ブログ記事12件
第20回無想会沖縄空手東京セミナーのテーマは、松村宗昆の解明でした。松村宗昆の自筆の署名では「松村宗昆」となっていて、墓碑には「松村宗棍」となっている。でも、人の名前に棍棒の漢字をあてるはずはないので、多分「昆」が正しい。これが、新垣師範及び無想会が「昆」で表記する根拠です。ちなみに、「昆」は、「兄」とか「子孫」とか言う意味です。名前に使われる感じですね。同じような意味の「嗣」も、名前に良く使われる漢字ですよね。跡取り的な意味です。さて、何故「第20回無想会沖縄空手東京セ
無想会セミナー初日を終えて、身体の奥の筋肉が、良い感じで張りつつ迎えた朝🌤↓初日の稽古の様子↓『国際沖縄空手道【無想会】新垣清師範の日本縦断東京セミナー[その壱](2022.11.5)』待ちに待った、新垣師範の空手セミナー。初日の夜に行われた座学にて、初対面。こちらから挨拶に伺うと、入会して間もない僕に対して、深々とお辞儀をしてくださる新垣…ameblo.jpこの日は、初めての昇級審査。南先生やNさんが、審査対策をしてくれた。ヘタな姿は見せられない。力んじゃあかんが、当
ちょうど、自分にとってタイムリーなブログを発見したので、リンク、シェアしたいと思います。以下本部流のブログから。200年以上前に生まれた人のことで、生まれた年が諸説あるとのこと。当時の写真も何もないところで、しかも、お弟子さん、やさらにそのお弟子さんが様々に空手を発展させた空手のレジェンドたちでもあり、その人たちの諸説を丹念に調査、検証、研究されている。「宗棍」始め今野先生の琉球空手シリーズを読んでいるからこそ楽しめるいろいろな諸説です。
今野敏著「宗棍」読み終わりました。琉球空手の、さらに言えば、空手の基礎を築いた松村宗棍の話です。琉球の時代に空手の歴史の最初の時代の動きがとてもわかりやすく、興味深かった。セイサンの型、サンチンの型、クーシャンクーの型、パッサイの型、の背景やそしてウーセーシ(五十四歩)を松村宗棍が作った、というのも今、まさに習っているところでその歴史がわかりさらに稽古の励みになる。Kindle本で読みましたので、画像はアマゾンからお借りこの先
ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツが、高校生の頃から、好きなんです。"JaschaHeifetzplaysHoraStaccato"をYouTubeで見るhttps://youtu.be/Mag2mc5Vva0今見ると、剣の達人ですよね、動きが。ヴァイオリンの弓を、剣に持ち替えたら、もう、凄い剣客ですよ。あるヴァイオリニストのかたに聞いたら、ハイフェッツは好きじゃないと、言われたんです。理由は、人間味がないから。そりゃ、これだけの達人ですから、精密機械と同じで、
ゆる松と申します。当研究所に足を運んでいただきありがとうございます。ここでは松濤館の空手道、その歴史・精神・技法について会派団体・主義理念の垣根を越えた研究を行いたいと考えています。ゆる松自身も日々の稽古をおろそかにしないよう励んでいますが、ここではゆる松の名前の通り、ゆるゆると気楽にやっていこうと思っています。コメントもどうぞお気軽に。ただし同じ愛好者同士尊重し合いながら、不快な言動や根拠のない自論の展開等は慎んでいただくようお願いしますね。これまで多くの武道に携わる先生方が論じてこられ
「本部流のブログ」さんが、「松村宗棍のナイハンチ」という投稿をアップされています。嬉しかったのは、「上記の「八文字」とは、つま先を外側に向ける「八字立ち」のことではなく、膝を開いて、脚の形全体が漢字の「八」に似た形の立ち方という意味である。今日の「四股立ち」に近い立ち方である。」という一節。これは、私が以前書いた「本部朝基の「八文字型」ナイファンチの謎」という投稿での仮説と同じ。本部朝基の流れの先生と同じ考えにたどり着いていたのは、光栄です。(『私の唐手術』の部朝基のナイファンチ立ち
