本能寺(ほんのうじ)は、法華宗本門流の大本山の寺院です。山号はなく、本尊は本門八品上行所伝の南無妙法蓮華経。本能寺の変の舞台として知られています。現在の寺院には、恵昇院、蓮承院、定性院、高俊院、本行院、源妙院、龍雲院七院の塔頭があります。本能寺は、当初は「本應寺」という寺号で、1415年に京都油小路高辻と五条坊門の間に、日隆によって創建されました。法華経の解釈をめぐる対立があり、一旦都を離れましたが1429年に戻り、千本極楽付近に本應寺を再建しました。1433年土地の寄進を受けて寺地を移し、寺号