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ありがとうございます。拙訳『サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療』の第28刷があがってまいりました。今年、2回目の増刷でございます。武田鉄矢さんが文化放送のラジオ番組「今朝の三枚おろし」で紹介してくださったお陰でしょうか、ありがたき幸せ。恐悦至極に存じます。思えば初版から24年、ずいぶん叩かれてきたものですけど、今や常識になりつつあることが嬉しくてたまりません。心からお礼を申し上げます。サーノ博士のヒーリング・バックペイン:腰痛・肩こりの原因
『腰痛治療の新常識』と題して腰痛を中心に筋骨格系疾患の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を不定期で紹介していますが、エビデンスを知ったからといって必ずしもよい医療ができるとは限りません。エビデンスを最優先し(俗にいうエビ固め)、それを患者さんに押し付けるのは暴力行為(ドクターハラスメント)です。そもそもEBM(根拠に基づく医療)の定義は、「エビデンス」「患者の状況」「患者の価値観」「治療者の技」を統合することです。したがって、エビデンスは全体の4分の1でしかないということを肝に
『腰痛治療の新常識』と題して腰痛を中心に筋骨格系疾患の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を不定期で紹介していますが、エビデンスを知ったからといって必ずしもよい医療ができるとは限りません。エビデンスを最優先し(俗にいうエビ固め)、それを患者さんに押し付けるのは暴力行為(ドクターハラスメント)です。そもそもEBM(根拠に基づく医療)の定義は、「エビデンス」「患者の状況」「患者の価値観」「治療者の技」を統合することです。したがって、エビデンスは全体の4分の1でしかないということを肝に銘じてい
ありがとうございます。武田鉄矢さんが文化放送のラジオ番組「今朝の三枚おろし」で紹介してくださったお陰でしょうか、拙訳『サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療』の第27刷があがってまいりました。サーノ博士のヒーリング・バックペイン:腰痛・肩こりの原因と治療Amazon(アマゾン)591〜5,045円故ジョン・E・サーノ教授(享年93歳)がTMS理論、すなわち筋骨格系疾患は心理社会的疼痛症候群だと提唱したのが1984年。そしてAHCP
【トコジラミ】駆虫薬への耐性を持った「スーパー南京虫」が増えている|感染症別正しいクスリの使い方ここ3回、続けてシラミについてお話ししてきましたが、今回は...hc.nikkan-gendai.comコロナと「EBM=根拠に基づく医療」の実践高血圧の治療がきっかけ|医療だけでは幸せになれない判断や行動より考えることを重視することは、私自身が常々考え...hc.nikkan-gendai.com「2つのことを同時にこなせない」が脳の老化を加速する?|役に立つオモシロ医学
マスク議論進めるにあたり先行して政治家さんが完全にマスク外して普通に過ごした経過にPCR検査をし根拠を示してノーマスクの社会に移行すべきだと思う。コロナ感染の実状を把握するために政治家さんは日本を支え、改革するために政治家さんが一般人よりも先にマスク外して結果を示してもらいたい。では
『腰痛治療の新常識』と題して腰痛を中心に筋骨格系疾患の原因と治療に関するエビデンス(科学的根拠)を不定期で紹介していますが、エビデンスを知ったからといって必ずしもよい医療ができるとは限りません。エビデンスを最優先し(俗にいうエビ固め)、それを患者さんに押し付けるのは暴力行為(ドクターハラスメント)です。そもそもEBM(根拠に基づく医療)の定義は、「エビデンス」「患者の状況」「患者の価値観」「治療者の技」を統合することです。したがって、エビデンスは全体の4分の1でしかないということを肝に銘じ
講師:勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)ヘルスリテラシーが低いと医療の質の低下、健康状態の悪化、医療費の高騰(救急搬送率・入院率・長期入院率の上昇による)、死亡率の上昇につながることが明らかとなっています。それだけならまだしも、ヘルスリテラシーが低い人たちは、クワッカリー(イカサマ師・インチキ療法・健康詐欺師・気のせい食品)や、トキシックテロリスト(「毒だ・危険だ」と声高に叫ぶ人々)の口車にまんまと乗せられて「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」という毒素を撒き散らし、扁桃体
■長期間にわたる安静臥床は、身体衰弱・長期活動障害・リハビリテーション困難につながる可能性がある(★★)。http://amzn.to/Hk8veA■必要に応じて鎮痛剤を投与し、安静臥床を守らせて「痛みの程度に応じて」通常の活動に戻るかどうかを決めさせる「従来型」の治療と比較して、通常の活動を維持するよう指導した場合は、急性発作時の症状がより早く回復する(★★★)。http://amzn.to/Hk8veA■短期間(数日~数週間)のうちに認知行動療法に基づいて段階的再活動化を実施した場
