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2026年-令和8年8月11日シネ・ヌーヴォ昭和28年作品「日本映画の黄金期はこの師弟から始まった!」、本作品は9年12月に録画で観ていますが、記憶からは消えていました。原作は川端康成、脚本は新藤兼人、監督は吉村公三郎。男と女3人が絡むドロドロ劇、杉村春子が凄いよ!69年に増村保造監督版が有ります。追記、主演俳優陣からは松竹か東宝作品かと思いますが、大映映画なのも驚きます。上映後、藤井仁子氏よりトーク頂きました。
哲学者であり、心理学者の岸見一郎(1956年-)氏とライターの古賀史健氏との共著『「嫌われる勇気」自己啓発の源流「アドラー」の教え』に「「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、と言う事です」と言う一節がある。"世界が変わる"とは些か大袈裟だが、わたし自身の発想やものの見方が変われば「世界観」は変わるだろう。そりゃ視点が変わるので当たり前だろう。そんなものだと思う。さて昨日は休みだったが、まあのんび
湯治場で療養するお琴(京マチ子)を母(滝花久子)が訪問する。鵙屋の丁稚たちの話題は父親が誰なのかわからない子を宿したこいさんのこと。からかわれる佐助(花柳喜章)。そして母はお琴に相手は誰かと問うのだが、彼女はお互いに名を明かさない約束だと言う。佐助なら養子にしてもよいと安左衛門も承知していると話す母は、素性のわからない子を店で育てるわけにはいかないと言う。ひばりの鳴き声。舞い上がって行くひばりを見た記憶を話すこいさん。芸者を揚げての宴会に向かう駕籠に乗った一行が橋でこいさんと母を通り過ぎて
「春琴抄」の二度目の映画化作品(昭和二十九年)。監督は伊藤大輔。稽古は厳しいが、春琴はわがままな放題な人物としてはあまり描かれていない。佐助に対してやさしさを見せたりもするのだ。三味線の構え方が独特で、胴を座布団の端っこに置いている。だから右肩が下がったりしている。春琴が出した看板に「生田流」とある。船越英二と高品格の大阪弁は気持ち悪うて聞いてられん…。*****佐助が道修町の薬種商、鵙屋での丁稚奉公を始めたのは慶応三年のことだった。そして明治八年になって、佐助(花柳喜章)の父、加平
『反逆児』映画トーキー110分カラー昭和三十六年(1961年)十一月八日公開製作国日本製作東映京都製作大川博企画辻野公晴栄井賢小川貴也原作大佛次郎『築山殿始末』より脚本伊藤大輔撮影坪井誠照明和多田弘録音中山茂二音楽伊福部昭編集宮本信太郎記録石田照装置木津弘装置中岡清美粧林政信衣裳三上剛
平さん(笠智衆)が駒子(高峰三枝子)に女は盗っ人だと言う。シベリアから復員してみると、妻は他の男と蒸発していたのだ。若い娘と結婚して見返せばいいと駒子が言うと、平さんは妻を奪われたのだから、人妻をもらうつもりだと。そして、駒子を襲おうとする。逃げ出す駒子。激怒した平さんは、家を破壊しにかかる。*****羽根田(三津田健)は東京で耳にした駒子と隆文そして辺見のことで機嫌が悪い。そして駒子がやってくる。彼女を連れ出したおば(田村秋子)は、五百助(佐分利信)のことなら放っておけばいいと言う。夫が
その頃、師匠(東野英治郎)が橋の下近くに引っ越すことになったと五百助(佐分利信)に言う。屋根も床もあるらしい。みんなに金さんと呼ばれる師匠は、仲間に丁重に迎えられる。近くの小屋には、金さんには見慣れないヤギを連れた男(小沢栄/栄太郎)が入り込んでいた。夜、仲間たちは火を焚いて宴会。いいところに来たと五百助が金さんに言う。いつまでもいていいと金さん。彼は、寝言から五百助の妻の名が駒子だと知っていた。*****馬鹿囃子の稽古のために、東京のユリの実家まで来た羽根田(三津田健)が、呼び出した駒
