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ご訪問いただき、ありがとうございます同時期に双子が揃って結婚夫婦2人の生活になりました。夫婦の唯一の共通の趣味は息子と同世代のオリックスバファローズを応援すること好きな本やドラマ、映画、音楽、手仕事そしてコロナ禍で発症した仙腸関節障害、腰痛、長い付き合いの偏頭痛頚椎ヘルニアのことなど日々のあれこれを、備忘録として綴っています。お付き合い頂ければ嬉しいです❤️こんばんはWORLDシリーズ、すごかったですね負けたら終わりの第7戦私はテレビに釘付けで
早瀬耕さんの『未必のマクベス』のネタバレ感想になります。まずは評価からさせてください。もう、文句なしの満点でございます!脳に心地良い文章が素敵。まるで物語の中に迷い込んだみたい。ラストでは小説との別れが惜しく、読み終えた今はいつまでも余韻が残っています。なんと言っても、主人公の中井優一が魅力的すぎる。久しぶりに小説の中の人物に惚れてしまいましたよ。私は好きな小説ほど上手くレビューができず、もどかしいのですが、以下にあらすじと感想を書いていきます。あらすじ大手IT企業Jプロ
SNSつながりの方が堀川恵子さんの「透析を止めた日」をお勧めされていました。ご主人の看取りのノンフィクションです。あの苦悩に満ちた日々を分かり合える!私が読むべき本だ!とすぐに本屋さんへ行きました。買う前に少し内容を見たいと思い手に取りほんの1~2分ページをパラパラとめくりました。自分の経験と重なり合い記憶が蘇り息苦しさとジワッと怪しい涙腺に慌てて本を戻しました。いつか読めたらいいなttと思っています。結局購入したのはお
年末年始のおともにジュンク堂で購入。初めて知る作家さん。いやーーーーーー、面白かった!!!誤解を恐れずに言いたい、気持ち悪くない村上春樹であると。ノルウェイの森を高校時代に読んで、面白いけど性描写が本当に気持ち悪いと思い、でもあの「僕」の何とも言えず洒脱な感じがああ、モテそうだね…と心に残った。さて、こちらの本の話に戻って。後半は何が何だかって感じの怒涛の展開で、正直ついて行けていない部分もある。でも整合性とかどうでも良くなるくらい面白かった。寡作の方らしく、コンプリートするのに
この作家の作品は初めて。書店の文庫売り場前のワゴンに平積みされ、書店員の思い入れのこもった推薦のポップに騙されたと思って手にしてみた。いろいろ突っ込みどころは多いのは確かだけれど、香港を主な舞台に日本人ビジネスマンが数奇な運命に巻き込まれるストーリーはなかなかスケールが大きく、読者を飽きさせずに読ませる力に満ちている。タイトルはシェイクスピアの悲劇「マクベス」から取ったもので、勤め先の陰謀と戦う主人公をマクベスになぞらえている。恥ずかしながら僕はシェイクスピアを読んだことがないけれど、マク
【未必のマクベス】先ず言っておきたいのは、こんなに読み心地の良い文章が存在することに驚いたこと。p600頁を超える物語でありながら、読んでいてそれだけの頁数をこんなにも感じないのかと驚いた。まるで言葉が染み込んでくるような文章力に魅了された。さて、物語に触れる。『マクベス』はシェイクスピアによる四大悲劇のひとつである。この物語ももれなく悲劇的である。まあ、犯罪小説×恋愛小説の組み合わせってだけでも喜劇にはならないだろうけど。物語の語り手(主人公)の中井優一は「王として旅を続けなければ
久しぶりの読書東野圭吾さん、伊坂幸太郎さんの本は読みたかったもの、山本文緒さんの本はなんとなく借りました。ラッキーですねこちら実写化もされてますが、納得の面白さでしたー最初っから引き込まれて一気に読みました。こーゆー話し好きなんだなーと、自分の好みの傾向がハッキリしましたねこちらはちょっと前にジュンク堂に行ったら、書店員さん激推し!というポップを見て購入。なんせ初めて聞いたタイトルで、厚めのページ数ですが、すらすら読めました。でも現実離れしすぎて...??な感じでしたそんなにオス
