ブログ記事265件
【詩神戸新聞文芸202512】夕焼け※落選作|本木晋平一万回を超える夕焼けがわたしの人生を通り過ぎていったそのうち自分の歯と胸を向けて眺めたことは何回あっただろう幸せだった夕焼けと一つになりたいと奇跡のような美しさの独占を願った夕焼けを愛していた他人に言えることではなかった家族にさえ言えなかった恥ずかしくてそれなのに夕暮れの詩を書くのは五十年近く生き…note.com
ゆうべ、郵便受けにアジア文化社かの封書が入っていました。第21回「文芸思潮」現代詩賞の入選通知でした。入選は入賞ランクでいうと一番下です。最優秀賞優秀賞奨励賞佳作入選それでも、うれしいです。全国区の文芸コンクールで初入選。文芸思潮現代詩賞に応募し続けるかどうかは別として、これからも詩は書き続けます。【後記】2025/12/9入選作品詩3篇をnoteに公開しました。ご笑覧ください。※文芸思潮現代詩賞の主催者であるアジア文化社さんから応募作品公開の了
第52回明石市文芸祭全滅しました。精進します。第52回明石市文芸祭審査結果www.accf.or.jp作品をnoteに公開しました。【小説】かつら奇譚〜第52回明石市文芸祭落選作〜|本木晋平田岡一郎は三十前から直視されなくなるほど頭髪が薄かった。父は白髪頭だったが祖父は見事に禿げ上がっていたので、隔世遺伝の結果だろうと田岡は自己分析していた。遺伝なら仕方がないところもあるし、髪がなくても命に支障はない。だいたい、特段不摂生な生活をしている
ジャパンメンサの新しい会員証が届きました。それにしても、会員証を転売する不届き者がいるとは・・・
神戸新聞文芸の詩部門に応募した「手焼野球カステラへの弔詩」選外佳作(落選)でした。また頑張ります。★noteに全文公開しています。ご笑覧ください。貴重な画像つき。【詩神戸新聞文芸202511】手焼野球カステラへの弔詩※落選作(選外佳作)|本木晋平書き留めなければならないと思った二〇二五年九月二八日に廃業した神戸市兵庫区の手焼野球カステラ製造店のシャッターに貼られた張り紙の文言“久井堂”の味をどうか忘れないで下さい。息子
第60回北日本文学賞2次選考落選しました。残念。また頑張ります。※noteに公開しています。【小説】マーマレード・ド・ユイコ〜第60回北日本文学賞2次選考落選作〜|本木晋平啓蟄の次は春分か、やっと春分かと思うような、厳しい寒さの続く晩だった。カフェの店員に退店を促された嶋本恒雄は読んでいた歴史小説の文庫本に栞を挟み、経年劣化で持ち手や角がくたびれたビジネス用鞄に文庫本を入れて席を立った。腰と股関節の骨の鳴る音がした。そろそろ四十の坂を越える、これから体のいろいろなところにがた
神戸新聞文芸、落選しました。(ショートエッセー「お月謝は新札で」が選外佳作)落選作noteで公開しています。お時間ある方はご笑覧ください。【小説神戸新聞文芸202511】本音と建前※落選作|本木晋平小学六年生の春央は、夏休みの自由研究のテーマに宿題代行を選んだ。少し前にネットのニュースで宿題代行サービスを取り上げた記事を読んで興味を持ったのだった。春央の家は母子家庭だった。母子家庭だからといって貧乏だとは限らないだろうけれど、春央の家はお世辞にも裕福とは言えなかった。宿題代行
わたしが人生で初めて買った新書はーー中学3年の秋、14歳のときでしたーー嶋岡晨の『詩のたのしさ』(講談社現代新書、1977)でした。詩人になろうと思っていました。とうの昔に絶版になってしまいましたが、今でもわたしの詩作のバイブルです。詩作のバイブルが『詩のたのしさ』で、本当に良かったと思います。2年前の6月、東京に出たついでに国立国会図書館に行って、本を探し、書き留めました。館内は写真撮影できないので。(カメラやスマホの持ち込み禁止)数日前、スマホの画像整理をしているとき、メモの画像
