東京メトロ千代田線で行く神社

境稲荷神社当社は稲荷ですが、狛狐はおらず、赤色幟もありません。拝殿・本殿は、ともに素木。お水取りできるのも嬉しいところです。◇鎮座地：東京都台東区池之端1-6-13◇最寄駅1：根津駅～550m(東京メトロ千代田線）◇最寄駅2：京成上野駅～750m◇御祭神：倉稲魂命◇相殿神：宝剣稲荷大神◇御朱印：なしこの日は、上野東照宮からスタート。五條天神社、花園稲荷神社に参拝し、不忍池(しのばずのいけ)を経て、当社に向かいました。【当社への道】五條天神社

根津神社《境内社の存在感が際立つ根津神社》当社は、日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝わる古社です。現在地(=根津)に遷座する前は、千駄木に鎮座していました。◇鎮座地：東京都文京区根津1-28-9◇最寄駅：根津駅～450m（東京メトロ千代田線）◇御祭神：須佐之男命、大山咋命、誉田別命◇相殿神・大国主命、菅原道真公、◇御朱印：あり◇社格等：元・准勅祭社、旧・府社【表参道】◆社頭大鳥居から拝殿までの参道は緩やかに右カーブします。◆境内

千住四丁目氷川神社当社は、元禄4年(1691年)、長円寺という寺院の境内社として創建。のちの明治3年に独立。氷川神社となり、村社に位置付けられました。今は、南千住・素盞雄神社が管理しています。◇鎮座地：足立区千住4-31-2◇最寄駅：北千住駅～500m◇御祭神：素戔嗚尊◇相殿神：倉稲魂命、品陀別命◇御朱印：なし【参道】◆社頭石の荒垣で社地を囲い、入り口に大鳥居。社頭は、仲町氷川神社に似ています。◆旧水戸街道北千住駅から「旧・日光街道」を北上

大川町氷川神社当社は、かつて千住５丁目に鎮座していました。しかし、大正時代に始まった荒川放水路開削の当該地となったため、当地に遷座しました。◇鎮座地：東京都足立区千住大川町12-3◇最寄駅：北千住駅～1.3km→北千住駅西口からコミュニティバス「はるかぜ」（北千住西側地域循環）千住大川町下車徒歩1分◇御祭神：素戔嗚尊、倉稲魂命◇御朱印：あり→元旦から1月7日まで。氏子さんによる授与です。【表参道】当社参道は、このほかに西参道があります。◆社頭

河原町稲荷神社（かわらちょう）創建年代は不明。当社は千住青物市場の鎮守です。◇鎮座地：東京都足立区千住河原町10-13◇最寄駅：京成線・千住大橋駅～160m◇御祭神：倉稲魂命◇御朱印：あり◆表参道鳥居(東鳥居)旧・日光街道側、住宅地の路地に面しています。昔は、表参道の正面にも石段がありましたが、今はありません。西鳥居は青銅製で東鳥居より大型。６車線の日光街道に面しますが、裏参道となります。↑今回(2021.3)そして↓(2017.5)緑の量って凄いで

湯島天満宮《天満宮への変身は14世紀》当社は、元々、天満宮ではありませんでした。創建は西暦458年。以来、祭神は天之手力雄命。そんな中、1335年に菅原道真公を合祀。天満宮として再出発しました。◆夕暮れの拝殿◇鎮座地：東京都文京区湯島3-30-1◇最寄駅：東京メトロ千代田線・湯島駅◇御祭神：天之手力雄命、菅原道真公◇社格等：旧府社◇御朱印：あり◆湯島とラブホ湯島天神の界隈はラブホが点在します。町のイメージに不似合いな気もします。調べたところ、当地は、

松戸神社（まつど）《静寂で清浄なご神域》当社は、松戸駅から徒歩７分。市内の神社では、もっとも清浄で、もっとも美しい神社の１つだと思います。境内では、お水取りもできます。【表参道】◆一之鳥居純白の神明系大鳥居です。◇鎮座地：千葉県松戸市松戸1457◇最寄駅：松戸駅～550m（JR常磐線、新京成線）◇御祭神：日本武尊◇社格等：村社◇御朱印：あり◆桜満開の一之鳥居2022.03撮影◆表参道両サイドに石灯籠が並びます。５基づつ、計10

松戸浅間神社《爪楊枝を使う狛犬・ドングリを齧る猿》当社は、小さな山そのものを富士山に見立てた浅間神社です。周囲は山麓まで開発され、当社だけがポツンと取り残されています。なにやら、哀愁が漂います。◆社頭～画面左手方向から境内に入ると、すぐ左手に手水舎と「登山道」があります。◇鎮座地：千葉県松戸市小山(こやま)664◇最寄駅：新京成線&JR常磐線・松戸駅～1.5km京成バス・松戸駅西口→市川駅北口行き→松戸二中前バス停～徒歩2分◇御祭神：木花開耶姫命◇相殿神：源義家公

