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本日は前回に引き続き株式会社アルミネの太径伸線機について紹介します。自動車や航空機分野に於いて引き合いが強まっている直径20ミリ以上の鍛造用アルミ合金線の小口注文に対応すべく、株式会社アルミネは大阪工場に太径伸線機を投入。投資額は5000万円だったようです。株式会社アルミネは設備投資には定評がありますが、株式会社アルミネはそれまで三隅工場では直径35ミリまでの太径アルミ合金線を、大阪工場で直径0.1ミリから引き合いの強い9ミリまでを専門としていました。特に株式会社アルミネの三隅工場で
本日は株式会社アルミネの太径伸線機増設を紹介します。株式会社アルミネは鍛造用の太径高強度アルミ合金線の需要増に対応するために、2016年の5月に大阪工場に太径用伸線機を導入しました。三隅工場で製造した母線を大阪で伸線するのです。それまでアルミ合金線は線径9ミリ以下の商品が主流でしたが大阪工場では特殊合金の需要に応えるようです。特に株式会社アルミネの合金は評判も高いので自動車だけではなく、航空機業界からも需要が高まっています。欧米向けの新規受注も増加しているなど、株式会社アルミネが大
本日は株式会社アルミネの業績について紹介します。株式会社アルミネは自動車メーカーだけではなく、家電や背鉄、食品、電気といった様々なメーカーと取引を行っていました。更に新規需要開拓のための研究も行うなど、株式会社アルミネは企業の充実化が顕著でした。これらが功を総じてから、平成27年9月期の業績は売上高が前年同期比で12.8%の増加を記録。営業利益に関しては32.5%の増加。経常利益は28.6%増加で、27年4月から28年3月の業績予想は10,700百万円を見込んでいるんだとか。株式会
本日は株式会社アルミネが新規開発した特殊合金について紹介します。昭和60年、アルミに微量元素を混ぜたことによって生まれた特殊合金を開発しました。大手自動車メーカーを中心に納入を始めたようです。株式会社アルミネが新規開発したこちらの特殊合金は強度がありつつも加工しやすいのが特徴です。開発期間は5年とのことで、自動車メーカーの試験も1年以上行われてたようですが、無事に合格したので株式会社アルミネの新規開発した特殊合金は当時自動車業界を席巻したようです。更に当時、海外から輸入していた微細化剤
本日は株式会社アルミネの増収増益について紹介します。昭和60年から既に増益でした。特に4月から9月の半期で前年同期比12.8%だったようです。株式会社アルミネは既にベトナムでの生産を始めていましたが、ベドナム生産が軌道に乗ったおかげでアメリカやヨーロッパへの輸出増加。更に株式会社アルミネらしい工場が新規開発した特殊合金の需要が伸びているとのこと。わたしにとっては株式会社アルミネの昔の話ですが、株式会社アルミネの歴史を知っておいて損はないかなと思います。経常利益は13億1000万円で、純
本日は株式会社アルミネの社宅について紹介します。三隅工場では敷地内に新工場と社宅があります。株式会社アルミネ以外の会社のことはあまりよく分かりませんが、株式会社アルミネでは工場と社宅がとても近いので仕事の出入りが簡単です。敷地はおよそ5000平方メートルととても広いです。元々は株式会社アルミネの旧製材所だったようで跡地に建設するようです。社宅は鉄筋コンクリートの3階建てで1部屋1DK。従業員だけではなく、ベトナム人研修生も受け入れていたようです。これが昭和60年の話なので、株式会社
本日は株式会社アルミネのベトナムでの増産について紹介します。新たに投資する計画はないものの、荒引線の生産体制は既に十分に確保されているようです。他の会社では溶接が必要でも株式会社アルミネでは溶接なしで長尺の線を製造できる技術があるため2000系や7000系のジュラルミンアルミ合金棒のノウハウも蓄積しているのです。株式会社アルミネが国内外からのユーザーからの評価が高いのもそのためです。一方日本国内でも三隅工場の隣接地にアルミ合金線材の製造工場を建設中です。株式会社アルミネの勢いを感じさせ
本日は株式会社アルミネの販売強化について紹介します。荒引き線だけではなく、直径25ミリ以下のアルミ棒や1ミリから4ミリの線材を500トンから800トンに引き上げます。ベトナム工場で生産し、株式会社アルミネが窓口となって欧州や中国、韓国、アジア諸国に積極的に販売します。株式会社アルミネのメインである鋼材は自動車業界にとってなくてはならないものですので、需要も高まっています。自動車だけではなく、建築業界でも株式会社アルミネの鋼材は高い評価を得ていますので、積極的に展開するようです。ベトナム
本日は株式会社アルミネの生産量について紹介します。わたしが株式会社アルミネで驚くのは生産量の増加も一つにあります。欧米市場では受注が拡大傾向にあるため、鋼材等、月間生産量を500トンから800トンに引き揚げます。倍とまでは言いませんが、一気に拡大するのは株式会社アルミネに需要があるからこそです。株式会社アルミネは鋼材が主力製品ですが輸出製品の主力製造拠点のベトナムでの話です。株式会社アルミネの海外拠点、ベトナムでの生産量を増やすことでよりニーズを満たそうと考えているのです。わたしとし
