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落語の『三井の大黒』に、ポンシュウという名が出てくるのを知ったのは、つい最近のことである。この噺では、ポンシュウとは左甚五郎に付けられた呼名である。三代目桂三木助の『三井の大黒』では、ポンシュウの名の由来について、概ねこんなふうに語られている。甚五郎が江戸へ入り、大工たちが働いているのを見て、どれもこれも下手くそで、仕事がぞんざいなんで、ぶつぶつ憎まれ口を垂れていると、それを大工の一人に聞きとがめられ、大工仲間たちから、ぼこぼこにされる。そこへ棟梁が現れ、その場を収め、甚五郎に職業
本年度の月例会へ行ってまいりました久しぶりの月例会全然稽古してないから第一投の飛び方次第で1日の成績が決まっちゃうんです本日はまぁまぁ三木助も形は良いんだよね駒平もイギリス以来?終われば満足!4月5日が本大会浅草観光會舘今年はどの程度迄行けるかな?ご褒美はいつもの和菓子ですおお桜餅
桂三木助兄さんの勉強会桂三木助独演会五代目の挑戦vol.13ゲスト出演させていただきましたもうひとりのゲスト金原亭杏寿ちゃんも一緒に演目は兄さんがねりにねった『死神』勉強させてもらいましたが、兄さんらしいアレンジでした何回か兄さんに説明してもらい、細部のこだわりや、言われなければ多分気が付かないしかけまでいろいろわかり、なるほどーと唸ってしまいましたチラシも2バージョンあるの第1回は私が前座の時で、春風亭ぽっぽとして高座に上がらせてもらってました時が過ぎて…この独
寄席も、落語ばかりでなく、他の演芸にもスポットライトを当てて、シナジー効果を狙っているようです。新宿末廣亭の下席の芝居では、浪曲の玉川太福主任興行。浪曲が主任となるのは、芸協では60余年振りになるそうです。先代広沢菊春が昭和35(1960)年に3回芸協の定席で主任を勤めているそうです。8月下席の相鉄演芸場、10月下席の滝野川柔道会館、11月上席の川崎演芸場・・・だそうです。浪曲界にとっては大きな慶事だと思います。落語芸術協会は、落語協会に比べて、噺家さんの層が薄いから、他団体、講談、
この1週間は疲れました。◇「巻き返し」三代目桂三木助漫画家で新作落語の作者でもあった長崎抜天がNHKラジオの番組「とんち教室」で共演していた三代目桂三木助師匠のために書き下ろした新作落語だそうです。-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.be夫婦喧嘩の勢いで時計を壊してしまった夫婦がいた。時計が無いと不便だと妻が言うので亭主は、隣家の男から借金の抵当として
今日の落語百選は「芝浜」です。◇「芝浜」五街道雲助人間国宝の雲助師匠も若い。お正月から暮れの噺。今年(2025年)も残すところ、あと361日?改めて、このDVDの映像はとてもいい。演芸評論家の広瀬和生さんが、4人の師匠方の「芝浜」について著書でコメントしています。それぞれがそれぞれの感性で、様々な演出を凝らして登場人物を表現していて、聴き手にも好みが分かれるかもしれません。●古今亭志ん朝志ん朝師匠の芝浜-乱志&流三の落語徘徊広瀬和生さんの「話は生きている」から、
1月3日が命日・忌日の有名人・著名人1028年(万寿4年12月4日)62歳没(癌?感染症?)藤原道長さん平安時代の公卿、太政大臣1960年満80歳没(心臓病)ヴィクトル・シェストレムさん映画監督『野いちご』⇒『ヴィクトル・シェストレム(1879年9月20日生~1960年1月3日没、映画監督、脚本家)』1967年55歳没(肺癌による肺塞栓症)ジャック・ルビーさんリー・ハーヴェイ・オズワルドを暗殺1980年69歳没(刺し傷による出血多量)ジョイ・アダムソン
