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白と藍染の加賀奉書を互い違いに(市松に)配置した斬新な襖を持つ建物は何か?桂離宮の中で、白・紺の市松模様の襖が特徴的な茶屋は「松琴亭(ショウキンテイ)」である。前面に深い土庇を造り、茅葺入母屋の主屋に一の間・二の間、側面に三畳台目の茶室が付属する。桂離宮は、江戸初期に八条宮智仁(トシヒト)親王・智忠(トシタダ)親王父子が造営した別荘で、古書院・中書院・楽器の間・新書院などが雁行して連なる御殿群の前に池が広がり、池の周辺には松琴亭・月破楼(ゲッ
おはようございます♫今日は、気温がグン↑と上がるそうな。気温差に…負けずについていきましょう💦さて。お出かけ記事。お写真多めです。特筆しないので…新緑の桂離宮…楽しんでもらえたら幸いです😊ご興味ない方は…じゃんじゃんスクロールしてくださいませ(笑)入口付近の緑。リブログした晩秋の桂離宮とはまた別な楽しみが✨当日枠の方も何組かいらっしゃいました。我が家は🫅が事前予約。(今回はネットで出遅れ無し(笑))御幸門柱は、コルクの手触りがします。靴底が汚れないように…表面を丸く削ってあ
美幸門から茶室松琴亭方面へ進みます(宮内庁HPよりお借りしました)④洲浜黒く扁平な石が敷き詰められて池に突き出しています先端に灯籠を据えて岬の灯台に見立てて海を演出しているそうです⑤天の橋立洲浜の岬と灯台の海の演出からその先中島と石橋のつながりは天の橋立に見立てたと言われているそうです向こう側に松琴亭色が美しい飛び石⑥石橋長~い石橋を渡りますまさかの落下にならないようにゆっくり気をつけて渡りました⑦松琴亭桂離宮で最も格の高い茅葺入母屋造りのお茶室銘は拾遺集巻八
①からの続きになります。松琴亭手前の小島には整えられたねじれた松の木が生えています。反対側から。支え木が無いと折れてしまいそうです。松琴亭は茅葺き屋根の入母屋造りで、簡素な建物ですが細かな趣向が施されています。中には茶室といくつかの部屋があります。茶室の手前の石橋の右側の飛び石の部分が流れ手水(流れる水をそのまま使うつくばい)となっています。近くの小高い場所に茶室の待合として使われた卍亭が見えます。松琴亭手前の石橋。すべらないようにかムシロが敷かれていました。
八条宮家の別荘として造営された桂離宮は、『源氏物語』松風の巻の「桂殿」のモデルになったと伝わる、藤原道長の桂山荘の故地で、それを意識していると言われている。又、智仁親王は幼少から学才に優れ、早くから細川幽斎に歌道を学び、譲位の一件以後は、『万葉集』『古今集』『源氏物語』など古典文芸へ深く没頭する。『源氏物語』第21帖少女で登場する姫君を住まわせた六条院、春の町に紫の上、夏の町に花散里、秋の町を中宮、冬の町に明石の御方。庭園には草木が無数に植えられ高い築山と広大な池を有し、池は隣
チェックインの手続きが終わりスタッフさんに客室まで案内していただきます今回予約した客室は松琴亭大正屋最高峰露天風呂付き東館特別室です💦東館5階松琴亭東館5階の客室は2部屋しかなかったためこちらのフロアでは誰にも会うことがなかったです私たちの客室(松琴亭)はエレベーターを降りてすぐ左手でした館内用スリッパ部屋玄関を入ってまっすぐ見たところ廊下の先にはソファセット小さな水屋もあって便利でした冷蔵
…建築手法を取り入れた座敷や建物の形式を何と云うか?「数寄屋造」と呼ばれる。茶室の様な自由闊達な意匠を取り入れた建築様式。無装飾、面皮柱(メンカワバシラ)などを特徴とし、代表的な例として桂離宮・松琴亭(ショウキンテイ)が知られる。16世紀末に出現すると、身分を超えて流行し、貴族や武家の邸宅・別荘にとどまらず、料理茶屋などにも用いられた。
