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令和7年12月19日、鳴見なる先生の新連載である『のら犬と天使ちゃん』単行本・第1巻が遂に発売となりました!(第1巻表紙)第1巻の発売に際しては9つの書店で特典が付いてくるとのことだったので、12月19日はこれらを入手すべく秋葉原近辺を巡りました。(第1巻の特典情報)秋葉原近辺には取り扱っている9つの書店のうち6つがあるので、これらの店舗の特典を入手することに成功です!(入手した特典の数々)どの特典も素敵極まり無いのですが、私が特に興味深く感じたのはアニメイトさんの「4Pリー
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』は令和7年10月3日から第2クールに突入です!新たなるキービジュアルも公開されました。(第2クール新ビジュアル)向日葵が咲き乱れる中、館花紗月の手を取って歩み行く渡直人の様は物語が新たな局面へ突入したことを雄弁に物語るようです。オープニングテーマとエンディングテーマも一新されましたが、いずれも大変に素敵なものです。兎にも角にもshallm/liaさんによる新オープニングテーマ「ふたりぶん」は最高の一言に尽きます。疾走感あり可愛らしくもあり仄かな病み感も
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第13話である『本当に好きなの?』が令和7年9月26日に放送されました!!!第12話がそれまでの回を比較して信じられないレベルに劣悪な出来映えであったため、如何なる内容なのだろうかと戦々恐々たる思いを抱きつつ観ましたが、幸いなことに普通の出来映えでした。第12話の制作過程では果たして何が起きていたのでしょうか。第12回関連記事『『渡くんの××が崩壊寸前』アニメ第12話「自立すること」への疑義について』アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第12話である『自
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第12話である『自立すること』が令和7年9月19日に放送されました。『自立すること』は原作第7巻・BREAK37のタイトルであり、アニメ第12話は第7巻の前半であるBREAK36から38までの内容を含んだものとなっています。(『自立すること』ビジュアル(擬音語が不粋))通常でしたら公式さまから使用許可が出ている画像を用いてアニメの流れについて紹介をするところです。けれども、アニメの第12話はストーリーの流れや演出について疑義を抱くところが多々ございま
アニメが絶賛放送中の「渡くんの××が崩壊寸前」は、登場人物の心の機微を細やか且つ現実感に満ちた筆致で描き切っている様が特徴であると言えましょう。時として残酷とも思えるその描写は、読む者の心に重みある感慨を容赦も慈悲も無く叩き込むのでしょう。斯様に素晴らしき「渡くんの××が崩壊寸前」は珠玉なるエピソードに満ち満ちていますが、我等「はるあきら」的に最も刮目すべきエピソード群と評されているのが第6巻収録のBREAK30から35となります。※「はるあきら」とは「渡くんの××が崩壊寸前」の素晴ら
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』ですが、13話まで放映されるとのことです。令和7年9月15日時点で第11話まで放送され、残すところはあと2話。アニメ1話について概ね原作の3エピソードであるので、残りの2話では第7巻までだなぁと識者達は哀しき思いを抱きつつありました……。しかしです!そんな沈鬱なムードを木っ端微塵に一掃するが如き超絶吉報が舞い込んできたのです!!!(喜べ!第2クール開始なり!!!)令和7年10月3日から第2クールが放送開始になるとのことです!!!第12話が9月
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第11話である『まだまだ子供』が令和7年9月12日に放送されました!!!(『まだまだ子供』ビジュアル)遂に登場した、物語前半のボスとも噂される石原美桜さん!愛娘たる紫と負けず劣らずな凶悪カップが並んで聳え立つ様は、まさに「羽村アルプス」と称すべき絶景なのでしょう。『まだまだ子供』は原作第6話・BREAK35のタイトルであり、アニメ第10話はBREAK33から35の3エピソード分の内容となっています。梅澤真輝奈の率直な振る舞いの影響もあって渡直人、石