2日前に引越を終えたばかりで疲れ切った年末。やはり、年末の噺はこれに尽きるのかなぁ。◇「芝浜」十代目金原亭馬生「芝浜」は、とても人気のある噺で、特に12月の定番。噺家さんも、様々な演出を凝らして演じ、その多くが「人情噺だぞぉ~」と、夫婦の心理描写に拘ったり、やたらと肩に力の入った演出が多く、独り善がりが逆に伝わって来なかったりします。個人的には、この噺の人気を高めたルーツとも言うべき、三代目桂三木助師匠の、さらりとしたのが粋だと思います。馬生師匠も、やや高め声のトーンでソフトな雰囲
本日10月中席〈夜席〉浅草演芸ホール私の出番の、千穐楽でしたあすは交互出演の林家つる子ちゃんの出番です昼はおつると一緒の落語会なので、出番後先に出てもらい浅草演芸ホール急行してもらいまーすそして最後の出番で、やっと主任(トリ)の桂三木助兄さんと写真撮ってもらったよwith出番後残っていた金原亭杏寿ちゃんも一緒にふたりで頭にのせてるのは三木助兄さんから、女子限定でいただきましたオシャレソープ洗顔にも使えるそうで、ジャスミンの良い香りで使うのが楽しみだッ三木助兄さんが珍しく
浅草演芸ホール夜席の仲入り後のクイツキ出番いただいてます桂三木助兄さんが主任の興行です三木助兄さんの人徳もあり!レアな出演枠が三木助兄とも仲良し上方落語協会笑福亭べ瓶兄さんが落語協会興行に初出演㊗️べ瓶兄と浅草演芸ホールで一緒になるなんて浅草中席3日目。初日緊張していた僕に、三木助ちゃんが「どうせ楽日には普段から出てますって感じになるんでしょ」って言ったんやけど、2日目から結構いつも通りにできました(笑)前で出てた桃花にもマクラで弄られ。誰が【ベトナムのネズミ男】や!
10月中席は、浅草演芸ホールの夜の部に出演しています!夜の部のトリは、桂三木助師匠です!トリと記念撮影。私、目を瞑ってますが・・・(笑)。昼の部は、落語協会真打披露興行です。新真打の師匠方が大熱演中!昼夜ともにご来場お待ちしています。【たけ平今日の一曲】〜坂本冬美「祝い酒」〜今年も落語協会から新真打が誕生しました。そのお披露目が9月下席の上野鈴本演芸場からスタートして、現在、浅草演芸ホールにて興行中です。そんなおめでたい席では、この歌
山藤章二さんが亡くなりました。今から25年ほど前、浅草を歩いている時に画廊の前を通ったところこの版画が並んでいました。「名人六花撰」一旦は通り過ぎたのですがどうしても頭から離れません。ついに途中から取って返して購入してしまいました。値段は秘密ですが当時はまだ独身でしたので衝動買いができたわけです。この6人の録音は何度聞いたか分かりません。文楽、可楽、三木助がお得意様だったということもありました。アルバイトをして買った落語の全集レコードの解説書も山藤章二さんのイラストでした。
どかぴょーん💕駒平独演会〜楽屋編東洋館での裏周り写真です客入れの時に叩く一番太鼓、前座さんの金原亭駒介さんが叩いていますこの11月に二つ目に昇進なさるそうで、おめでとう御座います桂三木助師匠もお手伝いに!師匠は黒紋付に着替えて、弟子は高座これが噺家さんだなぁ〜と思える一枚!たか喜代さんの艶やかな柄と駒平くんの男ぷりがあがる黒紋付お二人共、着物のプロですねぇカッコいい!!!三木助師匠に可愛がって貰ってる駒平くんどの世界でも、いい先輩がいる事て大切です落語芸術協会から桂銀治
8月29日(木)金原亭駒平二つ目昇進の会初独演会無事に終演致しました!ご来場していただきまして誠にありがとうございました!口上スペシャルゲスト左から日出郎さんエスムラルダさん駒平葛たか喜代さん師匠世之介当日会場に入りますと大学の同期とライオネス飛鳥さんよりお花が届いてました(涙)向日葵のパワーをいただきましたひできー!ゆういちー!飛鳥さん!!!本当にありがとうございました❗️前座は金原亭駒介さん(写真右)駒介さんは11月に二つ目へ昇進致します!