2008年神戸大学大学院医学研究科の修士課程にいた頃(結局入学したその年の秋に中退することになるのですが)、心療内科で「うつ病エピソード」と診断された、診断書のコピーが出てきました。死ぬことばかり考えていたときから17年。うつ病が再発したりしないかという懸念が、頭のどこかにひっかかっています。一度も抜けたことはありません。その上で言いますが、うつ病かも?と思ったときは迷わず精神科、心療内科に行きましょう。鍼灸師としては心苦しいですが、事実なのでーー鍼灸施術はあくまでも精神科・心療内科
第60回北日本文学賞の応募作「マーマレード・ド・ユイコ」、一次選考通過しました。ーーー富山ゆかりの作家、宮本輝さんが選者を務める第60回北日本文学賞の1次選考通過作が決まった。国内外から900編が寄せられ、このうち302編が1次選考を通過した。今後2次、3次、4次と選考を重ね、最終候補作を選ぶ。(略)ーーー
【第5回日声協エッセイコンテスト】モーツアルトの善性※落選作|本木晋平2025年7月21日(月・祝)、芦屋ルナ・ホールで、コーラスミュージカル『ドクター・サーブ中村哲物語Ⅱ』(主演・指揮:檀美知生、脚本・作詞・演出:村嶋由紀子、合唱・出演:奇跡の町合唱団、ピアノ&キーボード:本多千紘、青山洋子)を鑑賞した。パキスタンやアフガニスタンのひとびとから「ドクター・サーブ」(現地語で「お医者さま」)と慕われた医師の故・中村…note.com【小説第三回ひなた短編文学賞】父の仕事着※落
ビッグイシュー日本版512号2025年10月1日号513号2025年10月15日号を購入しました。おすすめします。この10月の2つの号、わたしにとってですが、考えさせられる記事が多かった。先ほど通読しましたが、寝る前にもう一度読みます。
防災100年えほんプロジェクト「ものがたり募集」(第4回)に応募しました。原稿用紙5枚分。結果発表は来年1月だそうです。入選しますように!!!
第22回坊っちゃん文学賞への応募完了一日で4000字(原稿用紙11枚分)のショートショートを書き上げるのはきつかった……#坊っちゃん文学賞#第22回坊っちゃん文学賞#掌編小説#ショートショート#小説
2025年9月23日(火祝)10~20時開院します。
【創作大賞2025フード部門】和菓子という偉大なるマンネリ、そしておすすめの銘菓6つ落選しました。【創作大賞2025フード部門】和菓子という偉大なるマンネリ、そしておすすめの銘菓6つ|本木晋平日本に生まれ、日本に育ってきてよかったと思える理由の、だいぶ中心のところに和菓子があるくらい和菓子が好きだ。洋菓子や中華菓子も好きだが、和菓子のない世界は、ちょっと想像できない。好きなことは間違いないのだけれど、なぜ好きなのか、と問われると、はたと立ち止まってしまう。通り一遍の
第21回「文芸思潮」現代詩賞第三次選考通過通知が届きました。選考委員の先生方、選んでいただきありがとうございます。★例年の傾向から全体の5分の2くらいのひとが第三次予選を通過していると思われます#文芸思潮#現代詩#現代詩賞#文芸思潮現代詩賞#第21回#第三次予選通過
第3回【GOAT×monogatary.com文学賞】二次選考止まりでした。応募作『猩々緋のネクタイ』猩々緋のネクタイ毎回同じ時刻に東洋系の占いサロンにやってくる、猩々緋のネクタイを締めた同業の占星術師は、太客のある名士がらみのトラブルに巻き込まれていく。この占星術師のトラブルについて東洋系の占いサロンで聞き取り調査をしていた探偵は、東洋系の占いサロンの主に殺されてしまう。実は東洋系の占いサロンの主はある深刻な外交問題について調べていた国際スパイだった。●物語中、殺人が…monog