講師:勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)ヘルスリテラシーが低いと医療の質の低下、健康状態の悪化、医療費の高騰(救急搬送率・入院率・長期入院率の上昇による)、死亡率の上昇につながることが明らかとなっています。それだけならまだしも、ヘルスリテラシーが低い人たちは、クワッカリー(イカサマ師・インチキ療法・健康詐欺師)や、トキシックテロリスト(「毒だ・危険だ」と声高に叫ぶ人々)の口車にまんまと乗せられて「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」という毒素を撒き散らし、扁桃体の暴走に力を貸
拙訳『急性腰痛と危険因子ガイド』。医学界は近年、腰痛の病態把握を「生物学的損傷」から「生物心理社会的疼痛症候群」へと大きく舵を切った。このパラダイムシフトで船頭役を務めたのが、世界に先駆けて「イエローフラッグ」という概念を提唱した本書である。急性腰痛に対する最善のアプローチとは?腰痛を慢性化させる心理社会的危険因子とは?はたして慢性腰痛は予防できるのか?医療従事者はもとより、腰痛患者とその家族、腰痛持ちの従業員を抱える事業主必読の書。【オンデマンドブック】急性腰痛と危険因子ガイド
■心理的・社会的・経済的因子は、慢性腰痛および活動障害において重要な意味を持っている(★★★)。心理社会的因子は、治療とリハビリテーションに対する患者の反応に影響をおよぼす(★★★)。http://amzn.to/Hk8veAhttp://1.usa.gov/I23gOD■心理社会的因子はこれまで考えられていたより遥かに早い段階で重要な意味を持ってくる(★★)。http://1.usa.gov/HAlhGUhttp://1.usa.gov/HwO3echttp://1.usa.gov
■心理的・社会的・経済的問題などの非身体的因子は評価と治療を複雑にする可能性があるため、初期評価の時点で患者の生活における心理的・社会的・経済的問題などを探る必要がある(★★)。http://amzn.to/Hk8veA■若年成人の坐骨神経痛においては、SLR(下肢伸展挙上)テストを行ない記録する必要がある。脊柱管狭窄のある高齢者においては、SLRテストに異常が見られないことが多い(★★)。http://amzn.to/Hk8veA■神経障害の検査ではアキレス腱反射と膝蓋腱反射、足関節と
皆さんは、がんの情報をどこで得ていますか?実は、インターネット上のがん関連の247サイトを調査したところ、ガイドラインに基づいた信頼できるサイトは全体のわずか10%で、逆に危険・有害なサイトは39%だったという報告もあります。「がんが絶対治る」「これでがんが治った」など、がん患者さんやご家族の気持ちに付け入る言葉には要注意です!あやしい治療の見分け方についてお話しします!勝俣範之(日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科部長)ヘルスリテラシーが低いと医療の質の低下、健康状態の
NHKスペシャル取材班ほか『脳で治す腰痛DVDブック』(大反響を呼んだ、NHKスペシャル「腰痛・治療革命」が待望のDVDブック化!放送には入りきらなかった『最新情報』『特典映像』も満載)。脳で治す腰痛DVDブックAmazon(アマゾン)281〜5,000円今回、NHKスぺシャル「腰痛・治療革命」では、日本初の腰痛改善用のオリジナル映像を制作。「映像を見るだけ」の対策で脳によい影響を与え、腰痛を改善できることを明らかにしました。また、それでも改善しない“がんこ
腰痛治療セミナーや講演会を収録した数多くのDVDをご用意しております。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るう中、しっかりとした安全対策を講じた会場の確保が難しくなっております。しかし、コロナ禍のプレッシャーによる痛みの増強、抑うつ状態、巣ごもり生活によるフレイルや認知機能の低下などが目立ち始めました。そんな方たちにとって、このDVDが少しでもお役に立てたら幸甚でございます。(詳細はこちら⇒https://bit.ly/2YPpkkD)最新情報医療・介護
【ステロイド注射】1)WAD(むち打ち関連障害)患者に関節内ステロイド注射は推奨できない。2)硬膜外ステロイド注射はグレード1と2に行なわれるべきでないが、グレード3で1ヶ月以上持続する神経症状には有効かもしれない。http://1.usa.gov/LYNegqかもしれないという表現が目につくと思いますが、むち打ち症に関するRCT(ランダム化比較試験)はほとんど行なわれておらず、エビデンスが圧倒的に不足しているからなのです。慢性の痛みを打開するには、従来の古い考え方を変えて、破壊的な
【外科手術】グレード1と2に外科手術の適応はない。外科手術は一部のグレード3、すなわち保存療法に反応しない持続的な腕の痛みか、急速に進行する神経麻痺があるWAD(むち打ち関連障害)患者に限定されるべきである。http://1.usa.gov/LYNegqここでWADのグレードを復習しておきましょう。【グレード1】頚部痛・凝り・圧痛のみで理学所見に異常なし。【グレード2】頚部の症状に加えて筋骨格系所見(可動域制限・圧痛点など)あり。【グレード3】頚部の症状に加えて神経学的所見(深部腱反