未必のマクベス(ハヤカワ文庫JA)[早瀬耕]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}<基本データ>タイトル:未必のマクベス著者:早瀬耕出版社:早川書房発売日:2017/9/21言語:日本語文庫:624ページ<あらすじ・内容>IT系企業Jプロトコルの中井優一は、東南アジアを中心に交通系ICカードの販売に携わっていた。同僚の伴浩輔とともにバンコクでの商談を成功させた優一は、帰国の途上、澳門(
『初『文喫』~読書合宿⑥~』『可愛いハンバーガーの朝ご飯~読書合宿⑤~』『さぁ、何を読もう?~読書合宿④~』『ランプライトブックスホテル名古屋のルームツアー~読書合宿③~』今回私…ameblo.jpモーニングサービスのトーストをいただいた後は、飲み物をお代わりして『読居嘴広鸛』へ。「嘴広鸛」は「ハシビロコウ」と読み、動かない鳥として有名なんだとか。文喫のホームページには、こんな説明が。一人で本とゆっくりと向き合える、書斎のような空間。珈琲を片手に一日中、本
2014年に発刊された早瀬耕さんの「未必のマクベス」が文庫になっていたので買って読みました。シェークスピアの「マクベス」がベースになっているのですが、私は読んだことがないので、よく分かりませんでした。642ページの長編ですが、登場人物が少ないので助かりました(笑)香港、マカオなどを舞台とした、IT企業の暗号化技術をめぐるストーリー。企業犯罪小説という感じでしょうか。解説者は究極の初恋小説と言っているようですが…とても面白かったです。未必のマクベス(ハヤカワ文庫J
半年前に帯に書かれている文章に惹かれて購入した、600ページ以上にわたる長編。(前文省略)ーーーそういう経験のある中年男性に本書をすすめたい(前文省略)ーーーそして友人のいない中年男性に本書をすすめたいと書かれており、加えてこれは、恋愛小説であり、犯罪小説であり、経済小説であり、ハードボイルド小説ともいえると書かれており、分厚いながらも、面白さいっぱいの帯文章でした。長編ともあり、ちょこちょこ隙間時間を見つけて読み進めて行くつもりでしたが、1/3に差し掛かったことには、そこか
早瀬耕「未必のマクベス」読了。「これほど素晴らしい小説はそうあるものではない」本屋でこの本の帯にそう書かれていたのが目に留まり、気になって購入。いいタイミングだったなぁ。この本と出合えて良かった。今後何度も読み返す大切な一冊になるであろう。IT企業に勤める中井優一は同僚の伴とバンコクでの商談を成立させ帰国の途上、香港でのトランジットのはずが飛行機トラブルでマカオへ向かうことを余儀なくされる(飛行機はキャセイ)。マカオに着いた後、沢木耕太郎の「深夜特急」が話題になる。「深夜特急」で作者
最近読んだ本です。「未必のマクベス」早瀬耕早川書房まず、タイトルの意味が不明なので、未必の意味を調べました。辞書で引くと「未必の故意」が出てきて、「罪となる事実の発生を積極的に意図したわけではないが、発生しても仕方がないと認めて行為する心理状態」だそう。この小説では、マクベスのストーリーがモチーフになっていて、登場人物はそれぞれにマクベスの登場人物になぞらえられている。主人公は、「マクベスになろうと思っていないが、なってもかまわない」という心理状態で犯罪に手を染めていく。
「未必のマクベス」早瀬耕1000円凄い!はじめましての作家さん!出合えて感謝の本!!!お薦めです!!!!!この本にも北極星
「あなたは、王として旅を続けなければならない」バンコクでの商談から帰国する途中、偶然立ち寄ったマカオで、中井はそう娼婦に予言された。その後、香港支社へ社長として出向することになった中井を待ち受ける運命。誰が敵で誰が味方か、魑魅魍魎がうごめく中で、愛する女たちを護るために中井が描いたシナリオは・・・なかなかのボリュームだったので、読み始めるのに気力が必要だったんだけど、いざページを開いてみると、先が気になって一気読み。まあ、ツッコミどころは満載なんだけどね。日本の大
