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【その1】『わかりやすく話す人』がやっている2つのこと【その2】『わかりやすく話す人』がやっている2つのことの続きです。『わかりやすく話す人』がやっている2つのことの、1つめは、主語と述語をはっきりさせるというものでした。「誰が」「何をしたのか」「何が」「どういう状態なのか」文の始まりと終わりの組合せをすっきりさせるだけで、あなたの話は驚くほどわかりやすくなります。(文章の場合も同じです)『わかりやすく話す人』がやっ
わかりやすく話す人には、こんな共通点があります。[①主語と述語がはっきりしている]日本語の骨組みは、主語+述語でできています。【主語】『誰々が(人)』『何々が(もの、ものごと)』【述語】『〇〇する(動作)』走る、話す、など『△△だ(ものの説明)』△△=ものの名前『どんな様子だ(様子の説明)』白い、早い、などこの組み合わせです。実際にはこの基本形により詳しい説明(修飾)が付いていきますが、骨組みは、この2×3=6パターンです。この、【主語+述語】がはっきりし
[『わかりやすく話す人』の話はなぜわかりやすいのか?]同じ話をしても、話す人によって伝わり方は違います。伝えたいメッセージ、面白み、共有したい感情、気持ち、届けたい思い、熱意。人によって、届き方・伝わり方がこんなにも違うって、どういうことでしょう?せっかくなら、メッセージや感情、熱意がしっかりと伝わって思いを共有できる人が増える!そんなふうになりたいですよね。『〇〇さえ身につければ、OK!』というようなお手軽なものはなかなかありません。でも、たった2つのことを
[『ふうん、そうなんだ』または『あ、そうなのね』]『信じる』って聞くと、つい『むむむむむ!ふんっ!』と力を込めて、そのように思い込むというような印象があります。幸せを信じる成功を信じる相手を信じる自分を信じる信じるというからには何か(または誰か)のことを信じるわけですが、『むむむむむ!ふんっ!』と、そのことを強く念じるこれと、信じることとはまったく別です。[信じる=疑いがない状態が続いている]誰か(何か)を信じている状態とは、むしろこの『
【重要】プラマイゼロ思考・その1【重要】プラマイゼロ思考・その2【重要】プラマイゼロ思考・その3から続いています。[ああ、魅惑的。「名言」の持つ甘い魅力]「ピンチはチャンス」「困難よ来たれ、我を強くするから」名言はどれも勇ましく、魅力的に響きます。こんなこと言えたら、かっこいいですよね♡ついつい自分でも言いたくなります。でもね、、、その名言に、あなたの心は、ついてきてますか?
【重要】プラマイゼロ思考・その1【重要】プラマイゼロ思考・その2の続きです。突然ですが、こんな出来事のことを何と言いますか?↓↓↓ズボンの後ろポケットに財布を入れて歩いていたら、いつの間にか、財布がない!↑↑↑こんなとき。「財布を落とした」って、言いますよね。これ、正確に言うと「財布が落ちた」ですよね。「落とした」って、誰かが財布を手に持ってどこかにぽいっ
【重要】プラマイゼロ思考・その1から続きます。[プラスのために必要なものは「マイナス」]「プラス」というからには、その反対側に必ず「マイナス」があるということです。「プラス思考」をしようと思うと、必ずどこかにマイナスを用意する必要があるということになります。赤いカーペットの上の赤いボールは見つけにくいですが、白いカーペットの上の赤いボールはすぐに見つかります。何かを見つけるには、正反対
「プラス思考」。ずいぶん一般的な単語になりました。ものごとの良い面をみて出来事を前向きにとらえるというものです。素晴らしいですね。でも・・・正直・・・プラス思考で疲れてませんか???[なぜプラス思考が私たちを疲れさせるのか]プラス思考自体は素晴らしいです。部下でも子供でも自分でも、起きた出来事や状況でも、悪い面を見るより良い面を見る方がよほどいいです。ほ
[「自分の気持ちを言葉にする」って、難しい]先日、こんなことがありました。言葉のセッションの中で「あなたに、“『非常識だ!』と言われるくらいふり切れた夢”があるとしたら何ですか?」と質問を投げかけたとき。ある参加者の方の表情が見る見るうちに曇り始めたのです。その方はいつも穏やかで口数こそ多くないものの、「自分を大切にしたい!」という気持ちをいつも持っている方です。そんな彼女(Mさん)の表情が急に暗く沈ん
『自分が喜ぶことをする』『いつもごきげんでいる』こんな言葉から、どんな印象を持ちますか?自分勝手わがまま能天気薄っぺら・・・かなり長い間、私がそんなふうに思っていました。自分は我慢しないといけない我慢ぐらいできないと一人前じゃないごきげんでいるなんて、わがままだそう信じるともなく信じて、心の深ーーーいところで『私は喜んだり、ごきげんでいたりしてはいけない!』と、固ーーーくロックを掛けていたんですね。しかも、そこそこ身体が丈夫だったためにこの状態をかな
