ブログ記事1,523件
先週の評点:「燕は戻ってこない(集英社文庫)」(◎):桐野夏生、「母の待つ里(新潮文庫)」(◎):浅田次郎、「AIで稼ぐMONOQLO(モノクロ)2025年11月号[雑誌]MONOQLO編集部」(◎)「燕・・」も「母・・」もいずれもNHKでドラマ化された原作である。前者は余りにもエグくて観なかったのに対し、後者はじっくり観てしまった。やはり、関心の持ち方の違いかもしれないし、元々の作者への先入観かも。「AI・・」はこのご時世にぴったりの雑誌内容であった。モノクロ凄しで
結論から言うと大変面白かった(笑)ただし、本シリーズから得るものは何一つ無い別に小説から得るものがなかったからどうと言う事も無い村野ミロその女、凶悪またしても縁あってシリーズの最後を最初に読む事となった人生の中で何度も見る光景守られている事にさえ気が付かずに、自分で自分の幸せをぶっ壊す無知で無教養で何かを受け入れる器も覚悟も無いくせに、真実とやらを暴き出すそのくだらない自己満足を無意味に追求し、周囲が何10年もかけて守ってきたものを無意味にぶち壊し、そして後悔するその後悔が何
返却日ではないが、桐野夏生の「日没」を途中まで読んで、嫌になり、もう1冊も何だか読む気しなくて、だから、小池真理子の「死の島」だけ読み終わって、返却。これもさほど面白いとは思えなかったのだが。そしてあらたに3冊借りた。懲りずに、小池真理子の「ソナチネ」、瀬尾まいこの「夜明けのすべて」そして、初めて読む乾くるみの「六つの手掛り」。果たして読み切れるかな。
12月12日金曜日〜その4少し眠って…(写真)フェア新刊書評「原武史‐日本政治思想史/天皇制と鉄道が交差する新たな思想史」雑文家平山周吉(R7年6月号新潮社波)、「ダークネス刊行記念対談ミロは孤独を恐れない」桐野夏生×小川哲(R7年8月号新潮社波)、「春日太一の木曜邦画劇場第638回"ジェネリック勝新"と侮るな!最後に強敵菅原文太が待っている!!」(R7年7月3日号週刊文春)、戦後80年「雑誌を後ろから読んだ頃」南陀楼綾繁(R7年8月号図書)、「長島茂雄追悼グラビア
【2025年41冊目】L・M・モンゴメリ「赤毛のアン」とにかく松本侑子さんの注釈、謎解きがすごい。村岡花子さんの訳で分からなかった部分が本当によくわかった。ここまで調べ上げた、松本さんの「アン愛」があふれた訳に感動。読んでいるとセリフが頭の中で、山田栄子さんと北原文枝さんの声に脳内変換される(笑)。アンは、今でいえば「不思議ちゃん」の部類になるのかな?「そうさな、でもわしは、一ダースの男の子よりも、アンの方がいいよ」←ここ、わかっていても号泣するところ。カシスワインを「おいしい
杉咲花さんはすごいこんにちは、よしまるです先日、お金がなかったのでドットマネーから変換したVポイントでレンタルできる映画を2本鑑賞しました。せっかくなので、感想を書いておきます。まずはこちら。『法廷遊戯』監督:深川栄洋脚本:松田沙也原作:五十嵐律人出演:永瀬廉杉咲花北村匠海原作未読。予備知識なし。杉咲花さん出演ということでレンタル。うーん……、弱い!というのが率直な感想の映画でした。主演の永瀬廉さんが、とにかく弱い。その一言に尽きます。この人、人
11月の中旬くらいから、読書スイッチがオンになりました。家にあった「Butter(柚木裕子」、「ランチ日和(原田ひ香)」、「グロテスク(桐野夏生)」などを読み、新しく買った「財布は踊る(原田ひ香)」を読みました。ここ何年かは、原田ひ香さんにハマっている。今日は隣の町の図書館へ行ってきました🚗³₃うちの地域の図書館だと、借りられてるのが多いのと、本もちょっと古く感じるので、気が向いたらドライブがてらに隣町の図書館に行きます。今回は4冊借りてきました。これまた最近ハマりつつある、垣谷美雨