明治神宮《コロナ禍の明治神宮は別世界》つい最近まで、明治神宮はインバウンドや日本人観光客でゴッタ返していて、芋を洗うような状態でした。しかし、2020年5月。人気(ひとけ)がなく、静寂と清浄に包まれた明治神宮に出会えました。◆鎮座地：東京都渋谷区代々木◆最寄駅：JR原宿駅ほか◆御祭神：明治天皇、昭憲皇太后◆社格等：旧・官幣大社、勅祭社◆御朱印：あり【南参道】◆社頭◆一之鳥居～ガランとした参道にビックリ！参道を歩くキモは、玉砂利の音で邪気を祓い

山王日枝神社（さんのうひえ)《明か(さやか)な境内で、心も清か(さやか)に》当社は、政治の中枢・永田町の小高い丘に鎮座します。ご近所は、国会議事堂や総理官邸などです。◇鎮座地：東京都千代田区永田町2-10-5◇最寄駅：溜池山王駅～徒歩5分ほか（東京メトロ銀座線、南北線、千代田線）◇主祭神：大山咋神◇相殿神：国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)＝仲哀天皇(第14代)◇御朱印：あり※比叡山の日吉大社を勧請、と思いこんでいました。しかし、埼玉・

明治神宮《人工の「原生林」に鎮座する神社》当社は、いつも観光客で賑わいます。とくにインバウンドが尋常じゃなく多い神社です。俯瞰すると、まるで東京のど真ん中に「巨大な深緑の穴」があいているかのようです。※俯瞰写真はネットから拝借◇鎮座地：東京都渋谷区代々木神園町1-1◇最寄駅①南参道：JR「原宿」、東京メトロ「神宮前」②北参道：JR「代々木」、東京メトロ「北参道」③西参道：小田急「参宮橋」など◇御祭神：明治天皇、昭憲皇后◇社格等：旧官幣大社、勅祭社◇御朱印：あり

柏神社と小金八坂神社（かしわ)＆(こがね)《柏神社は出羽三山と八坂神社を合祀》柏神社と小金八坂神社を２社まとめてご紹介します。①柏神社羽黒神社と八坂神社を合祀した神社で、1660年頃の創始と伝わっています。◇鎮座地：千葉県柏市柏3-2-2◇最寄駅：柏駅～350mJR常磐線＆東武アーバンパークライン◇御祭神：羽黒神社→月讀尊、伊氐波神、稲倉魂命、大山祇命、大己貴命、少彦名命◇御祭神：八坂神社→素戔嗚尊、稲田姫命◇御朱印：あり◇社格等：村社◆手水

太田姫稲荷神社別名：一口稲荷神社（いもあらい稲荷神社）《太田姫は、神話に登場しない女神》1457年に太田道灌が京都の「一口(いもあらい)稲荷神社」を勧請し、旧江戸城内に稲荷神社を築いたのが始まり。その後、城内の鬼門への遷座を皮切りに、遷座を重ねます。◇鎮座地：元宮＝千代田区神田駿河台1-2◇鎮座地：本宮＝千代田区神田駿河台4-8◇最寄駅：JR総武線「御茶ノ水駅」＆東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」～徒歩５分◇御祭神：倉稲魂神、菅原道真、徳川家康◇御朱印：あり→本

2019年5月23日、猿田彦神社の「庚申祭」を見学してきました。猿田彦神社（赤坂「山王日枝神社」境内)～『庚申祭』（こうしん祭）※庚申さまは、皇孫を御先導申し上げた御事績により道案内の神として信仰されています。(by山王日枝神社HP)山王日枝神社に祀られている、というのは《猿つながり》ということでしょうか。◇鎮座地：東京都千代田区永田町2-10-5『山王日枝神社』境内◇最寄駅：東京メトロ銀座線&南北線「溜池山王駅」、千代田線「赤坂駅」～徒歩３分◇御祭神：庚

葛西神社（かさい）《旧社号は香取宮》創建は1185年。当地の領主葛西家が下総國・香取神宮の御神霊を祀り、上葛西&下葛西の三十三郷総鎮守としました。社号は、長く「香取宮」でしたが、明治維新で「香取神社」と改称。1881年に現社号へと変更しました。◇鎮座地：東京都葛飾区東金町6-10-5◇最寄駅：JR常磐線・金町駅＆京成線・京成金町駅～850m◇御祭神：経津主神◇相殿神：日本武尊、徳川家康命◇御朱印：あり【表参道】◆一之鳥居～一般道路から石段を数段あがる

