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有栖川有栖さんの『江神二郎の洞察』を読了しました。9編からなる短編集。「瑠璃荘(るりそう)事件」「ハードロック・ラバーズ・オンリー」「やけた線路の上の死体」「桜川のオフィーリア」「四分間では短すぎる」「開かずの間の怪」「二十世紀的誘拐」「除夜を歩く」「蕩尽(とうじん)に関する一考察」どの作品もとても面白かったです!皆さんの評価が高いのも頷けます✨個人的お気に入りは『4分間では短すぎる』です。目線で会話をして話の流れをもっていく3人の連携プレーとか良いですね(*´艸`*
今期2024春ドラマ「アンメット」で三瓶センセ(若葉竜也)がカミカミしていたピンクのグミアレなんだろうって気になっている人もいるのでは?レッドバインズツイストオリジナルレッド397g(14oz)ソフトキャンディーRedVinesTwistsOriginalRedLicoriceCandy,14ozBag楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}海外ドラマや歴代の本格ミステリー小説でも主人公たちが好んで嗜好しているネジネジしたピンク色
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです↓綾辻行人さんの、「鳴風荘事件殺人方程式Ⅱ」です。今頃か、と言われそうですが。双子の、明日香井響、叶兄弟のシリーズの二作目です。六年前に殺害され、伸ばしていた髪を切り取られていた美島紗月。そしてその妹の夕海が今度は、中学時代の友人たちとの再会の場であった鳴風荘の中で、同じように長い髪を切断された状態で殺害される。理由あってこの場に居合わせることになった明日香井響は、この事件の謎に挑むことになったが………こんな感じの出だしです。綾辻さんとい
「農家刑事とパリジャンヌ刑事の捜査ファイル」ドラマの舞台はフランス西部の町アングレーム農業を営む刑事ギャビーは白人の養父母に育てられた黒人女性実家の農家を引き継いで無農薬野菜など生産する傍ら愛犬とトリュフ狩りを楽しむなどスローライフを満喫刑事の給与で農家を切り盛りするのは大変なのか、バーの用心棒を務めたりスーパーの駐車場で自家製野菜を売ったり民泊を始めてみたりとなにかと副業にも勤しんでいるところがとってもユニーク彼女の相棒はパリから来たお堅いイン
5月8日水曜日です。今日は本レビューです。思い入れ深い作品なのに、そういえば記事にしていないな、と気づき、レビューさせていただきます。『十角館の殺人』(綾辻行人著)半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の七人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生き残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。日本のミステリ界は、綾辻行人さん以前、綾辻行人さん以降と分けられ
京極夏彦さんの分冊文庫版『絡新婦の理一』を読了しました。「でも、あのう、お二人に会いたいって人が――」「会いたい?誰?」「蜘蛛の僕(しもべ)の――人達が」「ふふふふふ。蜘蛛を信じる仲間ですわ」。房総の女学校・聖(セント)ベルナール学院の生徒・呉美由紀は校内に潜む背徳の行為と信仰を知って戦慄する。連続目潰し魔に両目を抉られた教師・山本純子は呪われて死んだのか。そしてもう1人、教師の本田幸三が絞殺され、親友・渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投じた!(Amazonより)再読中の百鬼夜行シリーズです
残り「ミステリー」2冊。「好きです、死んでください」中村あき本格ミステリー。「無人島」を舞台にした、若者6人による恋愛リアリティー・ショー「クローズド・カップル」。船のトラブルで撮影B班が到着していない中始まった撮影の「4日目」の朝、人気女優・松浦花火(まつうらはなび)が鍵が掛かった自室で刺殺体となって見つかる。今になって出演を後悔している、自称「陰キャ」の小説家、小口栞(こぐちしおり)は他