今朝、寝床の中でラジコをつけたら、ラジオ深夜便で、作家の桐野夏生さんへのインタビューをやっていました。私は推理小説が好きなのですが、どういうわけか、彼女の作品は、「グロテスク」1冊しか読んでいません。インタビューの中で、都会暮らしの一匹狼的ヒロインの小説の話をされていました。そのヒロインが、犯罪に関わっているかもしれない男性と恋に落ちる設定にしたら、編集者から止められたとか。桐野さんは「主人公が男性で、危険な女性と恋に落ちる小説があるのに、女性だからだめだと言うのはおかしい。主人公は若い
夏生さん女性だと初めて知った😛その昔、男性至上主義だった時代に少女漫画の女性の漫画家がこぞって男性名を使っていたのを思い出す現代では別の使い道があるのだと思いますブログ友人の記事に影響され色々調べてみたそして銀色夏生さんも女性でした(笑)夏生はむしろもはや女性名なのか?😆装画の四宮愛さんともインスタを通じて直接やりとりさせて頂き、この時代に生かされている事を嬉しく思います四宮愛さんのInstagram👇原画は表紙の裏表と折り返しもあるので横長(更に倍くらい)四宮愛さん👇若い
161cm50.9kg(+0.2)腹囲71m朝、目玉焼き、ごはん小、加糖アイスコーヒー昼、弁当(焼きそば)間食、チョコ1個、プルーン、古代米せんべい夜、白身魚の南蛮漬け、ひじきとレンコンいりがんもの煮物、ごはん小、明太子ストレスが…ピークやで…人間って疲れる。受動的とは読書はゆうのかな?読書してストレスから逃げる。OUT桐野夏生ゴリゴリのそっち系
2025年11月の読了本は8作品。一番面白かった作品は「ダークネス」桐野夏生。ダークネス著者:桐野夏生新潮社発売日:2025-07-30ブクログでレビューを見る»それいけ!平安部著者:宮島未奈小学館発売日:2025-04-16ブクログでレビューを見る»佐伯警部の推理著者:佐々木譲角川春樹事務所発売日:2025-09-03ブクログでレビューを見る»男女最終戦争池袋ウエストゲートパークXX著者:石田
インドラネット桐野夏生(^^)(^^)!!カンボジアに親友を探しに行く、まさに行きたい結構なリアル感満載流石です花嫁殺しカルメンモラ(^^)(^^)!!姉妹が殺された、のに犯人は刑務所?!カンボジア、ラオスを最近ググって今はAIに聞いてます、YouTubeで見て考えてます、いつの日にか
「神戸ニニンガ日誌」(第3,529号)○桐野夏生の『日没』を買いに行く。新聞か何かで日本ペンクラブの会長に就任しているのは『日没』に関係しているとか何とか、という記事をみた。そういえば『日没』が出たとき、早速読みたいと思ったが、文庫が出るまで待とう、と踏み止まったことを思い出した。○桐野夏生のウィキでは【日没(2020年9月岩波書店)】となっていた。文庫化しておれば例えば【バラカ(2016年3月集英社/2019年2月集英社文庫】等と記されるので、日没はまだかと思ってよくみれば岩波現代
以前は直木賞受賞作をずっとさかのぼって読んでましたが、もうかなり読みつくしてしまったので、最近は直木賞作は読んでません。今は好きな作家の作品を集中して図書館で借りて読んでます。好きな作家の1人は乃南アサさん。乃南アサさんの作品はハズレがないです。どの作品を読んでも面白いです。乃南アサさんの作品だけで25冊も読みました。まだ乃南作品を読んだことがない方は、直木賞受賞作の「凍える牙」がお勧めです。乃南アサさんの作品をほぼ読みつくしたので、最近は桐野夏生さんの作品を読んでます
