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昨晩は住之江高校の教え子と飲んだ。彼はたった一年しか教えていない。一年の春に退学してしまった彼。それでもこんな私の事を慕ってくれる。教え子は私に会うと背筋が伸びると言ってくれる。今では立派な社長さん。別れ際、「先生!いつまでも先生のまんまでいて下さい!」と言う教え子。「当たり前や!」振り向かず手を挙げて背中で答える私。歩きながら思う事はいつも同じ。「ありがとう!お前らのその言葉が何よりの心の支え、背中押してもらってるのは俺の方、ホンマにみんなありがとう。」背中には沢山の教え
近鉄大阪上本町駅。11年間、高津高校へ通った駅、思い入れも深く、沿線に住む私にとっては馴染みも深い。そんなターミナル駅での出来事。駅前のファーストフードで高津高校のラグビー部の生徒達が参考書を片手に「こんにちは!」と挨拶してくれた。今年は12年振りに大阪予選準決勝進出した彼ら、きっとこの先の人生も目標に向けチャレンジしてくれる事だろう。夏の合宿と年二回のOB会に顔を出す私に声をかけてくれる。こんなに嬉しい事はない。(今年の菅平夏合宿)その後の若手教師からの相談も終わり、帰宅しようとホーム
ベトナムのキムソンカシトン小学校の開校式にベトナムTVが取材に来る!打ち合わせで柏原東高校を訪れた。ちょうど一年前、九段のアジア教育友好協会でこのプロジェクトがスタートしたのも運命的。『報告!学校作り、アジア教育友好協会にて!』https://ameblo.jp/kondayao21/entry-12418703811.htmlいつ来ても懐かしい風景。そんなカシトンこと柏原東高校には裏山がある。生徒を連れて、若い先生とハイキングがてら、何度も登った裏山。ふと夕陽に誘われ
先週OnAir『近田直人の先生どないしたらええのん?』ベトナムはハノイからの深夜便で関空着、そのままスタジオ直行の収録番組。柏原東高校継承のステップアップとベトナムでの体験談YouTubeでアップしました、ご覧下さい。https://youtu.be/3YzjhaK0n7Iチャンネル登録もお忘れなく!!こんだ直人教育研究所http://www.konda-n.com読売新聞オンラインhttps://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/201
今日は午前に柏原東高校(カシトン)にてベトナムでの学校づくりの打ち合わせを校長室にて行う。柏原東はいつ行っても懐かしい。昼は食堂で食べようと思ったが試験中で休み、ならばと馴染みの国分市場の松乃家へ行って日替わり定食を掻きこんで帰ってきた。たっぷり柏原東に浸って来た。(春の桜の柏原東)その後事務所に突然の来訪者。こんな時は大概カシトンの関係者である事が私のお決まりのパターン…と思いきや。来訪者は高津の教え子N姉妹のお母さん。N姉妹の姉はラグビー部マネージャー。妹はハンドボール部で三年
本日キムソン分校に視察と打ち合わせに訪れました。村を挙げての大歓迎。令和三年三月で閉校となる大阪府立柏原東高校こと、通称カシトン。学校が消えていく国もあればまだ学校が必要な国もある。ベトナムでは、子供達は狭く暗い校舎で教室も足らず、全学年一斉に授業を受ける事ができません。更にトイレや安全な飲水も無いのが現状。そんなヘドナムの子供達に学校を作り柏原東の思いを継承してもらおうと同窓会が動き出した。ベトナムの後輩達がカシトンの思いを継承してくれる。日本の先輩達はベトナムの後輩達を支援する、こんな
ベトナムに向かいます。柏原東継承の旅。廃校となる学校が一つの学校を作り出す!そんなプロジェクトが動いています。日本とベトナムの友好の架け橋!校舎の工事は始まっています。キムソン分校の先生方子供達に会ってきます!ベトテレビの方ともお会い出来ます。学び多き、収穫の多い旅でありますように。行って参ります!こんだ直人教育研究所http://www.konda-n.com毎日新聞近田直人https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp
