「公園のときの、バス……あのとき私は、間に合わないからって諦めようとしていたんです。でも、そんな私を支えてくれたのは……そのときの松尾さんの言葉と、俊足でした。松尾さんとなら、どこまでも行けるって思うほど……諦めなくてよかった、って思います。それと……璃果さんのことを、姉のような存在と言い切れること。大切な人をちゃんと、大切な人って言うのは、簡単なことじゃないと思うので……素直に、素敵だなって、感動しちゃいました。そして、やっぱり____バスケをしている姿。本当に、かっこよかったです。私のパスを