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元ルチアーズの.もかたん💘こと今泉もかちゃん🤤◯◯ちゃんとお風呂🛀入りたいと書く者居るが~写メ👀右側切れて😢保存🫙のん見て‥別の記事で挙げるかもしれんね…下の写メに答え載っとった💦‐。もかたん💘のママ👩🍼の.みーこ(´ε`)とお風呂🛀入りたいのだ🙂↕️(゚д゚)彡そう!σ(゚∀゚)オレょ‐。図書館でょ‐。文學界最新号の隔月連載『谷中』読むん楽しみでな‐。作者の松浦寿輝がょ‐。4回ほど原稿落としたことがあった🤯‐。つまり8ヶ月間読めない🥲‐。今月分は載っているようだ‥文學
2025年9月1日に松浦寿輝訳「おくのほそ道」を読了しました「おくのほそ道」は青森まで行くものだと勝手に思い込んでいたので、中尊寺だけちょっと奥ですが、塩竈神社・瑞巌寺、立石寺、羽黒権現・月山と横に日本海側に出て、そのまま敦賀までとは言え、行ったことのある地名が続々出てきて、ほんと、楽しい!ただ、この後、松尾芭蕉の100句を取り上げて解説した「百句」、ふたつの俳諧(連句)を取り上げて解説した「連句」となっていて、俳句が好きな訳ちゃうね〜ん、となってしまいました。なので、楽しかった「おくの
ジョギングやテニスやゴルフをするのは、健康や娯楽やつきあいのためにするのである。そこには必ず目的があり、その目的を遂げるための意思がある。だが、散歩には目的がない。われわれはただ何となくぶらりと歩きに出る。この積極的な意欲の稀薄さこそが散歩の快楽の核心にほかならない。(松浦寿輝「坂道/路地」思潮社)
「過去は振り返らない、未来を思い煩わない」(中略)「要するに、余計なことは考えない」「そうそう、考えない。ただ、現在だけを見てのんびりやっていく」「のんびり屋さんのストラテジーか」「やっぱり人生、のんびりが最強だ。それがわかるのに俺は随分時間がかかった」(松浦寿輝「虹の架け橋」「新潮6月号」新潮社)
上海事変勃発後・太平洋戦争開戦直前、1937~1939年の中国・上海が主な舞台となると、胸騒ぎがします。アヘン戦争を機に中国・上海で列強が仕切る租界にうごめく外国人居住者と昼夜の顔。阿片で身をやつす人たち。日本と中国の戦争と中国内の主導権争いのきな臭さ。表裏のそれぞれの社会の、引火点の低い混沌とした状況を思い浮かべます。私が勝手に思い浮かべたまとまりのない先入観を超える混沌が、ひとつの小説にぴたりと収まっています。火薬臭く、時に血生臭く、謀略が匂い、執拗に、エロティックに、アーティス
松浦寿輝の芥川賞受賞作を荒井晴彦が監督して映画化した「花腐し」を見た。5年も映画と撮ってない映画監督の挧谷修一(綾野剛)は、同棲していた祥子(さとうほなみ)が同僚の映画監督・桑山(吉岡睦夫)と心中して死んでしまった。祥子の通夜に行くが、親から追い返されてしまう。家賃を滞納していた挧谷は、大家の金(マキタスポーツ)から、建て替えたいアパートに居座る伊関(柄本佑)を立ち退かせてほしいという依頼を受け、伊関のアパートを訪れる。面白かった。大人の寓話なのかな。伊関はすべて、祥
彼に就いて👔黄昏の光吉田健一論松浦寿輝草思社#架空書店240923⑥黄昏の光吉田健一論[松浦寿輝]楽天市場2,860円${EVENT_LABEL_01_TEXT}#予約受付中#書籍新刊情報#本#予約#読書#近刊#241002on#黄昏の光#吉田健一#松浦寿輝#草思社#読書好きな人と繋がりたい#読書好きさんと繋がりたい気分よく生きるための私的解釈Amazon(アマゾン)【架空書店本店】https://kakuusho
商店街(中略)は人間の暮らしの現場そのものなのである。店にふらりと入って、これこれのものを下さいと言い、それを受け取り、代金を払う。そのついでに時候の挨拶程度の言葉は交わす。別段深い交流が生まれるわけではないにせよ、人間が他者と繋がる必要最低限の身振りがそこにある。(松浦寿輝「T字路の時間」講談社)
まあとにかく今日いちにちを何とか生き延びたなと(中略)思った。徒労に終わったが、徒労だろうが何だろうがともかくこうやって一日の終わりを迎え、芳醇な老酒を啜りながら旨い餃子を頬張っていられる。この歳になると人生に求めるものはそれだけでもう十分という気分になる。(松浦寿輝「香港陥落」講談社)
あたし、明後日香港を発つの、と突然言ったのだった。それは、あなたとこうして会うのはこれが最後、という通告にほかならず、それが悲しいでも淋しいでもなく、ただもうすでに決まった事実を淡々と伝えているだけなのだった。さばさばしたものだった。そういう女だった。(松浦寿輝「香港陥落」講談社)