【ペンの日】1935年(昭和10年)11月26日、日本ペンクラブが創立された。ペンクラブのPENは、Pは詩人・劇作家、Eは随筆家・編集者、Nは小説家を意味している。初代会長は島崎藤村。18代目の現会長は桐野夏生。1965年(昭和40年)に設けられた。【短納期】【公式・直販】純正レノボ国内正規品新生活LenovoTabPenPlus(ZG38C05254)タッチペンスタイラスペン送料無料1年保証slc楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT
桐野夏生の作品はほとんど好きですが、敢えて数冊を選ぶなら、衝撃を受けた初期の作品から『OUT』、『柔らかな頬』、『ダーク』を挙げます。その『ダーク』の20年ぶりの続編、ミロシリーズ。村野ミロは60歳、二十歳になった息子のハルオと那覇に住んでいた・・・。毒、悪、荒廃、復讐、宿命、不思議な親子感情、スピード感。エンターテイメント溢れる傑作。最後の方は身震いするほど怖い。こんなに怖いのはトマス・ハリスのレッド・ドラゴン以来かも。読書する喜びです。
オビに「ミロの最後の闘い」とあるので、前作で闇落ちしたミロがどれだけ復讐に燃えるのかと思っていたら、大切な人を守ることが闘いだった。母子関係も考えさせられるものがある。まっ、この母子の場合は特殊過ぎるけど、ジンホの言葉に、子離れの必要性も痛感。
おとぼけは本もドラマも途中で挫折しがち。飽きっぽいのか?ほぼほぼ最後までストーリーを追えませんそんなおとぼけが珍しく一気読みしたのが燕は戻ってこない📕資本主義の良くないところにガツンとやられた。もう主人公の貧困女子の、頭の悪い行動に震えっぱなしだった😨だけどこの子、終盤意外にもすごくしっかりしてきたのだ。落ち着いて自分の頭で考えて行動できていて、流されないところが素敵だった。おとぼけももう流されたくないって思った。ちなみに、秋ドラマで見続けられているのは「じゃああ
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/すっかりブログに残し忘れていた私の記録として『ダークネス』桐野夏生見届けよ、ミロの最後の闘いを。桐野夏生の傑作ノワール・エンタメ最終幕!私の愛した男たちは皆行ってしまった。私の魂を受け止めてくれる相手はもうどこにもいない――衝撃作「ダーク」から20年
・イギリスで日本人初の文学賞「三冠」を達成、世界37カ国での翻訳が決定された。今まで「全世界」で累計100万部が売れている・・そうだ。良い翻訳者に出会うと、素晴らしい外国語版(ここでは英語版)がまずでき、そこから他言語への翻訳は割と簡単にできてしまうと思われる。イギリスでは、他の作家も含め、日本の小説に人気が出たのは、「日本が似ているところも多くあり、理解できるけど、少し、異質な所もあり、そこが魅力。」という事らしい。・日本では、この作品は、どういう評価なのだろう?とチェックしたら、201
こんにちは今日は凄まじく肌荒れしている私です。テンション下がっちゃう。治るまでは甘いもの我慢しよう…【中古】リアルワールド/桐野夏生/集英社[文庫]【宅配便出荷】楽天市場読んだ本の記録です。『リアルワールド』桐野夏生主人公ホリニンナ(渾名)の隣家に住む男子高校生ミミズが、母親を殺して逃亡した。ホリニンナを含む4人の女子高生は、ミミズの逃亡に加担する。軽い好奇心から始めたはずの幇助は、やがて取り返しのつかない事態を引き起こす。母親殺しという大変な犯罪をやってのけたミミズ
図書館に借りてた桐野夏生の「路上のX」を返して、新たに下村敦史の「法の雨」を借りた。これで図書館が15日から休館になっても、困らない!
