ブログ記事17件
東城大学医学部総合外科学教室教授:佐伯清剛が、症例検討カンファレンスで下部食道癌患者の術者に指名したのは、入局三年目の渡海征司郎だった。色めきたつ周囲をものともせず、術前チェックを理由に悠然と退出する渡海に、医局長:黒崎誠一郎は、術後リークを引き起こしたことを指摘され、苦々しく見送るしかなかった。術者:渡海、第一助手:佐伯教授、第二助手:黒崎講師で、無事手術を終えた二日後、佐伯教授の手術に、第二助手として入った渡海は、準備された鉗子の中に、黒いペアンが一本置かれているのを目にする
『氷獄』に続いて、やっぱり再読しちゃいました。ゆえに、こちらも『医学のつばさ』の「アイスマン」の確認目的です。でも、そこら中忘れてることだらけ(白鳥に娘が二人いたなんて)で、”でも”&”だから”、面白かったです。既に「姫宮」の名前が出てたことも驚きです。これって、シリーズを想定しての伏線ってことは、ないよな。とにかく、これが、デビュー作ってすごいです。さすが、堂々の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品ですね。ここから桜宮サーガに繋がっ
『医学のつばさ』とのリンクを確認したくて、再読しました。私の予想が当たっていたら、ネタバレになるかな。『医学のつばさ海堂尊』文科省に拉致された巨大新種生物<いのち>は、「こころ」と改名され、赤木先生らによって『意識』の移植技術の実験台にされようとしていた。「首相案件」の名の…ameblo.jp巨大新種生物<いのち>に移植しようとしていた「意識」のドナー:アイスマンの正体が、どーしても気になって。。。もしかして、バチスタの……?
文科省に拉致された巨大新種生物<いのち>は、「こころ」と改名され、赤木先生らによって『意識』の移植技術の実験台にされようとしていた。「首相案件」の名のもとに、新聞記者たちも「自主規制」し秘密厳守で<いのち>のことは記事にせず、ぼく(カオル)たちIMP(いのちを(I)守れ!(M)プロジェクト(P))は、<いのち>奪還のため集結した。『医学のひよこ海堂尊』桜宮中学3年生のぼく:曽根崎薫は、飛び級で東城大学医学部にも在籍している。学級委員の進藤美智子、医学部を目指
ども、さぼです夏休み、長旅のお供の1冊は、『氷獄』でした(※ネタバレなし)海堂尊/2021角川文庫『チームバチスタの栄光』2006シリーズのスピンオフ作品ですフツーの人は、1人も出てきませんお馴染みの登場変人物たちが随所に顔を覗かせてくれて懐かしい!「久しぶり〜どうしてた?」なんて古い友人に会った時のような感覚海堂尊ファンには嬉しくなる作品過去作を、読み返したくなってしまったけど、果てしなさ過ぎて、躊躇中ファンには、悩ましい作
桜宮中学3年生のぼく:曽根崎薫は、飛び級で東城大学医学部にも在籍している。学級委員の進藤美智子、医学部を目指すガリ勉:三田村、暴れん坊:へら沼こと平沼雄介からなる「チーム曽根崎」は、洞窟を探検中に、大きな卵をみつける。ぼくらは、発明家であるへら沼のじいちゃん(「平沼製作所」の会長)の隠れ家を秘密基地とし、卵の観察を始める。不思議な卵から孵ったのは、未知の巨大生物だった。美智子により<いのち>と名付けられたその生物は、大人たちの名誉欲をそそり……。桜宮サーガの番外
ども夏大好きさぼです初めましての、海堂尊の小説(いっさいネタには触れてませぬ)買ったその夜に一気に読んだ伏線が書かれたページに戻り、反芻し結局、その日の内にもう一回、読破したとにかくとにかく、面白かった翌日、また本屋さんへ海堂尊の別の作品を、探しに行った次はなにを読もっかな〜エッ???エエー!?目が飛び出るほどの衝撃じょ・・《上巻》がある昨晩、夢中で読んだ『ブラックペアン』には上巻があったとは海堂尊にハマるキッカケになった
16日の「自分ビジネス塾」お茶会の日、どうして猛烈に眠かったのかというと海堂尊著「コロナ黙示録」宝島社刊を前の晩に貪り読んでいたから。昨年、購入して少しだけ読んで、所謂、積読状態で放置していた。が!数日前に突如として読書意欲が湧いてきて途中で放り出していた今作を読み始めたら、元来の桜宮サーガファンなものだから面白くて寝食忘れて読んでしまった。嘘です。寝は忘れたけど、食は忘れてはいません。しっかり食事もおやつも頂きました。私のことだから、あらすじやしっか
久々に呼び出され、旧病院長室(現学長室)に向かった俺:田口公平は、高階学長から「作家になってみませんか?」と打診を受けた。辞退を試みる俺の前で、隅に置かれた回転椅子がぐるりと回ると、疫病神の厚労省技官:白鳥圭輔が現れた。もとをただせば、それは、「火喰い鳥」こと白鳥からの依頼だった。かくして俺は、『帝国経済新聞』系列ウェブの健康サイトで『イケメン内科医の健康万歳』という新連載のエッセイを書くことに。。。おもしろかったぁ。「桜宮サーガ」は、もう書かれないのものと思って
作家・医学博士の海堂尊が描き出す、現代ニッポンの“今”「コロナ黙示録/海堂尊」海堂尊作品は初めましてになります😉ちなみに本作は『チーム・バチスタの栄光』を原点とする“桜宮サーガ”シリーズの最新作とのことで。こちらのシリーズは名前はもちろん知ってます✨映画の方ではお世話になりましたが原作の方は未読でして🙇なのに、なぜ本作を手にしたかと言えば間違いなくタイトルですね。まさに“今”の話なので内容が気になって。内容は本の帯にもあるように豪華クルーズ船で起きたパンデミックと無為無策