ジャズはもとより音楽そのものがすうっと遠ざかってしまってずいぶん経つ。(中略)音楽っていうのはやっぱり心に余裕がないとね。大袈裟に言えば、魂との対話だからなあ。作曲者や演奏者の魂とだけじゃない、自分の魂ともしんみりと心行くまで対話を交わす、贅沢な時間のことだから。(松浦寿輝「ミステリオーソ」講談社)
時間の流れのなかで摩耗していったとされる色や匂いや触感は、ほんとうは心の中のどこか小さな引き出しにすべてそのまま保存されているんじゃないだろうか。それをうまく取り出すことができれば、ぼくらは「そのときその場所」にもう一度身を置くことができるんじゃないだろうか。(松浦寿輝「手摺りを伝って」講談社)
松浦寿輝先生の『川の光』(繫体字中国語版)を読み終えました!読み始めるとすぐ物語に吸い込まれ、とても魅力的な物語でした。先週の台南旅行の時に特急(普悠瑪)の中で第一部を読み終え、週末に台北へ行く際に新幹線(高鉄)の中で第二部を読みました。母語だとすらすら読み進められるから、約3時間で読了しました。(『半島』は2月上旬から5月中旬までかかりました。途中で旅行や引越しがあってとはいえ、『半島』を読むのはかなり大変でした。)特に心に残ったのは、図書館に住んでいる葛倫が読む上げた二つの詩で
花腐しいろんな意味で感動しまくった「花腐し」が、キネカ大森で、復活上映されていると聞き、東京の下町・大森まで足を運びました。これまで何度かお邪魔したことはありますが、キネカ大森、いいです。シネコンの拡大とともに単館がどんどん減っていて、昔ながらの単館は数えるほどしか残っていません。確かに、前席の人の頭がスクリーンに被るとか、ストレスがないわけではありません。でも、大型のシネコンは、どこも同じような作品ばかり上映していて、映画館ごとのキャラクターやアイデンテ
監督:荒井晴彦出演:綾野剛柄本佑松浦寿輝の芥川賞受賞作を実写映画化。原作に「ピンク映画へのレクイエム」という荒井監督ならではのモチーフを取り込んで大胆に脚色し、2人の男と1人の女が織りなす切なくも純粋な愛を描く。ピンク映画監督の栩谷はここ5年、映画を撮れずにいた。ある日、栩谷は大家に頼まれ、伊関という男にアパートから立ち退くよう説得しにくる。栩谷と伊関は会話を重ねるうちに、自分たちが過去に本気で愛した女が同じ女優祥子であることに気づく。3人がしがみついてきた映画への夢が崩れはじめる中
綾野剛、柄本佑主演他。朽ちてなお、生きていく。ピンク映画の監督と脚本家志望だった男。ふたりが愛した女は、同じ女だった―。斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷(綾野剛)は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関(柄本佑)は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優(さとうほなみ)との奇縁によって交錯していく。ふたりの男とひとりの女が織りなす、切なくも純粋な愛の物語。5/10点
過去が実在するか否かは実は哲学上の大問題で、哲学者たちの間で一致した結論が出ているわけではない。(松浦寿輝「江華島」新潮社)
近頃卒然と気づいたことの一つに、わたしの見る夢は結局「困っている」夢ばかりだということがある。(中略)電車やバスを乗り継いで帰宅しようとしていて、どうしても家に帰り着くことができずにいる夢。廊下や階段をさまよいながら、いつまで経っても行き着けずにいる夢、等々。(松浦寿輝「パリ十五区」新潮社)
吉田健一にとって余生とは何かが終わった後の時間である以上に、むしろ何かが始まる時間のことだった。「余生があってそこに文学の境地が開け、人間にいつから文学の仕事が出来るかはその余生がいつから始まるかに掛かっている」「文学の境地」が私の前に本当に開けるのはこれからだと信じたい。(松浦寿輝「台南」新潮社)
良く言えばレトロ調のゆかしい趣きがある、悪く言えば雨風にさらされておんぼろになりかけている外観も、二階席のある内部空間も、わたしなどには懐かしくたまらなくなる映画館である。かつてはこんな映画館が東京でもあっちこっちの町にふつうにあったものだ。(松浦寿輝「上田」新潮社)