いよいよオープン!この度厨房機器関連でお手伝いさせて頂きました『DoLaLa』いよいよオープンです!本物のお茶の先生である松村宗亮さんがさんが手がけたお店です。こだわりのどら焼きは生地は米粉をベースに、有機栽培された抹茶をふんだんに使用。モチモチの食感とほろ苦さが楽しいです。抹茶ラテやほうじ茶ラテは、そこらの抹茶風やほうじ茶風ではなく、苦味を効かせた大人の味。ぜひお立ち寄りください!https://www.facebook.com/dolala.tokyo/photos/a.76
19:30からのレギュラークラス。参加は"ラオウ"M落さん1名のみ。メニューは①シャドウ、②寝技技研、③ミット。一旦〆て、掃除の後に、④マススパー。②の寝技技研は、先日出稽古に来てくれた自称「ただ寝技が好きなだけの極真カラテ家(笑)」Kさんに教えてもらったテクニック=インサイドガードから腰切りパス→柔術式崩れ袈裟→腕を踏んで逆サイドに回って腕十字→腕をクラッチされて防御されたら、地獄絞めの打ち込み。併せて、変化技としての片羽絞めや腕絡みも研究。なかなかいい感じでした。深夜クラ
先月、『松村宗昆のナイファンチは、足を軽く平らに下ろす』と題した投稿をアップし、本部朝基が語った、松村宗昆と糸洲安恒のナイファンチの違いについて紹介しました。本稿は、その続編です。言うまでもないことですが、糸洲安恒は、琉球王国士族の武術だった空手(首里手)を体育化し、近代化の中で滅び去る運命を回避させた大偉人です。もしも糸洲の無かりせば、今日の空手はありません。しかし、糸洲安恒の体育化によって、空手(首里手)が大きく変質してしまったのも、また事実。その“証人”が、拳豪・本部朝基です。体
昨日は千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古が行われました。こちらの稽古でも審査結果の発表から行いました。その結果の発表をしながら小学6年生のうちの子の一人が来年の中学生になって部活も大変だけど道場には通って続けたいという話をしてくれました。習い事で続けることでは特に小学生から中学生、中学生から高校生、高校生から大学生、大学生から社会人と節目節目のところで継続していけるかどうかがポイントになります。子供の場合は特に、進学のための勉強や学習塾と入学してからの部活動の関
なぜか突然、先日の松村宗昆のナイファンチに関する投稿を英語でサマライズしてみたくなりました。へなちょこ英語ですが、まぁ、やってみました(笑)。Thisisasummarized&English-translatedversionofmypost"SokonMatsumuraputhisfootlightlyandflatlyinhisNaifanchiperforming".松村宗昆のナイファンチは足を軽く平らにおろすIgotareprint
仲宗根源和編『空手研究』(初版:昭和9年)の復刻版を入手しました。空手史上、おそらく最初に発行された“空手機関誌”、その創刊第1号。第2号は発刊予告はされたもののどうやら果たされなかったようですので、創刊号だけの幻の機関誌です。執筆陣は豪華です。有名どころだけをざっと挙げても、・船越義珍・摩文仁賢和・本部朝基(インタビュー)・小西康裕(組手披露)・親泊寛賢・小杉放庵流派を横断しこれだけの大物を登場させたのですから、野心的な企画だったと言えるでしょう。読んでみると、互いに相反す
3月4日土曜日に開催された沖縄空手会館の落成式典に招待されたので、宗家とともに出席してきた。式典は琉球舞踊「かぎやで風」から始まった。そのあと、政治家、空手関係者の挨拶が続き、後半は沖縄の空手家による演武が披露された。落成式典の前日、沖縄空手会館のスタッフのご配慮で、特別に開館前の展示室を見学することができた。本部朝基が使用した鉄下駄やチーシ、また筆者が寄贈した雑誌『キング』(大正14年9月号)も展示されていた。これらについてはまた後日、解説の記事を書きたいと思う。