昨日のブログの続きを書こうと思う。教員の育成と柏原東高校の継承。それが子供達の夢を諦めさせない力となる。教員免許は大学で与えられ、教員採用試験は各都道府で行われる。教員免許を付与する大学と採用する都道府県が教員の資質を担保する。とは言え免許を与える側と採用試験する側の目などどこまで信用して良いものやら。30年の教師生活の実感として首を傾げがっかりすることも多い。磨けば光る原石も多いが新任の教師は大学生の域を出ないのが現実。その意味で教員の資質の最後の砦は学校現場でのトレー
柏原東高校が2年後の廃校を機に同窓会がベトナムに小学校を建設する。この話は何度もブログにアップしてきました。母校が無くなる柏原東(カシトン)の卒業生にとってベトナムの子供たちは可愛い後輩となる。ベトナム子どもたちにとっては感謝すべき先輩となる。大切な事はハードとしての学校建設を心の絆として継続する事。そんな理念に感銘する仲間に今日巡り会えた。日本に住むベトナムの子供達や親子さんに対し、日本語の支援をする日本語支援指導員の若者二人。柏原、八尾の子供たちがお世話になっている。タインさん
カシトン海を越え、日越友好の証となる。『廃校が決まった高校の同窓会費はどう使われたか創立40年の大阪府立柏原東高、愛称はベトナムへ|47NEWS』https://this.kiji.is/522263188539376737?c=39546741839462401廃校となる柏原東高校同窓会の活動が共同通信デジタル、47NEWSから全国配信されました。卒業生の思いをベトナムの子ども達に託し、ベトナムの子ども達はきっと共に働く仲間として日本に帰って来てくれる。学校の統廃合、労働者不
住之江高校の教え子から「先生!お時間頂けますか?」と連絡を受けたのが数日前。雨の中、難波に向かう。難波にて辛い胸の内を吐き出す教え子。“全部吐き出せ”と黙って話を聞いてやる。そんな彼は、もう50近い、確か今年48。住之江高校ラグビー部11期生、通称“タマイチ”。人には優しく面倒見も良い。ラグビーの練習はいつも血管が切れるのではないかと思うほど、顔を真っ赤にし、歯を食いしばっていたタマイチ。気の弱い一面もあるがそんな己を知るが故、自分を鼓舞する時は半端ない。そんな奴が世間の荒
できる方法を模索するのではなく、しなくて良い理由ばかりを模索するような輩も多い中、嬉しい申し出に心も晴れる。柏原東継承プロジェクトが「日越友好の証」と日本経済新聞に掲載された記事を見て、太陽電池による灯りをベトナムの子どもたちに寄付したいとの連絡を頂いた。連絡の主は株式会社三ツ星産業相談役の塚本福雄さん。塚本さんは、これまで色んな発明を手がけられ太陽電池の農業利用、漁業利用、産業利用、生活利用を実用化され、IOTの推進にもこの太陽電池利用を実用化されている。気持ちの奥には福島の原発
昨日6月6日日本経済新聞夕刊の記事です。姿消す母校愛称日越友好の証し先日の毎日新聞に続いて、柏原東高校の同窓会の取り組みを取り上げていただいた。柏原東高校同窓会の活動が今回は「日越友好の証し」とベトナムと日本の国際的な交流に貢献してるとの見出しの評価。一人でも多くの同窓生の目に胸に届いて欲しいこの情報。その意味でも報道していただくことは本当にありがたい。柏原東に関わる全ての方々、同窓生一人一人が立役者!これからの国際情勢や日本の将来を考えると、同窓生がベトナムの地でこの小学校の
母校名ベトナムで永遠に!2年後に閉校となる高校の卒業生の生の声です。そのまま掲載させて頂きました。山下さんありがとう!柏原東継承プロジェクトより多くの同窓生の声が力となります。これからも応援よろしくお願い致します。37期生の卒業生です。こんにちは。37期生の山下裕未です。近田先生の、ブログを今拝見させて頂いて、驚きと嬉しさと感動とたくさん混じり合って大変です。本当に先生はすごいです。私は、柏原東高校が本当に大好きでした。厳しいよりも先生方の優しさが本当に温かい
母校名ベトナムで永遠先週の金曜日毎日新聞夕刊の見出し。その後、同窓生からの心温まる応援コメントを頂きました。(応援コメントは下記のブログのコメント欄にあります、是非ともアメブロ登録して頂きお読み下さい)このコメントを読めばこのプロジェクトの意義が見えてきます。柏原東高校の価値が見えてきます。何より未来の価値が見えてきます。是非とも皆さんお読み下さい。また皆さんの更なる応援コメントご支援をお待ちしております。こんだ直人教育研究所http://www.konda-n.com毎
