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日曜日に、3月に、びわ湖ホールで上演されるプロデュースオペラ・コルンゴルド作曲『死の都』の事前講座2回目でした。事前講座は全2回・各2時間で行われ、講師は2回とも音楽評論家の東条碩夫先生。1/5の第1回(★)では作曲者や作品の概要を解説頂きました。そして今回は、複数の海外歌劇場での実演動画を用い、様々な演出で、この作品がどう表現されているかを紹介頂きました。出演講師:東条碩夫(音楽評論家)紹介頂いた動画は以下の5つ。①ベルリン・ドイツオペラ1983年ライヴパウル:
昨日は、3/1・2に、びわ湖ホールで上演されるプロデュースオペラ・コルンゴルド作曲『死の都』の事前講座を、ホール向かいにあるコラボしが21という施設で受講してきました。3月のびわ湖ホール・プロデュースオペラの事前講座は、概ね毎年この時期に開催され、演目に拘らず講師は音楽評論家の東条碩夫先生。全2回・各2時間で、第1回は作曲者や作品の概要を解説、第2回では海外歌劇場での実演動画を幾つか紹介しながら更に掘り下げて見どころ等を教えて頂きます。東条先生の話は面白くて分かりやすいので、予定があえば、こ
去る12月13日(金)夜に大阪のザ・シンフォニーホールで開催された「ブルックナー生誕200年記念大阪フィルハーモニー交響楽団特別演奏会」に於ける、音楽監督尾高忠明の指揮によるブルックナー/交響曲第8番(ハース版)の演奏について、音楽評論家の東条碩夫氏が「明らかに6年前の演奏の時と違い、何か一種の魔性的な力をより強く感じさせるものだったと言っていいだろう」「尾高特有の緻密で整然たる構築性はもちろん今回も失われていないが、それ以上に凄まじいほどの強靭さが目立っていた」「尾高忠明と大阪フィルの畢生の
今週のチケ取りは、びわ湖ホール自主事業で「近江の春・クラシック音楽祭」と共に最も重要なイベントである、3月のプロデュースオペラと事前講座の2件でした。3/1びわ湖ホールプロデュースオペラコルンゴルト作曲歌劇『死の都』全3幕(ドイツ語上演・日本語字幕付)一度も観たことがない演目ですが、びわ湖ホール友の会会員としては絶対外せない公演ですWキャストですが、森谷真理さんが出演される3/1を選びました出演&スタッフパウル:清水徹太郎*マリー/マリエッタ:森谷真理フランク:黒田
長くツンドクだったこの本。1989年の新日フィルとのチクルスの際、演奏会の翌日、東条碩夫さんがインタビューしたものをまとめてあります。順に5番まで辿り着きました。テンポの話も多いですが、さまざまな理由で楽器を重ねたり、ボウイングの関係でフレーズを切ったり繋げたり、指揮者がいかに細かい点まで検証して指示を出すのかが分かる内容です。「オケの連中が…」といった、先生独特の語り口も楽しい。関西人にとって朝比奈先生は神様でした。小中時代、年末にフェスティバルホールまで第九を
『音楽の友』2月号の特集は、コンサート・ベストテン2022。39人の音楽評論家・記者が、それぞれベスト10を選んでます。演奏会数も載せているのですが、39人中15人が「非公開」。演奏会数を公開している人で、最多は309回、最少は64回。年間100回も聴かない評論家が選ぶベスト10って、意味があるのだろうか。そして、演奏会数を「非公開」と回答している人。自分が行った演奏会の回数位、憶えていないのだろうか。約100回と大凡の回数でも書くのが、誠実な態度ではあ
1/22に行った京響定期演奏会(★)について、指揮者の井上ミッキーがブログを記載しておられたので、リンクを貼ります。ソリストの「上野通明君は、本物だ。これから大いに伸びる。1日目には良い演奏ではあったが、プロフェッショナルな意味でのコミュニケーションに難があったが、一緒に久しぶりのムガールでカレーを食べ話し、今日本番前にワーワーと伝えたことを、120%咀嚼して実現!こういうのは超ウレシイ。」とのこと。1日目でも充分良かったエルガーのチェロ協奏曲ですが、2日目はもっと良くなっていたみたい。今後
昨日は、3月に、びわ湖ホールで上演予定のワーグナー作曲オペラ『パルジファル』のオペラ講座・第2回をホール向かいのイベントスペース、コラボしが21で受講してきました。12/19の第1回(★)に続いての2回目で、これにて、本番を待つことになります。出演講師:東条碩夫(音楽評論家)講師は、第1回と同じく、音楽評論家でワグネリアンの東条碩夫先生。びわ湖ホールプロデュースオペラの初級オペラ講座ではお馴染みです。今回は、ホールHPに記載されている以下の内容で、前回の第1第2幕の解説に