今更だけど夏に行ったお蕎麦屋さんそば処松琴亭子供の頃、琵琶湖に泳ぎに行く時に必ず立ち寄ったお蕎麦屋さん約40年ぶりかな~意外と高くてびっくり子供の頃何食べてたのかは覚えてないだんなさん山かけそば私、かき揚げせいろ美味しいかき揚げさくさくで美味しいえびがいっぱい美味しかった◆◇◆◇◆◇◆◇そして、平日お昼しか営業してない、『手打ちうどんそばよしの』
こんばんは奈良で明日まで「平城京天平祭2022夏天平たなばた祭り」が開催されていますね。新型コロナの感染者数が毎日最多を更新している状況なので、今年はバサラ祭り2022(8/27)もどちらも行くことを諦めました。たった1日で26万人以上の新規感染者が出るような感染爆発状態だと、さすがに県境を越えるのをためらいます🦌8月22日(月)まで京都髙島屋7階グランドホールで、第40回京都新聞チャリティー美術作品展が開催されています。こちらはチャリティーイベントだし、三密の心配も
名古屋のシンゾウですワクチン接種....4日ぶりに朝ウオークを楽しみました。健康の有難さを再確認しました。昨日、下写真のように「漢字検定1級」の参考書がAmazonから届きました。ペラペラと捲って、頃く頭の中が真っ白になりました。まるで、大海のど真ん中に放り出され、右も左も分からない感じです。先は全く見えませんが、好奇心が壊れる前に......少しずつ始めようと思います。数年後の合格を目指して!!京都検定が漢字検定に浸食されかかっています。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
桂離宮に行ってきました。近くはよく通るのですが、ぐるりと竹垣と木立に囲まれ、外からは一切中が見えない謎のベールに包まれています。参観にはハガキでの事前予約が必要なのですが、当日でも空きがあれば申し込むことができます。ボクも当日朝に申し込みました。今回の緊急事態宣言を受けて、4/25からは参観休止になるようで、何とか休止前に滑り込めました。決められた時間に申し込んだ人数でツアー見学するスタイルです。専門のガイドさんが案内してくれます。桂離宮は400年前(江戸時代初頭)に皇族の八条宮家の
宮内庁に申し込んで「桂離宮」へ行って来ました。京都に長年住んでいますが、「桂離宮」は初めてです。後陽成天皇の弟君・智仁親王(ともひとしんのう)八条宮家の別邸・・・桂離宮今から約300年前に造営されました。「中門(ちゅうもん)」茅葺切妻屋根ここをくぐると、いよいよお庭へ・・・古書院へ続く職員の方が、案内して下さいます。「古書院」エリザベス女王が来日されたとき、パーティーが開かれた建物。竹すのこで作られた古書院の「月見台」池の水は、桂川から引いている・・・池には、複数の橋
こんばんは今日も京都は猛暑日で、京都市で今夏最高の37.2℃、京田辺市37.4℃、滋賀県大津市37.6℃など、体温超えの今年一番の暑さになりました。この猛烈な暑さで新型コロナウイルスが夏バテしてくれたらいいけど、島根県の私学でサッカー部を中心に大クラスター(感染者集団)が発生するなど、タフなウイルスのようです今日の京都新聞朝刊の21面(地域市民版)に、桂離宮観月会の案内が載っていました。今年の「中秋の名月」に当たる10月1日(木)の夜、8人ずつ8回の64名限定のお月見イベントです。通常