つながせていただいたご縁が、形になってます。日本て廃校になる高校が、ベトナムで生き続けます。ベトナムの生徒には、たくさんの先輩が出来ます。日本の卒業生(先輩たち)は、後輩たちの就職や生活向上をはりきって応援したいっすね。こんなんおもろいやん、って、日本でこれから廃校になる小中高のひとつの選択肢になれば、いいな。https://mainichi.jp/articles/20190518/k00/00m/040/088000c毎日新聞5月18日の夕刊です。@むち打ち治療・交通
インターネットラジオRadiCroの公開収録で淡路島を訪れました。収録前にスタッフと出演者の皆さんで伊奘諾神宮を参拝しました。一点の曇りもない空に心も晴れ晴れ、新緑もまさに常若。伊奘諾尊は日本を御生みになられた日本創生の神。いよいよ平成もカウントダウン、時代は令和へと新たに継承されていく。伊勢神宮の式年遷宮を見てわかるように物事を新たに作り直す事で文化伝統を継承していく日本。良きものは新たに作り直し継承していくのです。柏原東高校廃校に伴いその良き伝統と意志をベトナムの学校
ベトナムへの視察前、3月31日と4月5日の二回、日帰りだが大阪から藤沢の息子宅へ所用で出向いた時の事。普段は連絡の無い、柏原東の教え子からのメッセージが入った。『近田先生お久しぶりです、今、神奈川県に住んでいます!こちらにいらっしゃったんですね!またお会いできる日を楽しみにしています!くれぐれもお身体には気をつけてくださいね、私も色々ありましたが、踏ん張って頑張ります!』最後の一文が気になり、4月5日に連絡を取ってみると、藤沢のすぐ近くに住んでいるという。会って、話を
ベトナム、トゥエンカン省ソンヅォン群の分校を訪れました。この地域は貧しい農村地帯。舗装されていない悪路を進みどうにか到着。ダム小学校カンバオ分校。この学校はまだ国や海外からの資本が投入されておらず、昔のまま。校舎の老朽化も激しく教室の数も足らないので午前と午後の二交代制。高学年は離れた本校まで通わなければならない現状があります。どうにか支援を受けたいとここでも村を挙げての熱烈歓迎。授業も見学させていただいた。老朽化は見ての通り、トイレもご覧の有様。(下写真)衛生状態
社会主義の国ベトナムの先生と子供今日は日本の企業(エルセラーン化粧品)の協力で開校した学校の開校記念式典に同行させて頂きました。ハノイの北、トゥエンカン省クアントゥルン小学校とラムトゥル分校。山間部の少数民族の子供達も通う学校。新校舎建設のお陰で村の子供達全員が全日制でしっかり安心安全に学習が出来る環境が整ったとのこと。子供達、先生方は元より保護者、地域の皆さん、行政関係者も含め総出で大歓迎。日本への感謝の念は痛いほど伝わってくる。エルセラーン化粧品の社長さんはこの子供
統廃合となり柏原東高校も後2年で廃校となります。柏原東のすごいところは転んでもただでは起きない事。柏原東高校同窓会、柏原東高校はそんな柏原東のパワーと意気込みをベトナムの地に継承していきます。行政的には求められない存在となってしまいましたが※下記ブログ参照府立学校統廃合の検証1。私の責任と教え子が示す柏原東の存在価値。https://ameblo.jp/kondayao21/entry-12309832310.html柏原東高校はいつまでも、どこまでも、社会貢献できる人材育成
3月24日に保護司会の方に向けての講演があります。何を話そうか?思案しながらの山歩き、たどり着いた暗峠!気分を変えれば思い着く、暗峠にて明かりがさした。その後生駒山麓で見つけたお店ラッキーガーデンさんで案をまとめあげる。教育論などより、赤裸々な生徒達とのやりとりで感じだ事を聞いて頂くのが一番いい。当時は何気ない日常のやりとりだったが、今では大切な物語の一つ一つ。本気でぶつかりあったからこそ、濃密な日々を送ったからこそ、確信を持って語ることができる物語がある。生徒達