[いい人あるある]こんな経験、ありませんか?行っても行かなくても、正直どっちでもいいお誘い。「断ると悪いかな~」なんて思いつつ参加したらけっこう疲れてしまって、帰り道に「家で寝ててもよかったかも、、、」なんて、思ってしまう。時間と体力を使ったのに楽しくなくて、疲れてしまうってもったいないですよね。気持ちと行動がかみ合ってないと、身体はいつも以上に疲れます。反対に、普段から、気
私たちは毎日忙しいし、調子が悪い時や気分が乗らない時だってあります。そういう時に限って(わかってるのに!)、身近な人に雑な返事をしてしまったり言わなくていいひと言を言ってしまったり相手を責めてしまったりします。わかってる、わかってるんです。でも、体調とか、出来事とか、気分とかコントロールしたくてもできないことに気持ちを持って行かれてしまって、『そんな言い方したくなかったのに』『あんなこと言うつもりなかったのに』そ
前日の記事【魔法のひと言】~「別の言い方では、どう言う?」の続編です。[無限の言い換えを味方に付ける]例えば「食べる」という言葉を・いただく・腹を満たす・手を付ける・平らげる・食い散らかす・片付ける・かみしめる・味わう・食事を楽しむ・堪能する・・・と言い換えができるように、言葉のバリエーション(言い換え)はほんとうに種類が多く、組み合わせによって無限に広がります。いつ
例えば恋人と別れるとか、プロジェクトを解散するとか、そういう場面のことを。「振った」と言ってもいいし、「捨てられた」と言ってもいい。「見切りをつけた」と言っても、「飽きられた」と言ってもいい。要するにそれは、『関係性が終わった』のです。「捨てられた」と思っている人は、『もっと素敵な相手に会えるってことだよ!』と言われても「なに気休め言ってんだよ、他人事だと思って』と、心がささくれます。
こんな人がいます。こんなことをいつも気にしています。こんな風に言ったらどう思われるかなこんな言い方したら嫌われるかなばかだと思われるかな口ばっかりだと思われるかなどうかなどうかなどうかな・・・こんな人もいます。こんなことをいつも気にしています。「気にすることないのに」といくら言われても息を吐くように気にしてしまうんやから、どないせえっちゅうねん!?!?(どうしろって言うの?)[どちら
[○だけど、△」?「△だけど、○」?]AさんとBさんは、実は同一人物です。さて、どちらと仲良くなれそうですか?↓↓↓Aさん:いい人だけど、ルーズな人Bさん:ルーズなんだけど、いい人私なら、Bさんです。「ルーズ」/「いい人」使っている単語は同じなのに、順番によって、残る印象が違います。おもしろいですね。[日本語は結論が最後にくる]↑これ、覚えておくと便利です。日本語は、結論が最後に来ます。「自
[昔、「目」は「ま」だった]「目」に関係する言葉には、「ま」という音で始まるものが多くあります。・まぶた(瞼)・まなざし(眼差し)・まなこ(眼)・まばたき(目瞬き)・まなじり(眦=目尻)・まつげ(睫)などなど。これ、もともと「目」のことを「ま」と言っていた古い日本語が残っているからなんですよね。・瞼(まぶた)=目のふた・眦(まなじり)=目の尻(最後の方)=目尻というふうに。もちろん古い時代のことな
[「言い訳」という言葉に集まる批判]大規模特番内の企画に関するTV局のツイートが(主に批判的な)話題になっています。https://twitter.com/24hourTV/status/901406415331278848https://togetter.com/li/1144392私はこの番組を見ないので実際の言葉のトーンやニュアンスなどは分からないのですが、今回の出来事が多くの人が言葉の重要性を実感するきっかけになるのであれば、
心のあるところがアタマなのか、胸なのか、あるいは身体を離れたどこかなのかは分かりませんが私たちは思いを声に乗せて伝え、その声は口から外へと放たれます。口の手前には喉があり、喉の手前には胸があります。この、喉と胸がゆったりとリラックスした状態だと、声は身体の中で空気を震わせて響きます。空気が振動することで声は外へと伝わり、思いが身体から離れて離れた誰かのところや離れたどこかへと運ばれていくのです。ゆったりとした呼吸は、ゆったりとした気分がもたらし、ゆったり
【魔法のひと言】「ざんしん(斬新)!!」から、少し広げたお話です。この記事で書いた、「言わないと分からない人には言っても分からない」(関西弁訳:「言わな分からんやつは言うても分からん」)に少し補足しておきます。やや理屈に傾いた文章になりましたが、届くものがあれば嬉しいです(^^)[『常識の正しさ』を競うのは消耗戦である]自分の常識は他人の非常識。業界の常識は世間の非常識。私たちは、それぞれ知っている「常識」の範