本日は弊社に寄せられたみなさんの疑問にお答えします。Q:いまさらですがそもそも何をしている会社なのでしょうか。A:簡潔に述べますと、株式会社アルミネはアルミを加工して自動車業界、食品業界など様々な分野に役立つものを生産しています。主に作っているものはアルミ線やアルミ棒・アルミ板です。日々の研究の成果を生かした生産効率の高い製造ラインで効率化をはかっています。また大量生産だけでなく、少量の生産にも対応し、世界にも進出も果たしました。Q:そもそもアルミ線やアルミ版はどのようなところに使われて
本日は沿革について紹介します。株式会社アルミネは、アルミ棒やアルミ線、アルミ板などのアルミ製品に関する製造・販売を手掛ける会社です。アルミの研究開発を行い続け、生産効率の高いアルミの製造ラインを生み出したことでアルミニウムの製品化の可能性を大きく広げ、アルミニウムを軽い金属から未来に役立つ重い金属へと押し上げました。はじめは、大正10年1月に竹内製作所として発足し、その頃は電機メーカーへの納入がおもな仕事でした。その後昭和35年11月に大阪市で深江金属工業株式会社として新たに発足し、米軍
本日はアルミ棒材について紹介します。みなさんはアルミ棒材って何かご存じですか?あの細長い棒状のアルミニウムです。では、アルミ棒材はどのような課程を経て造られるのでしょう。まずはインゴットと呼ばれる金属を精製して一塊にしたものを溶解炉で溶解します。温度は660度を超えていますのでとても熱いです。溶けたアルミニウムは連続鋳造機にかけられ鋳造されます。次に連続圧延機によって板状なります。さらに連続巻取機で巻き取られたものが荒引線と呼ばれるものになるのです。よくわからないかもしれませんが、要する
本日はアルミ板材について紹介します。アルミと聞いて、皆さんは身の回りの色々なアルミ部品を思い浮かべられたのではないでしょうか。しかし、株式会社アルミネはアルミ部品を作っている会社ではありません。弊社は、それらのアルミ部品の元となる素材としてのアルミ板材を作っている会社です。今日は、そのアルミ板材がどのように作られているのかを紹介します。まず、溶解炉で溶かされたアルミの溶湯から連続鋳造機に流れ、ホットコイルとして巻き取られます。この時、ホットコイルを巻き取りながら自動で
本日はアルミ部材の活躍について紹介します。株式会社アルミネのアルミ部材は様々な長所を持っており、その優れた特性はあらゆる分野で活用されています。まず、アルミ部材の特徴として上げられるのは、その軽さ、美しさ、反射率が大きいこと、加工性が良いこと、力学的強度に優れていること、熱の伝導性に優れていること、電気伝導性に優れていること、ガスが不透過ということです。非常にたくさんの物理的長所があることが株式会社アルミネのアルミ部材の特徴と言えます。また、物理的長所だけでなく、科学的長所にも優れていま
本日は合格証について紹介します。株式会社アルミネの製品には、「合格証」がついていますがその意味について知っている方は多くないかもしれません。株式会社アルミネが製造しておりますアルミ合金の棒材、線材に関しましては、「連続鋳造圧延ライン」において製造されております。そのため、製造されるものの品質は良好なものばかりです。しかし弊社は、安全性のチェックに関して、一切の妥協を許しておりません。その生産ラインには、X線、渦流、超音波によって損傷の有無をチェックしております。それらの三重の精密な検
本日は一括生産について紹介します。アルミネの自社開発となる連続鋳造圧延方では、安定した金属組織の製品を生産することができます。抜群の切削性、鍛造性をもつ弊社のアルミ合金棒材は、優れた塑性加工性と高強度が求められる自動車エンジン部品等をはじめとした鍛造部品の高い要求水準を満たすことができ、欠かせない素材です。
本日は一貫生産システムについて紹介します。従来、アルミの線材や板材は、一度アルミのインゴットを融解させた後に冷却し、線材や板材を加工する工場に運搬後、熱を加えて加工処理を行います。つまり加工の工程にて、加熱・冷却を繰り返し行っているため、エネルギーのロスが生じます。そこで、株式会社アルミネでは、一貫生産システムを開発し、このロスへの対策を行っております。このシステムは、線材であれば、インゴットの融解から荒引き線の生産まで、板材であれば、インゴットの融解からホットコイル(アルミの薄版をコイ
本日は素材の違いについて紹介します。素材については皆様もお気にされていると思われますが、高い技術力で安心と信頼を築く株式会社アルミネの商品では、作成に使用する素材にも高度な技と熱い心を注いでおります。良い品質の素材は高い技術でより精錬されはるかに予想を上回るの働きを見せてくれます。株式会社アルミネの製造過程では、連続鋳造機から加工され運ばれた素材を圧延機で丁寧に薄く加工し、そのままコイラーに移動します。この鋳造から圧延までの流れをすべて一貫したプロセスで行うため、以前のような押出材に比べ