昨晩セブ島、スラム街での活動報告を『経済的貧困と教育的貧困」と題し八尾中央ロータリークラブで卓話講演。経済施策と教育施策の大切さ。経済大国日本の教育施策は心の貧困を解消し得るのか?経済的豊かさと心の豊かさのバランスが問われている事を講演させて頂きました。明けて翌日大阪の教育行政に関わる記事。平成31年度公立高校一般選抜志願者数を新聞で目にする。定員割れの学校も複数見られる。大阪では定員割れの有る無しは大きな意味を持ってしまっている。四年前の松井一郎知事の発言が思い出さ
学校の働き方改革が問われています。教師とは何をする人なのか?授業は何をする時間?学校とは?生徒は教師に何を求めているのか?教師を目指す若者に読んで欲しい!自立したい教師に読んで欲しい!近田直人の渾身の一冊!AmazonKindleより絶賛発売中!教師は何をする人ぞ:自立したい教師のための本Amazon自慢の先生に、なってやろう!~ラグビー先生の本音教育論~1,320円Amazon
2年前、文科省の役人の天下りの事件が世間を騒がしていた頃に八尾中央ロータリークラブで講話させていただいた演題が、『「君」と「僕」そして「私」』吉田松陰を題材に世間のあるべき公の精神について役人のあるべき姿勢について話をさせて頂きました。今回、廃校となる府立柏原東高校の支援として卒業生の心の拠り所となり、国際貢献に繋がるベトナムでの学校作りに一市民として携わるにあたり、己の至誠を高め、背筋を伸ばし、世の中に発信する為にもこのプログをリメイクさせて頂きました。『「君
廃校となる大阪府立柏原東高校。その継承プロジェクトが動き出しました。司馬遼太郎さんの本にこんな事が書かれていました。(以下要約)風雲急を告げる幕末の長崎。鎖国が解かれ異国の船が堰を切ったようように日本にやってくる。植民地開拓に明け暮れる欧米諸国。商売に明け暮れる長崎の商人にオランダ人が問いかける。「この町は小銃を持った水兵の四、五十人もいれば占領できる。その時あなたはどうするか?!」「それはお上(幕府)のなさることですから、私には関係ありません」と。要はお上がどうにかしてくれる。
正月二日。自宅より信貴山朝護孫子寺までランニング。信貴山朝護孫子寺は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に四天王の一つである毘沙門天が聖徳太子の前に現れ、その加護によって物部氏に勝利したことから、594年(推古2年)に毘沙門天を祀る寺院を創建し、「信ずべき貴ぶべき山(信貴山)」と名付けたらしい。寅年生まれの私にはピッタリの場所。信貴山には名器平蜘蛛の茶釜と共に爆死した、かの松永弾正久秀の信貴山城址もあり、急な登り坂と人混みは肉体と知的好奇心を刺激する。そんな時ふと、私を呼
二学期の終業式。格別な思いがある。20代を過ごした住之江高校時代。30台を過ごした高津高校。どの学校も、どのクラスも、どの生徒にも思いは同じ。50歳で最期のクラスを受け持った柏原東高校でも勿論同じ。特に3年生ともなると思いは深い。嵐のような忙しさの2学期終業式。慌ただしい思いだけではない。教師として胸がキュンとなる思い出も多い。前日に心を込めて書きあげた通知表。一手間かけて皆にコメントを添える。一人一人、丁寧に言
皆さん!誕生日のお祝いのメッセージ本当にありがとうござます。おかげ様で56歳の誕生日を迎えることができました。私にとって今日の誕生日は、応援してくださる皆さんへ感謝の気持ちを伝える日。そして、以前ブログにあげた誕生日の誓いをお約束通り実践する日。『誕生日のもう一つの意味を子供達に伝えたい。誕生日を考える道徳教育。』https://ameblo.jp/kondayao21/entry-12401602545.html私を産み育ててくれた父母への感謝の気
学校作り第2段階が進んでいく。第1段階はクリア。第1段階は私が作ると心に決める事。決めた事の実践が第2段階。東京九段の認定NPO法人アジア教育友好協会理事長の谷川洋さんにじっくり話を聞かせていただいた。コーディネーターの田中さん、事務局長の金子さんにも耳を傾けていただいた。アジア教育友好協会さんは、ベトナム、ラオスを中心に学校に通えない子ども達の為に学校を作っておられる。すでに公立280校の創立に関わっておられ、全てがアクティブに稼動している。箱物を作るだけてばな