美しいリンバロストの森の端に母のキャサリンと暮らす少女エルノラ。不慮の事故で夫を亡くして以来、人が変わったように、得るのらに対して冷淡になってしまった母に疎まれ、協力を得られない状況にありながらも、高校進学を決め、そのための費用を自力で稼ぐ決意をします。高校で優秀な成績を収め、卒業後の大学進学を視野に入れて資金稼ぎにも励むエルノラですが、そんな彼女の計画はなかなか思うように進みません。けれど、エルノラの周囲で彼女を支え、助けていた人々の働き掛けもあり、キャサリンも、自身の中のエルノラへの愛情に気