亀有香取神社《当社で『東国三社巡り』が実現！》『こち亀』のおかげで、その名が知れ渡る亀有。今回はその鎮守である亀有香取神社です。◇鎮座地：東京都葛飾区亀有3-42-24◇最寄駅：亀有駅～350m→東京メトロ・千代田線、JR常磐線◇御祭神：経津主神◇相殿神：武甕槌大神、岐大神◇御朱印：あり上記の祭神を御覧ください。当社は、『東国三社』巡りを簡便に実現できる、貴重な神社です。※東国三社香取神宮＝経津主神鹿島神宮＝武甕槌大神息栖神社＝岐大神(

新宿日枝神社（にいじゅく）新宿区の新宿ではありません。葛飾区の新宿です。この町は、江戸時代に水戸街道の宿場町として栄えました。明治になり、『日枝神社』と改名するまでは、『山王大権現』という神仏習合の聖地だったようです。◇鎮座地：東京都葛飾区新宿2-1-17◇最寄駅：①常磐線・亀有駅～1.4km◇最寄駅：②上野駅前バス停から都バス・草39系(金町駅行)→新宿一丁目バス停～180m◇御祭神：大山咋命◇御朱印：あり※①は、途中で亀有香取神社に寄れます。【関連図

南水元富士神社（みなみみずもと）【当社の核心】◆富士塚～凄い富士塚です。シルエットを御覧ください。美しい円錐形は、まさに富士山です。神南備山とまで、言ってしまいましょうか。【注】神南備(かんなび)・・・神が「鎮座する」または「隠れ住まう」山や森の神域の総称。◇鎮座地：東京都葛飾区南水元2丁目1-1◇最寄駅：金町駅からバスで15分（JR常磐線・京成線）◇御祭神：木花咲耶姫命◇御朱印：6月30日＆7月1日のみ。→(新情報)：本務社の「半田稲荷神社」でもらえるようで

代々木八幡宮《境内に竪穴式住居の復元遺跡》当社は、主祭神＝応神天皇以外の神さまがイレギュラーです。すなわち、神功皇后が祀られておりません。アマテラスやククリヒメが祀られています。◇鎮座地：東京都渋谷区代々木5-1-1◇最寄駅：代々木公園駅～350m（小田急線・東京メトロ千代田線）◇主祭神：応神天皇◇相殿神：天照大御神、菊理媛大神◇御朱印：あり【関連図版】◆左：『名所江戸百景』広重～「玉川堤の花」◆右：社号標筆者撮影◆図版について玉川堤とは、玉

千住本氷川神社（せんじゅもと氷川）千住は、隅田川と荒川に挟まれた狭い地域にもかかわらず、氷川が４社も鎮座しています。◇鎮座地：東京都足立区千住3-22◇最寄駅：北千住駅～550m（東京メトロ、JR常磐線、東武線、つくばex.）◇御祭神：素盞鳴尊◇御朱印：あり【関連図版】◆『富嶽三十六景』葛飾北斎～「従千住花街眺望之不二」【図版について】遠景に雪化粧の富士山と千住の花街。従者が担いでいるのは、布で覆った鉄砲です。彼らは、花街が気になってか、キョロキョロ

2017年12月、東京メトロを使って都内の神社を巡りました。諏方神社（すわ）「方」は誤字ではありません。神社が所有する、元禄時代の記録に「諏方大明神」とあることに拠って、社名に「方」を用いている。と、宮司さんがおっしゃっていました。◇鎮座地：東京都荒川区西日暮里3-4◇最寄駅：西日暮里駅～徒歩3分(JR山手線・京浜東北線＆東京メトロ千代田線)◇御祭神：建御名方命◇御朱印：あり【表参道】◆一の鳥居＆別当寺～鳥居の右手に、別当寺「浄光寺」山門が見えます

千住神社(せんじゅ神社)◇鎮座地：東京都足立区千住宮元町24-1◇最寄駅：東京メトロ・北千住駅～900m◇最寄駅：京成線・千住大橋駅～650m◇御祭神：須佐之男命、宇迦之御魂命◇御朱印：あり【関連図版】◆左：『名所江戸百景』「千住乃大はし」広重～江戸幕府を開いた当初、隅田川に架かる橋は、千住大橋だけでした。【参道】◆一の鳥居◆手水舎柱の意匠が面白いです。◆三之鳥居【宮元富士】◆浅間神社御祭神＝