先週読み終わった2冊を返した。その時、新たに3冊借りたが、残っていた読みかけの桐野夏生の「路上のX」を読み終わった。今どきの女の子?若者?何が言いたい?読後感はモヤモヤ。
『路上のX』を読み終えた。内容は重かったけれど、トー横キッズの実情が生々しく描かれていて、目を背けたくなるような現実をまっすぐに突きつけられた気がした。読んでいて一番感じたのは、自分よりずっと深刻な家庭環境に置かれている人たちもいるということ。それを知って初めて、自分がどれほど恵まれた環境にいるのかに気づいた。もし自分が登場人物の立場だったら、居場所のなさに耐えられなかったと思う。きっと犯罪に手を染める前に、児相に行っていたかもしれない。この本に登場する子たちは、ある意味とても賢く生
読書記録です。「日没」桐野夏生岩波書店マッツ夢井(松重カンナ)に、総務省文化局・文化文芸倫理向上委員会(ブンリン)から召喚状が届く。要は、作家マッツ夢井の新作小説が過激だと読者からクレームが届き、聞き慣れない国の機関(通称ブンリン)から出頭するように求められているらしい。「大した表現でもあるまいに、過激だとか冗談じゃない!たかだか読者のクレームひとつで作家の表現の自由を奪うな!」と息巻くマッツだが、召喚状に書かれた終着駅に着くと海辺の矯正施設に監禁されて自由
図書館から借りた2冊、とっても早く読み終わって、きょう返しに行った。歯医者さんに行くので、その前に本を借りて、待ち時間に読もう、と思って。池井戸潤や瀬尾まいこ、篠田節子、乃南アサ、宮部みゆき、宮本輝などは、詠んでない本が無く、いつもと違う作家の本を借りた。辻村深月、桐野夏生、宮下奈都の3冊。どの作家も1度は借りてるので、読めない、とはならないだろう。そのうちの1冊、宮下奈都の「静かな雨」を歯医者さんで読み、その後、接骨院にも持って行って、接骨院は混んでて、待ってる間に読み終わってしまっ
唐突に、読書感想文を始めてみた😅チョい、自分の文章作成の練習になるから!ほら、アタシ🏆直木賞獲るじゃん(😑また言ってるよ…コイツ笑)あと、読んだ本📖忘れっからさッ!特に本日。では無いけど燕は戻ってこない桐野夏生★★★★⭐︎あらすじ読みたくない方は『こんな人におススメ』までスッ飛ばしてね!あらすじ病院事務に勤める主人公リキ。三十路手前の女性。北海道の片田舎で育ち、逃げ出すようにいざ上京。思い描いていた都会生活とは、程遠く、面白味のない病院事務で得た僅かな給料で家賃
59歳のエリート重役が主人公なんですが、この男、部類の女好きで、十数年続いている愛人もいるのだが、優柔不断で自分の気持ちがいいことだけを享受しようと思ってる。そのくせ小心者で、女房にばれようとするとおののき、仕事の面でも保身を第一に考える、どうしようもない男だが、根がバカというか子どもというか、自分に甘いというか、なんか憎めない阿呆さがある。桐野夏生曰く、「これまでで一番愛おしい男を書いた」と言ってるのは皮肉か、本当か(笑)。タイトルの猿は文字通り男のことなのだろう。文中
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/10月の私のベストは伊与原新さんの『翠雨の人』10月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:3312踊りつかれて読了日:10月04日著者:塩田武士ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫は68-3)読了日:10月13日著者:早見和
「村野ミロシリーズ」の「ダーク」の続編。ハードボイルド・バイオレンス・サスペンス小説。【あらすじ】逃亡生活も20年が過ぎ、主人公の村野ミロは還暦を迎え、60才になった。ミロに復讐しようとしている山岸や久恵といった追っ手から逃げるために、息子のハルオと沖縄で息を潜めて、バー「ダークエンジェル」を経営しながら暮らしていた。20歳になったハルオは今でもミロを慕っており、地元の国立那覇大学の医学生である。ミロをかばって銃撃され、半身不随で車いす生活となり、追っ手の2人の男を殺した罪で大阪刑