永年、自分が疑問を覚えていたものに中高生の制服問題がある。登校する衣類で貧富の差が出ないよう配慮する狙いも理由の一つだったと言うが、それは戦後の話。皮肉にも現在は一着約5万円、学校指定の体操着も約2万円で購入を強制される。子供から大人に成長するこの6年間で2~3回買い替える事となる。子育て世代の親にとっては約20万円の出費は大きい筈だ(これ以外にも、学校によっては夏の制服も指定となる)。なお、学校の制服発祥の地と言われるイギリスでは、ブレザーなど色の指定以外は規則がないという。一方、この国では、