9月15日読者の時間〜未必のマクベス【早瀬耕】〜◎まったく知らない作家さんだったが書店で帯と裏表紙を見て購入この小説は、無条件に面白い著者のデビュー作「グリフォンズ・ガーデン」が1992年2作目がこの「未必のマクベス」で2014年22年も何しとったん!と突っ込みたくなる是非ご一読を…tarezo…(^。^)y-.。o○未必のマクベス(ハヤカワ文庫JA)Amazon(アマゾン)
早瀬耕ハヤカワ文庫。読了2回目。帯に「これほど素晴らしい小説はそうあるものではない」と、書かれている。その通りだと思う。今回は筋を知っているので落ち着いて読めた。以外に食べ物の話が多いなと感じた。あと、煙草と酒。今ならNGですね。小説らしい小説が読んでみたい方にオススメ。買った時、文庫だったので1000円だった。安かった。この厚みにしては。章ごとに別れているので、少しずつ読めるので、時間が無い方にもオススメ。ぼろぼろになるまで何回も読み返したい作品。作者さんのこと少し調べた
二つある。一つ目はマイナンバーカード。毎朝、Yahooニュースをチェックするようにしている。6月頃、健康保険証と銀行口座を紐付けるとポイント貰えるのを知ってた。6月1日からすると思っていて、先週、市役所に電話をしたら、分からないとのこと。今日、6月30日から出来るとのこと。何かぎりぎり感、半端ねえ。ダメ元で市役所に電話してみた。まず、受付の女の子に用件を言った。そしたら、私は国保なので、国保の係に電話とつないでくれた。もう切ろうかと思った時、電話が繋がった。健康保険証は該当住所地区の
交通系ICカードの販売会社に勤務する中井優一は、マカオの娼婦ソフィに「あなたは王として旅を続けなければならない」と予言される。シェイクスピアの『マクベス』をなぞるように中井と同僚の伴は事件に巻き込まれていく。ICOCAを改札機にかざしながら、仕組みもわからずに、けれど当たり前のように使用しているこのICカードの裏に、事件や思惑が隠されているのだと思うと目眩を覚える。鴻上尚史の『ビー・ヒア・ナウ』に、「必然とは遠く離れて苦悩を続けたマクベスが、私は愛しくてしょうがない」という科白がある。
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「未必のマクベス」早瀬耕前情報全くなかったけど、古本屋で何か気になってGETした本。これが想像を超える面白さでした。作者である早瀬さんは何と22年ぶりの出版だそうです。そりゃ知らないはずです。主人公はICチップ関係の会社に勤める中年男性。以前から海外出張が多い仕事でしたが、香港の子会社の社長として赴任する事になります。その際高校の同級生だった男が副社長として同じく転勤になります。二人は、マカオのカ
旅空香高堂「ブックカバーチャレンジ⑭近未来のハードボイルド系~早瀬耕」<柳広司>も1967年生まれだが、<早瀬耕>も1967年。1992年に<グリフォンズ・ガーデン>で作家デビューしたが、その後22年ぶりに長編2作目にあたる<未必のマクベス>を出したが、本の雑誌「おすすめ文庫王国2018」恋愛小説部門一位に選ばれ。私が畏敬す文芸評論家の北上次郎は「構成のうまさが傑出している」と評している。<未必のマクベス>内容=BOOKデータベースより❖IT企業ジェイ・プロトコルの中井優一は、東南
現役書店スタッフ芸人ウルトラトウフカモシダせぶんの日曜に、一冊、読んで欲しい本早瀬耕の未必のマクベスIT企業「Jプロトコル」に勤める主人公、中井が同僚の伴と共に行ったマカオのカジノでバカ勝ちした所から始まる。そこから急にある男に声をかけられ「HKプロトコル」という会社の株を1500万円で買わないか?と持ちかけられる…そこから2人と周りの人達はIT企業という言葉の響きからは考えられない深い闇に徐々にとらわれていく、聡明な中井はその事態にどう対処していくのか…といったお話。世界的に