自己紹介というほどではありませんが、私は本を読むのが大変遅いです。更に子育てに追われて、夜にはしっかり眠くなってしまうので、なかなか進みません。しかしながら何とか何百冊にも及ぶ積読を減らしたいという思いで、やっといろいろと手をつけ始めました。それでもいつ終わることやら。今読んでいる本『厭魅の如き憑くもの』(三津田信三/講談社文庫)『弱さを愛せる社会へ〜分断の時代を超える「令和の幸福論」』(野澤和弘/中央法規出版)前者は文庫になってからすぐ購入して積読にしていたもの。何とか今月中に読み終
今月読んだのは…連作短篇・ミステリー「赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う」青柳碧人本格ミステリー「しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人」早坂吝本格ミステリー「好きです、死んでください」中村あき短編ミステリー「虚像のアラベスク」深水黎一郎の4冊。読みたいミステリーが増えたため今回は4冊すべて「ミステリー」をチョイス。…したけど、焼け石に水のような。
井上ひさしさんの『十二人の手紙』を読了しました。キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いとかなしみがいっぱいの人生ドラマ。(背表紙より引用)発刊されたの1978年なんですね。私が生まれる3年前ですね😅少女雑誌とかでも文通相手とか募集してたりとかあったかも。今だと考えられないですねぇ。個人情報とか紙面になんか乗せらんないわ💦この作品は今の時代だと書くのは難しいですね。今だとメールやライ
★★★★★第1位。多分に過大評価が含まれていることが多いけれど、ぐうの音も出ない。島田荘司さん、綾辻行人さん名だたる本格ミステリーの先駆者...敢えて先駆者という呼び方をしてもどこからも文句は出ないと思うけれど、名前を聞けば、ミステリーファンであれば、一度はその作品に触れたことがある作家さんが、帯にコメントをのこしている。・・既にミステリーは始まっていた。碧月夜...何ともミステリアスな名前である。本作の主要キャストの一人、まだあどけない表情を見せつつも、どこか妖艶さを
あなたが誰かを殺したAmazon(アマゾン)あなたが誰かを殺した[東野圭吾]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}ご存じ、加賀恭一郎シリーズです。ちょっとだけネタバレ含んでいます。色々な意味で読者を裏切る作品です。舞台は別荘で起きた連続殺人事件という触れ込みです。となると加賀刑事が探偵役で、本格ミステリーを地で行くフーダニットモノかと思わせておいて、そうではない。事件関係者が一堂に集まって真相が徐々に明らかになって
東川篤哉さんの『仕掛島』を読了しました。岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。球形展望室を有する風変わりな別荘・御影荘で遺言状が読みあげられた翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から孤絶する事態に。幽霊の目撃、鬼面の怪人物の跳梁、そして二十年前の人間消失――続発する怪事の果てに、読者の眼前に驚天動地の真相が現出する!瀬戸内海の島を舞台にした『館島』につづく『仕掛島』。今作の方が面白かったです!前作はテンションの高さに疲れてし
近藤史恵実業之日本社ジョイ・ノベルス2005年2月発行はい、ちょっと古い作品ですね。近藤さん、前回はこちら『61_間の悪いスフレ』近藤史恵東京創元社(創元クライム・クラブ)2023年9月発行近藤史恵さん実は・・きちんと読むのはお初かも・・ずっとアンソロジーの中の1編、とかいう形で読んで…ameblo.jpビストロ・パ・マルのシリーズは・・なかなか最初の本が借りられず・・諦めて違うのを借りてきたのですが・・またしてもシリーズの最初ではありませんでした。。2冊目のような