三年ほど前に東福寺の方丈庭園を拝見している。その時も観光客の最も閑散とする、暑い日を敢えて選んだと思われる。それでも人が映り込まないように苦労して、通常の庭園撮影より優に倍の時間を要したと記憶するが、確かめようと過去の記事を探してみたが、全く見つからず、ひょっとして私の妄想、真夏の昼の夢だったかもしれない(笑)。京都には多くの庭園が存在していて、可能の庭園は出来るだけ撮影するようにしているが、再度拝見したい、撮影したい思う庭園は限られている。その一つが東福寺の重森三玲作庭の
おはようございますあなたの心に寄り添う手作り革鞄職人の香です京都小旅行、その3は桂離宮です実は今回の京都行で一番楽しみにしていたところです。桂離宮って聞いたことあるけど、イマイチどこにあるのか知らなかったところです。一応、京都市内でもね、うんと西です。西大路通りよりも西なんですよ。ちなみにもより駅は桂市バスで巡廻で回るところからちょっと離れてて一足伸ばさないといけない感じですかね。そして、基本、予約制当日でも空いて
桂離宮の更新が遅くなってしまった…3月24日に行った桂離宮です松琴亭の見学このお茶屋は色々な角度から見れるようになってます。格子柄がオシャレお茶屋から見えるお庭は素晴らしい
朝ドラの「まんぷく」を見ていたら、料亭の襖が見事な市松模様の襖で衝撃を受けてしまいました。流石、NHKさんの美術スタッフさん。時代考証の徹底ぶりには毎回驚かされてしまいます。これをきっかけにまた市松病の再発です(笑)市松模様の襖といえば、ブルーノ・タウトさんが絶賛した桂離宮のお茶席、松琴亭のこの市松模様の襖がやはり究極の憧れなんです。市松が好き過ぎて、車の中も市松模様です。新築以来、ずっと気になっていたこの市松模様の襖の貼り替え。市松の色と形が納得いかず、ずっと貼り替えたいと思ってい
神無月京都綺物紀行桂離宮を訪ねました。桂離宮は宮内庁に事前に予約をしないと拝観できません。四十人ほどのグループに分かれて園内を案内してもらいます。松琴亭市松の襖はサイケでオシャレ囲炉裏で火を熾(おこ)して上の戸棚の中のお料理が冷めないようにしたそうです笑意軒船着場がある茶室に驚きました園林堂おんりんどうが彼方に見えます。月波楼げっぱろうは離宮を一望できます。月見のための茶室。不思議な空間。書院当時のお客人の宿泊棟なのだそうです月見台は竹で作られています。
こんにちは~下関市の着付け師ジャスミンです。さて桂離宮です。二重のチェックを受けて(身分証明書持参)土橋を渡ります。いよいよです。同行の方々と門をくぐります。向こうに見えるのが御幸門。周りの緑が雨に洗われて清々しい。外腰掛で案内人の説明を聞きます。ソテツは薩摩藩から贈られたとのこと。ソテツが目隠しとなり庭園の様子はまだ分かりません。茶事に招かれた貴人の気分にしばしなってみる。向こうの建物が例の「松
桂離宮の続きです松琴亭・・・・・・桂離宮の中で最も格式高い茅葺入母屋造りの茶室一緒に周ったグループ・・・・この石橋を渡るの怖いって言っている年配の奥さん・・・ご主人に手を引かれて渡り切りました松琴亭から池を眺めて・・・・五葉松も美しい上の方は金箔でしょうか群青色のふすまも珍しい・・・素敵市松模様は現代でも通じる・・・モダンですね~
3年前の丁度この日、桂離宮の参観申込結果を携えて、念願の名園を参観しました閑散期を狙っての日でしたが雨の降るとても寒い日でしたホテルからタクシーで出かけたのですが、入り口が分かり辛くウロウロして、やっと見つけました~案内人の女性から詳しい説明、ゆっくり1時間掛けて巡りました寒そうなガイドさん・・参観者は10人余り雨の降りしきる中、足元に気を付けてついてゆきます桂離宮で最も角が高く規模も大きい茶室「松琴亭」しょうきんてい池には鴨さんたち