岸田衿子(えりこ)・岸田今日子「ふたりの山小屋だより」(文春文庫、2001年)を読んだ。これも亡妹の遺品。岸田衿子、今日子姉妹が、毎夏を過ごした北軽井沢での思い出をつづったエッセイと青春時代の日記、そして谷川俊太郎を交えた三人の鼎談を納めた本である。岸田姉妹、父の戯曲家岸田國士(くにお)一家が住む別荘は「北軽井沢」の「法政大学村」にあるのだと思っていたが、冒頭の第1章から「六里ヶ原の話」という題名で、「北軽井沢」など見出しには一切出てこない(文中では散見されるが)。岸田の
「華岡青洲の妻」(1967)医学的快挙の裏にあった嫁姑問題を描いた文芸作品をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は増村保造。予告編はコチラ。18世紀後半から19世紀にかけての紀州でのお話。武家の娘である加恵が医師の華岡直道(伊藤雄之助)の妻の於継(高峰秀子)がいかに素晴らしい嫁であるかを乳母(浪花千栄子)に教わります。その依頼ずっと憧れの女性となっていた於継が実家を訪れて、成長した加恵(若尾文子)を長男の嫁に欲しいと熱烈オファー。両親の心配をよそに快諾した加恵は
先月もう一度朝のお花見前々回の近況記事では桜がまだ咲ききっていなかったので、その後もう一度平和公園へ行って参りました。今や紫陽花の時期に桜の記憶をアップするつて出すね・・・ですね。前回の記事からもずっとスケッチを続けているので、映画はあまり拝見していないのですが、実相寺昭雄監督『屋根裏の散歩者』(1992)版拝見しました。いつも大好き嶋田久作様が若き日の明智小五郎役で嬉しい一作。いつもはなかなか拝聴しない特典音声も拝聴。プロデューサーと監督のトークも
前回につづき、尾道の商店街をあるき、某施設に入場しました。そこの受付のおじさんと会話しました。(人物特定を避けるため某施設としています)映画「東京物語」に思い入れがあるそうで、20回くらい見たとのこと。・竹村屋の家紋は小津の拘りで変更している。・最後のシーンが尾道でおわるのは反戦を意味している。(原節子演じる紀子は夫が戦争で亡くしている)・小津安二郎は原節子に恋愛感情があったが、自分の命を悟りプロデューサーの山本武氏に委ねた。などの解説(主観もあるとおもうが)をしてもらいました。
『秋刀魚の味』映画トーキー113分カラー昭和三十七年(1962年)十一月十八日封切製作国日本製作言語日本語製作会社松竹大船撮影所脚本野田高梧小津安二郎製作山内静夫撮影厚田雄春美術浜田辰雄荻原重夫音楽斎藤高順録音妹尾芳三郎照明石渡健蔵編集浜村義康録音技術石井一郎色彩技術渡辺旦監督助手田代幸三撮影助手老川元薫現像東京現像所装置高橋利男装飾石井勇衣裳長島勇治録音助手堀義臣照明助手本橋昭一進行金
かつての小作人のところへ賃鋤に行く初治(小林桂樹)を見て、みっともないと機嫌が悪い和助(中村雁治郎)だが、「いいカネになるんだよ」とタネ(清川虹子)。みち子(司葉子)は夫の初治とともに働くと言う。そして母、とよ(杉村春子)には初治の家を追い出された過去があると聞いたとみち子。父ではなく祖父が追い出したのだと初治。だが、生後数カ月だった彼にその記憶はない。しんみりする二人だが、自分たちは「そんなことになってたまるか」と初治。千枝(新珠三千代)が用意していたのは夫婦布団。八重(淡島千景)が大
街で浜子(水野久美)とばったり会った信次(太刀川洋一)。彼女が「本家の圧力で」進学をあきらめたと言うと、彼は「あきれかえってものも言えねえな」。コーヒーと映画の後、信次が彼女を夕食に連れてきたのは千登世食堂。*****信次が帰宅すると待っていたのは父、和助(中村雁治郎)だった。借金なしでは初治(小林桂樹)の婚礼が成り立たないと父が言うが、銀行からの借り入れはほぼ無理だと信次。父は分家なら麦と米からの収入と、やってくる嫁に働かせれば利息を付けて返済できるという話を信次から分家にしてほしいと頼
成瀬巳喜男監督による映画。昭和三十三年。二時間超。パインジュースとグレープジュースはそれぞれ六十円。レモンティーは五十円。*****農家の生活と相続を取材する記者、大川(木村功)の質問に答えるのは厚木の村に住む八重(淡島千景)。滞納している税金、借金、そして年寄りも平等に相続するのだから新憲法下の均分相続に賛成すると八重ははっきりと話す。自分の自転車がパンクしてしまい、八重の自転車の後ろに乗せてもらって街まで戻った大川は、礼に彼女を食堂へ誘う。夫は戦死したと八重。「千登世食堂」の主人、千枝