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第10話である『失敗したくない恋愛』が令和7年9月5日に放送されました!!!(『失敗したくない恋愛』ビジュアル)キラキラなエフェクトの中で満面の笑みを浮かべる梅澤真輝奈。明るく元気な笑顔ながら諸々の葛藤を胸に秘めているのが実に切なく思えてしまいます。『失敗したくない恋愛』は原作第6話・BREAK31のタイトルであり、アニメ第10話はBREAK30から33の4エピソード分の内容となっています。第7話にて登場した梅澤真輝奈のストレートな言動が館花紗月や
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第8話である『かわいい後輩』が令和7年8月22日に放送されました!!!(『かわいい後輩』ビジュアル)第7話にて満を期して登場した、本作品の3番目のヒロインたる梅澤真輝奈。何故か下着姿であり、そして狼狽した様を見せているのは館花紗月から非情なる審判を下された直後であるが故なのでしょう。※梅澤真輝奈を「ヒロイン」と表現するか否かについては諸説あるかと思いますが、単行本の表紙をバシバシ飾っていることから館花紗月や石原紫と対等かどうかはさて置いてヒロインの一角と
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第7話である『夏休み前の放課後』が令和7年8月15日に放送されました!!!(本来でしたら翌日たる8月16日に本稿を投稿する筈だったのですが、当日は夏コミに参戦していたため、翌々日たる8月17日の投稿となりました。悪しからずご了承下さい)(『夏休み前の放課後』ビジュアル)可愛さ&健気さが天元突破といった感のキラキラとした石原紫!それはまさに愛しの渡直人と仮とは言え交際を始められた喜びによるものなのでしょう。「夏休み前の放課後」は原作・3巻BERAK23の
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第6話である『告白』が令和7年8月8日に放送されました!!!(『告白』ビジュアル)更衣室の中で向かい合う渡直人と石原紫石原紫の立派な胸元が大きくはだけているのが実に扇情的で頗る印象的です。原作に『告白』を冠したタイトルはありませんが、4巻第5話・BREAK22が『告白の返事』というタイトルであり、アニメ第6話はその前日譚とでも言うべき位置付けとなっていて、BERAK18からBREAK21の4話分を含んだものとなっています。(アニメは13話とのことで
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第5話である『理想の人』が令和7年8月1日に放送されました!!!(『理想の人』ビジュアル)暗がりの中にて涙を浮かべる石原紫が実に印象的です。皆様ご存知の通り、「理想の人」とは原作第3巻の最終話たるBREAK17のタイトルとなっています。そのタイトルが示す通り、アニメ第5話は原作第3巻の2話以降を包括した内容となっています。第4話までは原作3話分というペースでしたが、第5話は原作5話分ということで結構なハイペースとなっています。石原紫の背負う影が明
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第4話である『見せるのと見られるの』が令和7年7月25日に放送されました!!!(『見せるのと見られるの』ビジュアル)石原紫が『F』の破壊力をこれでもかと言わんばかりに誇示しまくる危険度抜群なビジュアルです。これはもう……、戦略級兵器と呼んでも差し支え無いのではないでしょうか?!『見せるのと見られるの』なるタイトルは第2巻収録の5話・BREAK10のタイトルでもあります。アニメの第4話はBREAK10~12、3話分の内容となっています。渡直
アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第3話である『煩悩退散』が令和7年7月18日に放送されました!!!(『煩悩退散』ビジュアル)渡直人が煩悩にガッツリと囚われたかの如き扇情的で衝撃的なるビジュアルです。原作をお読みの方はご存知の通り、『煩悩退散』は第2巻収録の4話、BREAK09のタイトルでもあります。そしてアニメ第3話はBREAK07~09の内容となっています。タイトルの通りに煩悩炸裂でお色気満載な内容でありながら『畑荒らし』の謎や館花紗月の得体の知れ無さが垣間見えるサスペンスな要