★★★☆☆〜警防課救命チームさて、何のチームやらと首を傾げながらの幕開け。その程度の知識しか持ち合わせない自身に恥じ入りつつ、つまりは、救急隊の活躍!?を描いた本格長編ミステリー。街中でよく目にする救急車。三人一組でチームを組み、1台に1人を運搬する...まさに命を運ぶのが、救急隊である。そう聞けば名まえは知っていても、深く掘り下げて意識したことはなく、本作を機に、その役割と抱える課題まで浮き彫りに。救命チーム、真田隊。真田隊長を筆頭に、工藤隊員と木佐貫機関士。そんな真
「変な家2」を読みました。図書館で何ヵ月か前に予約していたものが、順番がようやくメグってきました。こんな滅入りんぐの時に、、、でも、読みました。読めた!なんか頭の中に別のものを詰め込んでいないと、悪いことばかり考えてしまうから。鬱のどん底の時は、本も新聞等の文字媒体が読めなかったから、まだましかとも考えられる。。。ような気もするが、鬱の初期の頃も暴飲暴食ならぬ、暴本暴マンガ時代に良く似ている。ああ、また滅入ることを考えてしまった。。。「変な家2」は、前作よりも嘘臭さがマシマシであ
今月読んだのは…SF系(特殊設定)・本格ミステリー「ButterflyWorld(バタフライワールド)最後の六日間」岡崎琢磨SF&文学系、その他の短篇集「ガーンズバック変換」陸秋槎ミステリー「呪殺島の殺人」萩原麻里エンタメ系・ミステリー人間ドラマ「君のクイズ」小川哲の4冊。まずは「殺人が起こる」タイプのミステリー2冊から。「Butterf
🔥今めちゃくちゃ悩んでるのが有料会員になるか?ならないか??これ観たいのよ!!!🔥↓↓↓↓↓↓↓私は小学生高学年の頃に赤川次郎の三姉妹探偵団にハマって(笑)そこから四字熟語殺人事件のシリーズやら赤川次郎の一連のいわゆるユーモアミステリーってのにハマったの(笑)やがて中学生になってからは水谷豊が好きだったから(笑)夕方に再放送されてた浅見光彦シリーズで内田康夫を知ってそこからは内田康夫を読みまくりミステリーのトリックにも惹かれて島田荘
アミュレット・ホテルAmazon(アマゾン)「アミュレット・ホテル」には本館と別館があり、本館は普通の人が利用できるホテルであるが、別館は犯罪者の会員専用ホテル。利用者には様々なアメニティ(武器など含む)が用意され、会員はそれらの恩恵を受ける事ができるホテル。ただし、このホテルには守らなければならない二つのルールがあった。「1.ホテル敷地内で傷害・殺人事件を起こさないこと」「2.ホテルに損害を与えないこと」設定を読んだ時に映画『ジョン・ウィック』シリーズみたいだと思
阿津川辰海さんの『黄土館の殺人』を読了しました。土壁の向こうで連続殺人が起きている。名探偵(ぼく)は、そこにいない。孤立した館を連続殺人が襲う。生き残れ、推理せよ。シリーズ累計18万部若き天才による驚愕必至の「館」ミステリ殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。そのとき土砂の向こうから女の声がした。声は、交換殺人を申し入れてきた――。同じころ、大学生になった僕は、旅行先で「名探偵」の葛城と引き離さ
『黄土館の殺人』阿津川辰海落日館の事件で出会った因縁の相手、飛鳥井光流の求めに応じ、芸術一族である土塔家の屋敷を訪れることになった葛城輝義と田所信哉、そして三谷緑郎。一行が屋敷を目前にしたところで、突如大地震が襲う。地滑りにより屋敷と町を結ぶ唯一の道が土砂崩れで寸断される。さらに、葛城だけが町側に残され、田所と三谷は飛鳥井と共に屋敷で救助を待つことになった。町の旅館にたどり着いた葛城は、同じく地震で足止めを食った小笠原という男と相部屋になる。葛城は何故か小笠原の動向が気になり、、、