昨日は、来年3月に、びわ湖ホールで上演される、プロデュースオペラワーグナー作曲『パルジファル』のオペラ講座をホール向かいのイベント施設コラボしが21で受講してきました。ワーグナーのオペラは面白いのですが、話が複雑であったりするので、この事前に開催されるオペラ講座を受講すると、本番での観劇がより楽しくなります。そこで、僕は以前も、可能な時は行くようにしてきました(★、★、★、★)。講師は、この講座ではお馴染み、音楽評論家でワグネリアンの東条碩夫先生。毎回、わかりやすく解説されます。出演
新国《うぐいす》&《イオランタ》は昨日が楽日。観に行きましたが、感想は4/8と同じなので書きませんでした。《イオランタ》のヴォデモン役が、大いに不満。内山さんはゲネでは歌わず、演技だけだったそう。体調不良のまま本番を迎えたのかも知れませんが、結局、最後まで調子は上がらず。感想は人それぞれなので、他人の感想をどうこういう気は毛頭ありません。ただ、音楽評論家の評価も分かれているのは、興味深い。東条碩夫さんは、4/8公演について、ブログで次のように書いてます。
昨日は、3月に、びわ湖ホールで上演されるオペラ「ローエングリン」のオペラ講座全3回の最終回でした。講師の音楽評論家・東条碩夫先生から、初回(★)は物語の概要を、第2回(★)では、色々な演出を学びました。最終回の今回は、ロマンチック・オペラの真髄と題して、本番での楽しみが増えるようにと、ワーグナーのオペラで多用されるライトモティーフについて、この「ローエングリン」ではどういうものがあるか、どういう場面で流れるのかを教えて頂きました。オペラの熱心なファンの方はご存知と思います
一昨日のプレトーク・マチネに続き、昨日は、3月にびわ湖ホールで上演される『ローエングリン』のオペラ講座第2回でホール向かいの、コラボしが21に行ってきました。全3回の講座ですが、第1回の講座(★)では、ドラマのストーリーを分かりやすく講師の東条碩夫先生に教えて頂きました。東条先生は、今回、滋賀に来るにあたり、PCR検査で陰性を確認してから、お越し下さったそうで、ありがたい話です。今回の第2回のサブタイトルは、「ローエングリンとは何者?」。「ローエングリンは、本当に神から遣わされた
昨日は、3月に、びわ湖ホールで上演される、プロデュースオペラワーグナー作曲「ローエングリン」のオペラ講座がホール向かいにあるコラボしが21で開催されたので、受講してきました。プロデュースオペラの講座ではお馴染みの音楽評論家・東条碩夫先生がDVDを駆使して本番をより楽しく観るための予習をさせて下さいます。会場のコラボしが21の大会議室でSD仕様の座席とするため、3人かけの机に二人づつ間隔を空けて着席。完売で当日券はなく、おそらく100名はおられたと思います。全3回の講座で、昨日の1
毎年3月に開催される、びわ湖ホール・プロデュースオペラ、今年は、ワーグナー作曲の「ニーベルングの指環」通称びわ湖リングの第3日目『神々の黄昏』(全3幕)が無観客公演となったものの、高い評価を得ました(★)。そして、その後、7月に予定されていた「竹取物語」、11月の「セリビアの理髪師」が中止となり、びわ湖ホールでは、未だオペラの公演は再開されていません。今のところ、来年1月にモーツァルトの「魔笛」、そして、3月にプロデュースオペラとして、ワーグナーの「ローエングリン」が予定されていますが、未
日曜日は朝から、3月に公演される、びわ湖リング最終章「神々の黄昏」のオペラ講座2回目でした。全2回の講座で、前回は昨年12月(★)で、神々の黄昏の第1・2幕について講義を受けました。今回も講師は前回と同じく、音楽評論家でワグネリアンでもある東条碩夫さん。ご本人はワグネリアンの端くれとおっしゃてますが、端くれどころか、プロのワグネリアンやんって感じです。今回もわかりやすく、登場人物、あらすじをいろんな公演のDVDを通じて解説してもらいました。演出の違い、狙いを東条さんがどう解釈してい
昨日は、来年3月に、びわ湖ホールで開催される通称「びわ湖リング」、ワーグナー作曲のオペラ・ニーベルリングの指輪四部作の最終章「神々の黄昏」(★)のオペラ講座が公演までに事前に2回実施される1回目を受講するために、ホール向かいのコラボしが21に行ってきました。ワーグナーのリングは、ライトモチーフでストーリーや人の繋がりが表されたり、懇切丁寧な造りになっているとは言え、登場人物も多く、初見の僕にはわかりにくいこともあり、この講座を受講するようにしています。しかも、この最終章「神々
(6月12日、ANAインターコンチネンタルホテル東京地下1階プリズム)この賞は、指揮者渡邉膮雄さんの業績を今後に引き継ぐため、1992年に設定され、次代の音楽界を担う優秀な指揮者、およびオーケストラ界に貢献した関係者の顕彰を行っている。今回は音楽賞の該当者なしだったが、特別賞に外山雄三さん(指揮者・作曲家)と、堤剛さん(チェリスト)が選ばれた。受賞理由として、外山さんは1956年指揮者デビュー以来、N響(現職・正指揮者)、大阪フィル、京響、名古屋フィル、仙台フィル、神奈川フィルの