本日も日本晴!すでに夜はダウンジャケットを羽織っているが、昼過ぎには23℃を超えて、室内ではTシャツ一枚で過ごせるほど…それでは前回の「賞花亭」からの続きを…目の前には雪見燈籠、そして向う岸の茶席「笑意軒」は、桂離宮の茶亭の中では最も大きい建物だ。茅葺寄棟造の母屋に柿葺の庇をつけた農家風の茶亭で、初代・智仁親王の御学問所として建てられたとも、2代・智忠親王により造営されたとも云われている。内部の基本構成は一の間、次の間、口の間、中の間
台風22号が去ってからの京都は、本来の姿を取り戻したかのように秋晴れ。本日も!この数日は寒暖の差が激しいので、一層紅葉は進みそうだが、まだ動く時ではない(笑)それでは前回の続きから…目の前の茅葺入母屋造りの「松琴亭」は、白川橋とも云われる一枚の切石でつながっている。建物の左手の躙り口の内部は三畳台目の茶室。写真に収めることは出来なかったが、遠州好み「八ツ窓の囲」で8つの窓がある。池に面してくど構えを持つ「松琴亭」は「冬の亭」と
10月はホントによく雨が降ったが、雨のお陰で一挙に紅葉シーズンに入りそうだ。今回は随分前に撮影しておきながら、紹介していない桂離宮について…桂離宮に行ったのは今年のGW期、受付の午前9時の10分前に着いたが、すでにこの回の当日券は30分程前に無くなり、2回目の当日券を待つことも出来たが、そこまで気が長くないのでこの日は諦めて帰った。因みに一回目の当日券をもらうために、一番早い人は7時から並んでいたそうだ。ともかくGW期は、観光客が大挙押し寄せているので仕方がないか?と云
昨日の続きです。今日は月波楼と玄関で最終回です。古書院の横に月波楼があります。月波楼の横から見た松琴亭です。月波楼です。手前の10と書かれた所が口の間です。ピンク①が月波楼です。北面です。破風に月波楼の額がかかっています。月波楼の名は白楽天の西湖詩の句「月は波心に點じて一顆の珠」より引用しています。観月用の茶亭です。波に浮かぶ月を鑑賞するためのものです。中の間からの風景です。この右側の部屋が口の間です。月波楼の窓からの風景です。月が波間に映ると、入
昨日の続きです。今日は松琴亭からです。松琴亭の左側面です。石橋の正面ブルーの上着の方辺りが躙り口の、茶室「侘の囲」です。石橋の右の川に導くような飛び石は、そのまま手洗いに見立てられています。「流れの手水」というもので、池水に直接手を浸して手水を使うという趣旨です。屋根の上に後陽成天皇宸筆の扁額「松琴」(琴の音のような松風の意)が見えます。茅葺の田舎家風の茶屋です。松琴亭は池に突き出た半島状の部分に位置してほぼ北面し、南を除く三方が池に面しています。建築面積は56㎡です。
昨日の続きです。下図⑥の所です。右手前は紅葉山です。現地の案内図です。進んで左に曲がると飛び石があります。⑦の外腰掛があります。背の高い2人は外人さんです。この外腰掛は松琴亭の待合所として使われました。間口3間(約5.4m)の茅葺寄棟造りです。柱は皮付の自然木です。2間の腰掛と、その左に砂雪隠があります。この写真の左側に二重枡形手水鉢があります。外腰掛の前面には蘇鉄山があり、庭の風景が見えないようにしてあります。蘇鉄山です。外腰掛と蘇
旅行レポート、いよいよ3日目、実質この日が最終日になります…(最後の日は帰るだけなので)今回の京都旅行、今年に入ってすぐ(1月の初め頃)にあまりにも安いプランを見つけて、その場の勢いで申し込みをしたのです…申し込みが早かったので、いろいろと考える時間があったと言うことで、前から行きたかった「事前に参観申し込みが必要な場所」に行こうと考えていました…宮内庁のホームページから参観の予約をしなければいけない「桂離宮」と「修学院離宮」ですが、5月分の受付は3ヶ月前の1日から始まります…(つまり2月