【監督】荒井晴彦【原作】松浦寿輝【制作国】日本【上映時間】137分【配給】東映ビデオ【出演】綾野剛(栩谷修一)柄本佑(伊関貴久)さとうほなみ(桐岡祥子)【公式サイト】映画『花腐し』公式サイト|11月10日(金)テアトル新宿ほか全国公開荒井晴彦監督作品『花腐し』公式サイト主演:綾野剛共演:柄本佑さとうほなみ11月10日(金)テアトル新宿ほか全国公開hanakutashi.com2000年に発表され、同年の芥川賞を受賞した松浦寿輝の同名小説を映画化した
盛り場、繁華街と言えば(中略)天下の銀座がある。文明、西洋、近代のシンボルである銀座はよそゆきの格好で出かけてゆく町だった。日比谷映画やスカラ座やみゆき座に洋画の封切りを見にゆく町だった。それで言うなら、上野はふだん着でふらりと行ってぶらぶら歩きができる町だった。(松浦寿輝「上野」新潮社)
歳月を隔てて人生の或る一日(中略)或る一刻を思い出す。私はあの日、あの瞬間、確かにそこにいた。それだけでよい。ただし、私はそれを思い出す。ほんの取るに足らない、つまらない一瞬ではあるが、それが不意に甦ってくる。それは実に不思議な心の働きではないだろうか。(松浦寿輝「ヴィル・ダヴレー」新潮社)
花腐しアニメ化もされた「川の光」などで知られる小説家・松浦寿輝の芥川賞受賞作を映画化したものです。映画業界で生きる3人の男女が織り成すストーリーが展開。いろんな意味で最高の映画でした!素晴らしい!!ブラボー!!!まずは何より、さとうほなみさんの見事な脱ぎっぷりに「あっぱれ!」を贈ります。全裸の上での、幾多の濡れ場シーン。前貼りを付けていたとしても、あれはもはや完全なセックスです。俺、普段は全く脱がない女優さんが、この作品ならと大英断を下して、裸をさらしてくれ
昨日、映画『花腐し』を観に行きました。もちろん、剛ちゃんが出ているので、今度はどんな役なのだろうと楽しみにしていました。でも、芥川賞をとった文学作品なので私には難しいかと少し構えて観ました。一応、国文学科を卒業しているので文学の世界は嫌いではありません。たまにはそういう世界観に浸りたくなるのです。映画を見終えた後、う~ん。という感情が残りました。最後はどういう意味だったのだろう。とらえ方は人それぞれなのでしょうが、なんとも切ない純愛映画なのです。
どうしてそんなに濡れるの、肩も背中もずぶ濡れじゃないのとずいぶん昔にほんの二年ほど一緒に暮らしていた女がよく言ったものだった。変なひとねぇ、ずっと傘をさしてたのにさあ、いったいどうしてこんなにぐしょぐしょになるのよ、傘のさしかた知らないの。(松浦寿輝「花腐し」講談社文庫)
「花腐し」を観てきました。ストーリーは、ピンク映画の監督の栩谷は、もう5年も映画を撮れずにいた。梅雨のある日、栩谷は大家からアパート住人に対する立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関はかつて脚本家を目指していた。栩谷と伊関は会話を重ねるうちに、自分たちが過去に愛した女が同じ女優・祥子であることに気づく。というお話です。ある日、海辺に心中した男女の遺体があがる。栩谷は、その女・祥子と同棲していたが、何故か、祥子は栩谷の親友である桑山というピンク映画監督と心中してしまう。
ピンク映画監督の栩谷(綾野剛)は、斜陽の業界にあって、もう5年も作品を撮れていない。同棲相手の祥子(さとうほなみ)は流産の後、実家に帰省すると家を出た3日後、栩谷の同胞の桑山(吉岡睦雄)と共に心中死体として海岸に上がる。失意の栩谷は事務所の家主の依頼で、取り壊し予定のアパートに居座る伊関(柄本佑)に立退き勧告を告げるが、彼がかつて脚本家を志し、AVの台本などを書いていた事が分かり次第に意気投合。新大久保辺りのディープな裏通りのバーで飲みながら、互いがかつて愛し別れた女の事を語りあう。それは同じ
上野広小路の裏道のすし屋を出て、人通りの多い春日通り(中略)を湯島天神の方に向かって歩き出した時にはもう辺りに夕闇が広がり、行き交う自動車のライトも点き始めていた。いきなり夏が戻ってきたような蒸し暑い一日で、陽が落ちてもまだ息苦しい水蒸気のようなものが立ちこめている。(松浦寿輝「ゆうすず」中公文庫)
今日もよく声を出し、元気よく仕事をしましたテンションを落ち着かせるために、喫茶店に寄って帰りましたプリンも頼んでみました🍮生まれて初めて喫茶店でプリンを注文しました。固めで濃いプリンでしたコーヒーカップも素敵でしたということで、『男性作家が選ぶ太宰治』の続きでーす。今回で最後です。男性作家の方々が精選した作品は以下の通りです。奥泉光→『道化の華』佐伯一麦→『畜犬談』高橋源一郎→『散華』中村文則→『渡り鳥』堀江敏幸→『富岳百景』町田