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島根の作家[画題]寒牡丹[作者]大久保徹哉(元日本新興美術院参与松江市)[サイズ]90×1800cm[ジャンル]日本画/枕屏風[画材]岩絵具・墨/鳥の子紙屏風仕立て
関東平野部のなんとなく郊外に生息しています。家に暖房器具はなかったりします。鉄筋鉄骨コンクリート造な区分所有型なところに寝起きしています。防音遮熱対策を窓開口部に徹底して施しているので、室内に入ると温度湿度が割と一定に保たれています。外気温+7〜10℃くらいの室温を暖房器具ナシで実現しております。湿度が保たれてるのと風を感じないだけでも体感温度は安定しますからね。あとは寝具の性能がイイんで暖房器具の必要性をそんなに感じてない…。(掛け敷き羽毛で天蓋と枕屏風を導入している)ファミリータイ
先日携わらさせていただいたお仕事💡先日から紹介させていただいていた屏風の仕立て⤴︎枕屏風で二十五霊場の御朱印を混ぜ張りで張らさせてもらいました✨施主様ご自身で回られた御朱印帳をそのまま仕舞っておくのも、ということで今回御朱印帳を解いて混ぜ張りの形で施工させてもらいました😊施主様にも気に入って頂けよかったです♪ふすま新調・張り替え障子張り替え掛軸・衝立・屏風など表具一式腰張りお問合せ・HPは↓神山表具店☎0748-82-1441
「和」の雰囲気をどう表現するかアイテムは「屏風」(本来屏風は畳・床にしつらえるものでテーブル上には置きません)でも、あえて置いたのは「和」の食卓は「膳」でいただくのが基本テーブル上を畳上に見立てたものです背の低い屏風には「風炉先屏風」と「枕屏風」があります風炉先屏風茶道具の一つで、広間の点前の際に道具畳の向こう側に置く2つ折りの屏風枕屏風隙間風を防ぐため、枕元に置く背の低い屏風生花松なかなかの枝ぶりでしょ!大王松&黒松ローズヒップベルてっせん花器漆桶
冬に仕入れ寝かしておいた中古の枕屏風元は白面と灰面やっと両面を青く変えた(〃艸〃)なかなかのできばえでんぷんのりを刷毛で塗り襖紙を貼るだけ職人の真似事だのꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)この世にひとつの青い枕屏風🎵嬉し🎵
明治・大正・昭和の結婚式~お葬式「家と家の結びつき」を祝う儀式基本的に結婚式は「家と家の結びつき」を祝う儀式でした。その為、神社や大きな料亭ではなく嫁ぎ先の家で、行うのが一般的です。祝宴が終わると「床入り」となり、婚礼の儀式を締めくくったそうです。昔はお嫁さんの最大のお仕事は跡継ぎを生むことだったようです。懐かしの品寝具類他先人が残した物を捨てるのは簡単だけど残したい!①蓋付夫婦湯呑茶碗最近は、ゆっくりお茶する時間がとりにくい感じですね。蓋付のお湯のみ茶碗も使
屏風の小さいver.みたいなものがあったらいいなと探していたら枕屏風というものがあると知りさらに探していたら何やら手作りできるようす材料も100均で揃うというので早速100均へGO💨ラッピングコーナーにある商品でどんな感じにしようかあれこれ考えるの楽しかった材料を購入し、まずはベースの組み立て一回り大きいコルクボードが無くて小さいのを組合せて必要な大きさに。これに色和紙を張り合わせた完成品がこちら我ながらよく出来ました作るの楽しかったぁきくた
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』3作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』4作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』5作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』6作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』7作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』8のつづきです。お読みいただきありがとうございました。最後に、作品詳細をお伝えします。・寸法総丈(縁を含めた高さ)…2尺9寸(約88cm)総
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』3作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』4作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』5作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』6作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』7のつづきです。屏風の右と左をつなぐ「紙番(かみつがい)」は、屏風の命ともいえる最も肝心な部分です。「番(つがい)」をきつくしすぎると屏風の開け閉めがかたくなり、紙がずっと引っ張られ
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』3作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』4作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』5作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』6のつづきです。屏風の両端を見ますと、斜めのラインが入っています。縁と縁が出会う角は「平留(ひらどめ)」という技法を使っています。縁の先端を45度の角度に切って、糊を使ったり断面に細工をしたりせずにただ合わせて
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』3作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』4作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』5のつづきです。本作品では「付き縁」と言って、特殊な釘を使って縁を内側で固定する高度な技法を採用しています。外から釘を打って縁を止めると釘が見えてしまいますのでそうならずに、すっきりと見えるように「付き縁」という技法にしました。つづきます
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』3作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』4のつづきです。上下の写真のように「縁(ふち)」の上辺が丸く盛り上がっている形状にデザインされたものを、「山丸(やままる)」と言います。屏風にはこの「山丸」が最も良く使われ、"屏風の縁"というと一番先最初にイメージされるかたちです。その他の代表的な「縁」のデザイン
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』3のつづきです。「縁(ふち)」は梅の総模様の柔らかさに合わせて「うるみ」と言う茶色系の本漆(ほんうるし)で塗られ「艶消し(つやけし)」加工されたものを選びました。一般的に黒色の縁は、かっちりした感じがして「うるみ」の縁は柔らかい感じになると言われています。「艶消し」とは、その漆を少し粗目の砥石で研いで
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1作品紹介屏風『梅総模様枕屏風』2のつづきです。裏の上張りは、本作品では濃紺の色鳥の子紙(いろとりのこし)を使用しました。屏風の裏の上張りの色は、紺色、茶色、緑色が良く使われる色です。その中でも、紺色が一番基本の色でおとなしくて落ち着いた感じがすると思います。なお素材は、「紙」と「織物」がありますが「織物」は、かっちりとしたイメージがありますのでこの作品では見た目に柔らか
作品紹介屏風『梅総模様枕屏風(うめそうもようまくらびょうぶ)』1のつづきです。表の上張りは、吉祥文様(きっしょうもんよう)の「松」「竹」「梅」の中から柔らかさ艶やかさがあると言われている「梅」の花と枝がデザインされた越前和紙(えちぜんわし)の総模様で、約190cm×95cmの襖用の紙を選定しました。ちなみに「松」は、かっちり、不変、第1位「竹」は、しなやか、スッキリ等のイメージがあるようです。制作作業者の三代目が真ん中の「番(つが
こんにちは、荒井表具店親方の荒井奎治です。今回は枕屏風を紹介します。枕屏風は、昔は日常的に気楽に使っていたものだったせいか約束事が比較的少ない部類の屏風です。この作品は8年程前に三代目の荒井彰が横須賀の表装作品展に、屏風としては初めて出品した作品です。そのため、私が約束事が少ない枕屏風が良いと判断して、材料も寸法も、基本的なものを指定しました。なお、表装展の出品作なので屏風材料としては高級品を選びました。実際の制作作業は全て、三代目