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五月二十日(日)曇り先日当富高基地を後に鹿屋に進出してもう一ヶ月にもなった、月日のたつのは全く早いものなり。今日は一八○○より酒保において慰問演芸が催された、外出もなく毎日毎日不服ではないが、航空隊で夜を明かしも固い生活を送り娑婆の風にも当たりたい今頃であったから我々の喜びは大きなものであり荒れた心とどれ位ほぐれたか知らない。可愛い娘の唄う声、踊る姿、思わずなやましくなって来るものがある。注※やはり健康な若者の一面が垣間見られます。五月二十二日(火)雨晩方迄降っていた雨は何時しか止ん