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【鉱物言葉集】リラダン『未来のイヴ』より石に関する言葉「…さっきハダリーに会った時、ハダリーが10本の指すべてに指環をはめていたことに気づいていらっしゃいましたか?それぞれちがった宝石をのせた指環を・・・・・・。あの指環はどれも軽く触れただけで反応するようになっていて、いわばスイッチとして、あの娘を動かす時に使うのです。…」ヴィリエ・ド・リラダン『未来のイヴ』高野優訳(光文社古典新訳文庫)p.228『未来のイヴ』は、19世紀末に書かれたフランスのSF小説。主人公エウォルド
攻殻機動隊の映画アニメの中で唯一見てなかった「イノセンス」がAmazonプライムにとうとう登場してる!ていうのでやっと試聴しました。で、見終わった後、そういえば、ヴィリエ・ド・リラダンの「未来のイヴ」昔読んだなあ、、と思い出してきた。重い大きな文学全集の中の1冊で(「ヴィリエ・ド・リラダン全集」の2巻目だったか???記憶が不確か)大学の図書館からこっそり、、、した。(とすると、同じ大学の同じ年代の士郎正宗氏は図書館で借りれなかったのだろうか。申し訳ないしかし、押
掲題の件で打診があった。しかし売り手が提示している金額が普通の金額ではないとのこと。そもそもバレエ音楽「未来のイヴ」とは何かというと面倒な説明は省くと無名だったころの武満徹がすでに超有名人だった黛敏郎と共作したミュージック・コンクレートによるバレエ音楽である。黛敏郎のことに詳しい人の間でも「テープは現存しない」というのが定説ではたして現物は本物なのかという事を含めてコワイ話だ。この話を僕のところに持ち込んだ人も自分では買えないから資金を出してほしいという
結局、昨日は山口敏太郎先生を読み(4/10のすばるおみくじ参照https://ameblo.jp/mkloveless/entry-12665847463.html『すばるおみくじ…4月』4/11夢見が悪かった…(´-ι_-`)スマホ落として画面割れちゃって「もう結構使ってるし変えるか…」ってdo〇moショップに予約の電話する夢。落として割れた…ameblo.jp)次『未来のイヴ』を読み出したのだが、途中・・・注釈(40)の先が・・・未詳だった・・・。注釈の意味~!!
本日は、なんと岩波文庫を買うため神保町へ直行だ!実は、昨日立ち寄ったジュンク堂で、シルレルの『改訳オルレアンの少女』が目に入った。たまたま、当のジャンヌが登場しない、安彦良和の『ジャンヌ』をキンドル版で読もうかと考えていたところだったので、発作的に購入する。この春、岩波文庫の既刊本のうち27点(全30冊)が復活したうちの1冊だった。◆2020年春のリクエスト復刊|岩波書店オルレアンの少女(岩波文庫)3,445円Amazonジャンヌ(文春デジタル漫画館)A
現在、秋山香乃先生の「龍が哭く」が最終局面に近づいてきました。読みごたえがありますね。幕末というと、徳川、朝廷、薩摩、長州、会津、桑名とかいうのが私の強い認識なんです。長岡藩で活躍した河井継之助という人物を私は詳しくは知りません。(本当に我ながらお粗末です)なので、慎重に読み進めている感じです。というか、考えれば、他の藩がどう考えて動いていたかなんてわかりそうなものなのに、情けない大作も終わりに近づいて、歴史って本当に多面で見ないとわからないことが多いと改めて思います
本日は「未来のイヴ」を取ってきたんですが、合わせて岩波新書の「独ソ戦」も手に入れました。太平洋戦争、大祖国戦争、第二次大戦では様々な場所で戦いが行われたんですが、もともとサイボーグ009のファンの私には、どうしてもこれらのテーマと縁が切れないようです。敗戦した側の視線はよく見えますし、見たいと思えば見られるのは当然なんですが、勝利した側というのは私たちには見えずらい。そういった意味でも読みたいなと思っていたので、手に入れたんですね。アウシュビッツ収容所よりも死者がで