■鴨乃橋ロンの禁断推理-Blu-ray第二巻-2月28日に発売されたTVアニメ版「鴨乃橋ロンの禁断推理」ブルーレイ第2巻です。収録されているエピソードは、・第5話「ハンドコレクター殺人事件」・第6話「生放送殺人事件」・第7話〜第9話「孤島天文台殺人事件」【前編/中編/後編】の三話分合計5つになります。本編約118分に特典映像3分付きです。一番の見どころは「孤島天文台殺人事件」で主人公・ロンの紹介が終わり、ここから「鴨乃橋ロン」の宿命となる物語が始まるところが熱いです
『鏡の中松は日曜日』一度読み二度目がまた感慨深さがあらわれるこのミステリー小説はそういう一回きり読みじゃあ勿体ない。こういう読み物は先入観なしに出会えれば最高によい一冊となります。図書館でふらっと歩いていてパッと手にしたらこの本だったというだけです。ネットなんかで面白いかな??という調べもしていません。書の評価なんかも所詮他人の感想。今の自分が楽しめるかどうかが大事ですね。
門前典之さんの『首なし男と踊る生首』を読了しました。「殺人計画書」通りに、不可解な状況で人が殺されていく。いったい誰が「計画書」を書いたのか。そして生首は目の前で、生前の恨みをはらすかのように飛びまわる。かつて刑場だったその地の呪いなのか……。(Amazonより)以下、ネタバレはしていませんが内容に少し触れてるのでご注意ください。蜘蛛手シリーズ4作目。久しぶりの門前さんでした。面白かった〜!今のところ個人的好みでいえば、『屍の命題』→『首なし男と踊る生首』→『建築資材』→『浮遊空
おはようございます。今日も雨こそ降らないけれど10℃未満の寒い1日になりそうですね🥶昨日もずっと雨でしたもんね。さて購入本シリーズ今日はこちら『老虎残夢/桃野雑派』SNSで見かけてカバーに惹かれて即購入決定でしたね。老虎って、ググってみると中国で虎って意味らしい。なら虎だけでもいいと思うけど老虎なら老いた虎ってならないんだろうか。色んな使われ方があるんだな。意味としてはトラ🐯あるけど比喩として職権濫用して汚職する人ってのもあるみたい。この小説はそれの意味合
今月読んだのは…本格ミステリー「誰も僕を裁けない」早坂吝本格ミステリー「ラザロの迷宮」神永学“奇妙な味系”?の短篇集「来世の記憶」藤野可織“変”愛・アンソロジー第2弾「変愛小説集日本作家編」編:岸本佐知子本格ミステリー「ロートレック荘事件」筒井康隆(再読)と多めの5冊。まずは「ミステリー」3冊から。「誰も僕を裁けない
前に話題になってたオッドタクシーをイッキ観ODDTAXIおどかわの中の人、花ちゃんなん?言われても脳が処理できなかったけど、後半でやっと花ちゃんだと認識できたwネタバレしたくないから、内容については書かないけど、めちゃくちゃ良かったわたしが見落としただけなんだろうけど、ハートのボールペンの意味が知りたかった。←TATAに似てるアレ勢いで映画版も観始めたんだけど…続きちゃうんかなにこれ?おもろいの???
マダムウェブを観に行ってきた。マーベル初の本格ミステリーサスペンスらしい!!ホントに、よく分かっていない…未来予知だけだから攻撃せずの防御と待ちでサイゴでしたね。タクシー乗り過ぎだな〜タクシー飛んだな〜とかは面白かった。ダコタジョンソンシドニースウィーニー、可愛いが過ぎた◎
(画像は講談社文庫のHPからお借りしています)2月も半ばでやっと2作目の読了!ちなみに私が読んだ版は上の画像の改訂版ではなくて古い方でした最近は暇さえあれば無料公開中の漫画を読み漁っている状態です御手洗潔シリーズの2作目です誰かを殺す為に特殊な構造の建物を予め建てるこのパターンの作品を私はどうしても理解や納得できなくて覚めてしまいます以下(内容説明)より北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な
綾辻行人さんの『十角館の殺人』を読了(再読)しました。十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の驚愕の結末が読者を待ち受ける!(文庫あらすじより)ドラマ前に再読しました!あの1行も分かってはいるし今とは違う時代背景でもあるけど何度再読しても色褪せない名作ですね✨タバコの銘柄も伏線になってたりとか再読ならではの気付きもあって面白かったです。漫画が未読