こんにちは*晴れて気温が上がっています。青空がまぶしいです**きょうは今年一年で読んだ本の特にお気に入りの4冊について書きます。*お気に入りの岩波書店100thのブックカバー。KALDIのマグカップ。手縫いのコースター。一昨年あたりから始めた年間Best本。選ぶ基準は"その年に初めて読んだ本"です。新刊か既刊かは問わずハードカバーか文庫かなど形態も問わず。シリーズものならシリーズで一つとカウント。その年に初めて読んだ(読み終わった)本(シリーズ)から選び
【中古】未必のマクベス/早川書房/早瀬耕(文庫)351円楽天単行本の時はあまり売れず、文庫化によって書店員が「読んで欲しい本」として推した結果、書店で平積みまでに至った本です。シェイクスピアのマクベスをモチーフとして物語が進められますが、それは特に気にならないです。むしろちょっとした会話の中で、その裏にある真実を理解させようとするところはハードボイルド小説といったところでしょうか。でもラストは本当のマクベスを知っておくべきと思いました。
宣言どおり『鹿の王』を読みました*こちらもほんとうに心が動く作品でした。『鹿の王1〜4巻』先が知りたくて、ひきこまれているうちにいつの間にか読み終えてしまいました…。それでも、やはり少し、国の関係や人物の関わりなど一回読んだだけだと、わたしには理解しづらいところがあって…何回もページをもどりました٩(ᐛ)و笑病って病気って何なんでしょうね…。ひとつの出来事にもいくつもの思惑があってひとの考えることってひとの考えることなのに、理解し合えないこともある
こんばんは。逆上がりもできないです。今日は8時半に起床。ポケモンピカチュウ版が四天王手前まで進んでたので、殿堂入りだけ済ます。また一つ冒険が終わってしまった…(この期間一体何本ソフトを消費したのでしょうで、脚本を眺めるも、もうよく分からんですと。3回目の1人読み合わせ決行。基本下手なんですが、流石に少しずつ成長を感じる気がして、そこもちょっと楽しいです。目で読んで分からなくなったら、耳で聞いて気分転換、するのです。そんで、もう一方の家へ移動。不在票再配達依頼して、洗濯回して、
こんにちは*三連休の初日ですね。皆さますてきな連休になりますように。**……*……*……*……*……*……*……*今月は少しハイペースで既に10冊読了です。久しぶりに「炎立つ」を読みました。大河ドラマもまた借りて観たくなりました。「炎立つ」壱~伍高橋克彦講談社文庫炎立つ伍光彩楽土(講談社文庫)821円Amazon経清、貞任、義家、清衡、泰衡…炎のような思いに触れて胸が熱くなりました。やっぱりこの物語がすきです。平泉の景色。高館跡より。中尊寺
未必のマクベス(ハヤカワ文庫JA)900円AmazonIT企業、"Jプロトコル"の中井優一は、東南アジアを中心に交通系ICカードの販売に携わっていました。同僚の伴浩輔とともにバンコクでの商談を成功させた優一は、澳門に立ち寄った際に出会った娼婦から予言めいた言葉を告げられます。「あなたは、王として旅を続けなくてはならない」。やがてJプロトコル、香港法人の代表取締役として出向を命じられた優一でしたが...。優一が高校時代に恋した同級生、鍋島冬香を探す物語であり、莫大な利益を背景
早瀬耕さん「未必のマクベス」未必のマクベス(ハヤカワ文庫JA)900円AmazonIT企業Jプロトコルの中井優一は、東南アジアを中心に交通系ICカードの販売に携わっていた。同僚の伴浩輔とともにバンコクでの商談を成功させた優一は、帰国の途上、澳門の娼婦から予言めいた言葉を告げられる―「あなたは、王として旅を続けなくてはならない」。やがて香港の子会社の代表取締役として出向を命じられた優一だったが、そこには底知れぬ陥穽が待ち受けていた。異色の犯罪小説にして、痛切なる恋愛小説。裏表紙参照