神戸新聞文芸、落選しました。また頑張ります。★作品をnoteに公開しました。ご笑覧ください。【小説神戸新聞文芸202509】ローズマリー・ラプソディー※落選作|本木晋平ローズマリーの、さぼっている脳細胞に喝を入れてくれるような癖のある爽やかな香りが好きで、アロマテラピー専門店や雑貨屋で精油を買い、ディフューザーで部屋に香りを拡散させたり、ティッシュペーパーに数滴垂らして枕元や机に置いたりして香りを楽しんでいる。決して褒められることではないけれど、朝から気分が乗らないとき、気つけ薬
神戸新聞2025/9/8月朝刊13面読者文芸欄神戸新聞文芸詩部門で拙作「汗と汗をかくわたしについて」が掲載されました。入選(実質佳作)です。選者の時里二郎先生ありがとうございます。#神戸新聞文芸#読者文芸#詩#実質佳作#入選#本木晋平#汗と汗をかくわたしについて#時里二郎
第9回さばえ近松文学賞落選しました。※noteに作品を掲載しました。ご笑覧ください。【小説第9回さばえ近松文学賞~恋話(KOIBANA)2025】パチョリ※落選作|本木晋平嶋本拡樹が通っていた高校に教育実習でやってきた織田泉水先生は学校じゅうの話題になった。話題になる理由はいくつかあった。織田という珍しい姓から織田信長の末裔説が流れたこと。担当教科が物理であること(女性は文系、男性は理系という偏見が残っている学校であり、地域だった)。ピンクブラウンの細縁の眼鏡をかけていたこと。
いつも使っているネットブック(小型PC)、そろそろ買い替えを検討しなければならなくなりました・・・
今月の読書1月13冊2月12冊3月11冊4月11冊5月13冊6月7冊7月18冊8月13冊
神戸新聞文芸の応募原稿を神戸新聞社に提出しました。これで、通算172作目。
第1回ふくしま超短編脚本賞(徳永富彦賞)落選しました。ふくしま超短編脚本賞-入賞作品および選評・総評このたびは第1回ふくしま超短編脚本賞(徳永富彦賞)にご応募いただき誠にありがとうございました。初めての募集でしたが、計553もの作品の御応募をいただき(規定の200文字以内を超す作品の応募も多数あり審査対象外とさせていただきました)、厳正なる一次審査と、4名の審査員による最終審査を実施し、予定より少し遅くなりましたが、入賞作品は以下の通り、最優秀賞1作、…sites.go
第60回北日本文学賞に応募しました。原稿用紙30枚の短編小説のコンクール。前回(去年)の第59回は一次選考にも通りませんでした。そして今年の応募作は、去年のどころか、今まで出してきた中で一番自信がないという・・・※前回の応募作「石に介す」はnoteで無料公開しています。ご笑覧ください。【小説】石に介す〜第59回北日本文学賞一次選考落選作〜|本木晋平昭和十二年七月の盧溝橋事件の後、生活に射す戦争の影は目に見えて濃くなっていた。日の丸弁当、スフ、廃品回収、木炭自動車と
第三回あたらよ文学賞一次選考落選しました。「惜しかった作品」にも選ばれませんでした。落選作「色即是空」をnoteで無料公開します。ご笑覧ください。【小説第三回あたらよ文学賞】色即是空※1次落選作(惜しかった作品リストにも入らず)|本木晋平大島哲夫が目覚めたとき、色とりどりの芝生の上に横たわっていた。草や土の匂いはしなかった。絵の具の匂いがした。いつの間に寝てしまったんだろうと体勢を変えずに首を捻って周りを見ると、先ほどまで見ていただまし絵の中にいるような気がしてきた。