令和7年7月11日、アニメ『渡くんの××が崩壊寸前』の第2話である『小さなウソ』が放送されました!!!皆様ご存知の通り『小さなウソ』というタイトルは原作第1巻の5話、すなわちBREAK05のものですが、アニメ第2話の内容は当該エピソードを中心としたものとなっています(アニメのエピソードは、原作三話分の内容となっているようです)。第1話である『平穏が崩れ始まる日』はコメディタッチのドタバタ感に満ちた内容であったことに対し、第2話『ちいさなウソ』は渡直人とその妹である鈴白の共依存性を軸として
令和7年7月4日から「渡くんの××が崩壊寸前」のアニメが放送開始となりました。本ブログでもアニメに関連する記事を適宜投稿させて頂いていますが、原作に関する投稿もそれなりの数に上っています。ただ、6年以上に渡って投稿を続けているので整理されているとは言い難い状況です。言うなれば増築に増築を重ね、建物の構造がカオスとなった残念な温泉旅館状態です……。つきましては、主立った記事について以下にリンクを貼らせて頂きます。宜しければご覧下さい。1アニメ関連記事令和7年7月4日から放送
3月にアニメ化の情報が大々的にリリースされ、素敵なる記念イベントも最大に行われた『渡くんの××が崩壊寸前』3月の時点では7月から放送開始と公表されていましたが、日程等の詳細は明らかにされていませんでした。果たして何時から放送開始なのだろうと悶々たる日々を送っていた次第ですが、去る6月12日に放送開始日や放送局などが一挙に大公開されました!!!(待ちに待った放送の詳細!)TOKYOMXさんを始めとする5つの局で放送され、気になる開始日は7月4日(金)とのこと。本投稿を書いているのは
「渡くんの××が崩壊寸前」の主要な舞台となっているのは渡兄妹たちが住まう羽村市であり、渡直人がバイトをしている立川市であり、そして館花紗月の実家である「旅館たちばな」が在る長野県松本市なのでしょう。また、それら以外にも様々な場所が登場します。物語の転換点において登場するそれらの場所の様は、情感溢れる物語と相俟って、読む者に深い印象を与えるものなのでしょう。(江の島の情景【令和6年8月31日】)今回は、そんな場所のひとつである、江の島近辺における物語中での登場場所について述べさせて頂
(月刊ヤングチャンピオンでの『新装開店スタート』のお知らせ!)メッチャ久々の更新となります、すんません…「ラーメン大好き小泉さん」についてですが、令和6年2月末に公開されたエピソード(八十三杯目に相当)を以て、竹書房「ストーリアダッシュ」での掲載は終了となりました…(最後のエピソード)「ラーメン大好き小泉さん」は、平成25年から竹書房の「まんがライフSTORIA」で掲載が開始され、令和元年に当誌が休刊となってからは、Webでの「ストーリアダッシュ」へと移行しました。そこで約5年に渡
再会してまだ間も無い頃のこと。彼が未だ警戒心、或いは猜疑心を拭い切れぬ頃のこと。一緒に電車に乗り込んだ三人は、並んで座ることはありませんでした。彼女はひとり、兄妹と向かい側の席に座ります。「こっちに座ればぁ?」と誘いをかけられた彼女はこう答えます。「私はこっちでいいよ」「見ているだけでいい」瞳が湛える色は優しげでありながら、寂しさや諦めが入れ混じったかのようにも感じられるものでした。向かい合いつつの応酬を経て、彼はこう思います。「今の関係だって、いつ壊れてもおかしくないくら
令和5年11月20日、「渡くんの××が崩壊寸前」の最終刊である第16巻がいよいよ発売となります。(第16巻表紙)表紙を飾るのは、この物語の絶対的ヒロインである館花紗月です。その装いは第1巻を彷彿をさせるものでありますが、浮かべる微笑みは随分と異なる印象を与えるようにも感じられます。(第1巻表紙)第1巻表紙の微笑み、それは何とは無しに曖昧で、そして何処か不安にも感じられるものでした。それは第1巻や第2巻に漂っていた、彼女が醸す儚さや自意識の低さなるものを暗示しているようにも
令和5年9月20日、月刊ヤングマガジン第10号にて「渡くんの××が崩壊寸前」は遂に最終回を迎えました。(終幕)「またね」の吹き出しの彼方へと歩み去ろうとする館花紗月と石原紫。その様は、物語の終焉をこの上無く雄弁に物語っていると言えましょう。セピアの彩りと相俟って、見る者の心に切々とした哀しみを呼び起こすものなのでしょう。「渡くんの××が崩壊寸前」は、角川書店の「ヤングエース」にて平成26年9月から連載が開始され、途中で講談社の「月刊ヤングマガジン」へと移籍し、令和5年9月20日までの約