こんばんは。緊急事態宣言、延長されましたね。もう早くワクチンを打ちたいのですけど💦うちはどんな風にワクチン打つのかしら?まだ計画を立てたって話は聞かないけれど、職員のことだから安全衛生委員会で決めるのかしら。…委員じゃなくて良かった(笑)今週は、海堂尊さんの『ジーン・ワルツ』を読んでいました。ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】Amazon(アマゾン)543円久しぶりに読んだけど、産婦人科の現状はこの時から変わっていないね。お産が常に安全だ、という考えは、修正され
氷獄1,760円Amazon神奈川県と静岡県の県境にある架空の地方都市:桜宮市にある東城大学医学部付属病院を中心にした桜宮サーガと呼ばれる小説群の短編3+中編1が、久々に単行本化され、ウキウキです。「双生」1994年春不定愁訴外来の田口の元で、臨床研修する碧翠院の双子の新米女医:桜宮小百合とすみれ。全く正反対の性格の二人は、妻:片平清美の痴呆症の疑いのため訪れた夫婦の前でも対立し。。。懐かしい。相変わらずのおっとり田口センセに絡むのは、あの小百合セン
文庫化されてから何回も読み直している。やはりこれは名作だと思う。海堂先生の作品は全てハッピーエンドでは終わらない。この物語も。医学的な事はさすがDr.、楽しいです。でも、自分医療職ではありませんが...😛白鳥さん、田口先生のやりとりも楽しす。桜宮サーガ全てのスタートの物語。またいつか読み直そう
長女の読書用の本は基本的に私かマーティンが買ってきて、本棚に入れています。以前に読んだ本を2度読み、3度するようになったので本を足すことに。社会科学系の本もいくつか揃えてはいますが、読んだ形跡なし。うーん、私もあんまり興味ないからかな~。私もちゃんと読んで、良かったところをお勧めしていきたいと思います。ちなみに何度も読んでいるのは『窓際のトットちゃん』『ぼくがぼくであること』『長靴下のピッピ』などなど。子供が主人公だと共感できるからでしょうか。そろそろ子供が自分でも選んだ方がいい
玉村警部補の巡礼/宝島社¥1,490Amazon.co.jp桜宮警察署警部補:玉村は、リフレッシュ休暇を使い四国遍路に出かけた。しかし、何故か、警視庁の電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)と呼ばれる加納警視正が一緒についてきた。四国界隈で、犯罪者の水死体が立て続けで見つかったことから、五年前、叩き潰したはずの桜宮の指定暴力団・竜宮組の<人生ロンダリング>システムの再稼働を危惧したためだった。加納&玉村のデコボコゴールデンコンビが復活。二人して四国をお遍路。途中で、賽銭泥棒か
読書海堂さんの医療ミステリー桜宮サーガ次は『螺鈿迷宮』螺鈿迷宮新装版(角川文庫)[海堂尊]761円楽天刊行順に読んだ方がより深く楽しめそうなのでちょこっと、順番意識して読んでみよーって言ってももう『ブラックペアン』シリーズは先に読んじゃったけど
この頃海堂尊さんの小説シリーズを本棚から出して読み返すことが多いです。興味がない人はごめんなさい。『医学のたまご』は『ジーンワルツ』と『マドンナヴェルデ』で誕生した双子の一人、中学生になった薫を主人公に書かれています。が、この『医学のたまご』が3作の中で一番早く書かれました。私は一番先に『ジーンワルツ』を読んだので、とても不思議な感覚です。(以下内容に触れます)薫はシッターの山咲さんと二人で暮らしています。おせっかいでおしゃべりで美味しいご飯を作ってくれる山咲さんは『マドンナヴェ
お元気ですか!?GW真っ只中、どこか観光地へお出かけですか!?海外!?日本!?ライブ!?私は、家にいて、ボケーと過ごしています。後半は家族旅行を久しぶりにしようかと、受験も終わって、のんびりと家族での旅行を🍀前半は、ひとまず、アラシゴト💕💕💕土曜日はしやがれ、VS嵐(野球中継で延期になったため)観る日曜日はブラックペアン観る今日は、桜宮サーガの3冊目"スリジエセンター1991"を読んでます。桜宮サーガとは、ブラックペアン1988ブレイズメス1990スリジエセンター
横向きで撮った写真が、縦で表示されてしまうのを避ける為に編集してみたら、何かいい感じになった(笑)あえて全体が写っていないのがカッコよく見える(笑)田口・白鳥コンビは今度は厚労省を舞台に活躍。会議会議だけど退屈しない。合間に幻の短編と呼ばれる話も挿入され、一気に読めた。感想を書くのは1週間遅れたけど(笑)文庫ではジェネラル・ルージュの次がこのイノセント・ゲリラなのだけど、桜宮サーガと呼ばれるこのシリーズでは『螺鈿迷宮』の話が間に入って来るようで、そっちも早く読みたいな。佐川さんの証人喚問が
ランクA病院の愉悦(新潮文庫)529円Amazon『チーム・バチスタの栄光』で有名な海堂尊さん。ドラマシリーズは全て見てすごく面白かったのでそのうち原作も読んでみたい、と思いながら機を逃し続けてしまった作家さんです。バチスタシリーズに手を付ける前に、短編集ならばとっつきやすく、海堂世界の味見に丁度よいかも、と思い手に取りました。この選択は、結果的に誤りでもあり、正解でもありました。そのココロは後述。(目次)健康増進モデル事業緑剝樹の下でガンコロリン被災地