ランクBの上東京近郊の元地主の花農家の娘たちが時代に翻弄されながらも自分の生き方を見出すまでの物語です。大映美人女優の共演ですがこの映画の主役は、杉村春子演じる土地を守ろうとする未亡人の母親です。杉村春子の安定感が華やかな娘たちの恋物語を支えています高度成長が始まった東京の拡大により先祖伝来の土地建物を手放さざる負えない元地主の悲哀を描いています。敗戦後のGHQの農地解放により大地主は、二束三文で農地
寛太(初山たかし)の家の玄関にシャツとパンツを置いていく者がある。走り去る後ろ姿は山金(宮田二郎)だった。*****健二(島村イツオ)らが街の落書きを消しているところに通りがかった坂田教頭(牧龍介)が落書きをしているのだと誤解する。誤解は解けるが教頭は「命令的に」やればもっと効果があると言うが、松村(笠智衆)は疑問に思う。松村はそして、自発的に落書きを消すように生徒らを励ます。自分も仲間に入れてもらうからと。落書き消しに精を出すみんな。一度消してもまた落書きがあればどうすると松村に問われ、
山金(宮田二郎)のことは教員の間でも問題視されるが、松村(笠智衆)はいま話しても意固地になるだけだからもう少し待つと岡野(泉田行夫)に言う。*****雪が積もる日。落とした財布を取ってきてくれと寛太(初山たかし)に頼む山金。「ほな、見てくるわ」と寛太。そこは危険な場所だった。心配する級友たちに山金は「黙ってえ!」。案の定、池に滑り落ちた寛太は、「金ちゃん、なんぼ探してもあらへんわ」。*****理由なく穴を掘る寛太。そこへ三十分入っていれば足が金色になると山金が言う。埋められてしまう寛太
昭和二十三年の稲垣浩監督による作品で、太秦、嵯峨、嵯峨野、第三錦林(以上京都)、御坊(和歌山)の各小学校が「参加応援」している。香川良介、杉村春子、島村イツオの京都弁はちょっとおかしい。遠足に行けるほど静かな嵐山…。相撲大会の場面で、なんやしらん、泣けてきた。*****唱和十二年のこと。動作緩慢で授業中も床に座り込む中山寛太(初山たかし)に、他の生徒の迷惑になるから席を教室の外に出すと訓導(常盤操子?)が言う。級友たちにはからかわれる。登校したくないと言う寛太を母(杉村春子)はやさしく
4月4日が命日・忌日の有名人・著名人397年?歳没(?)アンブロジウスさんキリスト教のラテン教父、ミラノ司教636年76歳没(?)イシドールスさん神学者1284年62歳没(?)アルフォンソ10世さんカスティーリャ王1617年67歳没(痛風)ジョン・ネイピアさん数学者対数を考案ネイピアの骨1841年68歳没(肺炎)ウィリアム・H・ハリスンさん第9代アメリカ合衆国大統領1919年86歳没(?)ウィリアム・クルックスさん化学者、物理学者タリウムの発
監督小津安二郎こんなに優しい両親なんですね。周吉(笠智衆)と、とみ(東山千栄子)。どんな状況でも受け入れて、周りに対して腹を立てない。しかし、ホントに子供達はかまってやりたいが自分の今の生活に忙しくままならない状況。特に志づ(杉村春子)はキツイ性格の印象を受けますが一応、両親の事を非常に気に掛けているのは伝わってきます。紀子(原節子)に東京見物をお願いしたり、熱海の温泉に行かせたり。結果としては熱海はひどいものでしたが。でも、酔って帰ってきた周吉とその友人を嫌々ながらも受け入れ
『流れる』映画トーキー108分白黒昭和三十一年(1956年)十一月二十日封切製作国日本製作言語日本語製作東宝配給東宝製作藤本眞澄原作幸田文脚色田中澄江井出俊郎撮影玉井正夫音楽斎藤一郎美術中古智録音三上長四郎衣装考証岩田専太監督助手川西正義編集大井英史製作担当者島田武治衣裳考証岩田専太郎清元指導清元梅吉特殊撮影東宝技術部現像光映新社配役おはること梨花田中絹代つた奴山田五