先日取り寄せをお願いしていた、岩波文庫の春のリクエスト復刊で復刊された渡辺一夫さん(大江健三郎さんの恩師で東大のフランス文学の教授だった方。彼が小説家になったことをひどく惜しまれたそう)が翻訳された「未来のイヴ」が入荷したと本屋さんから連絡がありましたうれしいなSFになるのですが、アンドロイドという言葉がこの作品で初めて使われました。エジソンが出てきたりもするんですが、その辺りも時代よねぇと。(この作品は19世紀に書かれたものなのです)伊藤計劃さんのファンの方は「屍者の
今回、読みたいのが渡辺一夫先生が翻訳された「未来のイヴ」です。単純にこれまで渡辺先生が翻訳された本がみんな好みだったということなんですが。(「ガルガンチュワ物語・パンダグリュエル物語」、「痴愚神礼讃」とか面白かった♪)シラーの「オルレアンの少女」も今回も復刊してますね。(シラーと書いてますが、シルレルになってます。訳が古いのです)これも面白いんだけど、「群盗」とか「たくみと恋」とかも復刊すればいいのになぁと個人的に思うのですけどね。私が好きなので、他の人にも読んでほしいと思
『未来のイヴ』は、ジャンルとしてはSFに分類されるのでしょうが、ところどころにオカルトというか、神秘主義的な記述があり、ゴシック・ホラーを連想させる台詞もあります。とくに、ハダリーがなにやらオカルティックで怪談めいたことを話します。まぁ、夏に読むにはちょうどよいのかもしれませんが・・・。今回は、そこから一気に物語のラストまで。以下、ヴィリエ・ド・リラダン著、高野優訳『未来のイヴ』(光文社古典新訳文庫、2018)より引用&作成第6巻幻あれ!第6章夜に潜
今回は以前言及した、押井守監督のアニメ映画『イノセンス』冒頭に引用されたという箇所を含むエジソンの独白まで。ちなみに、高野優訳の光文社古典新訳文庫版では、当該箇所は「現代の〈神〉や〈希望〉がもはや科学的なものでしかないのであれば、どうして現代の〈愛〉が科学的になってはいけないのだろう」となっています。第5巻ハダリー第1章人類初の機械人間の出現p.455「いいじゃありませんか。もし、それであなたの〈幻想〉の現実性が保たれるのであれば……。それに〈自由〉とおっしゃいます
前回、架空の人物として発明王エジソンが登場することを書きましたが、そのエジソンのもとを、もうひとりの主人公であるエウォルド卿という青年貴族が訪れます。このエウォルド卿は、おそらく著者であるヴィリエ・ド・リラダンの分身ともいうべき存在で、その台詞には著者自身の美学・哲学的な観点が投影されているようです。それにしてもこのエウォルド卿といい、エジソンといい、やたらと女性に対する理想が高すぎるというか、理想の女性像が独特というか・・・。まあ、だからこそアンドロイドにこの上ない美しい外見と、高貴
先日ご紹介した、『未来のイヴ』なのですが、じつは物語の冒頭から、あの発明王トーマス・エジソンが登場します。まず外見に関しては画家のギュスターヴ・ドレ、または哲学者アルキメデスに似ているとされています。そして、自分の発明品に関連して、神話の時代というか、聖書に記載されている、いにしえの時代に思いを馳せたりします。正直なところ、ぼくはこの有名な人物について、それほど詳しく知っているわけではないのですが、はたして、本当にこんなキャラだったのでしょうか?この作品自体がSF小説である以上
――われわれの神々もわれわれの希望も、もはやただ科学的なものでしかないとすれば、われわれの愛もまた科学的であっていけないいわれがありましょうか――ひと昔前の『アヴェンジャー』という火星を舞台にしたSFアニメをひととおり見たあと、そのエンディングテーマがALIRRPJECTの『未来のイヴ』だったことから、ヴィリエ・ド・リラダンの『未来のイヴ』という小説を図書館で借りて読みました。ネット上ではこの本を、押井守監督による『攻殻機動隊』を原作とするSF映画の2作目『イノセンス』冒頭シーンのエ