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西方師匠と大人旅。岩手県の盛岡には、東北住建さんの企画したセミナーお受講するのが目的です。秋田は、秋田犬に癒やされたが、岩手は南部鉄瓶がお出迎え。さすが大谷翔平を育んだ地域で、男っぽいぞ。セミナー講師は、松村秀一先生。2年前は東大。去年は早稲田。今年は神戸芸術工科大学の学長を務めている。さすが東大の内田研究室の出身で、建築アカデミックの頂点の風格です。大野勝彦が手がけた、セキスイハイムの、ユニット構法に込めた思想。名前のない部品としての箱を作りたかっ
工務店業界のご意見番として知られているSAREXの代表野辺公一さんをホスト役として、コロナでステイホームの、業界の賢者たちは、月1・2回のペースで、Zoomで飲み会をされている。なぜか私もそこにお声かけさせていただいてご一緒しています。(右上の方が松村秀一様)そこで東大教授の松村秀一様の、おっしゃっていたことが深くて飲み会後に色々考えた。「業界産業ではコアとなる技術がある。例えば、自動車はエンジンの内燃機の技術がコアであった。それがEVになり、バッテリーと制御技術がコア
去年から読んでいた、松村秀一さんの「ひらかれる建築-『民主化』の作法」をやっと読み終えました。専門家から開放されていく建築を「建築の民主化」と捉え、第一世代、第二世代、第三世代と切り分けて分かりやすく解説してくれる良書でした。当たり前ですが、まちづくりの話に通じる話もたくさんあって、勉強になりました。コンセプトは、「本書は、専門家が職能論を盾に長らく自らの領域と決め込んできた建築の世界が、普通の人々に開かれていくであろう近未来を見据え、その歴史的な意義を見定めるとともに、その変化をより豊か