令和5年8月18日、「渡くんの××が崩壊寸前」第15巻が発売となりました。(表紙は館花紗月)何故、6冊あるのかについては後程に説明させて頂きます。さて、第14巻のラストにて、この物語は決定的な局面を迎えたと言っても良いのでしょう。(決定的な発言(14巻第6話))お互いの想いを確かめ合い、遂に恋人同士となった館花紗月と渡直人!続く第15巻ですが、衝撃の展開です!夏休み限定とは言えども、この2人は同棲なるものを始めてしまうのです!!!(これはもう表紙の帯にデカデカと書
(至高の仕事人ぶり!)「渡くんの××の崩壊寸前」には多くの魅力的なキャラクター達が登場します。主人公である渡直人とその妹である渡鈴白、館花紗月や石原紫といったヒロイン達、そして渡多摩代さん・徳井・梅澤真輝奈に石原美桜さんといった脇を固める人物等々、それらの登場人物は個性や表情などがリアリティある筆致で描かれており、それ故に物語はえも言われぬ迫力や臨場感を醸し出しているのでしょう。そして、作品中には「名前付き」の主要キャラクター以外にも多くのモブキャラ達が登場しています。渡直人の同級生
令和5年1月19日、「渡くんの××が崩壊寸前」第14巻が発売となりました。(表紙は館花紗月)第13巻は、己の中の館花紗月への思いに、そしてその強さに気が付いた渡直人が雪降る横浜駅の前にて彼女と再会するところにて幕を閉じました。(雪夜の再会)第13巻にて語られた「今度は直くんからキスしてくれたら、直くんの気持ち信じてあげる」という館花紗月の言葉、それは物語が、そして館花紗月と渡直人の関係性が大きく変化していくことを示唆するものと言えるでしょう。(物語の転換点)さて、第1
令和5年1月19日、いよいよ「渡くんの××が崩壊寸前」第14巻が発売となります!(第14巻表紙)第14巻の表紙を飾るのは館花紗月!ややレトロ感を漂わせるセーラー服と何処か寂しさを湛えたかの色合いの瞳は哀感を孕む展開を暗示しているようであり、靡く髪や舞い散る黄緑の三角形は波乱の予感もまた抱かせるように思えます。第13巻ですが、第12巻からその存在感を薄れさせていた館花紗月が物語へと復帰し、そして渡直人との関係性が大きく深化することを予感させる幕切れとなっていました。(雪の
【本記事では「主役」!】「渡くんの××の崩壊寸前」には多くの魅力的なキャラクター達が登場します。主人公である渡直人とその妹である渡鈴白、館花紗月や石原紫といったヒロイン達、そして渡多摩代さん・徳井・梅澤真輝奈に石原美桜さんといった脇を固める人物等々、それらの登場人物は個性や表情などがリアリティある筆致で描かれており、それ故に物語はえも言われぬ迫力や臨場感を醸し出しているのでしょう。そして、作品中には「名前付き」の主要キャラクター達以外にも多くのモブキャラ達が登場しています。渡直人の同級生や
「祭り」、それは非日常のものであり、何時しか終わるものなのです。何時か終わりが訪れる非日常、それが「祭り」なのでしょう。(第13巻表紙)然れど、もしも終わることの無い「祭り」があるとするならば…それは最早、「日常」と言うべきものなのです。嘗てはこの物語において「祭り」であった「嶋田さん」しかし、この第13巻を契機として、彼女は「日常」へと変貌を遂げたのです。この記事を書いているのは令和4年7月30日、「渡くんの××が崩壊寸前」第13巻の発売日である令和4年7月20日の10日
令和4年7月20日に「渡くんの××が崩壊寸前」第13巻が発売となりました。(表紙は梅澤真輝奈)今回は「概観」として、第13巻のイメージを紹介させて頂きます。ネタバレは無しです。あと、画像は第12巻以前のものなのでご安心下さい。第12巻の後半部分では、沖縄での修学旅行のシーンが描かれていましたが、行方知れずとなっていた館花紗月の影を感じた渡直人は、彼女への想いに突き動かされつつありました。(ほとばしる想い)もう一度、館花紗月と話したい、そしてこれまでの酷い行いについて
「渡くんの××が崩壊寸前」第13巻ですが、何と!令和4年7月20日に発売になるとのことです。(表紙は梅澤真輝奈の模様)表紙は活発そうな雰囲気を漂わせる梅澤真輝奈!ぶっちゃけここ暫くは登場の機会も少なめな感でしたが、第13巻ではどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?(第13巻での「活躍ぶり」)第12巻ですが、中盤までは館花紗月の影が薄いままで進行するストーリーでした。(去りし人への想い)いよいよ始まった修学旅行にて、渡直人はその行く先々にて館花紗月の面影を幾度も目にすることとなります