『桃花三十一夜』30日目でした(*´꒳`*)【ネタおろし演目】高橋作・春風亭昇々【日替わりネタ】たらちね〈日替わりゲスト〉桃月庵白浪くん口入屋〈前座〉金原亭駒介くん真田小僧うちの師匠春風亭小朝がサプライズで楽屋に来てくれましたさらに!!たくさんの仲間がお土産持ってきてくれたり♡楽屋に応援に来てくれました桂三木助兄さん立川小春志姉さん三遊亭律歌姉さんロケット団三浦昌朗先生鏡味味千代ちゃん皆さまお忙しい中ありがとうございますあすは千穐楽気合い入れ
大変な暑さが続いてますなこの時期の投扇興は結構難しいのですえっ気温に左右されるんですか?っていえいえクーラーですクーラーの冷風で部屋の中に温かい風と冷たい風の流れが出来て結構苦労するんですそんな訳で強豪メンバーが軒並み初心者の様な点数で戦ってました無論初心者はマイナス点なんて何人も居ましたそれでも上手い人は最後は必ず風に合わせて来ます浅草の見番二階が定番の月例会です色っぽい場所で投扇興させて貰えるのは嬉しいですね世之さまは必ず着物で参加します三木助さんも我がメンバー着
7月6日(土)渋谷の料亭「三長」さんにて開催された「雲助・馬生兄弟会」に行ってきました♪伝統ある料亭の建物で(料亭っていうか、昔は待合だったらしい)建物を探検したい人は、落語会の1時間前に行くと好き勝手にいろいろ探検させてくれるという面白い落語会でした。雀の掛け軸(?)「抜け雀かな?」と思いきや雀の数が多すぎると・・・・。外はものすごい雷鳴&滝のような大雨!ちなみに雲助師匠はこの大雨のときに渋谷駅に到着しずぶぬれになってしまわれ
浅草見番2階で行われている『投扇興5月の例会』本日も天狗連で参加して参りました世之さま本日も一位と同順位なれど点数差で二位で終了前回と同じ様なかたちでしたがまぁ満足駒平も二つ目昇進最初の会中々活躍してました三木助は何だか何十年も投扇興やってる感じですが去年からの参加なんだよね我々噺家は世之さまの提案で着物で参加!やっぱり芸人魂見せなきゃね投扇興を指導してこの会を立ち上げた淡路先生も齢90ですまだまだお元気です大正大学へも指導に来ていただいたんですよ7月の会は第
昨日から文京アカデミーで講座「伝統芸能への誘い」が始まりました。第一回のテーマは「話芸に学ぶ処世術」物心ついた時から話芸にふれてきましたが、学生時代も社会人になった後も管理職になった時も名人上手の話芸の中にあるさりげないやり取りに救われてきました。一度まとめてみたかった内容です。例えば三代目桂三木助「ねずみ」から「あっしはまだ年もいきませんしネ、それほどの腕はありません。仕事はできませんけどもね、見る目だけは持っているつもりだ」左甚五郎とともに仙台にいった若い大工の棟梁政五郎がある
図書館に持込んだ、もう1冊は「芝浜」の高座本。今や、知る人ぞ知る落語になった感のある「芝浜」。三遊亭圓朝が三題噺として創ったと言われる名作。年の暮れともなれば、プロアマを問わず多くの人が演じている。「芝の革財布」と言う芝居にもなっている人情噺。残念ながら、まだ私の持ちネタにはなっていません。先日図書館で借りた、広瀬和生さんの著作「噺は生きている」でも、丁寧に触れられていましたが、多くの噺家さんの「芝浜」(の演出)を比較して評論しています。広瀬さんは、それぞれの演出をこんなふうに風に
投扇興のお開きはだいたい9時浅草の駅前界隈はもう店仕舞いの時間ですが観音裏の柳通りあたりはまだまだ盛りなお太も25時まで営業の蕎麦居酒屋です蕎麦のコシを味わいたい方にはおすすめの店蕎麦の甘味や刺激はちょいと意見もあるでしょうが、口当たり喉越しは最高ビールやハイボールのグラスの薄い口当たりも最高ですツマミも美味しい店蕎麦サラダはおすすめ冬場はおでんもあります締めは勿論蕎麦とろろセイロの大盛りご馳走さまでした♪
ルカは、いつも私の足元で寝ているのですが、毎朝5時55分位になると胸の上に上がって来ますそれで目が覚めるので、良いアラーム代わりになっているのですが今朝は、上がるなり、大きなクシャミ🤧しかも、その前に水を飲んでいたのか私の顔は、ルカの鼻水と涎と口元の水でびしょ濡れになったのでした今頃、呑気に寝てるんだろうな先日、眩しいのか、頭を箱に入れてヘソ天ルカのヘソ天は、ベビにゃんの頃からのようで1か月にもならない頃から立派なヘソ天をしていたようですブリーダーさ
