか「国の偉い人」も謝らない。「アンパンマン」の作者はそれが承服できず,誰かに助けられることで誰かを助けることができる「弱い」ヒーローを描いたと,
今朝、「戦争ミュージアム~記憶の回路をつなぐ」梯久美子著岩波新書を読み返した📕昨日、友人から誘っていただき訪れたのは、茨城県阿見町自衛隊駐屯地で年に一回桜の時期に開放される日だそうだ霞ヶ浦を臨む広い敷地内の桜並木に戦車等が並んでいました予備知識をもたずにお花見🌸気分で出かけたのだが、、、敷地内を歩くと予科練「雄翔館」がありました手紙や写真等々、たくさんの記録が展示されていました時間をかけて丁寧に拝見しました昭和5年から終戦までの15年間に約24万人が練習
この春のNHKラジオの改編の中で、かたちの上では新番組だが実質プチリニューアル仕様なのが『放送100年保阪正康が語る昭和人物史』という番組。(今では故人の)各界著名人の方々の貴重なインタビュー等をオンエアしてくれるので、毎週欠かさずチェックしている。タイトルを少し変え、放送曜日を日曜日に移動させるだけかなと思ってたら、前回、即ち2024年度最終放送を以って司会を務めていた宇田川清江さんが降板すると発表。これは予想してなかったので少なからずショックを受けた。内容の特性上、大変古い音源が多
皆さんは、大東亜戦争時における日本陸軍軍人、栗林忠道陸軍大将(※最終階級)をご存知でしょうか?C・イーストウッドがメガホンを取った映画『硫黄島からの手紙』(2006年公開)で、渡辺謙さんが熱演した主人公・・・といえば、お分かりいただけるかもしれませんネ。アメリカ軍の本土攻撃を阻止すべく、太平洋の孤島・硫黄島を死守しようとした栗林大将が奮戦の末玉砕したのは、今からちょうど80年前の今日だったと推測されています。1891(明治24)年に長野県埴
「やなせたかしの生涯」梯久美子アンパンマンのマーチ聴くと何故か涙が出ちゃうんだよ歌詞をよく読んでみれば幼児には少し難しい内容かもでもオトナには刺さるんだよ昔っから伝記が好きだった人生はドラマチックと言うには余りに残酷で苦しくて悲しくてそんな半生を生き抜いてきた彼の哲学があのアンパンマンには込められているんだなぁ私の子供達も孫達ももれなくアンパンマンに感性を育ててもらったなぁ今更ながら凄いなぁ感動しちゃった📘
都合によりしばらく休載していた。今朝は、月刊「文藝春秋」誌4月号から恒例の拾い読み。梯久美子氏(ノンフィクション作家)と酒井聡平氏(北海道新聞記者)との対談を記事にしたもの。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇筆者は、今から10数年前になるが、梯氏の『散るぞ悲しきー硫黄島指揮官・栗林忠道』を読んで、大いに感銘を受けた。その後に刊行された『硫黄島栗林中将の最期』も読んだ。一方、対談相手の酒井氏の著作『硫黄島上陸ー友軍
愛の顚末恋と死と文学と(文春文庫か68-2)Amazon(アマゾン)『狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ』著者が見た、激しすぎる作家たち。恋の時間、結婚の時間、そして死までを深堀りし、作品に新たな光をあてる。(解説永田和宏)小林多喜二、原民喜、梶井基次郎etcの作家のプライベートな部分と作品について書かれています。梯久美子さんの作品は『好きになった人』とか『この父ありて』とか作家さんを巡るノンフィクション的な作品がたくさんあります。この作品も
梯久美子氏の『散るぞ悲しき』には、氏が生存者を訪ね歩いて収集した多くの栗林忠道中将(戦没後に大将に昇格)の逸話が記されている。一緒に写真に収まるべく部下を呼び15分も待つ前回まで述べたように栗林は、持ち前の人柄から守備隊員の心をつかむことに成功した。陸軍の猛将とは思えないほどの滋味溢れる人間性の持ち主だったようだ。例えば、軍属の1人として留守近衛第二師団の師団長転任後もついていき、死ぬまで「うちの閣下」と栗林を呼ぶことをはばからないほど慕った貞岡信喜氏は、インタビュアーの梯
栗林忠道中将のことは、硫黄島で玉砕した日本軍総指揮官、とくらいしか知らなかった。初版以来だいぶたったが、このほど優れたノンフィクション作家の梯久美子氏の『散るぞ悲しき』を読了し、破廉恥無責任漢しかいないと思っていた日本陸軍の将官にも栗林中将(以下、単に「栗林」と呼ぶ)のような高潔で勇猛な人物がいたことを知って感銘を受けた(写真=栗林、留守第二近衛師団長時)。2万の兵で物量はるかに勝る6万のアメリカ軍と戦う栗林の最大、傑出した戦功は、終戦間際の1945(昭和20)年にたった2
はい、10月の月イチ、発表です。第一位は・・もちろん・・・こちらです。『265_この父ありて娘たちの歳月』梯久美子文藝春秋2022年10月発行私にしては珍しく・・ノンフィクションです。元は日経新聞の土曜版に連載してたのかな。父と娘の組み合わせ・・知っている方も…ameblo.jp風の音さんも10月27日に感想をアップしてくださいました。もっともっと多くの方に、是非、読んでいただきたい本です。残りは順不同にいくつか・・無理して10月最後に入れたこちら『
こんばんは。梯久美子「戦争ミュージアム-記憶の回路をつなぐ」読了しました。新聞記事でこの本の存在を知って、私にしては珍しく、すぐ購入しました。すごく興味をひかれたので。全国14の戦争を記録する平和のためのミュージアムを紹介している一冊。筆者が訪れ、自分で見て話を聞いて考察を重ねます。私もささやかですが戦争については勉強するようにしていて、この本の中の4つのミュージアムには行ったことがありました。・戦没画学生慰霊美術館無言館・東京大空襲・戦災資料センター
梯久美子文藝春秋2022年10月発行私にしては珍しく・・ノンフィクションです。元は日経新聞の土曜版に連載してたのかな。父と娘の組み合わせ・・知っている方も知らなかった方もいました。取り上げられていたのは下記の人たちです。渡辺和子修道女36歳でノートルダム聖心女子大学の学長に就任85歳の時に随筆集「置かれた場所で咲きなさい」を刊行9歳の時、教育総監であった父・渡辺錠太郎が2・26事件で射殺されるのを身近で目撃齋藤史歌人陸軍将校であり歌人で