3月15日日曜日〜その2GALETTEauBEURREを食べながら、黒柳徹子著『トットあした』を読む。P214〜212では、杉村春子さんのことが書いてある。(写真)スクラップブックの「文学座自由に重厚に80年杉村春子ら名優、劇作家輩出」山根由起子(H29年2月6日朝日新聞)。7時から9時55分まで二度寝。
小津映画では原節子が出演した「東京物語」「晩春」「麦秋」の紀子三部作が有名だが、後期のカラーになってからの「お早よう」「小早川家の秋」そしてこの「秋刀魚の味」も傑作。<ストーリー(WIKIPERIAより)>大手企業の重役として働いている平山周平(笠智衆)は妻に先立たれ、長女の路子(岩下志麻)、次男の和夫(三上真一郎)と3人で暮らしている。平山周平(笠智衆)長女の路子(岩下志麻)次男の和夫(三上真一郎)ある年の秋、路子の上司で、周平の旧友でもあ
来る2月16日は、淡島千景の没後14周年となります。それを記念して彼女の作品を紹介します。■淡島千景1924年2月24日-2012年2月16日満州・奉天生まれ東京日本橋で毛織物を商う裕福な家庭に生まれ、3歳の時にお稽古ごととして日本舞踊を習ったのがこの道へ入るきっかけだった。宝塚で娘役として人気絶頂期を迎えた1950年松竹と専属契約を結び、映画界に。デビュー作『てんやわんや』でいきなりブルーリボン主演女優賞を獲得。1955年東宝作品『夫婦善哉』に志願して出演。二度目の主
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、俳優・テレビ司会者・エッセイストの黒柳徹子による最新エッセイ集『トットあした』の中から、女性写真家リリイ・スタンズィと、オペラ歌手マリア・カラスについて書かれた章を、番組用に編集してお届けします。今夜は、その第1夜。テレビ司会者、俳優はもちろん、名エッセイストでもある黒柳徹子。2025年に出版された最新のエッセイ集『トットあした』は、黒柳徹子が人生で出会った素敵な人物の言葉を、愛情を込めて描いている。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1953年制作今井正監督樋口一葉作「にごりえ」「十三夜」「おおつぐもり」のオムニバス作品。主演者が凄い。往年の名俳優ばかり。淡島千景杉村春子久我美子中谷昇山村聰等々。文学座の面々も多数。あまりに若くて判別できない人もあったが、やはり面影がある。それだけでも感激。お話は明治の人々の哀感あふれるシーンの連続。貧しい人々の悲しみは尽きない。良い映画であった。
元の島へ戻ってきた小山(夏川静江)が患者の家を訪れるが、留守番していたのは幼女のきよこだった。「悪いむしむし」がいないことを確認した彼女はきよこの髪をといてやる。桜の花びらが散る。きよこは去ろうとする小山を「おばちゃん、さいなら」と言いながら追いかけてくるのだった。*****堀口の本家の娘がどうやら感染しているらしいと聞いた小山が堀口家を訪れる。療養所の名刺を見た当主(林幹)は、三十五代続いてきた家に患者が出たことを隠してきたと言い。そして先祖、親類、世間に詫び、娘の治癒を願っていると話
『晩菊』映画トーキー101分白黒昭和二十九年(1954年)六月二十二日封切製作國日本國製作言語日本語製作会社東宝配給東宝製作藤本真澄原作林芙美子脚本田中澄江井出俊郎音楽斎藤一郎撮影玉井正夫美術中古智録音下永尚照明石井長四郎編集大井英史チーフ助監督川西正純製作担当者真木照夫特殊技術東宝技術部現像東宝現像所配役倉橋きん杉村春子中田のぶ沢村貞子小
お早よう-1959-この映画はJ:COMで観ました1959年5月12日公開解説『お早よう』は、小津安二郎監督による1959年(昭和34年)の日本映画で監督第50作。また小津作品としては『彼岸花』に続いて2本目のカラー作品であり、画面における色彩の使い方に小津の遊び心が随所に感じられる。物語は、郊外の新興住宅地を舞台に元気な子供たちにふりまわされる大人たちをコメディタッチで描いている。本作品では子どもたちがオナラ遊びに興じる場面が出てくるが、「オナラ」を使ったギャグは小津監督がサイレン