鈴本演芸場の、中席の番組。年の暮れの定番「芝浜」。これだけ、単独の噺が採り上げられるのは、噺多しと言えども、「芝浜」が群を抜いていると思います。勿論、「寿限無」とか「時蕎麦」などのポピュラーですが、良くも悪くも次元が違う。それにしても、主任で「芝浜」を演じる噺家さんの顔ぶれを見て、時の流れも感じます。しかし、改めて、燻っていた「芝浜」をここまで名作にした「三代目桂三木助」師匠の功績に感服します。それにしても、このメンバー、「古今亭」と「柳家」と「春風亭」が目立って、「三遊亭」がいない
12月9日土曜日〜その22時半に休む。4時25分、目が覚める。ねじめびわ茶、キリンのやわらか天然水、のむヨーグルトで喉を潤す。『立川談志芸談集』を読む。P292〜293「味噌蔵」の解説で、三代目桂三木助師匠に触れている。(写真)菊水丸コレクションより、H14年10月14日に古書展で買い求めた芳名帳。戦前の大阪で書かれた、三代目三木助師のサインがございます。
両国Airstudio『六畳一間で愛してる』観劇して来ました主役の坂井真一役高橋朋大さん芝居もなかなかでしたが顔が桂三木助にそっくり!驚きで誰かに言いたくて言いたくてその顔がこれ!終演後舞台前でお客様とご挨拶の時パチリAチームのお芝居に出てます気になる方は是非お越しください舞台は二部構成ですがなかなか面白いストーリーです笑えるし泣けるし感動ドラマさすが藤森一朗脚本です是非足をお運びくださいませhttp://www.airstudio.jp/airstudio
「愛と平成の色男」(1989)石田純一主演のバブルな恋愛映画を観ました。初見。監督・脚本は森田芳光。予告編は見つからず。長島道行(石田純一)は35歳独身のモテモテ男。昼は歯科医、夜はアルトサックスプレーヤーの二刀流。恋人の真理(久保京子)との関係はマンネリ気味。病院受付の手伝いをしてる妹ルリ子(鈴木保奈美)を怪しい新興宗教教祖に仕立てて、結婚する気マンマンの彼女をドン引きさせて別れることに成功。結婚する気は全くありませんが、不眠症の自分をグッスリ眠らせてくれるようなイイ女を
とうとう朝の気温が10℃と、もうすぐ1桁。寒い中、落語っ子連の稽古に向かっています。本当に寒くなって来ました。それに、雨もぱらついて来た。7時の気温は11℃。今シーズンで一番厚着をしています。◇「さんま火事」三代目桂三木助あまり聴いたことのない噺です。三代目三木助師匠の十八番のようです。初代林家正楽作の新古典と言われるジャンルの噺。面白いのは、噺の中で出る「潮干狩り(しおひがり)」を、江戸っ子の三木助は「ひおしがり」って言ってた。桂三木助(三代目)・さんま火事(195
入船亭扇蔵のライフワーク(と勝手に位置付けている)松本清張作品シリーズ。清張作品だけを演ずる挑戦的(自己満足企画)企画で申しわけありません。しかし、大勢の温かいお客様に甘えて無事公演終了しました。改めて御礼申し上げます。開口一番は入船亭辰じろさん(扇辰師門下)は清張作品ではなく『やかん』。続いて鬼才坂本頼光先生が『サザザさん』の2作品を連続読み!鬼才ぶりに拍車が掛かり、超特大スクリーン(一人で運べない)持参で楽屋入り!後ろの方のお客様に見にくくなってはいけない!というプロ根性に感
桂枝雀さん四代目桂三木助さん天才も生きるの辛いよ本当は
志ん生の録音を聞いて一気に演芸にのめりこみました。元々生家の草履屋は演芸界にお得意様が多くいらっしゃいました。その関係か、父はお得意様が出演したラジオの録音を持っていました。そのお得意様は八代目文楽、八代目可楽、三代目三木助といった方々です。昭和48年というと師匠がたが亡くなってまだ十年前後。父にしてみればまだ記憶が新しく懐かしかったのでしょう。その録音を片っ端から聞いたものです。そして父のカセットテーププレーヤーを借りてラジオの演芸番組を録音しました。テレビの放送は大変でした。