時々見かけませんか?「自分だったら絶対に、ぜったいに、ゼッタイにやらないようなことを、恥ずかしげもなく平気でやっている人」!!例えば、電車の中でお化粧。例えば、ケータイ見ながらベビーカー。例えば、遅刻。例えば、ドタキャン。例えば、うわさ話。例えば、約束を破る。なんでもいいです。そしてこんな例は、本当にいくらでもあります(笑)見たいわけではないけど視界に入って、「ぜったい自分だったら
【魔法のひと言】は、もともと私が自分のために始めた、言葉の習慣でした。【魔法のひと言】は、普段の会話で使うような、何気ない言葉です。特別な表現でもないし、名言っぽい感じもしません。はっきり言って、地味です(笑)。でも、その言葉を今の自分に投げかける理由とどうなりたいかというビジョンがあって生まれるものなので、【魔法のひと言】は基本的にはオーダーメイドです。そして、自分だけの【魔法のひと言】に触れるこ
「さようなら」の本当の意味を読んでからお読みいただくと、より理解が深まるかと思います。[人は一生成長する]半年、1年、3年、10年前の自分を思い出してみてください。程度の差はあるでしょうが、多くの人がその時より現在の方が成長していると感じるはずです。「あの時はあれが精いっぱいだったけど、今はこんな風に捉えることができる」これは、立派な成長ですし、大人が年齢を重ねる醍醐味はここにある、と言っていい。子
[「私の言葉」なんてない]単純な話です。私は日本語の単語を新たに作ったことはないし、せいぜい並べ替えて組み合わせるくらいのことしかできないのです。「自分の言葉で話す」なんて言ってますが、ほんとうは自分の言葉なんて持っていません。私が使っているのはすべて、他の誰かが作った借り物の言葉です。[借り物が自分のものになる]それでもなお、「自分の言葉で話す」ことにこだわるのは、そこに思い
語源や、言葉の成り立ちを追いかけると見慣れた言葉の意外な側面に気付き、言葉を通じて新たな感覚を体験します。[「さようなら」は「goodbye」とも「再見」とも違う]「さようなら」=「左様なら(ば)」=「そうであるならば」誰かと別れる時に「さようなら」と言う私たちは、「そうであるならば」と言って別れている。ということになります。共に過ごす時は終わり、お互いに次の場所へ行く。その時に交わす言葉が「
ときどきいませんか?相づち打つのがビミョーに早い人。↓↓こんな感じで。↓↓~*~*~*~*~私「それでね、私ほんとに困ったなって思っ・・・」その人「んーんー、困りますよねぇ~」私「まあ、文句ばっかり言ってても仕方な・・・」その人「ほんと、仕方ないですよねぇ~」私「だから、もうそれは辞めようと思っ・・・」その人「あーー、その方がいいですよねぇ~」あの~・・・話させて!!最
言葉の力を2倍にする方法の続編です。「いいな」と思って心に残った言葉「素敵だな」と感じた言葉書き留めたり、シェアしたりしたついでに「声に出して読む、読む声を自分が聞く」という、小さな習慣。せっかくなので、もうひとつプラスして言葉の力をさらに倍!にしてしまいましょう(^^)[そのことを、誰かに話す]「最近こういう言葉が心に響いたんだ」「素敵だな、と思ったんだよ」ということを、
「素敵だな」と心が動く言葉に出会ったら、小さい声でかまいません、声に出して読んでみてください。目で読んで理解して、耳で聞いて感じとる。そんなイメージ。不思議なもので、いろいろな言葉や文章を声に出して読んでいるうちに、「言葉の傾向」みたいなものがだんだんわかってくるんですね。そんな中で、「今の自分に必要な言葉」が見つかることもしばしば。強い言葉、柔らかい言葉遊び心のある言葉
世の中のイライラの何割かは、「私がこんなに頑張ってるのになんで誰も何も言ってこないの?」っていう愚痴?ボヤキ?悪口?で出来てるんじゃないかと思うんです。「こんなに仕事頑張ってるのに!」「子育てこんなに必死なのに!」「家のこと、こんなにやってるのに!」なんか、みんな、それやって当然、みたいに。それどころか、もっと頑張れ、みたいに。「がんばってるよね」って、言ってほしい。「いつもありがとう」って、言われたい。
「わー、」ありがとうございます(^^)~前編~の続きです。誰かに何かを褒められた時、素直に「ありがとう」と言うのが苦手。それは、感謝が足りないのでも上から目線なのでも褒められて当然とばかりに傲慢なのでもなく、ただ単純に、慣れていないだけなのです。褒められる機会は(実は)多くても、それに対して素直に「ありがとうございます♡」と返した経験が少なければ、当然そわそわするし